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魔界編:第11章
廃墟の罠
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その鍵はユキが施錠したものだった。
一般の悪魔では到底開錠する事なんてできない、複雑な仕様の鍵だった。
薬物売買を行っていたグループの、倉庫兼事務所であるこの建物は、周りと同じく外壁は落書きだらけだ。
しかし中に入ってみれば、塵一つ落ちていないほどに何もなく、調べ尽くされた後だった。
ユキが室内の出入口付近にあるスイッチを入れると、薄暗い照明が灯る。
「見事に何もないな、こんな状態で確認することなんてあるか?」
サングラスをかけたままでは何も見えず、ユキは唯一床に固定してあるテーブルの上に、外したサングラスを置いて、自分もそこに腰かけた。
先ほどユキにきっぱりとフられた覇戸部は、傷心して帰るかと思えば、気になるといった倉庫までしっかりとついてきた。
ユキは本当に調べたいことがあるんだなぁと少し感心しつつ、壁に取り付けられた棚を端から調べる覇戸部を見ていた。
覇戸部のにおいは色々と動揺しながら入り混じっていたが、本筋は『目的の達成』だった。
「あった」
そう覇戸部の声がして、ユキはその棚を覗き込んだが何もなかった。
「……そこに何かあるのか?」
目をこらして、においを嗅いで、そこに意識を集中すれば、不自然に魔力を感じない空間がそこにはあった。
「何かあるな」
ユキが解析しようと近づいた時、研ぎ澄ましていた嗅覚が、覇戸部の欲情した臭いを感じ取った。
ウッと不快に感じたユキは立ち止まって、嗅覚の感度を下げようとしたとき、プシッと何かが放出される音がした。
「なんだ今の音!」
一度近づくのを止めた覇戸部の後ろに迫ると、その雰囲気がざわりと変わるのを感じた。
今まで強く押さえ込んでいた覇戸部の感情が、溢れ出てくるように強くなっていく。
手に入れたい、独占したい、触りたい、壊したい、犯したい。
どす黒い感情が、止められない勢いで膨らんでいく。
「何かの薬物か、解毒する」
そんな状況は何度も経験してきていて、ユキは落ち着き払って覇戸部の腕を掴んだ。
しかし、覇戸部はユキが後ろに転びそうになる程強く、その手を振り払った。
「なっ……」
「俺は、コレが欲しかっ……た、コレがあれば」
覇戸部の目は赤くないっていない、角が生えてくる様子もないことから、鬼もどき化しているわけではなさそうだった。
それならば、別の感情を解放する類の薬物だろうか……と、ユキは頭の中で数種類の候補を洗い出して、どれにでも通用しそうな解毒法を構築していた。
いくらユキの方が魔力量が多くとも、近距離で肉弾戦となると覇戸部相手では分が悪かった。
できれば非接触、遠距離から打ち込む……そう頭を巡らせ手元に具現化しようとした瞬間、覇戸部はもう目の前まで迫って来ていた。
ユキがしまったと、距離を取ろうとした瞬間、目の前でパンッと液体の入った袋がさく裂した。
その液体が手にかかった瞬間、今まで感じたことがないほど嫌な感覚が体を駆け抜けた。
これに触れてはいけない、良くないものだと、体が全身で訴えてくる。
ユキはこの薬物を知っていた、それはハルキに解析を依頼された新薬だ。
そう分かっていても、どうすることもできなかった。体を動かす機能が、完全に遮断されたような感覚だった。
せめて思考は奪われまいと、首から上を守るように自身の魔力で堰き止めたが、ユキの体はテーブルの上に上半身を預けたまま、完全に硬直した。
力が抜けて体を支えられなくなるわけではなく、自分では1ミリも動かせない状態で止まってしまった。
「俺も、試した……大丈夫だ、時間がたてば元に戻る」
「試した……? バカかお前は!」
首から上を守ったおかげで、ユキはなんとか喋ることができた。
思考は奪われていないが、少しぼんやりとして鮮明ではない。
そういえば、ハルキが在庫が合わないと言っていたな……なんてことをうっすらと思い出し、この真面目が取り柄のような男が、手元に持っていたせいだったのかと結び付けた。
