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1章 呪いの女
149話 タイガの過去-山修行
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更に俺の昔話は続く
何も知らない俺に村の鬼たちからの厳しい洗礼を受けたわけだが、強くなって全員にやり返すと決めたからには色々頑張ってみた。
「村の鬼たちに仕事の勝負を挑みまくってたけどまあ全く勝てなくて、腕っぷしでも勝てなくて掘られまくってたわけだが、俺もただ大人しく掘られてた訳じゃない。やられてるうちになんなら俺が主導権取れないかと頑張るようにもなった。村の中にはなんならそっちの方が好きと言う奴もいて、掘る側が音をあげたりするのを見てたから、勝負になるかもと思ってたんだ。上手いやり方聞いたりもした。ただ非力なガキじゃ無理だったけどな。クソ痛いの我慢して頑張ってはみてたんだが、そんな様子を知ってマセガキだとか更にバカにされたもんだがそういう奴にも俺は喧嘩挑んで負けてた。ムカつきすぎてやられてる最中に包丁でちんぽ切り落としてやろうかと試した事をあったんだが、村のやつら全員氣の使い手でちんぽに突き立てた包丁が曲がった」
「ええーやべえな。でもそんなガチガチなのはかっけえと思う」
「俺もそう思った。逆に感動してすげえすげえ言ってたらなんか気をよくしたのかいつもより丁寧に掘られた。クソ痛いのには変わりなかったけどな。エドガーもちゃんと相手は褒めてやれよ」
「おっ、おう・・・」
犯してくる相手を褒めるというのは変な話ではあるが、おれは主導権を握るためには有効な手段を得たと思えた。
でもデカいちんぽを腹の奥底まで全力で突っ込まれるわけで、そんな最中に褒める余裕なんて全く無かった。
ちなみにだが、この頃の俺は鬼たちがケツにちんぽ突っ込んでバコバコしてる意味は分かってなかった。
勝負に負けたら突っ込まれるのは村の中では当然なことであって、上下関係を分からせるための行為ぐらいの認識だった。
まあそれも間違いではないのだが、結局はただの発散目的だ。
俺は簡単に使える玩具扱いだった。
「そんなこんなでいろんな事に負けまくっていたが、確実に実力はついていた訳でな、爺ちゃんとの稽古や他の鬼とのケンカもだんだん耐えれる時間は長くなったし、村の仕事もちゃんとできれば褒められるし確実に手応えがあって楽しかった。
俺が作った飯を食べさせたり、俺が作った服を着させたりすると俺がそいつを支えてやっているような気がして気持ちよかったから進んでそういう仕事をしてたな」
これがあって俺の生活力が爆増していった訳だ。
後に爺ちゃんは家事全て俺に押し付けるし村の奴らも俺に飯をせびったり俺の仕事に期待されるようになって、俺が上に立てているようで心地よかった。
この経験が魔法学園の下働きとして大いに生かされた。
「そんで8歳の時だ。突然爺ちゃんに山に連れてかれて、そこで裸にひん剥かれて、1週間生き延びて自力で帰ってこいと言われて置き去りにされた。多少喧嘩は強くなったがまだまだ氣もよくわかってない頃だ。今のエドガーの方が強いだろうな」
「ええ・・・俺でも山に1人はたぶん無理だぞ」
しってる。
ちゃんと経験や知識がある奴じゃないと山に1人で入るのは危険だ。
裸なんて論外だ。
流石にそこまでしないがそのうちエドガーを山に放り込もうとは思ってるけどな。
「俺も途方に暮れたさ。服が無いだけでも不安になるなんて思ってなかったしな。でも弱気は一切すてた。そんな考えだと確実に死ぬし、服に守られてないと安心出来ないとか弱々しくてかっこ悪いと思ったからな」
「よく8つでそれだけ切り替えられるよな」
「日々の生活で学んできた結果だろうなー。弱気見せるだけで揶揄われるし女みてえって言われて襲われるからな。負けん気だけは人一倍あったし、それを維持する精神力もだいぶ育ってたんだと思うぞ」
「やっぱり気合い入った子供だったんだな」
まあそれもあるだろう。
普通子供が大人の鬼なんか見たら気迫に負けて泣き出すところでも俺は普通だったし。
ガキのくせして喧嘩挑むし。
勝てないからって心折れたりはしたことないし。
だいぶいい性格してると思う。
「山に入ってからは生き抜くために必死に必死に考えて動いたな。
体を泥だらけにして臭いを消してみたり。木に素早く登れるように練習したり、投げられる石を集めたり。食い物も一応解体の心得はあったけど無手だから獲物を取るというのはやめて食べれそうな葉や実を集めた。
あとはひたすら警戒し続けて魔物の気配を感じる事に勤めたし、自分の気配をの隠し方を試行錯誤し続けた。
小さい魔物でも見つけたら徹底して逃げて生き延びる事だけに専念してた。
挑む事にこだわり続けていた俺の心は揺らいだな。村では結局負けようが死ぬことは無いけど、山だと負ければ食われて死ぬからだ。慎重になる事を知らない事を思い知らされた。
魔物と対峙したらどうするか、怪我をしたらどうするかとかあらゆる事を予測し続けて危険回避に勤めてなんとか1週間耐え切って裸のまま村に帰った」
腰蓑や木の皮をはいで衣ぐらいは作れたが服に依存した考えを払拭するためにずっと裸で過ごしてた。
