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第1章 ギルド追放編
第16話 ヒーラー、報酬を受け取る
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セシリアに突然抱き着いた金髪の少女はセシリアから離れるとフリフリと金毛の尻尾を振りながらセシリアに瞳を向ける。
「久しぶりだねセシリー‼ 小さい頃以来だね!! 元気にしてた? ご飯ちゃんと食べれてる?」
「ルミナ!! 久しぶりね!! そっちこそ色々成長してるからご飯は食べられてるようね……」
セシリアはその少女の大きな胸を目を細くして凝視する。
「もうセシリーったらどこ見てるの!!」
目の前で繰り広げられる2人の話について行くことができず黙っていると、それに気が付いたセシリアが俺の手を掴みその少女の前に連れてきた。
「紹介しないといけないわよねフール、この子は私の幼馴染のルミナ!」
「初めまして、俺はフール。回復術士をしてる、よろしく」
「私はルミナって言います。職業は盾士をしてます! セシリーとは小さいころからの幼馴染で私の大親友です♪ よろしくです!」
ルミナがペコっとお辞儀をすると後ろには中くらいのバックラーを背負っているのが見えた。しかし、それよりも目立ったのはその盾よりも大きいのではないかと思われるほどのボリュームのある胸がたゆんと揺れ、ルミナの着ている女性用のクロスアーマーのサイズが少し小さいのか、谷間が丸見えである。
俺は目のやり場を考えながら、ルミナと俺は握手を交わす。俺の目線が不自然に感じたセシリアはむっとした表情で佇んでいた。
「ところでフールさん。セシリアとはパーティを組んだんですか?」
「まぁそうだな。セシリアにはこのパーティの前衛として頑張ってもらってるよ」
「フフン♪」
セシリアがルミナに向けてどや顔を見せつける。
「そうなんですね! てことは他にパーティメンバーもいたりするんですか?」
「いや、俺たち二人だけだ」
「え?」
俺の言葉にルミナが戸惑っている様子を見せる。まぁこのリアクションをされるのはもう慣れてしまったので何とも思わなくなってしまった。
「因みにフールさんの冒険者ランクはどれくらいですか?」
「F級だよ」
「……」
ルミナが目線を下げ、身体をセシリアの方に向けるとセシリアの肩を掴んで顔を上げた。
「セシリー!! 私たちのパーティに来ない⁉」
ルミナが目を開いて、言ったのでセシリアは驚き、尻尾がピンと伸びてしまった。どうやら俺がF級の冒険者と言うことを耳にして俺の信用が一気にゼロになったようだ。
しかし、セシリアはルミナの手を離し、俺の腕に抱き着いてくる。
「ルミナは分かって無いかもしれないだろうけどフールは私の事を助けてくれたし、実力だってあるんだから!!」
(それに……素敵だし……)
セシリアの様子を見たルミナが頬を膨らませて俺の方を睨んでくる。ルミナのあらゆる毛先が逆立っている様子から相当お怒りの様子だった。
「じゃ……じゃあ! 私のセシリアをたぶらかす不届きものではないと言うのならその証拠を見せてください!!」
そうルミナが顔を赤くして怒鳴ったとき、受付口から声が聞こえてきた。
「666番でお待ちのフール様!! B級ダンジョン攻略の確認が取れましたので至急窓口までお越しください!!」
「……ふぇ?」
ルミナは受付嬢のアナウンスを聞き、目を丸くさせてきょとんとしてしまった。
「そこまで言うならルミナもついてきなさい! フールの凄いところ見せちゃうんだから!! 良いよねフール?」
「別に構わないが……」
半放心状態であったルミナは遠い目をしながら俺たちにふらふらとついてきた。俺たちが窓口まで来ると、先ほど担当してくれた受付嬢が奥から戻ってくる。
「お待たせしました! どうやら本当に攻略がなされていたようなので報酬の方を受け取りください! 報酬はこちらになっております」
そう言いながら確認の紙を手渡した。
~B級ダンジョン攻略報酬~
・賞金3000G
・冒険者ランク更新
「それではまず、冒険者ランクの更新を行います。しかし……フール様はF級冒険者ですのでもう1度ダンジョン攻略をしなくてはランク更新を行うことができません。パーティの方の冒険者証がありましたら更新いたしますよ」