真里に怒られるな、油断するなとも、新薬に対応できなければどうするんだとも言われていたのに……。
真里が怒る顔が浮かんだ、でも怒るより悲しませるかもしれないとも思った……真里が泣く姿を思うと、自分まで泣きたくなってくる。
悲観的になっている場合ではない、早く解析して動けるようにならなければと、ユキは眉間を寄せて思考を巡らせた。
しかし、そんな事には構わず、息を荒くした覇戸部が自分に迫って来ていた。
テーブルについた動かしようもない手を押さえつけられて、興奮して血走った覇戸部の三白眼が至近距離にあった。
口元に、はぁっ……と熱い吐息が触れて、ユキより厚みのある唇が乱暴に押し当てられた。
「――ッ! ハッ」
ユキの口元から威嚇のような声が漏れて、ガチンと空を噛んだ。
「次やったら……噛み、千切る!」
ユキの耳はいつものように獣のものに戻っていて、鋭い眼光で覇戸部を威圧した。
体が動けば、強烈なプレッシャーを当てて覇戸部を気絶させることもできた。
体が動かなくなる前に、そうするべきだったとユキは心底後悔した。
プレッシャーの乗っていない睨みは、覇戸部に効くことは無く、覇戸部はユキの口の中に、無遠慮に指を突っ込んだ
「あがっ……!」
ユキがその指を噛み千切ってやろうと、動かせる微かな魔力を顎の力に注いだが、覇戸部のたった二本の指の力に敵わない。
空いた手の指が追加でねじ込まれて、喉の奥に直接液体が流し込まれる。
「~~~っ!!」
口に入った瞬間にユキにはその正体が分かった。性的興奮を増長するものと、感度が上がる薬だ。
飲み込みたくないのに、体に無理やり入れられた薬はすぐに効果を現した。
こんな時は、すぐに薬が効いてしまう悪魔の体を呪いたくなる。
口内に入れられた指で上あごを撫でられると、ゾクゾクと鳥肌が立って、ユキは苦しくて、情けなくて涙を滲ませた。
覇戸部は征服欲を満たすように薄く笑いながら、ユキの口の中を弄ぶ。
調子に乗って、顎を固定していた指の強化を緩めた瞬間、ユキは挿し込まれた指に強化を施したまま噛みついて、本体と分離した指先をペッと吐き捨てた。
「ぐっ……!」
「噛み千切ると……言っただろ!」
覇戸部は指を押さえて止血し、肉片を拾うこともせずに、性懲りもなく再びユキへと迫る。
カチャカチャと自分のベルトが外される音がして、ユキはゾッとした。
「おい、やめろ! やめろ!!」
暴れたくても、抵抗したくても動かない体。本格的に貞操の危機を迎えて、ユキの声は震えた。
初めてでもあるまいし怖いなんてことは無い、後ろなんて千年前にすでに暴かれている体だ……と、ユキは必死で自分に言い聞かせた。
それでも、真里が悲しむと思うと堪らなかった。
こんなことになるくらいなら、もっと早く真里に……。
「本当に……やめてくれ、これ以上は」
ユキの震える声を無視して、覇戸部はチャックを下までおろした。
下着を身に着けないユキは、薬のせいで少し反応しはじめている性器を、覇戸部の眼前に晒すことになった。
覇戸部がジッと見つめて、興奮したように吐息を漏らすと、ユキは一層情けなさが募った。
そこを握られて、自分よりも大きく無骨な手で擦られれば、強烈な快感に襲われる。
「触る……なっ! ――っ!」
自分では体の一切を動かせないのに、自分の意図してないところで動くものはなんら変わりなく動いている。
心臓が勝手に動いて、肺が勝手に呼吸を促すのを止めていないように、ユキの体のその部分は、刺激による膨張をはじめる。
いつもより強く感じる刺激に、ユキは必死で抵抗した。自分の意思で動かせる首から上で、精一杯不快を表す表情で睨みつけた。
解毒するための構築式も、自分の体をコントロールするための思考も、朦朧としてきて定まらなくなってきた。
「こんな事して、何になる……俺はお前のものにはならない」
「しなくても、俺のものにはならない」
覇戸部が一瞬泣き出しそうな顔をしたかと思えば、ユキの太ももを掴んで、足を無理矢理ひろげた。
自分の意志で動かすことが出来ないのに、人に自由にされる事にユキは舌打ちした。