ちんぽを虫に刺されてめちゃくちゃ腫れて絶望したのが今でも鮮明に思い出せる。
1日したら治ったけど。
何も知らない俺に村の鬼たちからの厳しい洗礼を受けたわけだが、強くなって全員にやり返すと決めたからには色々頑張ってみた。
「村の鬼たちに仕事の勝負を挑みまくってたけどまあ全く勝てなくて、腕っぷしでも勝てなくて掘られまくってたわけだが、俺もただ大人しく掘られてた訳じゃない。やられてるうちになんなら俺が主導権取れないかと頑張るようにもなった。村の中にはなんならそっちの方が好きと言う奴もいて、掘る側が音をあげたりするのを見てたから、勝負になるかもと思ってたんだ。上手いやり方聞いたりもした。ただ非力なガキじゃ無理だったけどな。クソ痛いの我慢して頑張ってはみてたんだが、そんな様子を知ってマセガキだとか更にバカにされたもんだがそういう奴にも俺は喧嘩挑んで負けてた。ムカつきすぎてやられてる最中に包丁でちんぽ切り落としてやろうかと試した事をあったんだが、村のやつら全員氣の使い手でちんぽに突き立てた包丁が曲がった」
「ええーやべえな。でもそんなガチガチなのはかっけえと思う」
「俺もそう思った。逆に感動してすげえすげえ言ってたらなんか気をよくしたのかいつもより丁寧に掘られた。クソ痛いのには変わりなかったけどな。エドガーもちゃんと相手は褒めてやれよ」
「おっ、おう・・・」
犯してくる相手を褒めるというのは変な話ではあるが、おれは主導権を握るためには有効な手段を得たと思えた。
でもデカいちんぽを腹の奥底まで全力で突っ込まれるわけで、そんな最中に褒める余裕なんて全く無かった。
ちなみにだが、この頃の俺は鬼たちがケツにちんぽ突っ込んでバコバコしてる意味は分かってなかった。
勝負に負けたら突っ込まれるのは村の中では当然なことであって、上下関係を分からせるための行為ぐらいの認識だった。
まあそれも間違いではないのだが、結局はただの発散目的だ。
俺は簡単に使える玩具扱いだった。
「そんなこんなでいろんな事に負けまくっていたが、確実に実力はついていた訳でな、爺ちゃんとの稽古や他の鬼とのケンカもだんだん耐えれる時間は長くなったし、村の仕事もちゃんとできれば褒められるし確実に手応えがあって楽しかった。
俺が作った飯を食べさせたり、俺が作った服を着させたりすると俺がそいつを支えてやっているような気がして気持ちよかったから進んでそういう仕事をしてたな」
これがあって俺の生活力が爆増していった訳だ。
後に爺ちゃんは家事全て俺に押し付けるし村の奴らも俺に飯をせびったり俺の仕事に期待されるようになって、俺が上に立てているようで心地よかった。
この経験が魔法学園の下働きとして大いに生かされた。
「そんで8歳の時だ。突然爺ちゃんに山に連れてかれて、そこで裸にひん剥かれて、1週間生き延びて自力で帰ってこいと言われて置き去りにされた。多少喧嘩は強くなったがまだまだ氣もよくわかってない頃だ。今のエドガーの方が強いだろうな」
「ええ・・・俺でも山に1人はたぶん無理だぞ」
しってる。
ちゃんと経験や知識がある奴じゃないと山に1人で入るのは危険だ。
裸なんて論外だ。
流石にそこまでしないがそのうちエドガーを山に放り込もうとは思ってるけどな。
「俺も途方に暮れたさ。服が無いだけでも不安になるなんて思ってなかったしな。でも弱気は一切すてた。そんな考えだと確実に死ぬし、服に守られてないと安心出来ないとか弱々しくてかっこ悪いと思ったからな」
「よく8つでそれだけ切り替えられるよな」
「日々の生活で学んできた結果だろうなー。弱気見せるだけで揶揄われるし女みてえって言われて襲われるからな。負けん気だけは人一倍あったし、それを維持する精神力もだいぶ育ってたんだと思うぞ」
「やっぱり気合い入った子供だったんだな」
まあそれもあるだろう。
普通子供が大人の鬼なんか見たら気迫に負けて泣き出すところでも俺は普通だったし。
ガキのくせして喧嘩挑むし。
勝てないからって心折れたりはしたことないし。
だいぶいい性格してると思う。
「山に入ってからは生き抜くために必死に必死に考えて動いたな。
体を泥だらけにして臭いを消してみたり。木に素早く登れるように練習したり、投げられる石を集めたり。食い物も一応解体の心得はあったけど無手だから獲物を取るというのはやめて食べれそうな葉や実を集めた。
あとはひたすら警戒し続けて魔物の気配を感じる事に勤めたし、自分の気配をの隠し方を試行錯誤し続けた。
小さい魔物でも見つけたら徹底して逃げて生き延びる事だけに専念してた。
挑む事にこだわり続けていた俺の心は揺らいだな。村では結局負けようが死ぬことは無いけど、山だと負ければ食われて死ぬからだ。慎重になる事を知らない事を思い知らされた。
魔物と対峙したらどうするか、怪我をしたらどうするかとかあらゆる事を予測し続けて危険回避に勤めてなんとか1週間耐え切って裸のまま村に帰った」
腰蓑や木の皮をはいで衣ぐらいは作れたが服に依存した考えを払拭するためにずっと裸で過ごしてた。
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1日したら治ったけど。
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