732 / 984
第0章 Dormire
15 人々の不安
しおりを挟む
「アイリス!」
ホーリーとイヴニングが駆け寄ってきて、二人がかりで私を抱きしめた。
苦しいくらいの抱擁。けれどそれよりも私は、目の前に広がった無惨な光景に呆然としてしまって。
私が降らせた雨は止み、濃い雲も次第に晴れていく。
沈みかけた太陽の赤い光が照らした街は、今さっきまで人々が往来していた平和な町から様変わりしていた。
中心地に隣接する建物の多くは焼け焦げて崩れ、木々は焦げ燻りっている。
嘆き悲しむ人たちの声が、とても刺々しく耳に響いた。
「アイリス……アイリス! 大丈夫? ケガはない?」
身体を揺すぶりながらのホーリーの声に、私はやっと我に返った。
近付けられた顔にゆっくりと目を向けると、涙を浮かべた瞳が私を映した。
「……私は、大丈夫。でも……」
「アイリスが無事なら、それでいい。これは決して、君の責任なんかじゃないよ」
そう言ったイブニングは、心配そうに眉を落としながらも優しく微笑んだ。
その言葉にホーリーも大きく首を縦に振る。
けれど私にはとてもそうは思えなかった。
「私は、なんとかしようとして余計に事態を悪化させてしまった。私が手を出さなければ、町はここまで……」
「そんなことはないよ。君が頑張ったおかげで救われた命だって、きっといっぱいあったさ」
私を抱きしめる腕に力を込めながら、イヴニングは柔らかく言った。
その言葉は決して慰めではなく、彼女の本心だということはよくわかる。
でも、実際に行動を起こした私自身が、自らの誤ちをよく理解していた。
全ては、私の判断ミス、そして力不足が原因のこと。
荷車が燃えた時の対処。火事となったあと炎を却って広めてしまったこと。そして倒壊を押さえるどころか、その被害を拡大させてしまったこと。
自分には他の人間にはない神秘の力があるからと、出しゃばってしまった。
普段は日常生活の補助程度にしか使っていないのに、できもしない大それたことに手を出して失敗した。
ホーリーとイヴニングにおだてられて、調子に乗ってしまったのかもしれない。
自分には他人以上の力があって、だから友を守ることができるんだと傲ってしまった。
私は何て愚かなんだろう。私は何もわかってなんていなかった。
いくら私に神秘の力があっても、生まれながらに様々な知識を持っていたとしても、私は所詮年端もいかない子供。
何も知らず、わからず、経験もない。むしろそこいらの町の子供の方が、世の中の多くを知っている。
そんな無知な私が、大勢のヒトを左右することに首を突っ込むべきではなかった。
「アイリス、そんな悲しそうな顔をしないで」
ホーリーがシュンとして私の顔を覗き込んでくる。
「アイリスはとってもがんばったよ。わたしのこと助けてくれたし。アイリスは、何にも悪くなんかないよ」
「そうだよアイリス。これは不運な事故だ。君が悪いわけでも、誰が悪いわけでもない。むしろこの中でわたしたち三人とも無事で良かったくらいだよ」
「………………」
二人の言葉はとても柔らかで、自責に駆られている心にじんわりと染み渡った。
自分のせいだと思う考え自体は変わらないけれど、それでも少し心が軽くなった。
ホーリーとイヴニングの存在、そして言葉がわたしを明るく包んでくれるから。
そんな二人を見て、どうして自分があそこまで必死になったのかわかった気がした。
彼女たちと出会って約半年。私にとって二人はもうとっくに大切な存在になっていたんだ。
言われるがまま、流れに身を任せてきたようで、彼女たちと時間を共にすることを私自身が望んでいたんだ。
だからこそ、彼女たちの身の危険や、彼女たちの町の窮地に体と心が反応してしまった。
そしてきっと、この町で実際に多くの人たちを目にしたことで、私も同じ人間であるという自覚を覚えたんだ。
今まで頭でしか理解していなかったものを体で感じて、そこに仲間意識のようなものを覚えたのかもしれない。
だからこそ、私にはなんの利益も不利益もないのに、助けなければと心が感じたんだ。
「ごめんなさい。ホーリー、イヴニング」
あやまらなくていいんだよと、そう言ってくれる二人を抱きしめ返す。
恐怖や焦燥、悲しみや後悔。そして慈愛。今までにない多くの感情が渦巻いて、私は二人に縋った。
とても苦しいけれど、でも、私はようやく自分が人間らしくなれたような気がした。
そうやってしばらく三人で身を寄せ合っていた時。
周りが段々とざわつき出して、いくつかの視線を感じた。
顔を上げて周りを見渡してみると、悲嘆に暮れながらも落ち着きを取り戻した町の人たちが、訝しげな目で私たちを、いや私を見ていた。
「ホーリー、イヴニング。その子は一体誰なんだ?」
ゆっくりと集まってきた人々の中、一人の中年男性が声をあげた。
二人が返答に詰まっていると、また別の声が上がる。
「見たことのない子だな。誰の子だ、どこから来たんだ?」
「なんだかちょっと、様子が変よ。普通じゃないわ」
「さっき、何か変なことをしてなかったか? あの子が飛び出した時、不思議なことが起こったような……」
群がる大人たちが私たちを囲んで、口々に不審を口にする。
昼間は誰も私に対して何も言いはしなかったのに。
「火事になった時、あの子が火を消そうとしているように見えたよ」
「そんなことできるわけがないだろう」
「でも、建物が崩れそうになった時、あの子がきたらピタリと止まってたな」
「確かに、その後も不自然に倒壊が止まったり、色々と普通じゃなかった……」
普通の人間から見たら不自然な現象の数々を、次第に不思議がる大人たち。
火事の最中ではあまり私を気にしていなかった人たちも、今になって私の不自然さに気付き出したようだった。
いろんな人たちの証言が飛び交い、憶測が囁かれ、肯定と否定が入り乱れる。
言葉が繰り返されるたび、人々の視線はどんどんと不安の色を強めた。
そんな大人たちに、私は自分が震えていることに気付いた。
言い知れぬ恐怖のような感情が、私の身を固くする。
そんな私の様子に気付いたホーリーは、手をしっかりと握っておっかなびっくり一歩前に出た。
「こ、この子はアイリス。わたしたちのお友達なの。アイリスは、特別な力を持ってて……」
「ホ、ホーリー……!」
勇気を振り絞って大人たちに話すホーリーの手を、イヴニングがグッと引っ張った。
「今それを説明するのは────」
「特別な力だって……?」
イヴニングが慌ててそう囁いた時、また大人たちがざわつき出した。
「特別な力って、じゃあ色んな不思議なことはあの子が?」
「そんな馬鹿な。人間に神秘のような力はない。たまたまだろう」
「でも、あの子がやっとしたら辻褄が合うんじゃ……」
「そうよ、何だか怪しいもの。普通じゃない何かをしたに違いないわ」
「おい。子供の言うことを信じるのか」
何だかとても嫌な予感がした。
戸惑いを浮かべるホーリーと、焦りを浮かべたイヴニングが、私を庇うようにすがりつく。
混乱と戸惑いと共に言葉を交わす大人たちの雰囲気が、どんどんと重たくなっていく。
そして私に向けられていた訝しげな視線は、疑心へと変わり、突き刺すような鋭さを帯びていく。
ただ見られているだけなのに、よくない感情がヒシヒシと伝わってきた。
「君に不思議な力があるのは、本当かい?」
誰かが、そう言った。
ホーリーとイヴニングが駆け寄ってきて、二人がかりで私を抱きしめた。
苦しいくらいの抱擁。けれどそれよりも私は、目の前に広がった無惨な光景に呆然としてしまって。
私が降らせた雨は止み、濃い雲も次第に晴れていく。
沈みかけた太陽の赤い光が照らした街は、今さっきまで人々が往来していた平和な町から様変わりしていた。
中心地に隣接する建物の多くは焼け焦げて崩れ、木々は焦げ燻りっている。
嘆き悲しむ人たちの声が、とても刺々しく耳に響いた。
「アイリス……アイリス! 大丈夫? ケガはない?」
身体を揺すぶりながらのホーリーの声に、私はやっと我に返った。
近付けられた顔にゆっくりと目を向けると、涙を浮かべた瞳が私を映した。
「……私は、大丈夫。でも……」
「アイリスが無事なら、それでいい。これは決して、君の責任なんかじゃないよ」
そう言ったイブニングは、心配そうに眉を落としながらも優しく微笑んだ。
その言葉にホーリーも大きく首を縦に振る。
けれど私にはとてもそうは思えなかった。
「私は、なんとかしようとして余計に事態を悪化させてしまった。私が手を出さなければ、町はここまで……」
「そんなことはないよ。君が頑張ったおかげで救われた命だって、きっといっぱいあったさ」
私を抱きしめる腕に力を込めながら、イヴニングは柔らかく言った。
その言葉は決して慰めではなく、彼女の本心だということはよくわかる。
でも、実際に行動を起こした私自身が、自らの誤ちをよく理解していた。
全ては、私の判断ミス、そして力不足が原因のこと。
荷車が燃えた時の対処。火事となったあと炎を却って広めてしまったこと。そして倒壊を押さえるどころか、その被害を拡大させてしまったこと。
自分には他の人間にはない神秘の力があるからと、出しゃばってしまった。
普段は日常生活の補助程度にしか使っていないのに、できもしない大それたことに手を出して失敗した。
ホーリーとイヴニングにおだてられて、調子に乗ってしまったのかもしれない。
自分には他人以上の力があって、だから友を守ることができるんだと傲ってしまった。
私は何て愚かなんだろう。私は何もわかってなんていなかった。
いくら私に神秘の力があっても、生まれながらに様々な知識を持っていたとしても、私は所詮年端もいかない子供。
何も知らず、わからず、経験もない。むしろそこいらの町の子供の方が、世の中の多くを知っている。
そんな無知な私が、大勢のヒトを左右することに首を突っ込むべきではなかった。
「アイリス、そんな悲しそうな顔をしないで」
ホーリーがシュンとして私の顔を覗き込んでくる。
「アイリスはとってもがんばったよ。わたしのこと助けてくれたし。アイリスは、何にも悪くなんかないよ」
「そうだよアイリス。これは不運な事故だ。君が悪いわけでも、誰が悪いわけでもない。むしろこの中でわたしたち三人とも無事で良かったくらいだよ」
「………………」
二人の言葉はとても柔らかで、自責に駆られている心にじんわりと染み渡った。
自分のせいだと思う考え自体は変わらないけれど、それでも少し心が軽くなった。
ホーリーとイヴニングの存在、そして言葉がわたしを明るく包んでくれるから。
そんな二人を見て、どうして自分があそこまで必死になったのかわかった気がした。
彼女たちと出会って約半年。私にとって二人はもうとっくに大切な存在になっていたんだ。
言われるがまま、流れに身を任せてきたようで、彼女たちと時間を共にすることを私自身が望んでいたんだ。
だからこそ、彼女たちの身の危険や、彼女たちの町の窮地に体と心が反応してしまった。
そしてきっと、この町で実際に多くの人たちを目にしたことで、私も同じ人間であるという自覚を覚えたんだ。
今まで頭でしか理解していなかったものを体で感じて、そこに仲間意識のようなものを覚えたのかもしれない。
だからこそ、私にはなんの利益も不利益もないのに、助けなければと心が感じたんだ。
「ごめんなさい。ホーリー、イヴニング」
あやまらなくていいんだよと、そう言ってくれる二人を抱きしめ返す。
恐怖や焦燥、悲しみや後悔。そして慈愛。今までにない多くの感情が渦巻いて、私は二人に縋った。
とても苦しいけれど、でも、私はようやく自分が人間らしくなれたような気がした。
そうやってしばらく三人で身を寄せ合っていた時。
周りが段々とざわつき出して、いくつかの視線を感じた。
顔を上げて周りを見渡してみると、悲嘆に暮れながらも落ち着きを取り戻した町の人たちが、訝しげな目で私たちを、いや私を見ていた。
「ホーリー、イヴニング。その子は一体誰なんだ?」
ゆっくりと集まってきた人々の中、一人の中年男性が声をあげた。
二人が返答に詰まっていると、また別の声が上がる。
「見たことのない子だな。誰の子だ、どこから来たんだ?」
「なんだかちょっと、様子が変よ。普通じゃないわ」
「さっき、何か変なことをしてなかったか? あの子が飛び出した時、不思議なことが起こったような……」
群がる大人たちが私たちを囲んで、口々に不審を口にする。
昼間は誰も私に対して何も言いはしなかったのに。
「火事になった時、あの子が火を消そうとしているように見えたよ」
「そんなことできるわけがないだろう」
「でも、建物が崩れそうになった時、あの子がきたらピタリと止まってたな」
「確かに、その後も不自然に倒壊が止まったり、色々と普通じゃなかった……」
普通の人間から見たら不自然な現象の数々を、次第に不思議がる大人たち。
火事の最中ではあまり私を気にしていなかった人たちも、今になって私の不自然さに気付き出したようだった。
いろんな人たちの証言が飛び交い、憶測が囁かれ、肯定と否定が入り乱れる。
言葉が繰り返されるたび、人々の視線はどんどんと不安の色を強めた。
そんな大人たちに、私は自分が震えていることに気付いた。
言い知れぬ恐怖のような感情が、私の身を固くする。
そんな私の様子に気付いたホーリーは、手をしっかりと握っておっかなびっくり一歩前に出た。
「こ、この子はアイリス。わたしたちのお友達なの。アイリスは、特別な力を持ってて……」
「ホ、ホーリー……!」
勇気を振り絞って大人たちに話すホーリーの手を、イヴニングがグッと引っ張った。
「今それを説明するのは────」
「特別な力だって……?」
イヴニングが慌ててそう囁いた時、また大人たちがざわつき出した。
「特別な力って、じゃあ色んな不思議なことはあの子が?」
「そんな馬鹿な。人間に神秘のような力はない。たまたまだろう」
「でも、あの子がやっとしたら辻褄が合うんじゃ……」
「そうよ、何だか怪しいもの。普通じゃない何かをしたに違いないわ」
「おい。子供の言うことを信じるのか」
何だかとても嫌な予感がした。
戸惑いを浮かべるホーリーと、焦りを浮かべたイヴニングが、私を庇うようにすがりつく。
混乱と戸惑いと共に言葉を交わす大人たちの雰囲気が、どんどんと重たくなっていく。
そして私に向けられていた訝しげな視線は、疑心へと変わり、突き刺すような鋭さを帯びていく。
ただ見られているだけなのに、よくない感情がヒシヒシと伝わってきた。
「君に不思議な力があるのは、本当かい?」
誰かが、そう言った。
0
お気に入りに追加
99
あなたにおすすめの小説
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
今日も聖女は拳をふるう
こう7
ファンタジー
この世界オーロラルでは、12歳になると各国の各町にある教会で洗礼式が行われる。
その際、神様から聖女の称号を承ると、どんな傷も病気もあっという間に直す回復魔法を習得出来る。
そんな称号を手に入れたのは、小さな小さな村に住んでいる1人の女の子だった。
女の子はふと思う、「どんだけ怪我しても治るなら、いくらでも強い敵に突貫出来る!」。
これは、男勝りの脳筋少女アリスの物語。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【宮廷魔法士のやり直し!】~王宮を追放された天才魔法士は山奥の村の変な野菜娘に拾われたので新たな人生を『なんでも屋』で謳歌したい!~
夕姫
ファンタジー
【私。この『なんでも屋』で高級ラディッシュになります(?)】
「今日であなたはクビです。今までフローレンス王宮の宮廷魔法士としてお勤めご苦労様でした。」
アイリーン=アドネスは宮廷魔法士を束ねている筆頭魔法士のシャーロット=マリーゴールド女史にそう言われる。
理由は国の禁書庫の古代文献を持ち出したという。そんな嘘をエレイナとアストンという2人の貴族出身の宮廷魔法士に告げ口される。この2人は平民出身で王立学院を首席で卒業、そしてフローレンス王国の第一王女クリスティーナの親友という存在のアイリーンのことをよく思っていなかった。
もちろん周りの同僚の魔法士たちも平民出身の魔法士などいても邪魔にしかならない、誰もアイリーンを助けてくれない。
自分は何もしてない、しかも突然辞めろと言われ、挙句の果てにはエレイナに平手で殴られる始末。
王国を追放され、すべてを失ったアイリーンは途方に暮れあてもなく歩いていると森の中へ。そこで悔しさから下を向き泣いていると
「どうしたのお姉さん?そんな収穫3日後のラディッシュみたいな顔しちゃって?」
オレンジ色の髪のおさげの少女エイミーと出会う。彼女は自分の仕事にアイリーンを雇ってあげるといい、山奥の農村ピースフルに連れていく。そのエイミーの仕事とは「なんでも屋」だと言うのだが……
アイリーンは新規一転、自分の魔法能力を使い、エイミーや仲間と共にこの山奥の農村ピースフルの「なんでも屋」で働くことになる。
そして今日も大きなあの声が聞こえる。
「いらっしゃいませ!なんでも屋へようこそ!」
と
闇の世界の住人達
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
そこは暗闇だった。真っ暗で何もない場所。
そんな場所で生まれた彼のいる場所に人がやってきた。
色々な人と出会い、人以外とも出会い、いつしか彼の世界は広がっていく。
小説家になろうでも投稿しています。
そちらがメインになっていますが、どちらも同じように投稿する予定です。
ただ、闇の世界はすでにかなりの話数を上げていますので、こちらへの掲載は少し時間がかかると思います。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
おれは忍者の子孫
メバ
ファンタジー
鈴木 重清(しげきよ)は中学に入学し、ひょんなことから社会科研究部の説明会に、親友の聡太(そうた)とともに参加することに。
しかし社会科研究部とは世を忍ぶ仮の姿。そこは、忍者を養成する忍者部だった!
勢いで忍者部に入部した重清は忍者だけが使える力、忍力で黒猫のプレッソを具現化し、晴れて忍者に。
しかし正式な忍者部入部のための試験に挑む重清は、同じく忍者部に入部した同級生達が次々に試験をクリアしていくなか、1人出遅れていた。
思い悩む重清は、祖母の元を訪れ、そこで自身が忍者の子孫であるという事実と、祖母と試験中に他界した祖父も忍者であったことを聞かされる。
忍者の血を引く重清は、無事正式に忍者となることがでにるのか。そして彼は何を目指し、どう成長していくのか!?
これは忍者の血を引く普通の少年が、ドタバタ過ごしながらも少しずつ成長していく物語。
初投稿のため、たくさんの突っ込みどころがあるかと思いますが、生暖かい目で見ていただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる