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アフター編
15.黒焦げ筑前煮は謝罪の味
しおりを挟む 味噌汁を飲むと、アサリの出汁が味噌と合わさってとっても美味しい。味噌汁は入れる具材によって微妙に味がかわる。
さて、問題の筑前煮。
黒くコゲた鶏肉を箸でつまみ、食べてみるとかなり香ばしかったが、特に悪い味はしなかった。うん、まぁ、味付けは問題ないだろう。
「美味い」
「本当? 良かった」
「この白和えがすごく美味しい。好み」
「へへ、本当はね、教えてもらったレシピは砂糖多めだったんだけど、こっちのほうがあっさりするかなって思って。浩太さん、あっさり味が好きでしょ?」
そう言うと、笹塚は嬉しそうに微笑み、ビールをごくごく飲んで、アボカドとクリームチーズのわさび醤油和えを口に含む。
「へぇ~、合うな」
「うん。私もびっくりしたよ。クリームチーズって万能だね」
「そうだな、俺もびっくり。あ、ご飯もらえるか?」
ビールを飲み終わった笹塚が空のお茶碗を渡してきて、私は頷きながらそれを受け取り、炊飯器を開けてご飯を盛る。
お茶碗を渡すと、笹塚はありがとうと言いながら受け取り、ぱくりと食べた。
「あーうまい。お前んとこの米は相変わらず美味いな」
「ふふふ。色々拘ってるからねぇ。値段相応の自信あるんですよ」
「そうみたいだな。――はぁ、本当にお前……」
感慨深げに溜息をついた笹塚が突然口を止め、ごまかすように筑前煮を食べ始める。
何だろう。笹塚はココ最近、本当にこんな感じが増えた。
「本当にお前、なに?」
「――和食上手だなーって」
「この黒こげレンコンを見てそんな事が言えるとは。浩太さんが寛大なのか、ただの嫌味なのか」
「事実だよ。俺にとって料理は味が全てだ。見た目はその次」
クスクスと笑って目を細める。その優しい眼差しについ照れてしまい、俯いてぽそぽそとご飯を食べた。
しばらくお互いに黙ってご飯を食べていると、笹塚が気を取り直したように聞いてくる。
「それで。水沢といるとこで岸に会ったんだっけ?」
「あ、そうなの。そこで聞いた話をちゃんと浩太さんに言えって水沢が言ってきて」
話が本題に入った。今日は月曜日だけど、早く笹塚に話したくてメールをしたのだ。彼は1つも嫌がらず鍵を貸してくれ、平日だけど笹塚のマンションに泊まっているのである。
アサリから身を取りつつ、岸さんに会った時の話をする。メールでは簡単に説明しただけだったから、もう少し詳細を。
笹塚は黙って聞き、私が話を終えると小さく溜息をついた。
「なるほどな。……俺からの話では、安心できなかったか?」
「うっ、そ、そういう訳じゃないんだけど。ご、ごめんなさい。どうしても気になっちゃって…」
「いや、謝る必要はないぞ。……そうだよな。つきあってた時俺がどんな感じだったかなんて、自分では説明できないし、人から見た俺と宗像の様子を知りたい気持ちも分からなくはない」
そう言って私にカラになった茶碗を差し出し「おかわりいいか?」と聞いて来た。こくこくと頷いて再びご飯を山盛りに盛る。笹塚は大食漢なので3合は炊く。おかげで単身者用の3合炊き炊飯器はいつもいっぱいいっぱいだ。
「俺だって、似たような気持ちを持て余す時があるからな」
「そうなの? 私彼氏なんていたことないのに」
「いねえけど。悠真がいるだろ? 確かにお前達は『親友』だけど、明らかに二人だけの絆があって、どんなに俺がそこに入ろうとしても入ることができない。フフ、そう考えると『元彼』だったほうがずっとマシだったかもな」
冗談を言うように笹塚は明るく言ってきたが、私は再び俯いてしまった。
……そういう事か。私が笹塚と宗像さんの仲がどうだったか気にしたみたいに、笹塚だって私と悠真君がどんな話をしていたか、笹塚に会うまで二人でどんな事をしていたか、気になってるんだ。
それに宗像さんと違って、悠真君とは今でも続く仲。そこに笹塚が入ってきたからつい甘えていたけど、思い返してみれば、私が過去を語って以来、笹塚は一度も私達の過去を聞いてはこない。それはきっと、彼が大人だからだ。
自分の好奇心を満たしたいという欲求より、それを聞かれた時の私の気持ちを大切にしてくれる。
でも、それなのに私は、あの時――笹塚の気持ちより、自分の好奇心を優先したんだ。
「ごめんなさい」
心から謝る。もう、絶対に気安く過去を聞いたりしないようにしよう。
小さく笑う声が聞こえて、ふわりと頭に暖かいものが乗る。それは笹塚の大きな手だった。顔を上げれば、彼は優しい目をして茶碗と箸を片手に、頭を撫でてくる。
「謝るな。仕方のない感情だよ、それは。でも俺はちゃんと話してくれて嬉しい」
「うん」
「由里は約束を守る子だな。えらいえらい」
「うん。って、ぐしゃぐしゃはするなー!」
「ハハハ、後で風呂入るんだからいいじゃん」
よくない! 髪に一番よくないのは摩擦なんだよ。ガシガシすると髪が痛むんだ!
しかし笹塚は明るく笑いながら暫く頭を好きなようにガシガシして、再びご飯を食べ始める。
私はブツクサと文句を言いつつお味噌汁を飲み干して手を合わせると「ごちそうさま」とお辞儀した。
「それにしても岸がサークルの後輩だったなんて、驚きだな」
自分のお茶碗を水につけ、笹塚と自分のお茶を台所で淹れている所に、後ろから呟きが聞こえる。
「ん、知らなかったの?」
「ああ。この会社で初対面だと思ってた。ふぅん、園部といい、妙に縁があるな、あの会社」
「そういえばそうだよねぇ。同じ大学の、しかも同じサークルの人が3人。あんまりないよね、こんな偶然」
「小さい会社だしな、余計に。岸、か。聞いた事無いけど」
そうなのか。
私は大学といえば短大しか思い出がないから笹塚の大学がどんな感じだったかわからない。しかもウチは小規模の短大だったからなぁ。
笹塚の大学は確か都内にあるAランクの有名な大学だったはず。この人はスポーツもできる上に頭もいいのかと嫉妬したのを覚えてる。
という事は岸さんも頭いいんだろうな。あれ? 園部さんもか。なんで皆してこんな中小企業に入ってきたんだろう。不景気だからだろうか。
ことんと笹塚の方に湯のみを置いて、私も椅子に座り、お茶を飲む。
「浩太さんがいたトコ、そんなに大きなサークルだったの?」
「ん? ああ、そうだな。人数だけはやたら多かった。シーズンオフは完全飲みサーだったし、メンバーが勝手に友達呼んだりもしてたから俺も正確な人数は知らないし名前も曖昧なんだ。先輩やタメならともかく後輩なら余計にな」
「そっか。じゃあ岸さんのこと覚えてないのも仕方ないのかな?」
「うん、そうだな。でも、俺や宗像のこと見てたなら、俺も岸の事見ててもおかしくないんだけど。うーん、人の顔は結構覚える方なんだけどなぁ」
はて、と首を傾げつつ笹塚もご飯を食べ終え、「ごちそうさまでした」とお辞儀をするとお茶を啜る。
私なんかは昔、人の顔などまともに覚えようとも思ってなかったし、それから変われた今も、会社の人はともかく他人なんて全然顔が覚えられない。
そんな私は置いておいても、笹塚が首を捻るほど岸さんの顔を覚えていなかったなんて。
……そんなに大きなサークルだったのかな、と私も彼と一緒に首を傾げた。
さて、問題の筑前煮。
黒くコゲた鶏肉を箸でつまみ、食べてみるとかなり香ばしかったが、特に悪い味はしなかった。うん、まぁ、味付けは問題ないだろう。
「美味い」
「本当? 良かった」
「この白和えがすごく美味しい。好み」
「へへ、本当はね、教えてもらったレシピは砂糖多めだったんだけど、こっちのほうがあっさりするかなって思って。浩太さん、あっさり味が好きでしょ?」
そう言うと、笹塚は嬉しそうに微笑み、ビールをごくごく飲んで、アボカドとクリームチーズのわさび醤油和えを口に含む。
「へぇ~、合うな」
「うん。私もびっくりしたよ。クリームチーズって万能だね」
「そうだな、俺もびっくり。あ、ご飯もらえるか?」
ビールを飲み終わった笹塚が空のお茶碗を渡してきて、私は頷きながらそれを受け取り、炊飯器を開けてご飯を盛る。
お茶碗を渡すと、笹塚はありがとうと言いながら受け取り、ぱくりと食べた。
「あーうまい。お前んとこの米は相変わらず美味いな」
「ふふふ。色々拘ってるからねぇ。値段相応の自信あるんですよ」
「そうみたいだな。――はぁ、本当にお前……」
感慨深げに溜息をついた笹塚が突然口を止め、ごまかすように筑前煮を食べ始める。
何だろう。笹塚はココ最近、本当にこんな感じが増えた。
「本当にお前、なに?」
「――和食上手だなーって」
「この黒こげレンコンを見てそんな事が言えるとは。浩太さんが寛大なのか、ただの嫌味なのか」
「事実だよ。俺にとって料理は味が全てだ。見た目はその次」
クスクスと笑って目を細める。その優しい眼差しについ照れてしまい、俯いてぽそぽそとご飯を食べた。
しばらくお互いに黙ってご飯を食べていると、笹塚が気を取り直したように聞いてくる。
「それで。水沢といるとこで岸に会ったんだっけ?」
「あ、そうなの。そこで聞いた話をちゃんと浩太さんに言えって水沢が言ってきて」
話が本題に入った。今日は月曜日だけど、早く笹塚に話したくてメールをしたのだ。彼は1つも嫌がらず鍵を貸してくれ、平日だけど笹塚のマンションに泊まっているのである。
アサリから身を取りつつ、岸さんに会った時の話をする。メールでは簡単に説明しただけだったから、もう少し詳細を。
笹塚は黙って聞き、私が話を終えると小さく溜息をついた。
「なるほどな。……俺からの話では、安心できなかったか?」
「うっ、そ、そういう訳じゃないんだけど。ご、ごめんなさい。どうしても気になっちゃって…」
「いや、謝る必要はないぞ。……そうだよな。つきあってた時俺がどんな感じだったかなんて、自分では説明できないし、人から見た俺と宗像の様子を知りたい気持ちも分からなくはない」
そう言って私にカラになった茶碗を差し出し「おかわりいいか?」と聞いて来た。こくこくと頷いて再びご飯を山盛りに盛る。笹塚は大食漢なので3合は炊く。おかげで単身者用の3合炊き炊飯器はいつもいっぱいいっぱいだ。
「俺だって、似たような気持ちを持て余す時があるからな」
「そうなの? 私彼氏なんていたことないのに」
「いねえけど。悠真がいるだろ? 確かにお前達は『親友』だけど、明らかに二人だけの絆があって、どんなに俺がそこに入ろうとしても入ることができない。フフ、そう考えると『元彼』だったほうがずっとマシだったかもな」
冗談を言うように笹塚は明るく言ってきたが、私は再び俯いてしまった。
……そういう事か。私が笹塚と宗像さんの仲がどうだったか気にしたみたいに、笹塚だって私と悠真君がどんな話をしていたか、笹塚に会うまで二人でどんな事をしていたか、気になってるんだ。
