黄昏一番星

更科二八

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序章 新天地と仲間との出会い

42話 身体機能の回復

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治療を始めて9時間。
引き続き心臓の動きと呼吸の再現を行なっていた。

心臓と肺の動きも俺の心臓と肺の動きと連動させて魔力操作によって動かす魔法を作った。
肺には伸縮に合わせて風の魔法で空気を送り吐き出させる流れも作った。

エドガーの中にある血の流れを観察し、俺の体の中の血の動きと比較する。
流れがおかしければエドガーの中の俺の血を操作して整える。

これで心臓と肺の機能の再現はできた。
もう一度状態維持を解除してみよう。
そう思い体の状態維持と脳の時魔法を解除する。

・・・
30秒、変化はない。

血の流れを感じ取る。
心臓の動きに合わせて体の隅々に行き通っている。
体毛の下の肌を見ると血色もよい。
エドガーの瞼を手で開く。
瞳は動かない。

光の魔法を発動し目を照らす。
瞳孔の収縮がある。
体の機能がある!
ただ意識は無い。
次は魂か。

─────────
※この世界の人間はこんなもんだと思って読んで読んでいただけるとありがたいです。
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