黄昏一番星

更科二八

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序章 新天地と仲間との出会い

54話 目覚め

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目が覚める
昼ぐらいだろうか。

自分の息子の様子を確認する。
無事耐え切った様だ。
爆発していたら楽になっていただろうに。

体を起こしてエドガーを診る。
治癒の魔法も終わりすっかり傷は塞がっている。
傷跡は残ってしまった。
ゆっくりと治癒をかけたせいだろう。
呼吸も心臓の動きも体の魔力も問題ない。
問題あるのはいまだに存在感のある股の間のブツぐらいだろう。
元気だな。
でっかいことはいい事だ。
血塗れパンツで良さが半減しているが。

「エドガー起きろー!」
声をかけて体を揺すってみる。
エドガーの表情が変わる。
「!、エドガー!エドガー!」
俺の声が聞こえているようだ。
強く呼びかける。
「ううっ・・タイガ・・?」
こもった掠れた声を出しながらゆっくりと目を開いてゆくのを見る。

「エドガー!よかった!」
よかった、よかった!
自然と笑顔が溢れてくる。
エドガーの胸を強く摩る。
むにゅんむにゅんだ!

「どうしたんだ、手がやらしいぞ!」
ぎこちなくゆっくり喋りづらそうだがエドガーが言葉を放つ。
言葉を話せる意識はある、触覚も大丈夫そうだ。

「下の方も触ってやろうか?窮屈そうだが?」
「?・・・!!
おっ、おい、変なことはよせ!」
凄い恥ずかしそうな顔して面白い。

「今おまえの股間どうなってるかわかるか?」
「なっ!どう言う意味だ!」
「真面目に聞いてるんだ、答えてくれ、でなきゃ勝手に弄らせてもらう。」
「やっ!やめろ!その・・勃ってるんだろ!」
「ははは!ちゃんと感覚あるな!すごく立派だ!」
「ううー見るなよー!
くそー、体が動かねえー、どうしちまったんだ。」
こっちは楽しくてしょうがない。

「ちゃんと自分の体の感覚を把握できてるな、ほかはどうだ?
手足の感覚、指先が動くか、手がうごくか?」
「何がどうなってるんだ?さっきからやってるんだが腰に力が入らないしすごく体が重い気がする。
手足はわかるぞ、少し動かせそう。」
そう言って動かして見せてくれる。

ついでに股間にも目がいく。
ここはエドガーの意志と関係なくドクンドクンと揺れている。
嬉しい。
エドガーが話す事、動いている事を見る事が全て嬉しい。
「エドガー、お前、ちょっと死んでたんだぞ!」
「え!?」
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