覇戸部の手がユキのを握っているその下から差し込まれて、その先に何をされるのか分かってしまったユキは、次第に顔が青ざめていった。
一般の悪魔では到底開錠する事なんてできない、複雑な仕様の鍵だった。
薬物売買を行っていたグループの、倉庫兼事務所であるこの建物は、周りと同じく外壁は落書きだらけだ。
しかし中に入ってみれば、塵一つ落ちていないほどに何もなく、調べ尽くされた後だった。
ユキが室内の出入口付近にあるスイッチを入れると、薄暗い照明が灯る。
「見事に何もないな、こんな状態で確認することなんてあるか?」
サングラスをかけたままでは何も見えず、ユキは唯一床に固定してあるテーブルの上に、外したサングラスを置いて、自分もそこに腰かけた。
先ほどユキにきっぱりとフられた覇戸部は、傷心して帰るかと思えば、気になるといった倉庫までしっかりとついてきた。
ユキは本当に調べたいことがあるんだなぁと少し感心しつつ、壁に取り付けられた棚を端から調べる覇戸部を見ていた。
覇戸部のにおいは色々と動揺しながら入り混じっていたが、本筋は『目的の達成』だった。
「あった」
そう覇戸部の声がして、ユキはその棚を覗き込んだが何もなかった。
「……そこに何かあるのか?」
目をこらして、においを嗅いで、そこに意識を集中すれば、不自然に魔力を感じない空間がそこにはあった。
「何かあるな」
ユキが解析しようと近づいた時、研ぎ澄ましていた嗅覚が、覇戸部の欲情した臭いを感じ取った。
ウッと不快に感じたユキは立ち止まって、嗅覚の感度を下げようとしたとき、プシッと何かが放出される音がした。
「なんだ今の音!」
一度近づくのを止めた覇戸部の後ろに迫ると、その雰囲気がざわりと変わるのを感じた。
今まで強く押さえ込んでいた覇戸部の感情が、溢れ出てくるように強くなっていく。
手に入れたい、独占したい、触りたい、壊したい、犯したい。
どす黒い感情が、止められない勢いで膨らんでいく。
「何かの薬物か、解毒する」
そんな状況は何度も経験してきていて、ユキは落ち着き払って覇戸部の腕を掴んだ。
しかし、覇戸部はユキが後ろに転びそうになる程強く、その手を振り払った。
「なっ……」
「俺は、コレが欲しかっ……た、コレがあれば」
覇戸部の目は赤くないっていない、角が生えてくる様子もないことから、鬼もどき化しているわけではなさそうだった。
それならば、別の感情を解放する類の薬物だろうか……と、ユキは頭の中で数種類の候補を洗い出して、どれにでも通用しそうな解毒法を構築していた。
いくらユキの方が魔力量が多くとも、近距離で肉弾戦となると覇戸部相手では分が悪かった。
できれば非接触、遠距離から打ち込む……そう頭を巡らせ手元に具現化しようとした瞬間、覇戸部はもう目の前まで迫って来ていた。
ユキがしまったと、距離を取ろうとした瞬間、目の前でパンッと液体の入った袋がさく裂した。
その液体が手にかかった瞬間、今まで感じたことがないほど嫌な感覚が体を駆け抜けた。
これに触れてはいけない、良くないものだと、体が全身で訴えてくる。
ユキはこの薬物を知っていた、それはハルキに解析を依頼された新薬だ。
そう分かっていても、どうすることもできなかった。体を動かす機能が、完全に遮断されたような感覚だった。
せめて思考は奪われまいと、首から上を守るように自身の魔力で堰き止めたが、ユキの体はテーブルの上に上半身を預けたまま、完全に硬直した。
力が抜けて体を支えられなくなるわけではなく、自分では1ミリも動かせない状態で止まってしまった。
「俺も、試した……大丈夫だ、時間がたてば元に戻る」
「試した……? バカかお前は!」
首から上を守ったおかげで、ユキはなんとか喋ることができた。
思考は奪われていないが、少しぼんやりとして鮮明ではない。
そういえば、ハルキが在庫が合わないと言っていたな……なんてことをうっすらと思い出し、この真面目が取り柄のような男が、手元に持っていたせいだったのかと結び付けた。
真里に怒られるな、油断するなとも、新薬に対応できなければどうするんだとも言われていたのに……。
真里が怒る顔が浮かんだ、でも怒るより悲しませるかもしれないとも思った……真里が泣く姿を思うと、自分まで泣きたくなってくる。
