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魔界編:第13章
おあずけ
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ユキとずっと一緒にいられる三日間、待ちに待ったユキを独り占めできる日まであと二日。
三日間たくさんするって言われてるから、どうしたって意識してしまう。
また僕の中にユキの濃い魔力が残るくらい、たくさん……。
「期待してムラッとしたか?」
「――っ、分かってるなら聞かないでよ!」
「そうやって、未だに恥ずかしがっているのが可愛い」
玄関から寝室まででそんな会話をすれば、必然的にベッドに押し倒される流れだ。
手早く服を脱がされて、肌と肌が直接触れ合うと安心する。
ユキに触られている場所が気持ちよくて、感じながらも頭の中で、三日間どんな事されるんだろうって考えてしまう。
「真里、ずっと期待してる匂いがするな」
「うっ、だって……すごく楽しみにしてたから」
「今からはこっちに集中」
ユキからアゴを掴まれて口を開けられて、舌を絡めながらキスすると、ユキが僕の中に入ってくる。
「ンッ、ふぁ……! あっ、あぁっ!」
「真里の中、欲しがって吸い付いてくるな」
ユキにゆっくりと腰を動かされて、ゾクゾクと快感が頭の中まで走る。
二日後を期待して抱かれて、ユキがイく前に僕一人で何度も果てた。
でもそんなのはいつもの事で、僕が何度ユキにイかされたって、ユキはもう一回しようっていつも強引に誘ってきたりするんだけど……。
おかしい、今日のユキは一回しかしてないのに、もうお終いみたいな雰囲気で僕を腕枕している。
体調悪い? 気分じゃない? いや、そもそも恋人同士って何回くらいするものなの!?
普通は一回して終わりだったり? だとしたらこれが普通!?
なんて、考えても答えが出ない事が頭の中をぐるぐる巡る。
僕はユキしか知らないから、普通はどうなのかとか、気になったなら言ってもいいのかなんてのが分からない。
ましてや足りないなんて……。
「なんだ、物足りないって顔してるな」
「――ッッ!!」
そんな僕の思考は当然のようにユキにバレていて、ニヤニヤ意地悪な顔をして僕を見ている。
「いつもはもっとするのに不思議だったか?」
恥ずかしくて耳まで熱くなった僕に苦笑しながら、今度は優しい顔で僕の頭を撫でてくる。
「う……うん、体調が悪いわけじゃないんだよね?」
「まさか、朝まで真里を愛していたいくらいだ」
「じゃあ……」
なんで? って聞こうとしてハッとした。そんな事言ったら、もっと欲しいと言っているようなものだ。
そんな僕の様子を見て、ユキがまたニヤァと楽しそうに笑った。
「我慢してるんだよ、真里との三日間を楽しむためにな、焦らしてるんだ」
「焦らし……」
「我慢してからの方が燃えるだろ? その分たくさん真里を愛してやれる」
ユキが二人一緒の時間のために、そんなこと考えていたなんて、思いもしなかった。
そっか……少しでも楽しむために我慢するっていうのもありだよね。
「真里がどうしても我慢できないっていうなら……」
「大丈夫! 僕も我慢するよ!」
「……するのか」
「なんで残念そうにしてるの?」
ユキの犬耳がしゅんと下がって、それは目に見えて残念そうで、可愛くて吹き出してしまいそうだった。
そんなユキの懐に潜り込んで肌を合わせると、ドキドキと心臓の鼓動が聞こえる。
こうやってユキの腕に抱かれているのが好きだ、僕はこうしているだけでもすごく幸せを感じる。
「生殺しだな」
「自分で言い出したのに」
クスクス笑いながらお互いの髪をいじったりしていると、少しずつ眠気がきてまどろんでくる。
「ユキ……三日間、その……するだけなの?」
ぼんやりした頭で、気になっていた事がポロッと漏れた。
もちろんそれでも嬉しい。ユキが僕に遠慮なんてしないで、好きなだけ受け入れてあげられる状況なんだから。
でも三日間ずっとそれだけっていうのは、少し勿体無い気がしていた。
「真里は行きたいところはあるか?」
「……特別は、ないけど」
正直、またユキと現世に行きたいって気持ちはあった。普通の人達の中に紛れて、恋人として歩いてみたい。
風や気温を感じて、太陽の元魔界にはない場所で恋人として……。
「郊外に行ってみるか?」
