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アフター編
16.水沢の凶行
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ターン、とボールが跳ねる音、誰かがそれを蹴る音、指示の声、息を刻む声。
つきあう前、笹塚に誘われた日から時々顔を出しているスポーツクラブ。金網の向こうで笹塚達が元気にボールを追いかけて走り回っている。
最近は、私もそれなりにフットサルのルールや面白さも分かるようになってきて、サッカー中継も笹塚と見て楽しんでいる。今だにルールの判らない所はあるが。これがまた何度笹塚に説明してもらってもよくわからないのだ。ちなみに一番よくわからんのがオフサイドというルールである。
私のカバンの中には笹塚用のお弁当と、園部さんのプレゼントがあった。これはフットサルが終わった後、園部さんが帰る頃を見計らって、水沢と渡すつもりでいる。
そんな水沢は私の隣で試合を眺めていた。昔は笹塚目当てに通っていたのだが、私と笹塚がつきあうようになってからは、すっかり来なくなっていたのだ。今日は私と一緒に園部さんへ贈り物をする為、誘ったのである。
「ふぅん、あの子。ここにも来てるのね」
ボソリと呟く水沢。あの子とは樋口さんのことだろう。彼女はあの飲み会からしばらく後、どこで情報を得たのか、このスポーツクラブに顔を出すようになっていた。
彼らがフットサルをしているのは内緒にしているわけでもないし、来てはいけないわけでもない。個人的にその行動力は凄いと言おうか、肉食女子ぶりに感心してしまうけど。
樋口さんは、一見お嬢さんで大人しそうな見た目なんだけどなぁ。やっぱり私や水沢と同系統なのだろうか。
ちなみに彼女が手に持っているトートバッグの中身は当然、園部さんに渡すお弁当だ。男を振り向かせるには食い物が一番だと、女というイキモノは本能で知っているのだろう。
そういえば、はるか昔の石器時代。男が狩猟をしている時、女はムラで子や家族を守りつつ、男達が狩ってきた獲物で料理をしていたと聞く。そんな時代から女は男達の胃袋を掴んできたのだろうか。
……などとどうでもいい事を考えているうちに、試合が終わっていた。は、しまった。殆ど真面目に見てなかった。
恒例のお夜食タイム。相変わらず高畠さんと所沢さんにお弁当が集中しているが、最近はちょっとばかり変化がある。それは、高畠さんだ。彼を狙う女子、主に総務の子が何人か来なくなっていた。何年追っかけても何ら返ってくることのない恋に諦めたのか、昼に弁当を食べつつ伺うと、別で彼氏ができたとかで彼のファンクラブ(非公認)を抜けた人もいた。
今現在、仲の良い事務員さんで彼を狙う人は二人だ。でもその二人も最近は少し諦め気味というか、元気がない。いっその事水沢のように告白でもして、自分の気持ちにけじめをつけてはどうかとも思うが、皆が皆、彼女みたいにはなれないのだろう。
人それぞれに、様々な恋事情があるのだ。
今現在、尤も元気に男へのアタックをしているのが樋口さんである。彼女はいつも通り、汗を拭く園部さんの傍に寄って行き、少し体をもじもじさせて赤くなりつつ「お疲れ様です」と口にしてお弁当を渡していた。彼には今の所ライバルが一人もいないから、何となく悠々とした雰囲気も見せている。
時間をかければ必ず落ちる、そう思っているのかな。
だけど今日の園部さんはいつもと様子が違っていた。――そう、水沢がいる。
いつもなら若干困った顔をしつつも受け取っていたのに、チラチラと水沢を見たりして。そんな当の彼女はそ知らぬ顔で別の方向を見ている。
何だかなぁ。こっちはこっちで、ただ二ヶ月園部さんが頑張ったら、何かしらの変化があるのかなと思っていただけだったのに、樋口さんの登場ですっかりギクシャクとした関係になっている。
