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第3章 光と「クリチュート教会」
74話 友達
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「あなた方があの魔物たちを倒して下さったお陰で助かりました。ありがとうございます」
ヴェールと名乗った少女がこちらに近寄りながら声をかけてくる。
そして、まだ気を失っているアマリージョの元に跪くと、そっと手を取り
「回復魔法が間に合って本当に良かった・・・」と呟きながら優しく微笑んだ。
「聖女さまー! ああ・・よかった、無事でしたか。馬車を勝手にお降りになられては困ります」
馬に乗った騎士が慌てた様子でこちらに向かってくる。
騎士の全身は金色の鎧で覆われていた。
――うわっ! どこの成金だよ!
彼は華麗な手綱さばきで馬を止めると、ひらりと馬から下りヴェールに近づく。
「テスター副団長ですか・・・それは申し訳ありませんでした」
ヴェールは憮然とした表情を浮かべると、抑揚の無い口調で答えた。
「貴女の身は、貴女お一人のものではありません! もう少し気をつけて頂かないと・・・それに、このような者たちに回復魔法を施すなど・・・」
そう言いながらテスターは、倒れているアマリージョを蔑んだ目で見た。
「テスター副団長、私は、私の意志でここに来ています。ですから、私が誰に魔法を使おうと、とやかく言われたくはありません」
ヴェールは、感情を押し殺しながらきっぱりと言い切った。
「ですが、聖女様の魔素にも限りがあり・・・魔法は教会の大切な資源、勝手なことをされては示しがつきません」
テスターが少し苛立ちを含んだ口調で、ヴェールを咎める。
「・・・わかりました。以後、気をつけます。あと・・回復したとはいえ、彼女はまだ動ける状態ではありません。しばらく静かにしておいてもらえますか?」
ヴェールはアマリージョに視線を向けたまま、テスターのほうを見ようともせず、冷ややかな口調で告げた。
その口調は、先程の機械的なものとは打って変わり、強い拒絶の意志を含んでいた。
「ッ! ・・それは、失礼いたしました。では周辺の探索、安全を確保致しますので。こちらには後ほど部下を寄こします。もう勝手に動くことのないようお願いします」
テスターは軽く舌打ちした後、苦々しい表情を浮かべると本隊のいる方へ戻っていった。
「・・・申し訳ありませんでした。不快な思いをさせていたら謝罪いたします」
ヴェールが申し訳なさそうに、頭を下げた。
「あ、いえ! 不快だなんて・・とんでもありません!! むしろ・・なんとお礼を言ったらいいのか・・」
ヴェールとテスターのやりとりに感じるものがないと言えば嘘になるが、今はそれどころではなかった。
目の前で起きた奇跡というしかない現象を、信じられない思いでただただ見ていた。
「そうよ、アマリの・・・命を救ってもらっただけで・・・なんて・・・お礼を・・・本当に・・・本当に・・」
ルージュが言葉に詰まる。その顔は涙でぐちょぐちょになっていた。彼女は嗚咽しながらアマリージョを膝の上に抱き、ヴェールに何度も何度も頭を下げていた。
「そう言ってもらえると助かります」
ヴェールはそう言いながらルージュの顔をあげさせると、その涙を優しく拭った。
次に、アマリージョの顔に手を添えると、慎重な手つきで呼吸や瞼を開いて瞳孔を確認していった。
「えっと・・あの・・・すみません。ヴェールさん?・・・でしたよね。あなた達は・・って!!」
何から聞いていいか思考がまとまらず、間抜けな問いかけをした途端、ルージュに思いっきり足を踏まれた。
「クロード!! こちら聖女様よ! 教会のシスター。私は、お会いするのは初めてだけど・・・聖女様、妹の命を救って頂いて本当にありがとうございました。私はルージュ、この子はアマリージョ、でこっちはクロード、です」
ルージュが別人のように澄ました顔をして、頭を下げながら丁寧に挨拶をした。
「聖女・・?さま?」
あまり馴染みのない言葉のためか、いまいちピンとこない様子の俺をルージュが呆れたように見る。
「・・・まあ、なんていうか・・あの・・・とにかく偉い方なの! 失礼のないようにしなさいよ」
ルージュがこちらを軽く睨みながら言う。
――ルージュの方が失礼な気がするけど
「私は別に偉くも・・・それに聖女ではなく、ただのシスターですので、シスターと呼んでください」
ヴェールは気まずそうに、ぎこちない口調で言う。
「え、あ、そうなの? でもさっきのいけ好かない金ピカの騎士は・・・モガッ」
なんだかルージュが失礼なことを言いそうな予感がして思わず口を塞いでしまった。