「こうが……門の外!」
「そうだ、まぁ何も無い土地なんだけどな……まだ門の外に出た事はないだろ?」
そうだ、僕にはまだこの世界の知らないことが沢山ある。魔王様が繁栄させたこの世界の中心地、その外の世界を僕は知らない。
「冒険みたいで楽しみ」
「俺も、真里とずっと触れていられるのが楽しみだ……郊外に出ても離さないからな?」
僕も、ユキとずっと一緒に居られるのがすごく楽しみだ。今までユキを待たせてしまった分、取り返すほど触れていたい……それは今もそう。
ユキから抱きしめられて、その腕の中の温かさでそのまま眠りについた。
-----
「二日間ありがとー!」
事務所の引き戸が開いて、そこから元気な声が響いた。
ルイさんがカズヤさんと出勤してきて、それはいつも以上にニコニコと、作り笑顔じゃない大満足って顔だった。
ルイさんカズヤさんと二日間、仲良く過ごせたんだろうって事は、聞かなくてもわかるくらいだ。
「おぉ~! 温泉街に行ってたんだって? 俺も行きたかった! ズリぃよお前らだけ!」
飛翔さんが入ってきたルイさんの肩に腕を回して、ルイさんをウリウリといじっていて……。
そんな恋人の前で、大胆なスキンシップして大丈夫!? と僕はヒヤヒヤした。けど、ルイさんの後ろにいるカズヤさんは、何も気に留めないように自分のデスクに向かっていく。
ただ今までと違うのは、ルイさんに向ける視線が今まで以上に甘い! それはもう、二人の仲が間違いなく深まった事を漂わせる雰囲気で、見てるこっちがちょっと恥ずかしくなるくらいだった。
「次の機会は俺と行こうぜ!」
んっ!??
そんな飛翔さんの軽口に、その場の全員が一瞬固まった。まさか……まさか、飛翔さん二人の関係に気付いてない!?
「風呂入って、酒飲んで、へべれけで卓球対決し……」
「飛翔……それはちょっと、私は許容できない」
「へ? なんで?」
と、少しの間があって、ルイさんが飛翔さんの腕を少し照れくさそうな顔をして外した。
ルイさんのその顔と、周りの雰囲気にさすがに気付いたのか、飛翔さんはバッとルイさんから離れて僕たちを見回した。
「えっ! えっ!? 付き合ってんの!? もしかして知らなかったの俺だけ!??」
飛翔さんだけも何も、僕とユキ以外は当事者だ。
「ちが、違う! そういう意味で言ったんじゃ!」
「わかってますよ」
慌てながらカズヤさんに変な手の動きで弁明している飛翔さんに、思わず笑ってしまった。
「気持ちワリィ?」
ルイさんがちょっと不安そうな顔をして飛翔さんを見上げていて、緊張したような様子もあった。
そんな事を聞くなんて、ルイさんらしくない気もする。
「んなわけねぇだろ!」
「だって飛翔、前に男同士なんて気持ちワリーって言って……」
「――ッッ!! ううう~それってこっち来たばっかの時!」
飛翔さんはやってしまったって顔をした後、両手を顔に当てて天を仰いだ。
「もうそんな事思ってねぇよ! だってユキと真里もいるし! 他にもたくさん会ってきたし!」
「ふーん、変わったんだ」
ちょっと安心したって顔でルイさんが笑って、その場は和やかな空気に戻った。
「では、今日の巡回の割り振りですが」
「あっ、オレ今日は真里と行く!」
いつも通りカズヤさんがルイさんと……という流れかと思ったところで、ルイさんがそれを遮るように声を発した。
カズヤさんはあからさまに残念そうな顔をしていて、なんだか僕の方が心苦しい。
「お前、今日はやめとけ、イチャつくだろ?」
ニヤニヤしながらユキがカズヤさんの肩を叩いて、ユキじゃないんだから……なんてカズヤさんから冷たい目線でツッコミを受けていた。
そんな間にルイさんはさっさと巡回用の準備を整えて、僕の手を引っ張って事務所を出ようとする。
「んじゃーいってきますー!!」
「あっ、おい! 一人になるな、一人にするなよ!」
ユキが慌てて言い添えたのに二人して返事をしてから、事務所を後にした。
「ごめん、ちょっと真里と話したくて……」
「そうだと思いました」
ちょっと無理矢理引っ張り出された感はあったけど、多分二人で話したいからだろうなってのは分かってた。
「うまくいったみたいで、良かったですね」
ルイさんの浮かれているような空気に思わず口の端が上がる。
「ヘヘッ、で……真里とユキって1日何回くらいヤんのー?」
「――っっっ!!??」
