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魔界編:第11章
《R-18》求められて
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ユキの体は冷たかった。
なにかトラウマに障ったらしく、たくさんの魔力を吐いてしまったみたいだ。
魔力を大量に失って、体は寒そうに震え、顔は真っ青で、足りない魔力を補いたくて、僕を頼ってくれている。
もっと、もっとと求められて、僕を欲しがって唇を貪ってくるのも、急かすように触れられるのも、イヤじゃないけど……。
イヤじゃないけど、時と場所が悪いよ……!
「ユキ! 待って……まっ……!」
ユキの体を押して、一瞬できた隙に喋ろうとしても、また唇を深く重ねられて、舌を吸われて……話せる状況じゃない!
こんなに魔力が減って、ボロボロになったユキを、僕だって早く満たしてあげたいけど……!
ユキの唇が僕の首元に移って、やっと話せるチャンスが来た。
「ユキッ……せめて、家に帰ろう!」
こんないつ誰が来るかもわからない粗末な倉庫で、さっきまでユキを連れ去ろうとしていた男だって、すぐ側で気絶しているっていうのに!
「魔力の流れが……めちゃくちゃで……無理だ」
いつもより余裕がなさそうなユキは、はぁ、はぁ……と、辛そうに呼吸をしている。
ユキの体の中の魔力を探ると、魔力の流れがあちこちで混乱していて、すごく気持ち悪そうな状態だった。僕ならきっと、酔って吐いてる。
こんなの普通じゃない……! 早くなんとかしないとって気持ちで、必死でユキの魔力が正しく流れるように背中を何度も撫でた。
「なんでこんな事に!」
ユキをこんな目にあわせたアイツが許せない……ユキの事ずっと好きだったっていうのに、なんで傷つけるような事ばっかり……!
僕が背中を撫でると、ユキの表情が少し和らぐ。
「僕が家まで転移させるよ」
「ダメだ……今の俺と一緒だと、変なところに飛んでしまう」
確かに今のユキの不安定な魔力で、転移陣を使うのは危ない……けど、アイツがいつ目を覚ますかもわからない。目を覚ましたら、またユキを連れて行こうとするかもしれない。
せめて動けないように拘束しようと、転がってる奴に向けて捕縛具を構えたら、ユキがその腕を押さえつけてきた。
「ユキ……ッ!」
なんで邪魔するんだって言おうとしたら、その表情が普通じゃない事に気づく。
僕を見る目が血走っていると言うか……必死すぎて怖いくらいだった、もしかして何か薬を盛られてるんじゃ……!?
「真里ッ……!」
「ッ……!」
少し乱暴にうつ伏せにされたかと思ったら、下着ごとズボンをずり下ろされて……!
ユキが自身を擦り付けながら、僕の首元で辛そうに荒く息をしている。
「っさと……抱きたい」
「でも、こんな……あっ!」
ユキの指がヌルッと中に入ってきて、いつもより性急な動きで僕の中を広げようとしてくる。
「あぁっ!? 待って……ユキッまって……!!」
弱いところをグリグリと刺激されて、自然と腰が浮いた。ユキは僕の静止も聞かずに、耳元に熱い吐息をかけてくるばっかりで……それがすごく辛そうで、助けてあげたいけど……!
「解毒……できない?」
「無理ッ……」
その声が泣きそうで、今でもすごく我慢してるんだっていうのが分かった。
辛そうなのに、僕のことを傷つけないように、指で慣らそうとしてくれてる事にも、いじらしさを感じる。
承諾の合図として自分から腰を持ち上げると、ユキが体を起こして、僕の腰を掴む。
ヌルヌルと入り口を少し乱暴に、ユキので探られたかと思ったら……そのまま中を押し広げられる感覚が……!
「んううっ……!」
「真里……!」
ユキがまた僕の背中に身体を密着させて、うなじを舐めながら、強引に押し入ってくる。
「あっ……ああっ!!」
「真里……――っさと!」
逃さないとばかりに両腕で強く抱きしめられて、はぁっ、はぁっ……と、発情した獣のように激しく猛りをぶつけられて、何度も名前を呼ばれて、大好きなユキに、そんな抱かれ方したら……!
気持ち良く、なってしまう……!
「んっ、ぅっ……うぅっ!」
自分の体がもっと、もっとと……ねだるようにユキを奥まで誘い込んでいく。こんなのダメなのに……すぐそばにアイツがいるのに……!