それに宗像さんと違って、悠真君とは今でも続く仲。そこに笹塚が入ってきたからつい甘えていたけど、思い返してみれば、私が過去を語って以来、笹塚は一度も私達の過去を聞いてはこない。それはきっと、彼が大人だからだ。
自分の好奇心を満たしたいという欲求より、それを聞かれた時の私の気持ちを大切にしてくれる。
でも、それなのに私は、あの時――笹塚の気持ちより、自分の好奇心を優先したんだ。
「ごめんなさい」
心から謝る。もう、絶対に気安く過去を聞いたりしないようにしよう。
小さく笑う声が聞こえて、ふわりと頭に暖かいものが乗る。それは笹塚の大きな手だった。顔を上げれば、彼は優しい目をして茶碗と箸を片手に、頭を撫でてくる。
「謝るな。仕方のない感情だよ、それは。でも俺はちゃんと話してくれて嬉しい」
「うん」
「由里は約束を守る子だな。えらいえらい」
「うん。って、ぐしゃぐしゃはするなー!」
「ハハハ、後で風呂入るんだからいいじゃん」
よくない! 髪に一番よくないのは摩擦なんだよ。ガシガシすると髪が痛むんだ!
しかし笹塚は明るく笑いながら暫く頭を好きなようにガシガシして、再びご飯を食べ始める。
私はブツクサと文句を言いつつお味噌汁を飲み干して手を合わせると「ごちそうさま」とお辞儀した。
「それにしても岸がサークルの後輩だったなんて、驚きだな」
自分のお茶碗を水につけ、笹塚と自分のお茶を台所で淹れている所に、後ろから呟きが聞こえる。
「ん、知らなかったの?」
「ああ。この会社で初対面だと思ってた。ふぅん、園部といい、妙に縁があるな、あの会社」
「そういえばそうだよねぇ。同じ大学の、しかも同じサークルの人が3人。あんまりないよね、こんな偶然」
「小さい会社だしな、余計に。岸、か。聞いた事無いけど」
そうなのか。
私は大学といえば短大しか思い出がないから笹塚の大学がどんな感じだったかわからない。しかもウチは小規模の短大だったからなぁ。
笹塚の大学は確か都内にあるAランクの有名な大学だったはず。この人はスポーツもできる上に頭もいいのかと嫉妬したのを覚えてる。
という事は岸さんも頭いいんだろうな。あれ? 園部さんもか。なんで皆してこんな中小企業に入ってきたんだろう。不景気だからだろうか。
ことんと笹塚の方に湯のみを置いて、私も椅子に座り、お茶を飲む。
「浩太さんがいたトコ、そんなに大きなサークルだったの?」
「ん? ああ、そうだな。人数だけはやたら多かった。シーズンオフは完全飲みサーだったし、メンバーが勝手に友達呼んだりもしてたから俺も正確な人数は知らないし名前も曖昧なんだ。先輩やタメならともかく後輩なら余計にな」
「そっか。じゃあ岸さんのこと覚えてないのも仕方ないのかな?」
「うん、そうだな。でも、俺や宗像のこと見てたなら、俺も岸の事見ててもおかしくないんだけど。うーん、人の顔は結構覚える方なんだけどなぁ」
はて、と首を傾げつつ笹塚もご飯を食べ終え、「ごちそうさまでした」とお辞儀をするとお茶を啜る。
私なんかは昔、人の顔などまともに覚えようとも思ってなかったし、それから変われた今も、会社の人はともかく他人なんて全然顔が覚えられない。
そんな私は置いておいても、笹塚が首を捻るほど岸さんの顔を覚えていなかったなんて。
……そんなに大きなサークルだったのかな、と私も彼と一緒に首を傾げた。
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