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第2章 森林炎上編
第43話 ”炎神”朱雀討伐戦②
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朱雀の熱風が俺の体を包んだその時、ここに来る前にセレナから貰った緑色の宝石が埋め込まれたペンダントが胸元で光り出した。
「宝石から……光が⁉︎」
ソレーヌが驚き、俺の胸にある光る宝石に触れた。
すると、宝石が反応し、俺とソレーヌの周りに激しい風が生まれる。宝石の光が激しさを増していくと、すぐ近くの地面に緑色の魔法陣が出現する。風は勢いを増していき、部屋に広がる熱風はその風に絡め取られると風と共に消えて無くなった。熱風が収まると魔法陣からゆっくりと出現する者がいた。
それは人間の様な体で髪や肌、爪までもが黄緑色だった。緑色の綺麗なドレスを着て、優しい笑みを浮かべた神々しい程に美しい女性が現れた。
(私を呼んだのは貴方ですか?)
その女性は俺の頭に直接語りかけてきた。驚いた素振りを見せるとその女性は俺へ笑みを向ける。
(安心しなさい。私よりも強い魔力を感じたので顔が見たいと思い、来てみたら……召喚者の方がこんな素敵な男性の人間だったなんて……)
俺がその女性の話を聞いている時、ソレーヌは思い出した様子で口を開いた。
「こ、この宝石は、『召喚石』です。所有者の魔力の力に合った精霊が召喚されるユニークアイテム……そして、この女性の事を……私、見たことがあります。エルフや小妖精は風の精霊の力を借りる事ができる。今、目の前にいるのは私達に宿る精霊の長……『風ノ女王 シルフ』様です」
(初めまして人間よ。私はシルフ……風の原初にして風の精霊を統べるもの)
目の前に現れたシルフと言う女性はソレーヌによると召喚魔法で召喚する精霊の中でもトップクラスを誇る精霊だと説明してくれた。実力は魔物で表すとS級に匹敵する程の力を持っていると言う。
「フール‼︎」
「フールさん‼︎」
前方からセシリアとルミナの声が聞こえ、そちらの方を向いた。カタリナがセシリアとルミナを抱きしめ、庇う様に朱雀へ背を向けて2人の盾になっていたのだ。そして、カタリナはそのままゆっくりと後ろへ力なく倒れた。
「カタリナ‼︎」
俺はカタリナの元へ行き、身体を優しく起こした。鎧は熱風によって溶け、カタリナの逞しい肩が露出している。腰まで長かった髪も首元まで焦げてしまっていた。
「フ……フール、2人は……無事か?」
「私たちは大丈夫‼︎ しっかりしてよカタリナ‼︎」
「カタリナさんが私たち為に……フールさん早く回復を‼︎」
「カタリナ大丈夫だ! 今回復を!」
俺が回復を試みようとした時、カタリナが俺の腕を強く掴み、回復の行使を止めた。
「私は……すぐ死ぬ……だ、から……これだけ言わせてくれ……倒せ……朱雀を……死ぬ……なよ」
カタリナがそこまで話すと目を閉じ、力が一気に抜けた様にピクリとも動かなくなってしまった。
「カタリナ? おい! カタリナ⁉︎ クソッ‼︎ "完全治癒(パーフェクトヒール)"!」
俺がカタリナに向けて魔法を行使するが、カタリナの傷が癒える様子がない。それどころか、カタリナは息を引き返さなかった。そう、回復魔法は生きているものに対して傷を癒すことはできるが、死んだものには効果を発揮しない。
つまり、効果を発揮しないカタリナの身体は死んでいると言う事になる。
「カ……カタリナが……死んだ」
カタリナへの魔法行使をやめるとそれを見た、殆どの仲間がカタリナの死を察した。
「そんな……私たちを庇ったから……そんな‼︎」
「フ、フールさん? う、嘘ですよね? そんな……簡単に死んでしまうことなんて……そうですよね⁉︎」
セシリアはカタリナを見つめながら、涙を流し、ルミナは俺の体を揺さぶりながら静かに涙を流している。
その時、後ろで見ていたライナはカタリナの言葉を思い出していた。
『人は簡単に死ぬんだ』
その言葉がライナの頭を過ぎる。
「……お前が死んでどうするんだぁあああああああああ‼︎‼︎ うわぁあああああああああ‼︎‼︎」
ライナは突然走り出し、朱雀に向かって拳を振った。いつもの狂乱的な戦闘本能ではなく、それは仲間が殺され、判断力が鈍りながらもがむしゃらに行った行動だった。
「ライナ待て!」
俺が止めた時にはもう遅かった。ライナの拳は朱雀の体を捉え、右ストレートをかます。高音である朱雀の熱によってライナの腕は溶けていくが、それでも朱雀の体に突き刺さった腕をライナは抜こうとはしなかった。
朱雀はライナの様子に焦りを見せると、ライナに向けて集中的に熱風を出すとライナを吹き飛ばした。
「ははは……ダメかよ……あとは任せたぜ……回復術士」
ライナは後衛のいる2人の場所まで飛ばされると壁に衝突してそのまま気を失ってしまった。
「ライナさん!」
「ちょっと⁉︎ ライナ⁉︎」
2人がライナの元に駆け寄る。ライナは完全に気を失ってしまった様だった。
倒れた、2人の為にも……朱雀を俺たちの手で倒さなくてはならない。これまで以上に怒りの思いが込み上がっていく。身体が内側が熱くなり、拳が硬く握られる。
「セシリア、ルミナ……やるぞ、お前達を守ってくれたカタリナの分まで‼︎」
俺が小さくそう言うと、2人は涙を拭って首を縦に振った。
「ソレーヌ‼︎ もう一度だ……もう一度、やるぞ!」
「は、はい‼︎」
そして、最後に俺はシルフの元へと向かう。
「シルフさん、俺たちに貴女の力を貸してください‼︎ 貴女の力が必要なんです‼︎」
(貴方からは溢れ出る魔力の存在を感じます。分かりました、貴方を召喚者として、主人として認めます。さぁ、行きましょう。共に邪悪な魔物を打ち倒す為に……)
シルフは俺を召喚者として認めてくれた様だ。これでS級精霊の力を借りることができる。
あとは……後衛の2人だが……
「2人とも、これをライナに使え。そんで、少しだけ休んでろ」
俺は2人にハイポーションを投げ渡すと前を向く。
「ちょ! 待ってよ! 私も……って」
サラシエルの言葉を遮る様にセインが手を前に出す。
「分かりました。貴方達に討伐を託します……その代わり、絶対に倒して下さい。私たちのリーダーの為にも」
「ああ、必ず……倒す!」
俺達は強い意志と新たなる力を持って、再び朱雀へと挑む。
「宝石から……光が⁉︎」
ソレーヌが驚き、俺の胸にある光る宝石に触れた。
すると、宝石が反応し、俺とソレーヌの周りに激しい風が生まれる。宝石の光が激しさを増していくと、すぐ近くの地面に緑色の魔法陣が出現する。風は勢いを増していき、部屋に広がる熱風はその風に絡め取られると風と共に消えて無くなった。熱風が収まると魔法陣からゆっくりと出現する者がいた。
それは人間の様な体で髪や肌、爪までもが黄緑色だった。緑色の綺麗なドレスを着て、優しい笑みを浮かべた神々しい程に美しい女性が現れた。
(私を呼んだのは貴方ですか?)
その女性は俺の頭に直接語りかけてきた。驚いた素振りを見せるとその女性は俺へ笑みを向ける。
(安心しなさい。私よりも強い魔力を感じたので顔が見たいと思い、来てみたら……召喚者の方がこんな素敵な男性の人間だったなんて……)
俺がその女性の話を聞いている時、ソレーヌは思い出した様子で口を開いた。
「こ、この宝石は、『召喚石』です。所有者の魔力の力に合った精霊が召喚されるユニークアイテム……そして、この女性の事を……私、見たことがあります。エルフや小妖精は風の精霊の力を借りる事ができる。今、目の前にいるのは私達に宿る精霊の長……『風ノ女王 シルフ』様です」
(初めまして人間よ。私はシルフ……風の原初にして風の精霊を統べるもの)
目の前に現れたシルフと言う女性はソレーヌによると召喚魔法で召喚する精霊の中でもトップクラスを誇る精霊だと説明してくれた。実力は魔物で表すとS級に匹敵する程の力を持っていると言う。
「フール‼︎」
「フールさん‼︎」
前方からセシリアとルミナの声が聞こえ、そちらの方を向いた。カタリナがセシリアとルミナを抱きしめ、庇う様に朱雀へ背を向けて2人の盾になっていたのだ。そして、カタリナはそのままゆっくりと後ろへ力なく倒れた。
「カタリナ‼︎」
俺はカタリナの元へ行き、身体を優しく起こした。鎧は熱風によって溶け、カタリナの逞しい肩が露出している。腰まで長かった髪も首元まで焦げてしまっていた。
「フ……フール、2人は……無事か?」
「私たちは大丈夫‼︎ しっかりしてよカタリナ‼︎」
「カタリナさんが私たち為に……フールさん早く回復を‼︎」
「カタリナ大丈夫だ! 今回復を!」
俺が回復を試みようとした時、カタリナが俺の腕を強く掴み、回復の行使を止めた。
「私は……すぐ死ぬ……だ、から……これだけ言わせてくれ……倒せ……朱雀を……死ぬ……なよ」
カタリナがそこまで話すと目を閉じ、力が一気に抜けた様にピクリとも動かなくなってしまった。
「カタリナ? おい! カタリナ⁉︎ クソッ‼︎ "完全治癒(パーフェクトヒール)"!」
俺がカタリナに向けて魔法を行使するが、カタリナの傷が癒える様子がない。それどころか、カタリナは息を引き返さなかった。そう、回復魔法は生きているものに対して傷を癒すことはできるが、死んだものには効果を発揮しない。
つまり、効果を発揮しないカタリナの身体は死んでいると言う事になる。
「カ……カタリナが……死んだ」
カタリナへの魔法行使をやめるとそれを見た、殆どの仲間がカタリナの死を察した。
「そんな……私たちを庇ったから……そんな‼︎」
「フ、フールさん? う、嘘ですよね? そんな……簡単に死んでしまうことなんて……そうですよね⁉︎」
セシリアはカタリナを見つめながら、涙を流し、ルミナは俺の体を揺さぶりながら静かに涙を流している。
その時、後ろで見ていたライナはカタリナの言葉を思い出していた。
『人は簡単に死ぬんだ』
その言葉がライナの頭を過ぎる。
「……お前が死んでどうするんだぁあああああああああ‼︎‼︎ うわぁあああああああああ‼︎‼︎」
ライナは突然走り出し、朱雀に向かって拳を振った。いつもの狂乱的な戦闘本能ではなく、それは仲間が殺され、判断力が鈍りながらもがむしゃらに行った行動だった。
「ライナ待て!」
俺が止めた時にはもう遅かった。ライナの拳は朱雀の体を捉え、右ストレートをかます。高音である朱雀の熱によってライナの腕は溶けていくが、それでも朱雀の体に突き刺さった腕をライナは抜こうとはしなかった。
朱雀はライナの様子に焦りを見せると、ライナに向けて集中的に熱風を出すとライナを吹き飛ばした。
「ははは……ダメかよ……あとは任せたぜ……回復術士」
ライナは後衛のいる2人の場所まで飛ばされると壁に衝突してそのまま気を失ってしまった。
「ライナさん!」
「ちょっと⁉︎ ライナ⁉︎」
2人がライナの元に駆け寄る。ライナは完全に気を失ってしまった様だった。
倒れた、2人の為にも……朱雀を俺たちの手で倒さなくてはならない。これまで以上に怒りの思いが込み上がっていく。身体が内側が熱くなり、拳が硬く握られる。
「セシリア、ルミナ……やるぞ、お前達を守ってくれたカタリナの分まで‼︎」
俺が小さくそう言うと、2人は涙を拭って首を縦に振った。
「ソレーヌ‼︎ もう一度だ……もう一度、やるぞ!」
「は、はい‼︎」
そして、最後に俺はシルフの元へと向かう。
「シルフさん、俺たちに貴女の力を貸してください‼︎ 貴女の力が必要なんです‼︎」
(貴方からは溢れ出る魔力の存在を感じます。分かりました、貴方を召喚者として、主人として認めます。さぁ、行きましょう。共に邪悪な魔物を打ち倒す為に……)
シルフは俺を召喚者として認めてくれた様だ。これでS級精霊の力を借りることができる。
あとは……後衛の2人だが……
「2人とも、これをライナに使え。そんで、少しだけ休んでろ」
俺は2人にハイポーションを投げ渡すと前を向く。
「ちょ! 待ってよ! 私も……って」
サラシエルの言葉を遮る様にセインが手を前に出す。
「分かりました。貴方達に討伐を託します……その代わり、絶対に倒して下さい。私たちのリーダーの為にも」
「ああ、必ず……倒す!」
俺達は強い意志と新たなる力を持って、再び朱雀へと挑む。
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