少し顔を上げれば、ユキを襲った男の足が視界に入る。起こさないように、せめて声だけでも抑えないと!
いつもより激しくユキが打ちつけてきて、パンッパンッパンッと肉がぶつかり合う音がする。
気持ち良くて、昂っていく気持ちを必死で抑えて、手で口を塞いで自分の指を噛んだ。
ふうっ、ふぅっと耐える僕の声に、ユキがますます興奮していくのを感じる。うなじに今にも噛みつきそうなくらい、何度も歯を当てられて……!
噛まれてもいいかも……と思った瞬間、ガブッと首の後ろに……強い痛みがッ……!
「ア゛ッ……!」
噛まれながら一番奥を激しく突かれて、痛いのに……! その痛みが甘く痺れて快感になっていく。
でも、ダメ……感じちゃダメだ……こんな状況でアイツが目を覚ましたら……! 興奮しきって、無防備になっているユキの姿を、アイツに見せたくない! こんなユキは僕だけのものだから……!
でも、我慢すればするほど、気持ちよさに拍車がかかっていくみたいで……ユキから口を手で塞がれて、体がビクンッと跳ねた。
「ん゛……ぅっ……! ――っ!」
ビクンッビクンッと何度も体が跳ねて、ユキに突かれる度に感じる甘い絶頂感。
もう、理性が飛びそうだ……ユキに全部委ねて、気持ち良くなりたい……!
「――って、ヤバいって!」
「大きな音が――、そんな――だろ」
「――ったら、どうする」
そんな中、僕の意識を戻したのは複数人の話し声で……誰かが、こっちに来てる……!?
マズい、マズい……! こんな状況、他人に見られるわけにはいかない!
頭ではそう理解しているのに、気持ちが焦るほど体の感度がバカみたいに上がっていく。
「――っ! んうぅっ……! ゔっ、ゔぅっ!」
ユキは誰かが近づいてくるのに気付いてて、僕の口を塞いだんだ……でも、全然止めてくれないどころか、その動きは激しさを増してきている。
追い詰められていく最中、微かに残る理性が、深く暗い魔王様の魔力を察知した。顔を上げれば、ぼやける視界の端であの男が転移させられているのが見えた。
魔王様はこの状況を把握しているのか……と、うっすらと嫌な気持ちになりつつも、最大の懸念材料が目の前から消えた事に、安堵の気持ちが湧いた。
人が近づいてきてて、良くない状況なのは変わらないのに……! ユキに口を塞がれて、後ろから激しく突き入れられて、もう……これ以上我慢なんて出来ないっ……!
グリグリとユキに弱いところを狙われて、もうダメッ……ダメ!!
「真里……っ、出すよ……?」
ユキの限界で震える声に、背中がゾクゾクした。
こんな状態で出されたら、乱れてしまうのを我慢できない……! 気付かれちゃう、気付かれちゃうのに……!
ユキが強く奥まで腰を打ち付けて、ドクンドクンと脈を打ちながら、一番奥に熱を注ぎ込まれているのを感じる。
その熱さに、ユキの魔力が回復しているのを感じて、よかった……って安心した反面、これから襲われる快感に期待と不安で震えた。
散々我慢した体に……こんな熱いの……!
「ん゛っ――!! ん゛ん゛ん゛っ!!」
ユキに体を押さえつけられて、強く口を塞がれても我慢ができないほど、強烈な快感が体を突き抜けて……!
視界が真っ白になって、自分の体を支えられずに崩れた。その瞬間、ユキの手が離れて……!
「ん゛ああぁぁっ! やぁぁっ……! ぁぁぁん!」
人が……近くにいるのにっ……! こんな声っ……! ビクンッビクンッと体が跳ねて、濃い魔力を吸収する余韻に震えた。
「あっ、あっ……うっ……!」
優しく頭を撫でられて、それさえも気持ち良くなってしまって、手元にあったシーツを掴んだ。
……シーツ?
気付けば、僕が額を擦り付けた先は、硬い床ではなくベッドの上だった。
帰って……来てた……!