そう、F級とはすなわち駆け出しの中の駆け出し……例えどんな難易度のダンジョンを攻略しても2回攻略しなくてはランク更新をすることはできない決まりになっている。俺はしょうがないのでセシリアを呼んで、冒険者証を出させた。
「はい、それではセシリア様のランクがE級ですのでB級へ飛び級いたします」
「B級⁉ B級だってよフール!! やったあ!!!!」
「良かったなセシリア!!」
セシリアの冒険者ランクが上がっていることに喜んでいる俺たちとは裏腹にルミナは後ろでポカーンと俺たちを見ているだけだった。
「B……B級? そんな……D級の私を軽々超えちゃうなんて……」
ルミナはセシリアの思わぬ飛び級によってショックを受けその場にへたりこんでしまった。しかし、ルミナをしり目に俺たちの報酬受け取りはまだ終わってはいない。
「それでは最後に賞金の受け取りとなります。こちら3000Gになります」
そう言って受付嬢はジャラジャラと擦れる音を鳴らしながら、膨らんだ金貨袋を窓口に置く。俺はその袋を持つと金貨の重みを感じることができた。金貨3000Gとは一般的な収入の約3倍の値段とされており、普通これを4人パーティなら4分割に分けるのだが俺たちは2分割に分けることができるので、1人当たりの賞金が多くもらえるのだ。
「それではこれでダンジョン攻略の受付を終了したいと思います。またのご利用をお待ちしております」
こうして、俺たちはダンジョン攻略の報酬を無事に受け取ることができた。
「お金来たーー♪ これで美味しいものが食べられるね!! お肉♪ お肉♪ ルミナも食事一緒にどう?」
嬉しそうに尻尾を揺らし、ルミナに声をかけるセシリア。しかし、その目の前には尻尾が地を向いてうなだれていルミナがいる。そして、ルミナが勢いよく立ち上がると俺に向けて涙目で指を指した。
「わ、私は絶対認めませんからね!! 私も高難易度ダンジョンに挑戦し、攻略してセシリアを取り戻してやるんだからーー!!」
そう言いながらルミナは後ろを向くと猛ダッシュでこの施設の外に出て行ってしまった。セシリア曰く、いつもの事らしいので気にしないでおこう。
とりあえず、俺たちは久しぶりの大金を手にしたのでそのお金で美味しいものでも食べようと、この施設の2階へと移動することにした。
「久しぶりだねセシリー‼ 小さい頃以来だね!! 元気にしてた? ご飯ちゃんと食べれてる?」
「ルミナ!! 久しぶりね!! そっちこそ色々成長してるからご飯は食べられてるようね……」
セシリアはその少女の大きな胸を目を細くして凝視する。
「もうセシリーったらどこ見てるの!!」
目の前で繰り広げられる2人の話について行くことができず黙っていると、それに気が付いたセシリアが俺の手を掴みその少女の前に連れてきた。
「紹介しないといけないわよねフール、この子は私の幼馴染のルミナ!」
「初めまして、俺はフール。回復術士をしてる、よろしく」
「私はルミナって言います。職業は盾士をしてます! セシリーとは小さいころからの幼馴染で私の大親友です♪ よろしくです!」
ルミナがペコっとお辞儀をすると後ろには中くらいのバックラーを背負っているのが見えた。しかし、それよりも目立ったのはその盾よりも大きいのではないかと思われるほどのボリュームのある胸がたゆんと揺れ、ルミナの着ている女性用のクロスアーマーのサイズが少し小さいのか、谷間が丸見えである。
俺は目のやり場を考えながら、ルミナと俺は握手を交わす。俺の目線が不自然に感じたセシリアはむっとした表情で佇んでいた。
「ところでフールさん。セシリアとはパーティを組んだんですか?」
「まぁそうだな。セシリアにはこのパーティの前衛として頑張ってもらってるよ」
「フフン♪」
セシリアがルミナに向けてどや顔を見せつける。
「そうなんですね! てことは他にパーティメンバーもいたりするんですか?」
「いや、俺たち二人だけだ」
「え?」
俺の言葉にルミナが戸惑っている様子を見せる。まぁこのリアクションをされるのはもう慣れてしまったので何とも思わなくなってしまった。
「因みにフールさんの冒険者ランクはどれくらいですか?」
「F級だよ」
「……」