「フッ・・あ、世間ではそう呼ばれているのですが、あまり馴染めなくて・・・」
ヴェールが困ったような、笑いを堪えているような微妙な表情を浮かべた。
「ぷはぁ、ちょっとクロード何すんのよ! ・・・あっ、でもシスターの話はそういうことね、わかったわ! 本当にありがとね、シスター!!」
ルージュは突然口を塞いだ俺に抗議をしかけたが、ヴェールへの感謝の念のほうが勝ったらしく、彼女の方に向き直ると笑顔でお礼を言っていた。
ルージュの凄いところは、複数の事柄が同時に起こったとき、何が一番大切で、優先すべき事かが瞬時にわかっていることだ。本能なのか、偶然なのかがさっぱりわからないのが恐ろしいところだが・・・。
「・・って、おい! 軽すぎだろ!! 聖女様、申し訳ありません・・・。ルージュ! ちゃんと礼儀正しくしなきゃダメだろ? さき自分で言ってたよね?」
あたふたしながら、あわててルージュを諭すようにたしなめる。
「でも、普段からしたら、百倍は礼儀正しいわよ!」
なんだかルージュは誇らしげだった。
「・・・うん。まあ、確かにね・・・って確かにじゃないだろ!」
ルージュと不毛な言い争いをしていると、その様子をじっと見ていたヴェールがクスクスと笑いだす。
「あの・・・?」
「どうしたの??」
ルージュと二人で顔を見合わせながら、ヴェールに尋ねる。
「フフフッ・・あ、すみません・・・。仲良く話してらっしゃるのが面白くて。私には、同年代の友人らしい友人がいないので、なんだかいいなって・・・」
ヴェールは笑顔だったが、瞳には寂しそうな色が浮かんでいた。
「え、そうなの? なぁんだ。じゃ、助けてくれたし、今から私たち友達ね! イェーイ!!」
ルージュは満面の笑顔で、強引にヴェールの手を取りハイタッチをする。
目が点になったまま、固まるヴェール。
「ちょっ! さすがにそれはないだろ! 今のは・・・」
ルージュにそっと耳打ちをしながら注意をする。
「えっ!? そう? やっぱりハイタッチじゃなくで、拳と拳をぶつける方が良かったかしら・・・」
「いや・・あの、そこじゃなくて・・・」
「・・・うっ」
突然、背後からうめき声が聞こえた。ルージュと二人同時に息をのんだ。
「うっ・・う・・ん・・・? あれ・・私?」
戸惑ったようなアマリージョの声が小さく聞こえた。
「「アマリー!!!!!」」
ルージュと同時に叫び声を上げ、アマリージョに駆け寄る。
「よかったあぁ!! アマリ。もうダメかと思ったわよ!!!」
ルージュが泣き笑いしながらアマリージョの体を掻き抱く。
アマリージョは驚きつつも嬉しそうだった。
「・・姉さん? あれ、クロードさんも・・・それに・・・」
アマリージョは自分を抱くルージュに体を預けつつも、自身に何が起こったか把握できずに、戸惑ったよ うな視線をあたりに彷徨わせる。
その視線は、ヴェールの姿を認めるとそこでピタリと止まった。
「アマリ、彼女はシスターだよ。シスター・ヴェール。回復魔法で俺たちを助けてくれたんだよ」
戸惑うアマリージョに素早く状況を説明する。
回復魔法という言葉を聞いた途端、彼女の顔色が変わった。
「!! 回復魔法!? ということは・・教会の・・・もしかして聖女様・・・!? 本当にありがとうございました。このご恩は一生・・・」
アマリージョは、まだ、あまり動かない体をルージュに支えてもらいながらお礼を言う。
「大丈夫ですよ。当然のことをしたまでですから。それに元々はこちらが討ち漏らした眷属ですから、むしろお礼を言うのはこちら側です」
ヴェールがゆったりと優しい微笑みを浮かべながら答える。
「でも、回復魔法って、大金が・・かかりますよね?」
アマリージョはさらに、戸惑ったような表情で問う。
「あの・・えーと・・・お金はいただいておりません。中には寄付をしてくださる貴族の方もいらっしゃいますが・・・」
「そ、そうなんですか?」
アマリージョが目を丸くする。
「はい。それに・・・友達ですから!!」
ヴェールは今まで見せたことのない、満面の笑顔で言った。
「「え!?」」
俺とアマリージョが顔を見合わせて驚くと、ルージュはしてやったりと言う顔で、こちらを見てニヤリと笑った。
ヴェールと名乗った少女がこちらに近寄りながら声をかけてくる。
そして、まだ気を失っているアマリージョの元に跪くと、そっと手を取り
「回復魔法が間に合って本当に良かった・・・」と呟きながら優しく微笑んだ。
「聖女さまー! ああ・・よかった、無事でしたか。馬車を勝手にお降りになられては困ります」
馬に乗った騎士が慌てた様子でこちらに向かってくる。
騎士の全身は金色の鎧で覆われていた。
――うわっ! どこの成金だよ!