悲観的になっている場合ではない、早く解析して動けるようにならなければと、ユキは眉間を寄せて思考を巡らせた。
しかし、そんな事には構わず、息を荒くした覇戸部が自分に迫って来ていた。
テーブルについた動かしようもない手を押さえつけられて、興奮して血走った覇戸部の三白眼が至近距離にあった。
口元に、はぁっ……と熱い吐息が触れて、ユキより厚みのある唇が乱暴に押し当てられた。
「――ッ! ハッ」
ユキの口元から威嚇のような声が漏れて、ガチンと空を噛んだ。
「次やったら……噛み、千切る!」
ユキの耳はいつものように獣のものに戻っていて、鋭い眼光で覇戸部を威圧した。
体が動けば、強烈なプレッシャーを当てて覇戸部を気絶させることもできた。
体が動かなくなる前に、そうするべきだったとユキは心底後悔した。
プレッシャーの乗っていない睨みは、覇戸部に効くことは無く、覇戸部はユキの口の中に、無遠慮に指を突っ込んだ
「あがっ……!」
ユキがその指を噛み千切ってやろうと、動かせる微かな魔力を顎の力に注いだが、覇戸部のたった二本の指の力に敵わない。
空いた手の指が追加でねじ込まれて、喉の奥に直接液体が流し込まれる。
「~~~っ!!」
口に入った瞬間にユキにはその正体が分かった。性的興奮を増長するものと、感度が上がる薬だ。
飲み込みたくないのに、体に無理やり入れられた薬はすぐに効果を現した。
こんな時は、すぐに薬が効いてしまう悪魔の体を呪いたくなる。
口内に入れられた指で上あごを撫でられると、ゾクゾクと鳥肌が立って、ユキは苦しくて、情けなくて涙を滲ませた。
覇戸部は征服欲を満たすように薄く笑いながら、ユキの口の中を弄ぶ。
調子に乗って、顎を固定していた指の強化を緩めた瞬間、ユキは挿し込まれた指に強化を施したまま噛みついて、本体と分離した指先をペッと吐き捨てた。
「ぐっ……!」
「噛み千切ると……言っただろ!」
覇戸部は指を押さえて止血し、肉片を拾うこともせずに、性懲りもなく再びユキへと迫る。
カチャカチャと自分のベルトが外される音がして、ユキはゾッとした。
「おい、やめろ! やめろ!!」
暴れたくても、抵抗したくても動かない体。本格的に貞操の危機を迎えて、ユキの声は震えた。
初めてでもあるまいし怖いなんてことは無い、後ろなんて千年前にすでに暴かれている体だ……と、ユキは必死で自分に言い聞かせた。
それでも、真里が悲しむと思うと堪らなかった。
こんなことになるくらいなら、もっと早く真里に……。
「本当に……やめてくれ、これ以上は」
ユキの震える声を無視して、覇戸部はチャックを下までおろした。
下着を身に着けないユキは、薬のせいで少し反応しはじめている性器を、覇戸部の眼前に晒すことになった。
覇戸部がジッと見つめて、興奮したように吐息を漏らすと、ユキは一層情けなさが募った。
そこを握られて、自分よりも大きく無骨な手で擦られれば、強烈な快感に襲われる。
「触る……なっ! ――っ!」
自分では体の一切を動かせないのに、自分の意図してないところで動くものはなんら変わりなく動いている。
心臓が勝手に動いて、肺が勝手に呼吸を促すのを止めていないように、ユキの体のその部分は、刺激による膨張をはじめる。
いつもより強く感じる刺激に、ユキは必死で抵抗した。自分の意思で動かせる首から上で、精一杯不快を表す表情で睨みつけた。
解毒するための構築式も、自分の体をコントロールするための思考も、朦朧としてきて定まらなくなってきた。
「こんな事して、何になる……俺はお前のものにはならない」
「しなくても、俺のものにはならない」
覇戸部が一瞬泣き出しそうな顔をしたかと思えば、ユキの太ももを掴んで、足を無理矢理ひろげた。
自分の意志で動かすことが出来ないのに、人に自由にされる事にユキは舌打ちした。
覇戸部の手がユキのを握っているその下から差し込まれて、その先に何をされるのか分かってしまったユキは、次第に顔が青ざめていった。
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