黄昏一番星

更科二八

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1章 呪いの女

164話 奥の奥

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(エドガーサイド)
「カイル、俺はどうしたらいい?」
俺の特大の竿を全て体に収めきったカイルは俺の上で上がった息を整えている。
この後どうしたら良いのか俺は知らない。
下手に動いたら大変な事になりそうな気がして緊張する。

「少し待って、少ししたら俺の体がにーさんのに馴染むから。
最初はこのまま俺が動くよ。にーさんはそのままで良い・・・けど良かったら俺の乳首揉んで欲しい」
「わかった」

何かしたそうな俺の様子を察したカイルは今の俺に出来そうな事を頼んでした。
どう乳首を揉めば気持ちが良くなるのかは分からないけどカイルの様子を見ながらやってみる。
カイルに気持ちよくなってもらうために頑張らないとと気合を入れる。

まずは乳首の前に胸全体を揉んでみる。
しっかりと筋肉のついて張り出した胸は弾力がありぷるんぷるんだ。
両手で大きく胸を掴み揉むとカイルの体はビクリと震え短く声を漏らした。
次に乳首を乳輪から軽くつまむ、これでもカイルは声を漏らすが何処となく反応は薄い。
乳首の先を指先で優しく摩るとカイルの体は大きく震えて俺の竿に感じる締め付けが強くなった。そして柔らかかった乳頭は硬くなっていく。
手応えを感じた俺は更に連続で硬くなった乳頭を指先でコリコリと素早く弄る。
カイルの体はビクビクと震えて、聳り立ったカイルの竿の先端から透明な先走りがどんどん溢れ出す。

「んあっ、ん!にーさん、うまいぞ」

感じた手応えは確信に変わり俺は更に続けて乳首を責めた。
カイルも少しずつ動き始めた。
カイルに収まった俺の竿を少し抜いてまた戻す。その動きがだんだん激しく大きくなっていく。
動くたびにカイルの体はブルブルと震え大きな声が漏れる。
竿からも先走りが大量に溢れ腰の動きと共に暴れ回り先走りを撒き散らしている。
挿れられる感覚はわからないがそんなに凄いものなのだろうか。

カイルが俺の竿を中程まで抜いてまた戻すように大きく動くとゴリゴリとした感触と吸い付くような締め付けが竿全体に刺激をもたらす。竿でカイルの体温を感じるのもまた心地が良い。
体積の大きい俺の竿全体をくまなく刺激される事で俺自身に強烈な快感が生まれ、下腹部から全身に伝わる。
すぐにイってしまいたくなくて快感に耐えていると、大きく揺れるカイルの竿から精液がドロドロと溢れ出してきた。

「ああ、漏れる・・・!。イクの・・・止まんない」

その光景に俺も耐えられなくなってしまった。

「カイル!俺もイキそう」
「奥に出して」

カイルが一段と激しく腰を下ろし俺の竿をより深く飲み込んだ。
カイルの足はガクガクと震えてドロドロと漏れ出ていた精液に勢いがつき俺の体や顔に撒き散らされる。
俺も全身に一層強烈な快感が突き抜けて体が反りかえる。

「あぁ!出る!イクッ!」

カイルの中の更に奥を求めるように竿が力強く脈打ち精液を注ぎ込んでいく。
最初に出した時よりも多く長い時間射精が止まらなかった。
精液を吐き出し終わると強烈な疲労感に襲われた。
カイルもまだ震えながら息が上がっている。

それでもお互いに力強く勃起を保っている。
俺はカイルから抜かないまま上体を起こし反対にカイルをベッドに仰向けにした。

「はぁはぁ・・激しくしていいよ」
「きつかったら言ってくれ」

カイルは息をあげながら一つ頷き、俺がやりやすくするように足を持ち上げる。
カイルの足を掴み上げ体に覆い被さるように俺の竿をカイルの更に深くまで押しつける。

「んんっ!!」

カイルの声が漏れて体が震え、イったばかりの竿からまた精液が漏れてくる。
手応えを感じてめちゃくちゃ興奮してしまう。
俺で感じてくれているのが凄く嬉しい。
腰の振り方は分からないが、カイルの何処に当たれば感じるのかはわかる。
ゆっくりと大きく動きカイルに竿を出し入れする。
カイルが感じる場所に強く押し付けてやると、大きな喘ぎ声と共に体が震え竿から性液が飛び出す。
そして俺の竿にも強く吸い付き快感を与えてくれる。

少しずつ腰の動かし方を覚えて早く動かしていくとカイルの反応はどんどん強くなり腰を打ちつける度にカイルの竿から精液が飛び出した。俺に与える刺激もより強くなり、体に耐えきれない快感が突き抜ける。

「カイル、出すぞ!」

再び更に奥の奥に吐き出すように腰を強く押し当て大量に注ぎ込む。
カイルは俺の射精が止まってもずっとイキ続けて全身汗と汁でぐっしょりと濡れている。
息もあらく呼吸が大きい。

休憩させよう。
俺も一息つきたかった。
まだ俺の股間は鎮まらない。
タイガには独りよがりになるなと言われているし、一方的に続けるのは良くないな。

「少し休憩しよう」

カイルの体から俺の竿をゆっくりと引き抜いていくと一緒にカイルの中に出した俺の精液が掻き出されてくる。
最後まで抜き切るとドバッと出てきてエロかった。
カイルはぐったりとベットに体を任せて息を整えている。
カイルの竿も鎮まってカイル同様にぐっだりとしている。
ベッド横に置いてあったタオルでカイルの体を拭いてやるが毛に絡まってなかなか取れない。
タイガだったらサクッと魔法で綺麗にするんだけどな。
昨日の射精合戦のあとも一瞬で綺麗にしていた。
ざっくりと拭くと俺もカイルのすぐ隣に体を倒した。

「はー・・にーさん凄えや、凄い奥まで入ってるのに全然苦しくないんだ。こんなにずっとイキ続けたの久々だぜ。ちんこ痛え」
「大丈夫か?」
「出しまくったあとはこうなるんだよ。もう空っぽだ。にーさんまだまだ余裕そうだな。かっこいいぜ」
「俺自身は満足したと思ってるんだけどな。カイルの中めちゃくちゃ気持ちよかったぜ。口でされるのもちんこ同士で擦るのも凄い良かった」
「へへへへ、そりゃ何よりだよ」

行為を思い返すとまた股間が反応してくる。
困ったものだ、どう落ち着けよう。

「少し休憩したらさ、俺また出来るから。
にーさんがしっかり満足しきるまでしような」
「俺はカイルにも満足してほしいぞ」
「もうしっかり満足してるよ。にーさん凄くいい男だし、でっかいし。気持ち良すぎてどうにかなるかと思った」

それを聞いて俺の心は更に満たされた。
リップサービスかもしれないが本心も含まれているといいな。
お互いが気持ちよくなれているという事に充実感がある。
交わり一つになるという事はこんなにも心が満たされるものなんだな。

気持ち的には満足しているが、俺の体は正直でまだまだカイルを感じたいと欲している。
少し前はそう思ってしまう自分が恥ずかしかった。
カイルから齎される快楽に溺れてしまいそうで怖たった。
でもちゃんと自分で動けてカイルにも満足感を与えられたと思うと自信ついてきた。
自分の欲求以上に満足させてやれればいい。
そうする事で俺も本当の満足感を得られるだろう。
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