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8歳
16
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買ったお肉は臭くて固かった。
僕の家の料理人は腕がいいらしい。それでもまぁ食べられないほどでもない。美味しいか?と聞かれれば美味しいレベル。癖になる味だ。
「口にあいませんか?」
テオ様、顎が強いんだね。僕、まだ噛み切れてないから待ってほしい。まだもぐもぐ口を動かしてるし。
待ってね、と手で合図して待ってもらう。テオ様はもう半分くらい食べてる。ほんとごめん。
なんとか1口目を噛み終えてテオ様を見る。もう1本食べ終えてた。早い。
「遅くてごめんね。」
「いえ、他に欲しいものなどありませんか?買ってきますよ。」
あー。それはダメかな。
僕らどう見ても貴族だってこと印象づけちゃったし。人攫いにでもあったら大変だ。僕はら対処できるけどなにも学んでない今のテオ様ならどうにもなんないでしょ。
あと1、2年もすれば問題なく対処できるだろうけど今はダメ。でもそれでプライド刺激したら嫌だから違う言い方しよ。
「テオと一緒に買い食いしたかったの。食べるの待って。」
「はい。兄上。1時間でも1週間でも待ちます!」
そんなにかからない。テオ様は僕のことどんくさいって思ってのかな。失礼しちゃう。
もくもくとと食べることに集中する。早く食べないとテオ様とイチャイチャする時間が減っちゃう。
もぐもぐもぐもぐ。次の一口。もぐもぐもぐもぐ。次。もぐもぐもぐもぐ。最後もぐもぐもぐもぐ。
やっと食べ終わった。周りを見てみたけど特に変なやつはいないみたい。でもまぁ気にすしぎることはないけどさ。
テオ様を誘拐なんてするならタダで帰せる自信はない。
「次はあのふわふわ食べたい。」
綿菓子のようなふわふわしたものを指さす。あれが綿菓子なら砂糖を安く買える方法があるかもしれない。
砂糖なんて庶民には手が届かないシロモノだからね。
「これはどうやって作ってるの?」
屋台の前にきてそう聞いてみる。答えてくれるかな。
「き、貴族様!魔力を込めて作っています!!」
「魔力?ふぅん。1つ欲しいな。僕の魔力で作ってもいい?」
「はい。元々客の魔力を使ってますので、その人の魔力の色になります。」
まぁ僕らの色なんて黒でなんだろうけど。これ、甘いのかな。
いつものように魔力を込めてぐるぐると機械の周りを僕で回す。
こんなので
……ちょっとでかい!
ほかの人たちが持ってるのは僕の顔くらいの大きさで薄い緑とか青とか赤といった色なのに。僕のはただただだ黒の中に1本の金色が混じったデカい物体。
どう見ても美味しそうではない。
「これ食べれるの?」
「そういうものなので食べられるとは思いますが…食べますか?」
店主の目にだってあんまり美味しそうには見えてないらしい。
だって黒いもん。薄い黒とかじゃない。真っ黒。僕が想像してたのはもっと薄くて可愛らしい黒なのに。
「食べるけど…テオもする?」
どうせ同じ結果だろうけど。
「やります!」
そう。ならいいんだけど…。どう見ても飾り物だ。食べようとは思わないかも。
テオ様は店主が言うように魔力を出して棒をくるくる回す。
魔力自体は出さなくても人から出てるらしい。その魔力を自在に操る才能がある人が魔道士と呼ばれるものになる。
テオ様のそれもめっちゃでかくなった。違うのは僕の金色の代わりに赤色が出てたこと。
テオ様の目と髪の色。そう思えばとっても綺麗。
そっち食べたいなぁ。テオ様の魔力とかどんな味がするんだろ。
「これって違う人の食べてもいいの?」
「大丈夫ですよ。所詮魔力ですから。」
ならいいかなぁ。そっち食べたい。
「テオ、かえっこしない?」
テオ様はキョトンとした顔の後微笑んで僕に綿飴もどきを手渡してくれた。
「いいですよ。兄上のも美味しそうです。」
んぐぅ。可愛い。優しい。愛らしい。
そう?こんな黒々としたものが美味しそう?ちょっと感性おかしいと思う。でも可愛いから許しちゃう。
2人でかえっこして今度は噴水に腰掛けて2人でたべた。
テオ様の綿飴もどきはなんか辛い。スパイシーって感じ。
僕のはどんな味なんだろって思ってさ。あーんって言ったらテオ様は分けてくれた。
嬉しそうに食べてたから甘いのかなって思ってたらめっちゃ微妙な味がした。食べた瞬間は激甘。なのに段々と辛くなってきて最後にはしょっぱかった。
なにこの味…。でも不思議ともう一口って思っちゃうような味。なにこれ。
「微妙…。」
「兄上のようで好きです。」
「えぇ。そう?」
変な味…。
「あ、兄上。」
「なぁに?」
キュッと僕の服の裾を握って可愛いお口を雛のように向けてきた。
「あ、あーん…。」
は?
……は?