ユキとしてるところを誰にも見られなかった事と、ユキが普通に動けるようになった事で、心からの安堵のため息が出た。
ユキの様子を見ようと後ろを振り向こうとした時、ズシッとその体重が背中に乗ってきて、ユキと僕は崩れるようにベッドに沈んだ。
なにかトラウマに障ったらしく、たくさんの魔力を吐いてしまったみたいだ。
魔力を大量に失って、体は寒そうに震え、顔は真っ青で、足りない魔力を補いたくて、僕を頼ってくれている。
もっと、もっとと求められて、僕を欲しがって唇を貪ってくるのも、急かすように触れられるのも、イヤじゃないけど……。
イヤじゃないけど、時と場所が悪いよ……!
「ユキ! 待って……まっ……!」
ユキの体を押して、一瞬できた隙に喋ろうとしても、また唇を深く重ねられて、舌を吸われて……話せる状況じゃない!
こんなに魔力が減って、ボロボロになったユキを、僕だって早く満たしてあげたいけど……!
ユキの唇が僕の首元に移って、やっと話せるチャンスが来た。
「ユキッ……せめて、家に帰ろう!」
こんないつ誰が来るかもわからない粗末な倉庫で、さっきまでユキを連れ去ろうとしていた男だって、すぐ側で気絶しているっていうのに!
「魔力の流れが……めちゃくちゃで……無理だ」
いつもより余裕がなさそうなユキは、はぁ、はぁ……と、辛そうに呼吸をしている。
ユキの体の中の魔力を探ると、魔力の流れがあちこちで混乱していて、すごく気持ち悪そうな状態だった。僕ならきっと、酔って吐いてる。
こんなの普通じゃない……! 早くなんとかしないとって気持ちで、必死でユキの魔力が正しく流れるように背中を何度も撫でた。
「なんでこんな事に!」
ユキをこんな目にあわせたアイツが許せない……ユキの事ずっと好きだったっていうのに、なんで傷つけるような事ばっかり……!
僕が背中を撫でると、ユキの表情が少し和らぐ。
「僕が家まで転移させるよ」
「ダメだ……今の俺と一緒だと、変なところに飛んでしまう」
確かに今のユキの不安定な魔力で、転移陣を使うのは危ない……けど、アイツがいつ目を覚ますかもわからない。目を覚ましたら、またユキを連れて行こうとするかもしれない。
せめて動けないように拘束しようと、転がってる奴に向けて捕縛具を構えたら、ユキがその腕を押さえつけてきた。
「ユキ……ッ!」
なんで邪魔するんだって言おうとしたら、その表情が普通じゃない事に気づく。
僕を見る目が血走っていると言うか……必死すぎて怖いくらいだった、もしかして何か薬を盛られてるんじゃ……!?
「真里ッ……!」
「ッ……!」
少し乱暴にうつ伏せにされたかと思ったら、下着ごとズボンをずり下ろされて……!
ユキが自身を擦り付けながら、僕の首元で辛そうに荒く息をしている。
「っさと……抱きたい」
「でも、こんな……あっ!」
ユキの指がヌルッと中に入ってきて、いつもより性急な動きで僕の中を広げようとしてくる。
「あぁっ!? 待って……ユキッまって……!!」
弱いところをグリグリと刺激されて、自然と腰が浮いた。ユキは僕の静止も聞かずに、耳元に熱い吐息をかけてくるばっかりで……それがすごく辛そうで、助けてあげたいけど……!
「解毒……できない?」
「無理ッ……」
その声が泣きそうで、今でもすごく我慢してるんだっていうのが分かった。
辛そうなのに、僕のことを傷つけないように、指で慣らそうとしてくれてる事にも、いじらしさを感じる。
承諾の合図として自分から腰を持ち上げると、ユキが体を起こして、僕の腰を掴む。
ヌルヌルと入り口を少し乱暴に、ユキので探られたかと思ったら……そのまま中を押し広げられる感覚が……!
「んううっ……!」
「真里……!」
ユキがまた僕の背中に身体を密着させて、うなじを舐めながら、強引に押し入ってくる。
「あっ……ああっ!!」
「真里……――っさと!」
逃さないとばかりに両腕で強く抱きしめられて、はぁっ、はぁっ……と、発情した獣のように激しく猛りをぶつけられて、何度も名前を呼ばれて、大好きなユキに、そんな抱かれ方したら……!
気持ち良く、なってしまう……!
「んっ、ぅっ……うぅっ!」
自分の体がもっと、もっとと……ねだるようにユキを奥まで誘い込んでいく。こんなのダメなのに……すぐそばにアイツがいるのに……!
少し顔を上げれば、ユキを襲った男の足が視界に入る。起こさないように、せめて声だけでも抑えないと!
いつもより激しくユキが打ちつけてきて、パンッパンッパンッと肉がぶつかり合う音がする。
気持ち良くて、昂っていく気持ちを必死で抑えて、手で口を塞いで自分の指を噛んだ。
ふうっ、ふぅっと耐える僕の声に、ユキがますます興奮していくのを感じる。うなじに今にも噛みつきそうなくらい、何度も歯を当てられて……!
噛まれてもいいかも……と思った瞬間、ガブッと首の後ろに……強い痛みがッ……!
「ア゛ッ……!」
噛まれながら一番奥を激しく突かれて、痛いのに……! その痛みが甘く痺れて快感になっていく。
でも、ダメ……感じちゃダメだ……こんな状況でアイツが目を覚ましたら……! 興奮しきって、無防備になっているユキの姿を、アイツに見せたくない! こんなユキは僕だけのものだから……!
でも、我慢すればするほど、気持ちよさに拍車がかかっていくみたいで……ユキから口を手で塞がれて、体がビクンッと跳ねた。
「ん゛……ぅっ……! ――っ!」
ビクンッビクンッと何度も体が跳ねて、ユキに突かれる度に感じる甘い絶頂感。
もう、理性が飛びそうだ……ユキに全部委ねて、気持ち良くなりたい……!
「――って、ヤバいって!」
「大きな音が――、そんな――だろ」
「――ったら、どうする」
そんな中、僕の意識を戻したのは複数人の話し声で……誰かが、こっちに来てる……!?
マズい、マズい……! こんな状況、他人に見られるわけにはいかない!
頭ではそう理解しているのに、気持ちが焦るほど体の感度がバカみたいに上がっていく。
「――っ! んうぅっ……! ゔっ、ゔぅっ!」
ユキは誰かが近づいてくるのに気付いてて、僕の口を塞いだんだ……でも、全然止めてくれないどころか、その動きは激しさを増してきている。
追い詰められていく最中、微かに残る理性が、深く暗い魔王様の魔力を察知した。顔を上げれば、ぼやける視界の端であの男が転移させられているのが見えた。
魔王様はこの状況を把握しているのか……と、うっすらと嫌な気持ちになりつつも、最大の懸念材料が目の前から消えた事に、安堵の気持ちが湧いた。
人が近づいてきてて、良くない状況なのは変わらないのに……! ユキに口を塞がれて、後ろから激しく突き入れられて、もう……これ以上我慢なんて出来ないっ……!
グリグリとユキに弱いところを狙われて、もうダメッ……ダメ!!
「真里……っ、出すよ……?」
ユキの限界で震える声に、背中がゾクゾクした。
こんな状態で出されたら、乱れてしまうのを我慢できない……! 気付かれちゃう、気付かれちゃうのに……!
ユキが強く奥まで腰を打ち付けて、ドクンドクンと脈を打ちながら、一番奥に熱を注ぎ込まれているのを感じる。
その熱さに、ユキの魔力が回復しているのを感じて、よかった……って安心した反面、これから襲われる快感に期待と不安で震えた。
散々我慢した体に……こんな熱いの……!
「ん゛っ――!! ん゛ん゛ん゛っ!!」
ユキに体を押さえつけられて、強く口を塞がれても我慢ができないほど、強烈な快感が体を突き抜けて……!
視界が真っ白になって、自分の体を支えられずに崩れた。その瞬間、ユキの手が離れて……!
「ん゛ああぁぁっ! やぁぁっ……! ぁぁぁん!」
人が……近くにいるのにっ……! こんな声っ……! ビクンッビクンッと体が跳ねて、濃い魔力を吸収する余韻に震えた。
「あっ、あっ……うっ……!」
優しく頭を撫でられて、それさえも気持ち良くなってしまって、手元にあったシーツを掴んだ。
……シーツ?
気付けば、僕が額を擦り付けた先は、硬い床ではなくベッドの上だった。
帰って……来てた……!
ユキとしてるところを誰にも見られなかった事と、ユキが普通に動けるようになった事で、心からの安堵のため息が出た。
ユキの様子を見ようと後ろを振り向こうとした時、ズシッとその体重が背中に乗ってきて、ユキと僕は崩れるようにベッドに沈んだ。
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