彼は華麗な手綱さばきで馬を止めると、ひらりと馬から下りヴェールに近づく。
「テスター副団長ですか・・・それは申し訳ありませんでした」
ヴェールは憮然とした表情を浮かべると、抑揚の無い口調で答えた。
「貴女の身は、貴女お一人のものではありません! もう少し気をつけて頂かないと・・・それに、このような者たちに回復魔法を施すなど・・・」
そう言いながらテスターは、倒れているアマリージョを蔑んだ目で見た。
「テスター副団長、私は、私の意志でここに来ています。ですから、私が誰に魔法を使おうと、とやかく言われたくはありません」
ヴェールは、感情を押し殺しながらきっぱりと言い切った。
「ですが、聖女様の魔素にも限りがあり・・・魔法は教会の大切な資源、勝手なことをされては示しがつきません」
テスターが少し苛立ちを含んだ口調で、ヴェールを咎める。
「・・・わかりました。以後、気をつけます。あと・・回復したとはいえ、彼女はまだ動ける状態ではありません。しばらく静かにしておいてもらえますか?」
ヴェールはアマリージョに視線を向けたまま、テスターのほうを見ようともせず、冷ややかな口調で告げた。
その口調は、先程の機械的なものとは打って変わり、強い拒絶の意志を含んでいた。
「ッ! ・・それは、失礼いたしました。では周辺の探索、安全を確保致しますので。こちらには後ほど部下を寄こします。もう勝手に動くことのないようお願いします」
テスターは軽く舌打ちした後、苦々しい表情を浮かべると本隊のいる方へ戻っていった。
「・・・申し訳ありませんでした。不快な思いをさせていたら謝罪いたします」
ヴェールが申し訳なさそうに、頭を下げた。
「あ、いえ! 不快だなんて・・とんでもありません!! むしろ・・なんとお礼を言ったらいいのか・・」
ヴェールとテスターのやりとりに感じるものがないと言えば嘘になるが、今はそれどころではなかった。
目の前で起きた奇跡というしかない現象を、信じられない思いでただただ見ていた。
「そうよ、アマリの・・・命を救ってもらっただけで・・・なんて・・・お礼を・・・本当に・・・本当に・・」
ルージュが言葉に詰まる。その顔は涙でぐちょぐちょになっていた。彼女は嗚咽しながらアマリージョを膝の上に抱き、ヴェールに何度も何度も頭を下げていた。
「そう言ってもらえると助かります」
ヴェールはそう言いながらルージュの顔をあげさせると、その涙を優しく拭った。
次に、アマリージョの顔に手を添えると、慎重な手つきで呼吸や瞼を開いて瞳孔を確認していった。
「えっと・・あの・・・すみません。ヴェールさん?・・・でしたよね。あなた達は・・って!!」
何から聞いていいか思考がまとまらず、間抜けな問いかけをした途端、ルージュに思いっきり足を踏まれた。
「クロード!! こちら聖女様よ! 教会のシスター。私は、お会いするのは初めてだけど・・・聖女様、妹の命を救って頂いて本当にありがとうございました。私はルージュ、この子はアマリージョ、でこっちはクロード、です」
ルージュが別人のように澄ました顔をして、頭を下げながら丁寧に挨拶をした。
「聖女・・?さま?」
あまり馴染みのない言葉のためか、いまいちピンとこない様子の俺をルージュが呆れたように見る。
「・・・まあ、なんていうか・・あの・・・とにかく偉い方なの! 失礼のないようにしなさいよ」
ルージュがこちらを軽く睨みながら言う。
――ルージュの方が失礼な気がするけど
「私は別に偉くも・・・それに聖女ではなく、ただのシスターですので、シスターと呼んでください」
ヴェールは気まずそうに、ぎこちない口調で言う。
「え、あ、そうなの? でもさっきのいけ好かない金ピカの騎士は・・・モガッ」
なんだかルージュが失礼なことを言いそうな予感がして思わず口を塞いでしまった。
「フッ・・あ、世間ではそう呼ばれているのですが、あまり馴染めなくて・・・」
ヴェールが困ったような、笑いを堪えているような微妙な表情を浮かべた。
