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アフター編

4.重なる災難

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 会社から帰り道、駅に向かっていると笹塚から電話が来た。仕事終わったのかな?

「もしもし?」
『もしもし。今帰り道か?』
「うん、浩太さんは仕事終わったところ?」
『そ。今から俺も会社に戻るとこ。なぁ、今日泊まりに来ないんだろ。実家に帰るわけでもないのに、どうしたんだ?』

 ああ……、そういえば理由を言ってなかったか。
 今日は金曜日。つきあって以降、私は毎週のように週末は笹塚の家に泊まりに行っていた。すると、いつの間にか泊まりに行かない日は、逆に理由を聞かれるようになってしまったのだ。
 そんなに不思議なのかな? まぁ、普段はインドア生活まっしぐらだから珍しく思うかもしれないが、私にだって時々用事が出来るのだぞ。

「今日は帰りに買い物行くからだよ」
『買い物なら明日行けばいいだろ、一緒に』
「や、その、いっ、一緒に行けないから、1人で行くんじゃないですか。察してくださいよ……」
『何を買うんだよ。もう色々と今更だろ? ちゃんと言え』

 うう、やっぱ言わなきゃだめかな。笹塚はどうやら隠し事されるのが嫌いらしく、私が言い淀むと絶対こうやって問い質してくる。
 まぁ今更っちゃ今更なんだけど、自分の趣味を人に言うって結構恥ずかしいんだよ……?

「あの、その……あ、秋葉原で、その、げ、ゲームとか、ほ、本。そう、本とか」
『ゲームに本ならいつもと同じじゃないか』
「いつもと同じに聞こえるかもしれないけど、違うんだよー! だって、ど、同人ゲームと同人誌だもん」
『何が違うんだ? ……まぁいいや。それなら買い物帰りにウチ寄ればいいだろ。秋葉原なら遠くないし、駅前で待ち合わせな』
「えっ! ちょっ、それって泊まるの前提……っあ!?」

 言うだけ言ってぷつりと切れる携帯電話。
 え? まじで? 秋葉原で待ち合わせなの? ……まじでえええー!! こればっかりは見せれないと思ってコソコソ通ってたのに……とうとう笹塚にバレてしまうのかっ!
 ていうか、強引すぎる。時々笹塚は、私に有無を聞かないで勝手に決めてしまう俺様な所があるのだ。別にバレて死ぬわけじゃないけど……やっぱり恥ずかしいな。今度こそ引かれたらどうしよう……。

 そんなことをぼそぼそ考えつつ、秋葉原に向かった。
 駅前で大人しく待っていると、少し遅れた形で笹塚がやってくる。
 ああ、まさかオタクな趣味のない笹塚を連れて同人ショップに行く日が来るとは……。
 めくるめく楽園だと思っていた店の入り口が、混沌に塗れたカオスに見える。ここに笹塚を連れて行くというのは色んな意味で非常に勇気がいるのだ。しかし後ろに彼がいる以上、入らなければならない。何よりここに来るために、わざわざ秋葉原まで来たのだし。

 ウィーンと自動ドアが開いて、中で同人誌を漁っていた数人の男がこちらを見て、露骨に顔をしかめた。やっぱり! やっぱり!
 物珍しそうにあたりをきょろきょろする笹塚に、私は小声で注意する。

「浩太さん、頼むから、あんまりこう、あれこれ私に聞かないでね。後で説明するから」
「は? なんでだ」
「クッ……ここの空気を読めと言ってるの! キサマの存在がいかに場違いか、アウェーに足を踏み入れているか、ちゃんと自覚するのだ!」

 はぁ? と首を傾げる笹塚に背を向け、さっさと目的のものを買いに行く。欲しいのはあるゲームをモチーフにした同人誌数冊と、シリーズになってる同人ゲーム。それからボーカロイドを使用した音楽集。こちらも同人。
 私は年に数回ある大規模な同人誌即売会に行ったことがない。基本的に人の多いトコは苦手だからだ。
 悠真君は参加してるみたいだけど、彼は彼でゲットしたい同人誌やグッズがあり、そっちに並ぶのが大変で、ついでに買い物というのは頼み辛い。
 更に言うと、私の好きなサークルさんの作品はネット通販してないし……。仕方なくこうやって新作が出る度、足繁く秋葉原に通っているのである。
 ついでにヘイムダルサーガの攻略ページがあるゲーム雑誌二冊と、アニメの新作特集が組まれた雑誌も購入して店を後にする。
 笹塚を連れて駅に向かいながらぽそりと説明した。

「……ああいう店に普通の人を連れていくとね。睨まれるんだよ。だから色々聞いてほしくなかったの」
「なんで睨まれなきゃなんねえんだよ。大体普通とかなんて、わからんだろ」
「分かるんだよ! 浩太さんはそれが如実に出てるの! こう、体全体から俺はリア充だぜオーラが出てるんだよ。だからそういうのがああいう店に行くとね、お前みたいなリア充が俺達の聖域に入ってくるんじゃねえー! って睨んでくるの!」
「……意味がわからん」

 何故わからんのだ! 笹塚はわからなかったのか? あの場違い空気が。言っておくけど、オタクっていうのは、とってもナイーブでシャイな生き物なんだぞ。心だってガラスみたいに脆いんだ。三次元に絶望して二次元で癒してる人がいっぱいいるんだから、そこにリア充っぽさを撒き散らして彼らを刺激しないでほしい。
 もう絶対連れて行かないようにしよう……。非常に居た堪れなかった。

「大体人のことリア充だとか言うけど、それを言うならお前だってリア充……」
「うわああー! 聞こえない認めないー! 私は彼氏がいるってだけのオタクなんだー! あくまで日陰者なんだー!」
「お前な。……まぁいいけど、由里が変なのは今に始まったことじゃねえし」

 ヒドイ。だって、なんか自分がリア充だと認めてしまうと、全国の心の友を裏切ってる気分になるんだもん。
 笹塚が彼氏になって幸せいっぱいだけど、オタクの世界にはまだ染まっていたい。難しい乙女心なのである。

「それより今日、夕飯どうする? 折角ここまで来たし、秋葉原で何か食べるか?」
「あ、それならラーメンの美味しいトコがあるよ」
「ほぉ? 何ラーメンなんだ」
「鶏ガラダシの塩味。あっさりして美味しかった」

 へ~美味そうだなと笹塚が相槌を打って、二人でラーメン屋に向かう。いつも一人で食べにいくラーメン屋に笹塚を連れて行くのは何だか嬉しくて、美味しいって思ってもらえるかなと思うとワクワクする。
 それは同人ショップに連れていくよりずっと楽しかった。

 帰り道はラーメンの味について話しながら帰る。いつもの笹塚のマンション。本当は今日泊まる予定じゃなかったけど、こうやって二人で歩いているうちに、すっかり私は泊まる気になっていた。我ながら呆れる程現金だなぁと笑ってしまう。
 マンションのロビーに入り、そのままエレベーターへ。

「由里はパソコン持ってきてないからヘルサーはできないけど、何かやるか?」
「うーん、そうだね。クリスマスに買ったゲームも大分とやり尽くした感があるし……どうしようかな」
「ああ、今思い出したけど、ウチで録画したヤツあっただろ。あれ見るか?」
「そうだ、あれを忘れてた! うん、見たいです!」

 先週の金曜日、テレビでアニメ映画をやっていたのだ。残念ながらその日は笹塚とバーに行っていたので、彼に録画してもらったのである。
 最近は殆どの週末をコッチで過ごしているので、もっぱら録画予約は笹塚宅でお願いしているのだ。
 他愛ない話をしながらマンションの廊下を歩いていると、突き当たりである笹塚の部屋の前に、人がいるのを見つけた。
 誰だろう。女の人だ。セールスのようには見えない。いや、夜にセールスする人なんていないだろうけど。
 私が首をかしげていると、笹塚も女性に気付いたのか足を止める。

宗像むなかた……」

 隣で呟く、低い声。
 女性は笹塚の声を聞いた途端、俯いていた顔をパッと上げて駆け寄ってきた。そのまま笹塚に抱きつこうとして――サッとかわされる。すごいな、今の反射神経。運動能力が著しく高い笹塚ならではの動きだった。私ならそのままタックルされて倒れていただろう。
 かわされてたたらを踏んだ宗像という女性はクルッとこちら側に向くと嬉しそうな声を上げた。

「浩太、久しぶりね、会いにきちゃった!」
「は? なんで」
「なんでって、会いたかったからに決まってるじゃない。まだここに住んでたのね。良かったぁ~! ねえ、中に入れてよ。もうずっと待ちぼうけだったのよ。足が疲れちゃって」
「……お前、頭は大丈夫か? なんで入れなきゃなんねえんだよ。帰れ。よくわからんけど」

 ひっど~い! と頬を膨らませてぷりぷり怒り出した宗像さんという女性が、やっと私に存在に気付いたのか、バチッと目が合った。……そして親の仇かという位ギロリと睨みつけてくる。
 怖い……。でも美人さんだな……おっぱいでかい……。Dはありそうだ。

「なにこの女」
「彼女」
「こんな子供っぽいのが? ウチの後輩より幼そうじゃない。何時の間にロリコンになったの?」
「これは子供っぽいんじゃなくて清楚って言うの。そんでお前らは派手なの」
「何よそれ。職場で出会いがなさすぎて、とうとう見境がなくなったの?」
「失礼なヤツだなお前。大体俺がどんな女を好きになろうが宗像に関係ねえだろ。何しに来たんだよ」

 すると宗像さんはムスッとした顔をする。そして私を睨みつけながらぼそりと口を突いた。

「……よりを戻そうと思ったのよ。またやり直そうって」
「あのなぁ、宗像と別れたの、何年前か分かってるか? しかも原因覚えてるか?」
「覚えてるわよ! でも、あれから私も色んな人とつきあってきたけど、どうしても比べてしまうんんだもの。何でもかんでも浩太と比べてしまうの。それでやっぱり、浩太が良いんだって思ったのよ」

 ハァ、と溜息をつく笹塚。それは「呆れてものが言えない」って感じのものだった。そして彼は突然私の手をぎゅっと握ると、今まで聞いたこともないような冷たい声で、彼女に言い放つ。

「――もう、懲り懲りなんだ。そういうの」
「え?」
「仮に俺が今フリーだったとしてヨリを戻したとしても、宗像は絶対他の男と比べるよ。そういう女だ、お前は」
「そ、そんな。違うわ。そんなことしな……」
「するよ。散々してきただろ? で、俺はもうそういうのに嫌気が差したんだ。だから俺がお前とヨリを戻す事は絶対にない。……それに」

 ぐい、と握った手が引っ張られる。何だと思った時にはすでに笹塚の胸に抱かれるような状態になっていた。あわあわと私の顔に熱が入っていく。いや、あまり、人前でそんな事しないで頂きたいのだけど!

「俺が今つきあってるのはコイツ。好きなのもコイツ。俺が惚れて、俺が口説いて、色々苦労してやっと手に入れた大切な人だ。そういう意味でも、俺がお前を選ぶ事はないよ」

 う、なんか今すごい嬉しいことを言われた気がする。
 しかし宗像さんの表情は縋るものからどんどんと不機嫌になっていった。やがて再び私をギッと睨みつけ、ヒステリックに喚き出す。

「なによ! こんな地味そうな女。ばっかみたい、なにがいいの!?」

 ずい、と詰め寄った宗像さんが手を振り上げ、私を叩こうとしてくる。いきなり物理攻撃か!?
 思わず体が反応して、手に持っていた紙袋で顔を覆ってしまった。それと同時に笹塚が私を庇い、宗像さんの手を払う。
 しかしそのひと悶着で持っていた紙袋を落としてしまい、中身がばらばらと零れ出した。

 ――あ。

「……なにこれ」

 ――う、あ。やばい。
 足元に零れ落ちたものは、さっき秋葉原で買い物したばかりの戦利品。きゃぴきゃぴした女の子が全面に押し出されたイラストの同人ゲームに、好きなサークルさんの同人誌。ゲーム雑誌に、アニメ雑誌。
 う、うん、まだマシ、だ。同人ゲームだってシューティングだし、同人誌だって健全な内容だし……。
 でも目の前の女性に精神的ダメージを与えるに、それは充分すぎるほどのものだった。
 思った通り、信じられないといった目で私を見てくる。ああ……すごく見慣れた、懐かしい目。これは人を蔑み、見下した、人を気持ち悪いと思っている目だ。高校まで散々向けられた視線である。
 なんで、ゲームやアニメが好きだと、こういう目されちゃうのかな。そういうものなのかな。

「……浩太。こんなのとつきあってるの? あなた」

 笹塚の眉が不快そうに顰められる。宗像さんははじけたように彼へ詰め寄った。

「気持ち悪い! こういう子、オタクっていうんでしょ? 大学にも時々いたもの。いつも陰気で、気持ち悪いのが好きなヤツ! 浩太、一体どうしちゃったのよ。なんでこんなのとつきあってるの? 何があったのよ!」
「別に何もないが。お前が似たようなブランドバッグをいくつも買ったり、その爪に何万も金かけて自己満足してるのと何ら変わりのない、個人の趣味だと思うが?」
「何らって、一緒にしないでよこんな気持ち悪い趣味と!」

 二人が再び口論を始める中、私はしゃがみこんでカサカサとブツを紙袋に仕舞っていった。気持ち悪いと連呼する声が高校のころを思い出してしまって、不覚にもちょっと涙がにじんでしまう。
 ……久々に言われると、結構堪えるもんなんだなぁ。

「――そういう所も、嫌で仕方なかったよ。だから俺から別れようって言ったんだ」
「ど、どういう意味よ」
「別れる原因になったのは何も浮気だけじゃないって事だよ。そうやって無神経に人を傷つける、その性格を知って、ないわって思ったんだ。冷めたんだよ、その時に」

 宗像さんが息を飲んで黙る。笹塚は私と同じようにしゃがむと、紙袋を取り上げた。そして私の背中を擦って促し、一緒に立ち上がる。

「だから他を当たれ。俺がお前の所に戻ることはない」

 ガチャリと玄関ドアを開いて私の背中を押し、中に入れる。そして自分も玄関に入り、廊下で佇む彼女を軽く見やると、氷のような冷たい声で「じゃあな」と言い、バタンと閉めた。

 ――静寂が訪れる。
 シーンとした静けさの中、力ないハイヒールの音が遠くなって、やがて消えた。宗像さんが去ったのだろう。
 しばらくして、玄関でポソリと笹塚が呟いた。

「……ごめん。傷つけた」

 小さな謝罪のことば。まるで自分自身が傷つけられたみたいに、笹塚は悲しい顔をしていた。
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