いきなりド直球、どストレートな質問に、僕は池の鯉みたいに思わず口をパクパクさせてしまった。
三日間たくさんするって言われてるから、どうしたって意識してしまう。
また僕の中にユキの濃い魔力が残るくらい、たくさん……。
「期待してムラッとしたか?」
「――っ、分かってるなら聞かないでよ!」
「そうやって、未だに恥ずかしがっているのが可愛い」
玄関から寝室まででそんな会話をすれば、必然的にベッドに押し倒される流れだ。
手早く服を脱がされて、肌と肌が直接触れ合うと安心する。
ユキに触られている場所が気持ちよくて、感じながらも頭の中で、三日間どんな事されるんだろうって考えてしまう。
「真里、ずっと期待してる匂いがするな」
「うっ、だって……すごく楽しみにしてたから」
「今からはこっちに集中」
ユキからアゴを掴まれて口を開けられて、舌を絡めながらキスすると、ユキが僕の中に入ってくる。
「ンッ、ふぁ……! あっ、あぁっ!」
「真里の中、欲しがって吸い付いてくるな」
ユキにゆっくりと腰を動かされて、ゾクゾクと快感が頭の中まで走る。
二日後を期待して抱かれて、ユキがイく前に僕一人で何度も果てた。
でもそんなのはいつもの事で、僕が何度ユキにイかされたって、ユキはもう一回しようっていつも強引に誘ってきたりするんだけど……。
おかしい、今日のユキは一回しかしてないのに、もうお終いみたいな雰囲気で僕を腕枕している。
体調悪い? 気分じゃない? いや、そもそも恋人同士って何回くらいするものなの!?
普通は一回して終わりだったり? だとしたらこれが普通!?
なんて、考えても答えが出ない事が頭の中をぐるぐる巡る。
僕はユキしか知らないから、普通はどうなのかとか、気になったなら言ってもいいのかなんてのが分からない。
ましてや足りないなんて……。
「なんだ、物足りないって顔してるな」
「――ッッ!!」
そんな僕の思考は当然のようにユキにバレていて、ニヤニヤ意地悪な顔をして僕を見ている。
「いつもはもっとするのに不思議だったか?」
恥ずかしくて耳まで熱くなった僕に苦笑しながら、今度は優しい顔で僕の頭を撫でてくる。
「う……うん、体調が悪いわけじゃないんだよね?」
「まさか、朝まで真里を愛していたいくらいだ」
「じゃあ……」
なんで? って聞こうとしてハッとした。そんな事言ったら、もっと欲しいと言っているようなものだ。
そんな僕の様子を見て、ユキがまたニヤァと楽しそうに笑った。
「我慢してるんだよ、真里との三日間を楽しむためにな、焦らしてるんだ」
「焦らし……」
「我慢してからの方が燃えるだろ? その分たくさん真里を愛してやれる」
ユキが二人一緒の時間のために、そんなこと考えていたなんて、思いもしなかった。
そっか……少しでも楽しむために我慢するっていうのもありだよね。
「真里がどうしても我慢できないっていうなら……」
「大丈夫! 僕も我慢するよ!」
「……するのか」
「なんで残念そうにしてるの?」
ユキの犬耳がしゅんと下がって、それは目に見えて残念そうで、可愛くて吹き出してしまいそうだった。
そんなユキの懐に潜り込んで肌を合わせると、ドキドキと心臓の鼓動が聞こえる。
こうやってユキの腕に抱かれているのが好きだ、僕はこうしているだけでもすごく幸せを感じる。
「生殺しだな」
「自分で言い出したのに」
クスクス笑いながらお互いの髪をいじったりしていると、少しずつ眠気がきてまどろんでくる。
「ユキ……三日間、その……するだけなの?」
ぼんやりした頭で、気になっていた事がポロッと漏れた。
もちろんそれでも嬉しい。ユキが僕に遠慮なんてしないで、好きなだけ受け入れてあげられる状況なんだから。
でも三日間ずっとそれだけっていうのは、少し勿体無い気がしていた。
「真里は行きたいところはあるか?」
「……特別は、ないけど」
正直、またユキと現世に行きたいって気持ちはあった。普通の人達の中に紛れて、恋人として歩いてみたい。
風や気温を感じて、太陽の元魔界にはない場所で恋人として……。
「郊外に行ってみるか?」
「こうが……門の外!」
「そうだ、まぁ何も無い土地なんだけどな……まだ門の外に出た事はないだろ?」
そうだ、僕にはまだこの世界の知らないことが沢山ある。魔王様が繁栄させたこの世界の中心地、その外の世界を僕は知らない。
「冒険みたいで楽しみ」
「俺も、真里とずっと触れていられるのが楽しみだ……郊外に出ても離さないからな?」
僕も、ユキとずっと一緒に居られるのがすごく楽しみだ。今までユキを待たせてしまった分、取り返すほど触れていたい……それは今もそう。
ユキから抱きしめられて、その腕の中の温かさでそのまま眠りについた。
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「二日間ありがとー!」
事務所の引き戸が開いて、そこから元気な声が響いた。
ルイさんがカズヤさんと出勤してきて、それはいつも以上にニコニコと、作り笑顔じゃない大満足って顔だった。
ルイさんカズヤさんと二日間、仲良く過ごせたんだろうって事は、聞かなくてもわかるくらいだ。
「おぉ~! 温泉街に行ってたんだって? 俺も行きたかった! ズリぃよお前らだけ!」
飛翔さんが入ってきたルイさんの肩に腕を回して、ルイさんをウリウリといじっていて……。
そんな恋人の前で、大胆なスキンシップして大丈夫!? と僕はヒヤヒヤした。けど、ルイさんの後ろにいるカズヤさんは、何も気に留めないように自分のデスクに向かっていく。
ただ今までと違うのは、ルイさんに向ける視線が今まで以上に甘い! それはもう、二人の仲が間違いなく深まった事を漂わせる雰囲気で、見てるこっちがちょっと恥ずかしくなるくらいだった。
「次の機会は俺と行こうぜ!」
んっ!??
そんな飛翔さんの軽口に、その場の全員が一瞬固まった。まさか……まさか、飛翔さん二人の関係に気付いてない!?
「風呂入って、酒飲んで、へべれけで卓球対決し……」
「飛翔……それはちょっと、私は許容できない」
「へ? なんで?」
と、少しの間があって、ルイさんが飛翔さんの腕を少し照れくさそうな顔をして外した。
ルイさんのその顔と、周りの雰囲気にさすがに気付いたのか、飛翔さんはバッとルイさんから離れて僕たちを見回した。
「えっ! えっ!? 付き合ってんの!? もしかして知らなかったの俺だけ!??」
飛翔さんだけも何も、僕とユキ以外は当事者だ。
「ちが、違う! そういう意味で言ったんじゃ!」
「わかってますよ」
慌てながらカズヤさんに変な手の動きで弁明している飛翔さんに、思わず笑ってしまった。
「気持ちワリィ?」
ルイさんがちょっと不安そうな顔をして飛翔さんを見上げていて、緊張したような様子もあった。
そんな事を聞くなんて、ルイさんらしくない気もする。
「んなわけねぇだろ!」
「だって飛翔、前に男同士なんて気持ちワリーって言って……」
「――ッッ!! ううう~それってこっち来たばっかの時!」
飛翔さんはやってしまったって顔をした後、両手を顔に当てて天を仰いだ。
「もうそんな事思ってねぇよ! だってユキと真里もいるし! 他にもたくさん会ってきたし!」
「ふーん、変わったんだ」
ちょっと安心したって顔でルイさんが笑って、その場は和やかな空気に戻った。
「では、今日の巡回の割り振りですが」
「あっ、オレ今日は真里と行く!」
いつも通りカズヤさんがルイさんと……という流れかと思ったところで、ルイさんがそれを遮るように声を発した。
カズヤさんはあからさまに残念そうな顔をしていて、なんだか僕の方が心苦しい。
「お前、今日はやめとけ、イチャつくだろ?」
ニヤニヤしながらユキがカズヤさんの肩を叩いて、ユキじゃないんだから……なんてカズヤさんから冷たい目線でツッコミを受けていた。
そんな間にルイさんはさっさと巡回用の準備を整えて、僕の手を引っ張って事務所を出ようとする。
「んじゃーいってきますー!!」
「あっ、おい! 一人になるな、一人にするなよ!」
ユキが慌てて言い添えたのに二人して返事をしてから、事務所を後にした。
「ごめん、ちょっと真里と話したくて……」
「そうだと思いました」
ちょっと無理矢理引っ張り出された感はあったけど、多分二人で話したいからだろうなってのは分かってた。
「うまくいったみたいで、良かったですね」
ルイさんの浮かれているような空気に思わず口の端が上がる。
「ヘヘッ、で……真里とユキって1日何回くらいヤんのー?」
「――っっっ!!??」
いきなりド直球、どストレートな質問に、僕は池の鯉みたいに思わず口をパクパクさせてしまった。
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