可愛いすぎて時間が止まっちゃったんだけど。
ぽぽぽと顔を真っ赤にして可愛い可愛い口を開けてるテオ様。
なにそれ。僕のまね???可愛い。僕がしても可愛くないけどテオ様なら可愛い。
震える手でテオ様の口の中に入れたげた。
もくもくと溶けちゃうのに口を動かすテオ様。
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い
…かわいい。
僕の家の料理人は腕がいいらしい。それでもまぁ食べられないほどでもない。美味しいか?と聞かれれば美味しいレベル。癖になる味だ。
「口にあいませんか?」
テオ様、顎が強いんだね。僕、まだ噛み切れてないから待ってほしい。まだもぐもぐ口を動かしてるし。
待ってね、と手で合図して待ってもらう。テオ様はもう半分くらい食べてる。ほんとごめん。
なんとか1口目を噛み終えてテオ様を見る。もう1本食べ終えてた。早い。
「遅くてごめんね。」
「いえ、他に欲しいものなどありませんか?買ってきますよ。」
あー。それはダメかな。
僕らどう見ても貴族だってこと印象づけちゃったし。人攫いにでもあったら大変だ。僕はら対処できるけどなにも学んでない今のテオ様ならどうにもなんないでしょ。
あと1、2年もすれば問題なく対処できるだろうけど今はダメ。でもそれでプライド刺激したら嫌だから違う言い方しよ。
「テオと一緒に買い食いしたかったの。食べるの待って。」
「はい。兄上。1時間でも1週間でも待ちます!」
そんなにかからない。テオ様は僕のことどんくさいって思ってのかな。失礼しちゃう。
もくもくとと食べることに集中する。早く食べないとテオ様とイチャイチャする時間が減っちゃう。
もぐもぐもぐもぐ。次の一口。もぐもぐもぐもぐ。次。もぐもぐもぐもぐ。最後もぐもぐもぐもぐ。
やっと食べ終わった。周りを見てみたけど特に変なやつはいないみたい。でもまぁ気にすしぎることはないけどさ。
テオ様を誘拐なんてするならタダで帰せる自信はない。
「次はあのふわふわ食べたい。」
綿菓子のようなふわふわしたものを指さす。あれが綿菓子なら砂糖を安く買える方法があるかもしれない。
砂糖なんて庶民には手が届かないシロモノだからね。
「これはどうやって作ってるの?」
屋台の前にきてそう聞いてみる。答えてくれるかな。
「き、貴族様!魔力を込めて作っています!!」
「魔力?ふぅん。1つ欲しいな。僕の魔力で作ってもいい?」
「はい。元々客の魔力を使ってますので、その人の魔力の色になります。」
まぁ僕らの色なんて黒でなんだろうけど。これ、甘いのかな。
いつものように魔力を込めてぐるぐると機械の周りを僕で回す。
こんなので
……ちょっとでかい!
ほかの人たちが持ってるのは僕の顔くらいの大きさで薄い緑とか青とか赤といった色なのに。僕のはただただだ黒の中に1本の金色が混じったデカい物体。
どう見ても美味しそうではない。
「これ食べれるの?」
「そういうものなので食べられるとは思いますが…食べますか?」
店主の目にだってあんまり美味しそうには見えてないらしい。
だって黒いもん。薄い黒とかじゃない。真っ黒。僕が想像してたのはもっと薄くて可愛らしい黒なのに。
「食べるけど…テオもする?」
どうせ同じ結果だろうけど。
「やります!」
そう。ならいいんだけど…。どう見ても飾り物だ。食べようとは思わないかも。
テオ様は店主が言うように魔力を出して棒をくるくる回す。
魔力自体は出さなくても人から出てるらしい。その魔力を自在に操る才能がある人が魔道士と呼ばれるものになる。
テオ様のそれもめっちゃでかくなった。違うのは僕の金色の代わりに赤色が出てたこと。
テオ様の目と髪の色。そう思えばとっても綺麗。
そっち食べたいなぁ。テオ様の魔力とかどんな味がするんだろ。
「これって違う人の食べてもいいの?」
「大丈夫ですよ。所詮魔力ですから。」
ならいいかなぁ。そっち食べたい。
「テオ、かえっこしない?」
テオ様はキョトンとした顔の後微笑んで僕に綿飴もどきを手渡してくれた。
「いいですよ。兄上のも美味しそうです。」
んぐぅ。可愛い。優しい。愛らしい。
そう?こんな黒々としたものが美味しそう?ちょっと感性おかしいと思う。でも可愛いから許しちゃう。
2人でかえっこして今度は噴水に腰掛けて2人でたべた。
テオ様の綿飴もどきはなんか辛い。スパイシーって感じ。
僕のはどんな味なんだろって思ってさ。あーんって言ったらテオ様は分けてくれた。
嬉しそうに食べてたから甘いのかなって思ってたらめっちゃ微妙な味がした。食べた瞬間は激甘。なのに段々と辛くなってきて最後にはしょっぱかった。
なにこの味…。でも不思議ともう一口って思っちゃうような味。なにこれ。
「微妙…。」
「兄上のようで好きです。」
「えぇ。そう?」
変な味…。
「あ、兄上。」
「なぁに?」
キュッと僕の服の裾を握って可愛いお口を雛のように向けてきた。
「あ、あーん…。」
は?
……は?
可愛いすぎて時間が止まっちゃったんだけど。
ぽぽぽと顔を真っ赤にして可愛い可愛い口を開けてるテオ様。
なにそれ。僕のまね???可愛い。僕がしても可愛くないけどテオ様なら可愛い。
震える手でテオ様の口の中に入れたげた。
もくもくと溶けちゃうのに口を動かすテオ様。
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い
…かわいい。
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