ルミナが目線を下げ、身体をセシリアの方に向けるとセシリアの肩を掴んで顔を上げた。
「セシリー!! 私たちのパーティに来ない⁉」
ルミナが目を開いて、言ったのでセシリアは驚き、尻尾がピンと伸びてしまった。どうやら俺がF級の冒険者と言うことを耳にして俺の信用が一気にゼロになったようだ。
しかし、セシリアはルミナの手を離し、俺の腕に抱き着いてくる。
「ルミナは分かって無いかもしれないだろうけどフールは私の事を助けてくれたし、実力だってあるんだから!!」
(それに……素敵だし……)
セシリアの様子を見たルミナが頬を膨らませて俺の方を睨んでくる。ルミナのあらゆる毛先が逆立っている様子から相当お怒りの様子だった。
「じゃ……じゃあ! 私のセシリアをたぶらかす不届きものではないと言うのならその証拠を見せてください!!」
そうルミナが顔を赤くして怒鳴ったとき、受付口から声が聞こえてきた。
「666番でお待ちのフール様!! B級ダンジョン攻略の確認が取れましたので至急窓口までお越しください!!」
「……ふぇ?」
ルミナは受付嬢のアナウンスを聞き、目を丸くさせてきょとんとしてしまった。
「そこまで言うならルミナもついてきなさい! フールの凄いところ見せちゃうんだから!! 良いよねフール?」
「別に構わないが……」
半放心状態であったルミナは遠い目をしながら俺たちにふらふらとついてきた。俺たちが窓口まで来ると、先ほど担当してくれた受付嬢が奥から戻ってくる。
「お待たせしました! どうやら本当に攻略がなされていたようなので報酬の方を受け取りください! 報酬はこちらになっております」
そう言いながら確認の紙を手渡した。
~B級ダンジョン攻略報酬~
・賞金3000G
・冒険者ランク更新
「それではまず、冒険者ランクの更新を行います。しかし……フール様はF級冒険者ですのでもう1度ダンジョン攻略をしなくてはランク更新を行うことができません。パーティの方の冒険者証がありましたら更新いたしますよ」
そう、F級とはすなわち駆け出しの中の駆け出し……例えどんな難易度のダンジョンを攻略しても2回攻略しなくてはランク更新をすることはできない決まりになっている。俺はしょうがないのでセシリアを呼んで、冒険者証を出させた。
「はい、それではセシリア様のランクがE級ですのでB級へ飛び級いたします」
「B級⁉ B級だってよフール!! やったあ!!!!」
「良かったなセシリア!!」
セシリアの冒険者ランクが上がっていることに喜んでいる俺たちとは裏腹にルミナは後ろでポカーンと俺たちを見ているだけだった。
「B……B級? そんな……D級の私を軽々超えちゃうなんて……」
ルミナはセシリアの思わぬ飛び級によってショックを受けその場にへたりこんでしまった。しかし、ルミナをしり目に俺たちの報酬受け取りはまだ終わってはいない。
「それでは最後に賞金の受け取りとなります。こちら3000Gになります」
そう言って受付嬢はジャラジャラと擦れる音を鳴らしながら、膨らんだ金貨袋を窓口に置く。俺はその袋を持つと金貨の重みを感じることができた。金貨3000Gとは一般的な収入の約3倍の値段とされており、普通これを4人パーティなら4分割に分けるのだが俺たちは2分割に分けることができるので、1人当たりの賞金が多くもらえるのだ。
「それではこれでダンジョン攻略の受付を終了したいと思います。またのご利用をお待ちしております」
こうして、俺たちはダンジョン攻略の報酬を無事に受け取ることができた。
「お金来たーー♪ これで美味しいものが食べられるね!! お肉♪ お肉♪ ルミナも食事一緒にどう?」
嬉しそうに尻尾を揺らし、ルミナに声をかけるセシリア。しかし、その目の前には尻尾が地を向いてうなだれていルミナがいる。そして、ルミナが勢いよく立ち上がると俺に向けて涙目で指を指した。
「わ、私は絶対認めませんからね!! 私も高難易度ダンジョンに挑戦し、攻略してセシリアを取り戻してやるんだからーー!!」
そう言いながらルミナは後ろを向くと猛ダッシュでこの施設の外に出て行ってしまった。セシリア曰く、いつもの事らしいので気にしないでおこう。
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