別に彼女の存在が悪いわけじゃないんだが、本当に人間関係というのは難しい。園部さんと水沢はつきあってるわけじゃないから、樋口さんのやってる事は悪いことではない。なのにどうしても気持ちが園部さん寄りになってしまう。……これって、1つの贔屓ってヤツなのかな。
でも、いくら園部さんや水沢とのつきあいが長いと言っても、嫌ってるわけでもない樋口さんがフラれることを、心の中で望む私は一体何なのだろう。
「どうした。難しい顔をして」
気付くと目の前に笹塚がいた。首にタオルをかけていて、軽く汗を拭いている。
「ん。なんか、私って自分勝手だなぁと凹んでた」
「はぁ? また妙な思考を巡らしているのか。真面目なのもいいけど、少しは肩の力も抜けよ」
「真面目なのかな? まぁいいや、はいこれ、いつものおべんと……あれ?」
後ろ手に持っていたお弁当がなくなってる。慌ててきょろきょろ辺りを見回すと、少し離れた所で水沢が私の弁当を持っていた。
へ? いつの間に取ったんだ。ていうかその弁当どうする気……。
「園部さん。これも、その、よかったら、あ、あげます」
「え……、み、水沢、お弁当作ってくれたの?」
「……ええ、まぁ。ちょっと煮物とか多くて、可愛くないお弁当かもしれないけど。それでもよかったら」
「ううん! すごく嬉しい、ありがとう! あはは、何かこのおにぎり、笹塚がいつも食べてるやつみたいだね」
照れ顔で嬉しそうに笑う園部さんと、そっぽを向いて「たまたまです」と言い訳する水沢。そして唖然とした顔をした後、ジッと水沢を睨む樋口さん。
おお、見事な三角関係が形成された。
ていうかそれ、私が作った弁当なんだが。似てるもなにも、笹塚がいつも食べてるやつだよ。気付いてくれ、園部さん。
しかし水沢はなんてヤツなんだろう。ナチュラルに人の弁当取って、さりげに「羽坂の作る弁当は煮物が多い」とケチをつけることも忘れず、更にあたかも自分が作ったように園部さんへ渡すその仕草。
怒るより感心してしまう。水沢はちょっと丸くなったけどなんというかそういう所は相変わらずだ。
とりあえず、と私は笹塚に体を向けてぺこりと謝る。
「……ええと、私のお弁当が盗られてしまいました。ごめんなさい」
「ああ、水沢でないと許せん悪行だが、まぁ許そう。でも、その代わり今度の金曜日は夕飯作ってくれ」
「ういっす。リクエストは?」
「俺の好きなもの」
くす、と笑ってくしゃりと頭を撫でてくる。
ふむ、笹塚の好きなものか。今まで彼と定食屋に行ったり私の作る夕飯を食べる彼の姿を見てきて何となくわかる。彼は、そう、豚料理が好きなのだ。次点にお魚料理。そして洋食より和食。
「じゃあミルフィーユとんかつにする」
「ああ、いいなとんかつ。……ミルフィーユってなんだ?」
「薄切り肉を何層も重ねて、間にシソとかスライスチーズとかはさんでトンカツみたいに揚げるの。前に姉ちゃんに教わって、自分で作ってみたら美味しかったんだよ」
「確かにそれは美味そうだ。じゃあそれで頼むな」
にこにことする笹塚にこっくりと頷き、しばしの時間が過ぎる。最初の邂逅以来一度も私に顔を見せない宗像さんや、何か不穏な雰囲気のする岸さん。イロイロと私達の周りには妙な問題が巡っているが、この人さえ私を好きでいてくれれば、私が彼を信じてさえいれば、必ず乗り越えられるモノのはず。
その時は、わりと楽観的に考えていた。
――しかし。
着替えている男性陣を待つために、水沢と一緒にスポーツクラブを出る。すると、そこには見忘れもしない女の人が立っていた。
……宗像さん。
どこからこの場所をかぎつけたのか、それとも笹塚は学生時代からここを使っていたのか、それは分からない。彼女は私を一睨みすると施設の裏側へ移動して行った。
どうやら私に話があるようだ。無視するという手もあったけど、何となく無視したところで、岸さんのように何らかのタイミングを測って言ってくるんだろうな、と思ったのでおとなしくついていく事にした。
ぽい、と水沢の手にプレゼントを渡す。
「ごめん、ちょっと話してくるからコレよろしく」
