134 / 269
1章 呪いの女
133話 ガクのおすすめ
しおりを挟む
「話変わるが、ガグはこの街でおすすめの娼館とかないか?」
傭兵というのはやんちゃな奴らが多い訳で、そんでもってオーガ族というのはまたやんちゃな奴が多い。
だいたいほぼほぼ鬼族と同じような姿した奴らが性欲強くない訳がない。
ガグはなんだか落ち着いたように見えなくもないがムッキムキだし男らしさ全開だ。
コイツは結構やってるやつだ。
俺にはわかる。
やっぱりこいつに聞くのは不服だが、いい娼館情報の為ならば我慢できる。
「こ、こんな場所でする話か?」
声の大きさを落として恥ずかしそうだ。
案外奥ゆかしいやつだな。
「別に詳しい話まではいいぞ、行って確かめるし」
「タイガは景気がいいんだな。まあ後輩の為だ、そうだな、俺のお勧めなら鳩屋って店がいいぞ。少し高いが大きな人種にも対応してくれるからな」
その情報凄く助かる!
体格差結構あるとなかなかままならないことは多々ある。
入らない事だってよくある。
当然無理だと断られることもあるのだから、大きな人種に対応してくれる店ってのはありがたい。
流石先輩、使えるやつだ。
「ナイスな情報だ!ありがとう!」
「デカいやつは断られがちだからな。役立てて良かったぞ」
やっぱり恥ずかしそうにガグは笑顔を返す。
何でか気にかけていてくれるし、頼られるのが好きなんだろうな。
「そんじゃ、色々教えてくれてありがとな」
「いいさいいさ、また困ったことがあれば言ってくれ!」
礼一つでめちゃくちゃ気を良くしていたガグと別れギルドを後にした。
「明日の予定決まったな」
「ガグの言ってた北東の森か?」
「おう、早速行ってみようぜ!エドガーは弱い魔物、俺は調達部門で採集の仕事でも受けてみるかな」
「なんかチームって感じで良いな!」
ギルドでのフィールドワーク系の仕事を受けるワーカーはチームを組んでいることが多い。
調達では魔物の素材を取ることもあるので傭兵と行動することになるが、毎回違う面子よりか同じチームの方が都合がいい。
俺たちがやろうとしているように討伐と採集2つの依頼を受けて効率よくすることもできるのだ。
「そうと決まれば採集で使う道具とかも買わなきゃな、あと矢も欲しい」
「弓を使うのか?」
「ああ、小さい魔物や動物は逃げるしな。魔法でもいいけどエドガーまだ無理だし、弓撃ってみたいだろ?」
「やってみてえ!」
エドガーはぶんぶんと首を縦に振って凄いワクワクしている。
飛び道具って男心くすぐるよな。
ぶっ飛ばしたいのは根源的な男の欲求だろう。
「そんじゃ案内頼むぞ」
「おう!」
傭兵というのはやんちゃな奴らが多い訳で、そんでもってオーガ族というのはまたやんちゃな奴が多い。
だいたいほぼほぼ鬼族と同じような姿した奴らが性欲強くない訳がない。
ガグはなんだか落ち着いたように見えなくもないがムッキムキだし男らしさ全開だ。
コイツは結構やってるやつだ。
俺にはわかる。
やっぱりこいつに聞くのは不服だが、いい娼館情報の為ならば我慢できる。
「こ、こんな場所でする話か?」
声の大きさを落として恥ずかしそうだ。
案外奥ゆかしいやつだな。
「別に詳しい話まではいいぞ、行って確かめるし」
「タイガは景気がいいんだな。まあ後輩の為だ、そうだな、俺のお勧めなら鳩屋って店がいいぞ。少し高いが大きな人種にも対応してくれるからな」
その情報凄く助かる!
体格差結構あるとなかなかままならないことは多々ある。
入らない事だってよくある。
当然無理だと断られることもあるのだから、大きな人種に対応してくれる店ってのはありがたい。
流石先輩、使えるやつだ。
「ナイスな情報だ!ありがとう!」
「デカいやつは断られがちだからな。役立てて良かったぞ」
やっぱり恥ずかしそうにガグは笑顔を返す。
何でか気にかけていてくれるし、頼られるのが好きなんだろうな。
「そんじゃ、色々教えてくれてありがとな」
「いいさいいさ、また困ったことがあれば言ってくれ!」
礼一つでめちゃくちゃ気を良くしていたガグと別れギルドを後にした。
「明日の予定決まったな」
「ガグの言ってた北東の森か?」
「おう、早速行ってみようぜ!エドガーは弱い魔物、俺は調達部門で採集の仕事でも受けてみるかな」
「なんかチームって感じで良いな!」
ギルドでのフィールドワーク系の仕事を受けるワーカーはチームを組んでいることが多い。
調達では魔物の素材を取ることもあるので傭兵と行動することになるが、毎回違う面子よりか同じチームの方が都合がいい。
俺たちがやろうとしているように討伐と採集2つの依頼を受けて効率よくすることもできるのだ。
「そうと決まれば採集で使う道具とかも買わなきゃな、あと矢も欲しい」
「弓を使うのか?」
「ああ、小さい魔物や動物は逃げるしな。魔法でもいいけどエドガーまだ無理だし、弓撃ってみたいだろ?」
「やってみてえ!」
エドガーはぶんぶんと首を縦に振って凄いワクワクしている。
飛び道具って男心くすぐるよな。
ぶっ飛ばしたいのは根源的な男の欲求だろう。
「そんじゃ案内頼むぞ」
「おう!」
10
お気に入りに追加
41
あなたにおすすめの小説
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
獣人の里の仕置き小屋
真木
恋愛
ある狼獣人の里には、仕置き小屋というところがある。
獣人は愛情深く、その執着ゆえに伴侶が逃げ出すとき、獣人の夫が伴侶に仕置きをするところだ。
今夜もまた一人、里から出ようとして仕置き小屋に連れられてきた少女がいた。
仕置き小屋にあるものを見て、彼女は……。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる