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第5章 フローズン・ファンタズム
14 人ならざるもの
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「転臨とは死を克服したものだとご説明しましたね。それ自体に間違いはありません。しかし重きを置くべきは死を克服した点ではなく、それによって成った在り方なのです」
クロアさんの口調は穏やかなまま。
けれどそこにはどこか喜びのようなもの感じた。
転臨に至ることへの、ドルミーレへと近づくことへの喜びのようなものを。
「『魔女ウィルス』によって肉体を書き換えられ、人ならざるものとなった肉を強い自我と意志を持って支配し直すことで至ることのできる転臨。それによって私たち魔女は、本物へと近づくことができるのです」
「本物、ですか……」
その言葉に込められた力強さに、私は思わず眉を寄せた。
本物が何を指しているかは明白で、それに少なからず嫌悪感を覚えざるを得なかった。
「『魔女ウィルス』に書き換えられた新たな肉と、それを屈服させる強い自我を持つ身体は、始まりにして唯一の魔女たるドルミーレ様に近しいものとなるのです。後は更にその存在を高めるため、研鑽を積めば良いのです。より高みへ、より強く、肉体の純度をあげるのです」
『魔女ウィルス』の侵食が進めば進むほど強力になり、そして全身を侵食され転臨に至ればその実力は跳ね上がる。
人ならざるものになってからも、大元であるドルミーレに近付こうとすることで、より強大な存在になっていくんだ。
でもそれは人間をやめて、更には自分すらも無くしてしまうことになるんじゃないのかな。
「クロアさんたちワルプルギスは、ドルミーレになりたいんですか?」
「近からず遠からずと申しましょうか。わたくしたちが望むのは始祖の再誕。しかし今はもう器の必要性などないのです」
「どういうことですか?」
「ドルミーレ様は既に姫様の中に眠っておられる。それが答えでございます」
クロアさんは愛おしそうに私の胸元にその指先を触れさせた。
その柔らかな笑みが、どこか恍惚に綻んだように見えた。
「『魔女ウィルス』は新たな器の作成のためのものでしたが、あなた様という依り代を得たことでその必要性はほぼ失われたのです。あなた様の中に眠ることで、この世に存在することができるのですから」
「じゃあ私は、ドルミーレの器……?」
「いいえ、それは違います。姫様はドルミーレ様の入れ物ではありません。あなた方の関係は……そうですね、ご自身でご理解なさる方が良いかと」
クロアさんはにっこりと微笑んで私の頭を撫でた。
なんだか誤魔化されているような気がしたけれど、追求しても仕方がなさそうだったので、私は黙った。
きっといつかドルミーレと再び対面する時が来た時、否応にも知らなきゃいけなくなるんだ。
「……じゃあ、器になる必要がなくなったのに、どうして転臨なんかするんですか?」
「理由の一つとしては、やはり保険の意味合いがあります。万が一器が必要になった場合、相応しいものを用意しておかなければならないと。しかし今のわたくしたちの基本的な考えは、始祖様により近い存在になりたい、というものです」
自分たちが器になるということに全く抵抗がないことが引っかかった。
ドルミーレにその身を捧げるのが当たり前のような口ぶりだから余計に。
「始祖たる、本来の、唯一の魔女に近い存在へと昇華したい。それが我らがワルプルギスの求めるところでございます。ドルミーレ様が再臨なされた暁に、並び立つ者として相応しい存在へと至るため、わたくしたちは人ならざるものへと歩みを進めているのでございます」
人ならざるもの。確かにあれは化け物や怪物という印象を覚える。
アゲハさんも夜子さんも、転臨による力を解放させることで人ならざる姿の片鱗を見せた。
あれは人間とは異なる次元の異質な醜悪さと美しさを醸し出していた。
「……ドルミーレは人ではないんですか? 転臨した時の姿。あれは……」
「ドルミーレ様は魔女でございますので、ヒトではございません。人より高位な存在、『魔女』でございます。魔法とは魔女ドルミーレが扱うものだからこそ、魔なる力と呼ばれ、本来人の手が届くものではございませんでした」
「…………」
得体が知れないと思っていたドルミーレだけれど、一気に嫌悪感が増した。
心の中で会った時は私の姿をしていたけれど、その本来の姿は一体どのようなものなんだろう。
想像するだけで身の毛がよだった。
「ドルミーレ様の器に相応しいものへと書き換えられた肉体を、『魔女ウィルス』に乗っ取られることなく自らの意思で押さえつけることで、わたくしたちはドルミーレ様に近い肉体と存在を得る。それは力を得ることであると共に、高位の存在への昇華とも言えるのです」
ドルミーレに近付く。それそのものがこの人たちにとっては高尚なものなんだ。
あんな化け物のような姿は、本来の意味での『魔女』に近いものだから、それはヒトよりも高位のものだと。
私にはその価値観を理解することはできないけれど、ワルプルギスの魔女たちが魔女としての高みを目指そうとしているだろうということだけは何となくわかった。
「我らワルプルギスは、『始まりの魔女』ドルミーレ様の再臨を導き、そして始祖様と同等の身体と存在を得、世界を魔女が住まうに良き形にする。それこそが目的なのです」
「そのためには、魔法使いが邪魔だと……」
「わたくしたちからしてみれば、魔法使いなる輩こそ魔法を汚す罪人ですので。なにより魔女を忌み嫌う彼らとの共存は難しいでしょう」
クロアさんは口調こそ柔らかだったけれど、そこには明確な意思が込められていた。
魔女と魔法使いの確執は、私が思っていたよりも大分根深いものだった。
ただ狩られるから憎んでいるわけではなく、魔法の発端、大昔からの因縁と怨恨があるんだ。
そしてそのために私を、私の中に眠るドルミーレの力を求めている。
魔女と魔法使い。どちらが悪いのか、どちらが正しいのか。
そんなこと私にはわからないし、きっとそれは私が決めつけることじゃない。
でもそう思えば思うほど、この力を誰の手にも好きなようにはさせてはいけないと思えてしまう。
魔法使いだろうと魔女だろうと、私のこの力を好きにさせたら必ず大きな争いが起きて、きっと多くの命が失われる。
私にできること、私がすべきことって、何なんだろう。
クロアさんの口調は穏やかなまま。
けれどそこにはどこか喜びのようなもの感じた。
転臨に至ることへの、ドルミーレへと近づくことへの喜びのようなものを。
「『魔女ウィルス』によって肉体を書き換えられ、人ならざるものとなった肉を強い自我と意志を持って支配し直すことで至ることのできる転臨。それによって私たち魔女は、本物へと近づくことができるのです」
「本物、ですか……」
その言葉に込められた力強さに、私は思わず眉を寄せた。
本物が何を指しているかは明白で、それに少なからず嫌悪感を覚えざるを得なかった。
「『魔女ウィルス』に書き換えられた新たな肉と、それを屈服させる強い自我を持つ身体は、始まりにして唯一の魔女たるドルミーレ様に近しいものとなるのです。後は更にその存在を高めるため、研鑽を積めば良いのです。より高みへ、より強く、肉体の純度をあげるのです」
『魔女ウィルス』の侵食が進めば進むほど強力になり、そして全身を侵食され転臨に至ればその実力は跳ね上がる。
人ならざるものになってからも、大元であるドルミーレに近付こうとすることで、より強大な存在になっていくんだ。
でもそれは人間をやめて、更には自分すらも無くしてしまうことになるんじゃないのかな。
「クロアさんたちワルプルギスは、ドルミーレになりたいんですか?」
「近からず遠からずと申しましょうか。わたくしたちが望むのは始祖の再誕。しかし今はもう器の必要性などないのです」
「どういうことですか?」
「ドルミーレ様は既に姫様の中に眠っておられる。それが答えでございます」
クロアさんは愛おしそうに私の胸元にその指先を触れさせた。
その柔らかな笑みが、どこか恍惚に綻んだように見えた。
「『魔女ウィルス』は新たな器の作成のためのものでしたが、あなた様という依り代を得たことでその必要性はほぼ失われたのです。あなた様の中に眠ることで、この世に存在することができるのですから」
「じゃあ私は、ドルミーレの器……?」
「いいえ、それは違います。姫様はドルミーレ様の入れ物ではありません。あなた方の関係は……そうですね、ご自身でご理解なさる方が良いかと」
クロアさんはにっこりと微笑んで私の頭を撫でた。
なんだか誤魔化されているような気がしたけれど、追求しても仕方がなさそうだったので、私は黙った。
きっといつかドルミーレと再び対面する時が来た時、否応にも知らなきゃいけなくなるんだ。
「……じゃあ、器になる必要がなくなったのに、どうして転臨なんかするんですか?」
「理由の一つとしては、やはり保険の意味合いがあります。万が一器が必要になった場合、相応しいものを用意しておかなければならないと。しかし今のわたくしたちの基本的な考えは、始祖様により近い存在になりたい、というものです」
自分たちが器になるということに全く抵抗がないことが引っかかった。
ドルミーレにその身を捧げるのが当たり前のような口ぶりだから余計に。
「始祖たる、本来の、唯一の魔女に近い存在へと昇華したい。それが我らがワルプルギスの求めるところでございます。ドルミーレ様が再臨なされた暁に、並び立つ者として相応しい存在へと至るため、わたくしたちは人ならざるものへと歩みを進めているのでございます」
人ならざるもの。確かにあれは化け物や怪物という印象を覚える。
アゲハさんも夜子さんも、転臨による力を解放させることで人ならざる姿の片鱗を見せた。
あれは人間とは異なる次元の異質な醜悪さと美しさを醸し出していた。
「……ドルミーレは人ではないんですか? 転臨した時の姿。あれは……」
「ドルミーレ様は魔女でございますので、ヒトではございません。人より高位な存在、『魔女』でございます。魔法とは魔女ドルミーレが扱うものだからこそ、魔なる力と呼ばれ、本来人の手が届くものではございませんでした」
「…………」
得体が知れないと思っていたドルミーレだけれど、一気に嫌悪感が増した。
心の中で会った時は私の姿をしていたけれど、その本来の姿は一体どのようなものなんだろう。
想像するだけで身の毛がよだった。
「ドルミーレ様の器に相応しいものへと書き換えられた肉体を、『魔女ウィルス』に乗っ取られることなく自らの意思で押さえつけることで、わたくしたちはドルミーレ様に近い肉体と存在を得る。それは力を得ることであると共に、高位の存在への昇華とも言えるのです」
ドルミーレに近付く。それそのものがこの人たちにとっては高尚なものなんだ。
あんな化け物のような姿は、本来の意味での『魔女』に近いものだから、それはヒトよりも高位のものだと。
私にはその価値観を理解することはできないけれど、ワルプルギスの魔女たちが魔女としての高みを目指そうとしているだろうということだけは何となくわかった。
「我らワルプルギスは、『始まりの魔女』ドルミーレ様の再臨を導き、そして始祖様と同等の身体と存在を得、世界を魔女が住まうに良き形にする。それこそが目的なのです」
「そのためには、魔法使いが邪魔だと……」
「わたくしたちからしてみれば、魔法使いなる輩こそ魔法を汚す罪人ですので。なにより魔女を忌み嫌う彼らとの共存は難しいでしょう」
クロアさんは口調こそ柔らかだったけれど、そこには明確な意思が込められていた。
魔女と魔法使いの確執は、私が思っていたよりも大分根深いものだった。
ただ狩られるから憎んでいるわけではなく、魔法の発端、大昔からの因縁と怨恨があるんだ。
そしてそのために私を、私の中に眠るドルミーレの力を求めている。
魔女と魔法使い。どちらが悪いのか、どちらが正しいのか。
そんなこと私にはわからないし、きっとそれは私が決めつけることじゃない。
でもそう思えば思うほど、この力を誰の手にも好きなようにはさせてはいけないと思えてしまう。
魔法使いだろうと魔女だろうと、私のこの力を好きにさせたら必ず大きな争いが起きて、きっと多くの命が失われる。
私にできること、私がすべきことって、何なんだろう。
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