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序章 新天地と仲間との出会い
69話 朝鍛錬
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翌朝早朝目を覚ます。
時間はまだ日が登り始めた頃だ。
少し早起きだが行動を始めよう。
その前に落ち着かせてから・・・・。
荷物から手拭いを取り出しているとエドガーも起きた。
「どっか行くのか?」
「朝の日課。」
「ああ、洗い場・・」
「それは後で」
昨晩、俺が普通に聞いていたので普通に察したようだ、それもするのだがまずは真面目に日課をこなすのだ。兵舎だから敷地もあるし今日は体も動かしておく。
「鍛錬だよ。ちょっと疎かになってたから今日からまた頑張る。」
「俺もみてていい?」
「おう、そんじゃ一緒いこう。」
「・・・少しだけ待ってくれ。」
「了解。」
大暴れな大怪獣を連れ添って歩くと危険だからな
エドガーの大怪獣が静まるのを待って、肩を貸して外に出る。
モーガンも付いてくる。
トレイは夜の見張りを終えて部屋で寝ている。
モーガンの案内で兵士が自主訓練で使っている中庭に移動した。
中庭には数名の兵士が剣を振るっていた。
真面目ないい兵士だ。
邪魔にならないように隅っこに移動して近くにあるベンチにエドガーを座らせて、俺はパンツ一丁になる。
「脱ぐんだな」
「汗だくになって張り付いて動きづらいんだよ、ほんとは全部脱ぎたいぐらいだ。」
「流石に全裸で訓練してる人は見たことないねー」
「見たいなら見せるが。」
「遠慮しとくよー」
別にみてくれてもいいんだけどな。
自慢の体だ。
断られては仕方がないから真面目にやろう。
まずは氣と魔力の確認から。
エドガーの蘇生の時に見つけた心臓から血の動きに乗せて氣を体の隅々に行き渡らせる方法。
力強さを持たせた氣を体に濃く充していく。力がもりもり湧き出て血が熱い。
次に体全体外側に氣を纏い硬さを込める。
体の中の魔力の流れを読み隅々を確認して滞りを無くすように調整する。
ついでに俺の魂を遠い視点から全体を感じる。
魂の眩しさや熱を覚える。
体の外に大きく氣を広げて周辺の様子を読み取っていく。
魂の感覚も探る。
たくさんの輝きと熱を感じる。
エドガーの魂も見つけた。
相変わらずぽかぽかしていた。
「ふう。」
いったん脱力する。
エドガーの蘇生から氣の扱いも理解も凄く深まった。
氣で印象を読み取る感覚がこれまでよりもはっきりとしている。
氣の鍛錬は欠かさないが変化の実感を感じるのは久しぶりだ。
次は体を動かす。
鬼式筋トレ術だ。
再び集中して体の外に何重にも氣を纏っていく、強く硬く、先ほどやったよりも何倍も全力で硬さをます。
ガッチガチにする。
今なら金的されても相手の脚が砕けるだろう。
しかしこの状態、俺も動けん。
でも動かす。
また体内を氣で満たし筋肉に全力で力を注いでやっと少し動く。
筋肉が悲鳴を上げるほどの力で少しずつ動かしていく。
力が入れにくいところはより集中的に氣を込める。
局部ももげそうだけど全力で氣を込めて気合いで守る
そのまま体術の型の動きをしていく。
めちゃくちゃ丁寧にゆっくりと。
しばらくすると慣れてくるがそしたら更に更に体を覆う氣を固める。
そして更に力で、気合で動かす。
それを限界までやる。
15分もすると限界が来る。
この時間は伸びない。
体を鍛えれば鍛えるほど体を覆う氣もまた硬さをますから更に全力を搾り出さないといけない。
限界を迎えるとゆっくりと時間をかけて脱力していく。
体の中で猛り狂う氣を鎮めて隅々をゆっくり巡らせる。
全身が激しい痛みを上げるが、鬼の回復力で元に戻っていく。
筋肉に厚み、密度が上がるのがわかる。
鬼の膂力と高い回復力を使ったトレーニングだ。
じいちゃん仕込み。
「ふう。」
朝の日課おわり!