「ぷはぁ、ちょっとクロード何すんのよ! ・・・あっ、でもシスターの話はそういうことね、わかったわ! 本当にありがとね、シスター!!」
ルージュは突然口を塞いだ俺に抗議をしかけたが、ヴェールへの感謝の念のほうが勝ったらしく、彼女の方に向き直ると笑顔でお礼を言っていた。
ルージュの凄いところは、複数の事柄が同時に起こったとき、何が一番大切で、優先すべき事かが瞬時にわかっていることだ。本能なのか、偶然なのかがさっぱりわからないのが恐ろしいところだが・・・。
「・・って、おい! 軽すぎだろ!! 聖女様、申し訳ありません・・・。ルージュ! ちゃんと礼儀正しくしなきゃダメだろ? さき自分で言ってたよね?」
あたふたしながら、あわててルージュを諭すようにたしなめる。
「でも、普段からしたら、百倍は礼儀正しいわよ!」
なんだかルージュは誇らしげだった。
「・・・うん。まあ、確かにね・・・って確かにじゃないだろ!」
ルージュと不毛な言い争いをしていると、その様子をじっと見ていたヴェールがクスクスと笑いだす。
「あの・・・?」
「どうしたの??」
ルージュと二人で顔を見合わせながら、ヴェールに尋ねる。
「フフフッ・・あ、すみません・・・。仲良く話してらっしゃるのが面白くて。私には、同年代の友人らしい友人がいないので、なんだかいいなって・・・」
ヴェールは笑顔だったが、瞳には寂しそうな色が浮かんでいた。
「え、そうなの? なぁんだ。じゃ、助けてくれたし、今から私たち友達ね! イェーイ!!」
ルージュは満面の笑顔で、強引にヴェールの手を取りハイタッチをする。
目が点になったまま、固まるヴェール。
「ちょっ! さすがにそれはないだろ! 今のは・・・」
ルージュにそっと耳打ちをしながら注意をする。
「えっ!? そう? やっぱりハイタッチじゃなくで、拳と拳をぶつける方が良かったかしら・・・」
「いや・・あの、そこじゃなくて・・・」
「・・・うっ」
突然、背後からうめき声が聞こえた。ルージュと二人同時に息をのんだ。
「うっ・・う・・ん・・・? あれ・・私?」
戸惑ったようなアマリージョの声が小さく聞こえた。
「「アマリー!!!!!」」
ルージュと同時に叫び声を上げ、アマリージョに駆け寄る。
「よかったあぁ!! アマリ。もうダメかと思ったわよ!!!」
ルージュが泣き笑いしながらアマリージョの体を掻き抱く。
アマリージョは驚きつつも嬉しそうだった。
「・・姉さん? あれ、クロードさんも・・・それに・・・」
アマリージョは自分を抱くルージュに体を預けつつも、自身に何が起こったか把握できずに、戸惑ったよ うな視線をあたりに彷徨わせる。
その視線は、ヴェールの姿を認めるとそこでピタリと止まった。
「アマリ、彼女はシスターだよ。シスター・ヴェール。回復魔法で俺たちを助けてくれたんだよ」
戸惑うアマリージョに素早く状況を説明する。
回復魔法という言葉を聞いた途端、彼女の顔色が変わった。
「!! 回復魔法!? ということは・・教会の・・・もしかして聖女様・・・!? 本当にありがとうございました。このご恩は一生・・・」
アマリージョは、まだ、あまり動かない体をルージュに支えてもらいながらお礼を言う。
「大丈夫ですよ。当然のことをしたまでですから。それに元々はこちらが討ち漏らした眷属ですから、むしろお礼を言うのはこちら側です」
ヴェールがゆったりと優しい微笑みを浮かべながら答える。
「でも、回復魔法って、大金が・・かかりますよね?」
アマリージョはさらに、戸惑ったような表情で問う。
「あの・・えーと・・・お金はいただいておりません。中には寄付をしてくださる貴族の方もいらっしゃいますが・・・」
「そ、そうなんですか?」
アマリージョが目を丸くする。
「はい。それに・・・友達ですから!!」
ヴェールは今まで見せたことのない、満面の笑顔で言った。
「「え!?」」
俺とアマリージョが顔を見合わせて驚くと、ルージュはしてやったりと言う顔で、こちらを見てニヤリと笑った。
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