「は、え!? よろしくって、ちょ!」
後ろから水沢の「まじで!? これ私から渡せっての!?」という叫び声を聞きながら施設の裏側へ行く。そこには思った通り、宗像さんが私を待っていた。
つきあう前、笹塚に誘われた日から時々顔を出しているスポーツクラブ。金網の向こうで笹塚達が元気にボールを追いかけて走り回っている。
最近は、私もそれなりにフットサルのルールや面白さも分かるようになってきて、サッカー中継も笹塚と見て楽しんでいる。今だにルールの判らない所はあるが。これがまた何度笹塚に説明してもらってもよくわからないのだ。ちなみに一番よくわからんのがオフサイドというルールである。
私のカバンの中には笹塚用のお弁当と、園部さんのプレゼントがあった。これはフットサルが終わった後、園部さんが帰る頃を見計らって、水沢と渡すつもりでいる。
そんな水沢は私の隣で試合を眺めていた。昔は笹塚目当てに通っていたのだが、私と笹塚がつきあうようになってからは、すっかり来なくなっていたのだ。今日は私と一緒に園部さんへ贈り物をする為、誘ったのである。
「ふぅん、あの子。ここにも来てるのね」
ボソリと呟く水沢。あの子とは樋口さんのことだろう。彼女はあの飲み会からしばらく後、どこで情報を得たのか、このスポーツクラブに顔を出すようになっていた。
彼らがフットサルをしているのは内緒にしているわけでもないし、来てはいけないわけでもない。個人的にその行動力は凄いと言おうか、肉食女子ぶりに感心してしまうけど。
樋口さんは、一見お嬢さんで大人しそうな見た目なんだけどなぁ。やっぱり私や水沢と同系統なのだろうか。
ちなみに彼女が手に持っているトートバッグの中身は当然、園部さんに渡すお弁当だ。男を振り向かせるには食い物が一番だと、女というイキモノは本能で知っているのだろう。
そういえば、はるか昔の石器時代。男が狩猟をしている時、女はムラで子や家族を守りつつ、男達が狩ってきた獲物で料理をしていたと聞く。そんな時代から女は男達の胃袋を掴んできたのだろうか。
……などとどうでもいい事を考えているうちに、試合が終わっていた。は、しまった。殆ど真面目に見てなかった。
恒例のお夜食タイム。相変わらず高畠さんと所沢さんにお弁当が集中しているが、最近はちょっとばかり変化がある。それは、高畠さんだ。彼を狙う女子、主に総務の子が何人か来なくなっていた。何年追っかけても何ら返ってくることのない恋に諦めたのか、昼に弁当を食べつつ伺うと、別で彼氏ができたとかで彼のファンクラブ(非公認)を抜けた人もいた。
今現在、仲の良い事務員さんで彼を狙う人は二人だ。でもその二人も最近は少し諦め気味というか、元気がない。いっその事水沢のように告白でもして、自分の気持ちにけじめをつけてはどうかとも思うが、皆が皆、彼女みたいにはなれないのだろう。
人それぞれに、様々な恋事情があるのだ。
今現在、尤も元気に男へのアタックをしているのが樋口さんである。彼女はいつも通り、汗を拭く園部さんの傍に寄って行き、少し体をもじもじさせて赤くなりつつ「お疲れ様です」と口にしてお弁当を渡していた。彼には今の所ライバルが一人もいないから、何となく悠々とした雰囲気も見せている。
時間をかければ必ず落ちる、そう思っているのかな。
だけど今日の園部さんはいつもと様子が違っていた。――そう、水沢がいる。
いつもなら若干困った顔をしつつも受け取っていたのに、チラチラと水沢を見たりして。そんな当の彼女はそ知らぬ顔で別の方向を見ている。
何だかなぁ。こっちはこっちで、ただ二ヶ月園部さんが頑張ったら、何かしらの変化があるのかなと思っていただけだったのに、樋口さんの登場ですっかりギクシャクとした関係になっている。
別に彼女の存在が悪いわけじゃないんだが、本当に人間関係というのは難しい。園部さんと水沢はつきあってるわけじゃないから、樋口さんのやってる事は悪いことではない。なのにどうしても気持ちが園部さん寄りになってしまう。……これって、1つの贔屓ってヤツなのかな。
でも、いくら園部さんや水沢とのつきあいが長いと言っても、嫌ってるわけでもない樋口さんがフラれることを、心の中で望む私は一体何なのだろう。
「どうした。難しい顔をして」
気付くと目の前に笹塚がいた。首にタオルをかけていて、軽く汗を拭いている。
「ん。なんか、私って自分勝手だなぁと凹んでた」
「はぁ? また妙な思考を巡らしているのか。真面目なのもいいけど、少しは肩の力も抜けよ」
「真面目なのかな? まぁいいや、はいこれ、いつものおべんと……あれ?」
後ろ手に持っていたお弁当がなくなってる。慌ててきょろきょろ辺りを見回すと、少し離れた所で水沢が私の弁当を持っていた。
へ? いつの間に取ったんだ。ていうかその弁当どうする気……。
「園部さん。これも、その、よかったら、あ、あげます」
「え……、み、水沢、お弁当作ってくれたの?」
「……ええ、まぁ。ちょっと煮物とか多くて、可愛くないお弁当かもしれないけど。それでもよかったら」
「ううん! すごく嬉しい、ありがとう! あはは、何かこのおにぎり、笹塚がいつも食べてるやつみたいだね」
照れ顔で嬉しそうに笑う園部さんと、そっぽを向いて「たまたまです」と言い訳する水沢。そして唖然とした顔をした後、ジッと水沢を睨む樋口さん。
おお、見事な三角関係が形成された。
ていうかそれ、私が作った弁当なんだが。似てるもなにも、笹塚がいつも食べてるやつだよ。気付いてくれ、園部さん。
しかし水沢はなんてヤツなんだろう。ナチュラルに人の弁当取って、さりげに「羽坂の作る弁当は煮物が多い」とケチをつけることも忘れず、更にあたかも自分が作ったように園部さんへ渡すその仕草。
怒るより感心してしまう。水沢はちょっと丸くなったけどなんというかそういう所は相変わらずだ。
とりあえず、と私は笹塚に体を向けてぺこりと謝る。
「……ええと、私のお弁当が盗られてしまいました。ごめんなさい」
「ああ、水沢でないと許せん悪行だが、まぁ許そう。でも、その代わり今度の金曜日は夕飯作ってくれ」
「ういっす。リクエストは?」
「俺の好きなもの」
くす、と笑ってくしゃりと頭を撫でてくる。
ふむ、笹塚の好きなものか。今まで彼と定食屋に行ったり私の作る夕飯を食べる彼の姿を見てきて何となくわかる。彼は、そう、豚料理が好きなのだ。次点にお魚料理。そして洋食より和食。
「じゃあミルフィーユとんかつにする」
「ああ、いいなとんかつ。……ミルフィーユってなんだ?」
「薄切り肉を何層も重ねて、間にシソとかスライスチーズとかはさんでトンカツみたいに揚げるの。前に姉ちゃんに教わって、自分で作ってみたら美味しかったんだよ」
「確かにそれは美味そうだ。じゃあそれで頼むな」
にこにことする笹塚にこっくりと頷き、しばしの時間が過ぎる。最初の邂逅以来一度も私に顔を見せない宗像さんや、何か不穏な雰囲気のする岸さん。イロイロと私達の周りには妙な問題が巡っているが、この人さえ私を好きでいてくれれば、私が彼を信じてさえいれば、必ず乗り越えられるモノのはず。
その時は、わりと楽観的に考えていた。
――しかし。
着替えている男性陣を待つために、水沢と一緒にスポーツクラブを出る。すると、そこには見忘れもしない女の人が立っていた。
……宗像さん。
どこからこの場所をかぎつけたのか、それとも笹塚は学生時代からここを使っていたのか、それは分からない。彼女は私を一睨みすると施設の裏側へ移動して行った。
どうやら私に話があるようだ。無視するという手もあったけど、何となく無視したところで、岸さんのように何らかのタイミングを測って言ってくるんだろうな、と思ったのでおとなしくついていく事にした。
ぽい、と水沢の手にプレゼントを渡す。
「ごめん、ちょっと話してくるからコレよろしく」
「は、え!? よろしくって、ちょ!」
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