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12歳《中等部》
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「ネヴィル、心優しいシルヴェスター公子として社交界で有名になって。」
ネヴィルがすごい顔した。
テオ様なんて絶句という言葉が顔になったような顔してる。
分かるよ。見た目だけは心優しい少年って感じだけど口を開いたら粗暴さが出てくるもん。マナーだって社交界と僕らの前以外じゃ不合格だってアルフレートから聞いてる。
付け焼き刃ならそんなものだろう。テオ様は身についてるからどこでも完璧にしてるけどね。
「貴族の義務の1つに奉仕活動っていうのがある。社交界で女性が主に担って、芸術活動とか音楽、孤児の支援。これがスラムの治安改善、芸術の促進とかに繋がるの。上手く行けば国や家紋の利益になるからやる人は多い。」
そういう仕事がある。でも義母様は芸術にいくら深くてもあの隠しきれない上から目線。気位が高い芸術家には当然断られる。だから僕が代わりにしてたけど他の人が変わってくれるならありがたい。
「本当は義母様の仕事なんだけどね。やれると思う?」
「母上には無理ですね。」
「でしょ?今まで僕がしてたけど手が回ってないのが実情。それにネヴィルの方が背景がいい。だからネヴィルに任せたい。」
それにテオ様が首を傾げた。ネヴィルは理解を諦めてココアを飲み始めた。
「なぜ、心優しいが必要になるんですか?」
「ウケがいいんだよ。孤児として生きてきた公子様。元孤児としての経験からこの国での孤児を助けたいと僕に掛け合った心優しい子。間違いなく、平民からは親近感を持たれるよ。」
これで貴族のお偉いさんと恋愛結婚でもしたら、吟遊詩人が歌うシンデレラストーリになる。
まぁ結婚しなくても僕らの寵愛を受けてる弟と言えばそれだけで十分噂にはなるだろう。
「いいですか?嘘くさくないですか。それに平民から好かれても得がありません。」
得ならありまくる。
面倒なことはネヴィルのワガママってだけで抑えられるようになるんだから。
「ネヴィルも政略結婚は嫌でしょ?」
「絶っっ対、いやだ。」
「うん。僕も嫌。でもね、皇室から勧められたら断れない。僕が王なら使える血筋は増やしたいから勧めるしね。だから先に手を打つんだよ。いくら皇室と言ってもね、大々的に市民から好かれてる人に強制できない。どこの国でもね意外と王を倒すのは市民が多いんだよ。強力な力があっても数には負ける。」
反乱とか内戦とかテロとか色々あるけど。
そこに他国の介入があれば大変なことになる。前世だって代理戦争ってことで同じ民族同士殺し合わされてたし。
「ネヴィルが泣いて嫌がったら助けてくれる人達を作って。」
「そんな都合のいいものをコレに作れますか?」
「僕らじゃ洗脳を疑われるからね。闇魔法を持ってなくてその顔立ちのネヴィルの方が向いてる。上手くいけば第2皇子からお声がかかるよ。」
闇魔法の適性がないとこう言うとき便利。僕がそんなの作ったら洗脳魔法疑われて牢屋行きだ。
「辞めさせましょう。ネヴィルに務まるとは思えません。」
テオ様はそう言うけど、ネヴィル自体の頭は悪くない。あと観察眼はピカイチだ。孤児だから人との付き合い方を分かってるんだろう。子供のいじめなんて無邪気なだけあって凶悪だ。
「第2皇子はシルヴェスターがいなくても成り立つ国づくりをしたがってる。平和な世界なら僕も応援したけど今じゃない。」
「なんで?」
キョトンとネヴィルが見上げてきた。
ココア飽きたのかな。
「周りの国はドンパチやってるんだよ。今僕らが平和に生きてるのは現皇帝陛下のおかげだ。」
「さすが陛下です。」
テオ様は身分が高いとすぐに褒めるから妬けちゃう。僕だけ褒めてくれればいいのに。でもそう言うテオ様も大好き。