洗い場いくぞ!!!
時間はまだ日が登り始めた頃だ。
少し早起きだが行動を始めよう。
その前に落ち着かせてから・・・・。
荷物から手拭いを取り出しているとエドガーも起きた。
「どっか行くのか?」
「朝の日課。」
「ああ、洗い場・・」
「それは後で」
昨晩、俺が普通に聞いていたので普通に察したようだ、それもするのだがまずは真面目に日課をこなすのだ。兵舎だから敷地もあるし今日は体も動かしておく。
「鍛錬だよ。ちょっと疎かになってたから今日からまた頑張る。」
「俺もみてていい?」
「おう、そんじゃ一緒いこう。」
「・・・少しだけ待ってくれ。」
「了解。」
大暴れな大怪獣を連れ添って歩くと危険だからな
エドガーの大怪獣が静まるのを待って、肩を貸して外に出る。
モーガンも付いてくる。
トレイは夜の見張りを終えて部屋で寝ている。
モーガンの案内で兵士が自主訓練で使っている中庭に移動した。
中庭には数名の兵士が剣を振るっていた。
真面目ないい兵士だ。
邪魔にならないように隅っこに移動して近くにあるベンチにエドガーを座らせて、俺はパンツ一丁になる。
「脱ぐんだな」
「汗だくになって張り付いて動きづらいんだよ、ほんとは全部脱ぎたいぐらいだ。」
「流石に全裸で訓練してる人は見たことないねー」
「見たいなら見せるが。」
「遠慮しとくよー」
別にみてくれてもいいんだけどな。
自慢の体だ。
断られては仕方がないから真面目にやろう。
まずは氣と魔力の確認から。
エドガーの蘇生の時に見つけた心臓から血の動きに乗せて氣を体の隅々に行き渡らせる方法。
力強さを持たせた氣を体に濃く充していく。力がもりもり湧き出て血が熱い。
次に体全体外側に氣を纏い硬さを込める。
体の中の魔力の流れを読み隅々を確認して滞りを無くすように調整する。
ついでに俺の魂を遠い視点から全体を感じる。
魂の眩しさや熱を覚える。
体の外に大きく氣を広げて周辺の様子を読み取っていく。
魂の感覚も探る。
たくさんの輝きと熱を感じる。
エドガーの魂も見つけた。
相変わらずぽかぽかしていた。
「ふう。」
いったん脱力する。
エドガーの蘇生から氣の扱いも理解も凄く深まった。
氣で印象を読み取る感覚がこれまでよりもはっきりとしている。
氣の鍛錬は欠かさないが変化の実感を感じるのは久しぶりだ。
次は体を動かす。
鬼式筋トレ術だ。
再び集中して体の外に何重にも氣を纏っていく、強く硬く、先ほどやったよりも何倍も全力で硬さをます。
ガッチガチにする。
今なら金的されても相手の脚が砕けるだろう。
しかしこの状態、俺も動けん。
でも動かす。
また体内を氣で満たし筋肉に全力で力を注いでやっと少し動く。
筋肉が悲鳴を上げるほどの力で少しずつ動かしていく。
力が入れにくいところはより集中的に氣を込める。
局部ももげそうだけど全力で氣を込めて気合いで守る
そのまま体術の型の動きをしていく。
めちゃくちゃ丁寧にゆっくりと。
しばらくすると慣れてくるがそしたら更に更に体を覆う氣を固める。
そして更に力で、気合で動かす。
それを限界までやる。
15分もすると限界が来る。
この時間は伸びない。
体を鍛えれば鍛えるほど体を覆う氣もまた硬さをますから更に全力を搾り出さないといけない。
限界を迎えるとゆっくりと時間をかけて脱力していく。
体の中で猛り狂う氣を鎮めて隅々をゆっくり巡らせる。
全身が激しい痛みを上げるが、鬼の回復力で元に戻っていく。
筋肉に厚み、密度が上がるのがわかる。
鬼の膂力と高い回復力を使ったトレーニングだ。
じいちゃん仕込み。
「ふう。」
朝の日課おわり!
洗い場いくぞ!!!
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