断片の使徒

草野瀬津璃

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本編

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 商談を終え、族長一家が集落に戻った後、隊商は着々と野営の準備を始めた。
 荒野では手に入らない食料や日用品などの物資と交換で、岩塩を手に入れたレナスはほくほく顔だ。

 今日は集落横の結界地内で宿泊し、明日の朝一で出発してレストファルテ国の王都を目指す予定だ。さすらいの湖を探している修太達も、途中で湖を見つけなければそのまま王都まで行くことになるだろう。

「もし砂漠に行くとしたら、ここから西に行くのか」

 入口の布を上げたテントの中で、修太は小難しい顔をして地図を見ていた。
 結界地はちょっとした広場くらいはあり、結界を意味する四隅の岩は黒い光を放っている。魔物避けと、時折起こる砂嵐を遮る壁になるそうだ。目に見えないからよく分からないけれど。

「しかし、元気だな。こいつら……」

 修太は日曜日に子どもの相手に疲れたお父さんみたいな台詞を呟き、ちらりと前方に視線を投げる。
 テントの位置を結界地内の端っこに陣取った為、ちょうどテント前は空きスペースになっている。そこで啓介にフランジェスカが剣の稽古をつけているのだ。
 二人が動く度に、二人の頭上にある日光反射の魔法を意味するオレンジの網目模様が鈍く光る。

「踏み込みが甘い! 重心を落とせ!」
「はいっ!」

 フランジェスカは啓介に目をかけているらしく、普段は啓介に甘いが稽古時は厳しい。啓介もそれが分かっているので厳しくされても文句は言わない。それどころか、荒野の旅の間に、剣の指南時だけはフランジェスカを先生と呼びだした。

「よくもまぁ、この暑い中で動けるものだ……」
「サーシャはだらけすぎ」

 テントの中、床にべたーっとうつぶせに寝転んでいるサーシャリオンに修太は呆れ気味に言う。修太は基本的にだらけたことはしない。母のしつけが身にしみついているからだ。

 本当は隊商を手伝いたいのだが、手伝おうかと言っても断られるのだ。無関係の人間を商品に触らせるわけにもいかないから仕方ないのだろう。

 商人や冒険者達も、滞在中は荷物番以外にすることはないせいか、簡易テントの中で、おのおのくつろいでいる。マエサ=マナで水を分けてもらえるから、水のことに気を配らなくていい分、ピリピリしたところもない。冒険者のうち、ピアスとサマンサは族長達とともに集落内に入ったからここにはいない。

「そなたは剣の稽古をつけてもらわなくてよいのか?」

 のそりと顔を上げ、顎下に手をつくサーシャリオン。オパールのような不思議な色の目が、青や銀や緑にゆらりと光を弾く。

「俺はパス。暑苦しいのはごめんだ」

 膝の前の床に置いた地図の右隣に置いた『エレイスガイアの歩き方』をパラパラとめくる。そして、レステファルテ国について書かれたページに視線を落とす。
 ふんふん。墓場砂漠には、太古の竜の骨が残っているから墓場砂漠っていうのか。行ったが最後、死体になるって意味じゃないんだな……。

「体を動かすより、ギターや書道の練習をしているほうがいいな」
「ぎたー? しょどう?」

「ギターは楽器。書道は、うーん、俺の国の文字を紙に綺麗に書くことを極めるものかな。書道は小さい頃からしてて、ギターは高校入ってから始めてはまっちまってさぁ」

 アコースティックギターだ。高校にはギター同好会があって、部員が三人しかいないという少なさと文化祭での発表くらいしかないのが、あまり注目されるのを好まない修太にはうってつけだった。と言っても、部長以外の二人はほぼ幽霊だったが。週に二回、放課後にきっちり現れる修太に感激した部長が丁寧に教えてくれ、良好な人間関係を送っていた。二人しかいないというツッコミは断じて受け付けないぞ。

「楽器か! 我もたいていの物は扱えるぞ。退屈しのぎに習得してしまってな」
「退屈っていうけど、サーシャは何か役割があるんじゃないのか?」

「ある。モンスターの生死を見守るという大役がな。モンスターは闇より生まれ、闇に還る。我は影の化身ゆえ、どこにいても見守ることが出来る。時折、道を迷うモンスターの魂を道に戻す程度だ」

「……」

 言っていることはよく分からないが、成仏させているという感じに近いのだと思う。

 ――マァァ

「?」

 なんか奇妙な声が空から聞こえた気がして、修太は顔を上げる。
 啓介やフランジェスカも剣の打ち合いをやめて空を仰ぐ。

 ――クロイツェフ様ぁぁぁ……ブゲフッ!!

 空から急降下してきたでかい鳥は、結界に弾かれて無様な悲鳴を上げる。
 修太や啓介やフランジェスカは、鳥が落ちていく軌跡を目で追い、落下地点を見て顔をしかめる。

「うわ……」
痙攣けいれんしてるけど……」
「生きてるのか?」

 それぞれ呟く。
 体長三メートルはあるでかい鳥は、頭の部分は黄色、首周りは白いふわふわした毛、それより下は淡い黄緑色という、見た目がインコに似た鳥だった。くちばしと足は黄土色で、どちらも固そうに見える。

 結界地内にいる隊商の面々は、それぞれ腰を浮かせてでかい鳥を見つめ、何事かと駆けてきた門番も唖然とした。
 鳥は地面でビクビクと痙攣していたが、ややあって身を起こすと、ぶんぶん首を振る。それからキリリと使命に燃えた顔をして、再び突っ込んでくる。

 ――クロイツェフ様っ! ピギャフッ!

 そしてまたもや結界にぶち当たってころんと後ろにひっくり返った。……懲りない奴だ。

「なんだ、全く。騒々しい」

 サーシャリオンは修太の横からテントを出て、皮製サンダルを履いて外を見る。
 うんうんとうなっていた鳥は、サーシャリオンを見てキラキラと表情を輝かせた。

 ――キャーッ! この気配は本物だぁぁぁ! クロイツェ……ブギャフッ!

 またもや結界に跳ね飛ばされる鳥。だんだん痛々しくなってきた。

「そなた、間抜けだな。少しは落ち着かぬか」

 やれやれと肩をすくめ、結界から外へと出るサーシャリオン。

 ――わたし、一ヶ月前に生まれたばかりで! おねーちゃまが巣に閉じこもって出ようとしなくて、なんかギラギラした目してるし、あなた様の威圧で正気に返らせて下さいぃぃっ

 土下座みたいに地面に伏せて、鳥はおいおい泣きだした。

「お、おねーちゃま……」

 フランジェスカが笑うべきかどうか分からないと、頬を引きつらせている。

「あの鳥ってモンスター……?」

 啓介もぽかんとした顔をしている。
 サーシャリオンを頼ってくる辺り、モンスターだと思う。

 ――おねーちゃまはエズラ山のモンスターを仕切ってるボスなんですぅ。だからみんな怖がっちゃって。わたし、わたし、このままだとまだ一ヶ月しか生きてないのにハゲ鳥になっちゃいますぅぅ。どうかご慈悲をぉぉぉっ

 うっうっと泣きながら、更に続ける鳥。

 ――それにそれに、このままだとふもとの黒狼たちに殺されちゃいますぅ。って、ふぎゃ!? ここって、黒狼の巣じゃないですかぁぁぁ!

 ぴぎゃーっと泣きだす鳥。
 ……いいから、とにかく落ち着け。

「ああ、もう。わかった。わかったから騒ぐな。つまり、闇堕ちしておって苦労してるんだな?」

 サーシャリオンは嘆息し、にっこりと微笑んで修太を手招きする。

「シューター、こちらに来い」


「……なんだよ。気味悪いな」

 笑顔の不気味さにどん引きする修太。行くのをためらうが、有無を言わせぬ笑みに渋々ブーツを履いてサーシャリオンの方に近付く。
 修太が近付くや、サーシャリオンは修太のポンチョの後ろ襟をむんずと掴むと、ぽいと鳥の背に放り投げた。猫の子みたいにあっさり宙を舞う修太。えええ。

「うわっ!」

 ――ピギャ!

 投げられた修太も、急に背中に人が落っこちてきた鳥も同時に悲鳴を上げる。

「闇堕ちの救済は我の管轄外だ。其の〈黒〉を連れていけ。シューター、そやつの姉を正気に返したら、ここまで連れてこい。あとはこちらで浄化する」

「てめっ、サーシャ! 何を勝手に。おわっ!」

 鳥が地べたに伏せる姿勢から急に身を起こしたので、修太は慌てて鳥の首周りのふわふわの毛にしがみついた。

 ――クロイツェフ様ぁ、ありがとうございますぅぅ! これでおねーちゃまもきっと元気になりますぅ。わたし、ハゲ鳥にならなくて済みますぅ。だっておねーちゃま、気を付けないと羽抜いてくるんですもん。

 なんだ、ストレスで禿げるって意味じゃなくて、直接的な要因があったのか。修太はこの間抜け鳥が急に可哀想になった。だがしかし、それとこれとは別問題である。

「待て。俺は行くなんて一言もっ」

 ――行きますよっ、〈黒〉さん! てやーっ、ブケフッ!

 どかーんと頭から結界にぶつかる鳥。修太はひぃぃとふわ毛にしがみつく。

 ――たはは、失敗失敗。

「額から血ぃ出てんぞ、お前! ってか、下ろせ! 今すぐ下ろせ! 俺に自殺願望はない!」

 死に物狂いで、ぐいぐいとふわ毛を引っ張って抗議するが、鳥はたはてへ笑っている。

 ――わたしだってないよぉ。〈黒〉さん面白~い。

「面白くねーっ! この図体で天然とか始末に悪いぞっ」

 悪態をついたのも束の間、羽ばたいて空へと舞い上がる鳥。

「ぎゃーっ! サーシャーっ! てめえっ、後で一発殴るっっ!」
「ははは、殴ってもそなたの手が痛むだけだ。気を付けてな」

 爽やかに笑って手を振るサーシャリオンが憎たらしい。
 第一、気を付ける以前にこの間抜けな鳥のせいで死ぬかもしれない。

 ……絶対殴る。手が痛かろうとなんだろうと殴る。

 修太は報復を心に誓う。

 ――あ、わたしねえ、ポナって名前なの。よろしくねぇ、〈黒〉さん!

 てめえの名前なんて、果てしなくどうでもいいっ!

     *  *  *

 突然乱入してきた鳥が修太とともに嵐のように去っていくのを、啓介はぽかーんと見送った。

「シュウ、後で絶対に怒るな。ありゃ……」
「口にせずとも分かるぞ、ケイ殿……」

 呆け気味に見送りつつも、呟き返すフランジェスカ。
 原因たるサーシャリオンは良い仕事をしたとばかりに結界地内に戻ってきて、くあーっとあくびを一つする。
 そのままテントに戻ろうとするのを、門番の女戦士二人がハッとして引き止める。

「待て! お前、モンスターと会話するとは、一体何者だ!」

 近付いて来るや鬼気迫る態度で槍の先を突きつけてくる二人を、サーシャリオンはのんびりと見る。
 当然の反応だろうと啓介は内心で呟いた。むしろ見過ごす方がどうかしている。

「ふふ、面白い問いだ。我がいったい何者か。さて、何者なのだろう。問いを返そう。そなたらこそ、何者だ?」

 落ち着いた態度に反し、オパールのような目は答えを返すことを強制する光を持っている。厳然とした空気に、赤目の方の門番は無意識に背筋を伸ばして言い返す。

「わっ、私はリアンナ! 黒狼族の戦士にして門を守る者だ!」
「では黒狼族のリアンナ。そなたは何故“リアンナ”なのだ?」

「なっ何故とは。母に名付けられたからだ!」
「名に何の意味がある。そなた自身を証明するものはなんだ? “リアンナ”が“リアンナ”たる証を述べよ」

「……っ!」

 言葉に詰まるリアンナ。

「何者かなどという問いは、無意味だよ。ゆえに我も何者かは答えられぬ」

 飄々と返すサーシャリオン。
 啓介は冷や冷やとサーシャリオン達を見比べていた。

 これだから団体行動には反対だったのだ。サーシャリオンの異質さは、大勢の中でこそ浮き彫りになる。いつかひと悶着起きるだろうと思っていたから、冒険者ギルドでは事情を知る四人での行動の方が良いのではないかと進言したのだ。

「煙に巻かれるな、リアンナ。我らが問うているのは、ダークエルフ、貴様の名だ!」
「クロイツェフ=サーシャリオンだ」

 あっさりと名を返すサーシャリオン。

「クロイツェフ=サーシャリオンだな!」

 名を繰り返す緑目の門番に、サーシャリオンは目を緩ませて微笑む。

「ふふ、無闇に我の名を口にせぬことだ。でないと、ほら」

 サーシャリオンが示す手の先を見て、門番は目を見開いた。
 集落を囲むようにして、地面の下からぼこぼこと昆虫姿のモンスター達が現れるところだった。更には、耳をつんざく鳴き声に顔を上げれば、空には鳥のモンスター達が集まっている。皆、ギラギラとした目でこちらを睥睨していた。
 凍りつく門番の槍を手で遠ざけるサーシャリオン。

「我は人気者でのう。名を口にすると、この有り様だ。呼ぶ時はサーシャと呼んでおくれ、黒狼の女戦士達」

 場違いに微笑むサーシャリオンを見る門番達の目が、不気味なものへ向けるそれになる。

「我を化け物と呼ぶなよ? 人間でないそなたらもそれに該当することになる。我も人外だからなぁ」

 くすくすと空気を揺らすサーシャリオンの笑い。
 うっと言葉を飲み込む門番達。

「サーシャ、あまり刺激するな。同行させてくれた隊商に迷惑がかかる」

 静かだが鋭い声が横から飛ぶ。フランジェスカは眉を吊り上げ、険しい顔をしていた。

「ほう、やめろと言わぬのか?」
「私は自衛を止めるような真似はせん。他者を守るには、まずは己を守らねばならぬ」

 藍色の目には確固たる信念が浮かび、鮮烈な光をもっている。

「ふふ。そなたならどう答える? フランジェスカ・セディン。そなたは何者だ?」

 面白がる声に、フランジェスカは眉を寄せる。

「――私は私だ。私が生きればそれが私たる証になる。ただそれだけのことだ」

くのごとし。ふふ、面白い。やはりそなたらについてきて正解だ。面白い人間など、五百年ぶりだ。レーナ以来だな」

 流石のフランジェスカも、敬愛する聖女レーナと同等に言われてむっとする。サーシャリオンをじろと睨みつけた。

「私のような凡庸な人間と、聖女レーナ様を同列視するな! それは聖女様への侮辱に他ならぬ!」
「相分かった。そう睨むな」

 面白がって更に笑うサーシャリオン。

「二人とも、そんな言い合いしてる場合じゃ……」

 啓介が困った顔で口を挟んだ時、門の方で声がした。

「レナス殿! これは一体どういうことか!」

 縄をかけられたサマンサと、同じく捕縛されている困惑顔のピアスを連れて女戦士が三人現れた。
 サーシャリオンは愉快気に目元を緩ませる。

「おっと、問題が山積みだな」
「………サーシャが言うなよ」

 疲労感たっぷりにぼやき、啓介は頭痛を覚えて額に右手を押し付けた。

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