「次の皇帝も上手くいくとは限らない。陛下はどちらかと言えば策略家。他の兄弟を蹴落として王になった人だからね。ルディは力。第2皇子は知能。3人ともそもそも持ってる才能が違う。知能だけじゃ外交はやってけない。特に今は。第2皇子は陛下のように悪い手を使えないんだよ。」
「なぜですか?」
「考え方が綺麗すぎるの。」
いい君主にはなるだろう。賄賂も差別もしない。実力主義な社会を作れる人。だけど敵も多く作っちゃう人だ。今、その敵側に責められたら第2皇子じゃ自分も国も守れない。
ルディは快楽主義なところはあるけど力は持ってる、頭も悪くない。戦争したら楽して持て囃されないからしないって謎のやる気がある。
それなら、今は少しくらい強引な政策を進められるルディの方がいい。
シルヴェスターとしても、テオ様を幸せにする僕のためにも。
「シルヴェスターを排除したいのも皇室の意見を強めて一丸となって国力を上げたいの。今はシルヴェスターが裏切ればこの国は終わるからね。」
だから第2皇子はシルヴェスターを貴族社会から排除したいんだよね。
邪魔なんだよ。いつ裏切るか分からない。権力は皇室に次いで多い。今代は剣技使いのテオ様に器用貧乏な僕もいる。邪魔だろうなぁ。
「ただ、それをルディが言うなら分かる。ルディはそもそも魔法のスペックが高い。あの子がいれば僕がしたことを応用して不死の軍団を作れるよ。僕らがいなくても国を豊かにできる子だ。攻め込まれても対処できる。でも第2皇子は違う。魔法はダメ。僕以下だ。剣術もダメ。テオ以下だ。知能は?僕やルディと同等かそれ以上。でも悪知恵が働かない。不合格。このいつ戦争が起こるかわからない世界で首が蛇から羊にすげ変わってみなよ。食われるよ。」
「知恵があるならうまくいくのではないですか?」
知恵だけで生き残れるような社会じゃないよ。
ネヴィルはそれに気づいてるのか子供がしないような難しそうな顔をした。
ネヴィルがすごい顔した。
テオ様なんて絶句という言葉が顔になったような顔してる。
分かるよ。見た目だけは心優しい少年って感じだけど口を開いたら粗暴さが出てくるもん。マナーだって社交界と僕らの前以外じゃ不合格だってアルフレートから聞いてる。
付け焼き刃ならそんなものだろう。テオ様は身についてるからどこでも完璧にしてるけどね。
「貴族の義務の1つに奉仕活動っていうのがある。社交界で女性が主に担って、芸術活動とか音楽、孤児の支援。これがスラムの治安改善、芸術の促進とかに繋がるの。上手く行けば国や家紋の利益になるからやる人は多い。」
そういう仕事がある。でも義母様は芸術にいくら深くてもあの隠しきれない上から目線。気位が高い芸術家には当然断られる。だから僕が代わりにしてたけど他の人が変わってくれるならありがたい。
「本当は義母様の仕事なんだけどね。やれると思う?」
「母上には無理ですね。」
「でしょ?今まで僕がしてたけど手が回ってないのが実情。それにネヴィルの方が背景がいい。だからネヴィルに任せたい。」
それにテオ様が首を傾げた。ネヴィルは理解を諦めてココアを飲み始めた。
「なぜ、心優しいが必要になるんですか?」
「ウケがいいんだよ。孤児として生きてきた公子様。元孤児としての経験からこの国での孤児を助けたいと僕に掛け合った心優しい子。間違いなく、平民からは親近感を持たれるよ。」
これで貴族のお偉いさんと恋愛結婚でもしたら、吟遊詩人が歌うシンデレラストーリになる。
まぁ結婚しなくても僕らの寵愛を受けてる弟と言えばそれだけで十分噂にはなるだろう。
「いいですか?嘘くさくないですか。それに平民から好かれても得がありません。」
得ならありまくる。
面倒なことはネヴィルのワガママってだけで抑えられるようになるんだから。
「ネヴィルも政略結婚は嫌でしょ?」
「絶っっ対、いやだ。」
「うん。僕も嫌。でもね、皇室から勧められたら断れない。僕が王なら使える血筋は増やしたいから勧めるしね。だから先に手を打つんだよ。いくら皇室と言ってもね、大々的に市民から好かれてる人に強制できない。どこの国でもね意外と王を倒すのは市民が多いんだよ。強力な力があっても数には負ける。」
反乱とか内戦とかテロとか色々あるけど。
そこに他国の介入があれば大変なことになる。前世だって代理戦争ってことで同じ民族同士殺し合わされてたし。
「ネヴィルが泣いて嫌がったら助けてくれる人達を作って。」
「そんな都合のいいものをコレに作れますか?」
「僕らじゃ洗脳を疑われるからね。闇魔法を持ってなくてその顔立ちのネヴィルの方が向いてる。上手くいけば第2皇子からお声がかかるよ。」
闇魔法の適性がないとこう言うとき便利。僕がそんなの作ったら洗脳魔法疑われて牢屋行きだ。
「辞めさせましょう。ネヴィルに務まるとは思えません。」
テオ様はそう言うけど、ネヴィル自体の頭は悪くない。あと観察眼はピカイチだ。孤児だから人との付き合い方を分かってるんだろう。子供のいじめなんて無邪気なだけあって凶悪だ。
「第2皇子はシルヴェスターがいなくても成り立つ国づくりをしたがってる。平和な世界なら僕も応援したけど今じゃない。」
「なんで?」
キョトンとネヴィルが見上げてきた。
ココア飽きたのかな。
「周りの国はドンパチやってるんだよ。今僕らが平和に生きてるのは現皇帝陛下のおかげだ。」
「さすが陛下です。」
テオ様は身分が高いとすぐに褒めるから妬けちゃう。僕だけ褒めてくれればいいのに。でもそう言うテオ様も大好き。
「次の皇帝も上手くいくとは限らない。陛下はどちらかと言えば策略家。他の兄弟を蹴落として王になった人だからね。ルディは力。第2皇子は知能。3人ともそもそも持ってる才能が違う。知能だけじゃ外交はやってけない。特に今は。第2皇子は陛下のように悪い手を使えないんだよ。」
「なぜですか?」
「考え方が綺麗すぎるの。」
いい君主にはなるだろう。賄賂も差別もしない。実力主義な社会を作れる人。だけど敵も多く作っちゃう人だ。今、その敵側に責められたら第2皇子じゃ自分も国も守れない。
ルディは快楽主義なところはあるけど力は持ってる、頭も悪くない。戦争したら楽して持て囃されないからしないって謎のやる気がある。
それなら、今は少しくらい強引な政策を進められるルディの方がいい。
シルヴェスターとしても、テオ様を幸せにする僕のためにも。
「シルヴェスターを排除したいのも皇室の意見を強めて一丸となって国力を上げたいの。今はシルヴェスターが裏切ればこの国は終わるからね。」
だから第2皇子はシルヴェスターを貴族社会から排除したいんだよね。
邪魔なんだよ。いつ裏切るか分からない。権力は皇室に次いで多い。今代は剣技使いのテオ様に器用貧乏な僕もいる。邪魔だろうなぁ。
「ただ、それをルディが言うなら分かる。ルディはそもそも魔法のスペックが高い。あの子がいれば僕がしたことを応用して不死の軍団を作れるよ。僕らがいなくても国を豊かにできる子だ。攻め込まれても対処できる。でも第2皇子は違う。魔法はダメ。僕以下だ。剣術もダメ。テオ以下だ。知能は?僕やルディと同等かそれ以上。でも悪知恵が働かない。不合格。このいつ戦争が起こるかわからない世界で首が蛇から羊にすげ変わってみなよ。食われるよ。」
「知恵があるならうまくいくのではないですか?」
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ネヴィルはそれに気づいてるのか子供がしないような難しそうな顔をした。
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