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魔界編:第8章 現世へ
その笑顔
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「ユキ……?」
思わず口に出して言ってしまった。
性別が違う、年齢も違う……だけど顔が似すぎている!
ユキだったらこのくらいの変化、やってのけるだろうと思う。僕にさっきできると言ってみせたから、驚かせようとしてる!?
でも違う、何かが違う……!
そうだ、笑い方が違うんだ。
ユキと同じ顔で、純真で愛らしい笑顔を僕に向ける女の子……。
「ふふっ、いらしてたんですね」
一直線に僕のところに向かってきて、その子は僕の手を両手で包んできた。
「お会いしたかったです」
見上げてくるその顔は、近くで見てもユキによく似ていた。
「あの、君は……」
見た目を自在に変化させる悪魔はいる。聖華なんか若返りに関しては自由自在だし、直血のハルキさんは、魔王様そっくりの影武者になる。
もしかしてユキの熱烈なファン!? そんな事も思ったけど、僕の心がそれを否定した。
一瞬、頭に艶やかに咲く花の姿が浮かび上がった。
濃く赤い花弁の中央に、鮮やかな黄色……白い雪の中でも凛と咲く姿。
「つばき……?」
「――っ!! そうです! 椿です!」
「えっ……」
「待て待て待て待て!」
遠くからユキのよく通る声が聞こえた。
ユキが脇道から、競歩かというくらいの勢いで飛び出してきた。それでも走らないあたり、魔界でのクセが出ているみたいだ。
少し視線を横にずらせば、創造主二人はこっちをニヤニヤしながら見ていた。なるほど、今のこの状況は二人にとっておいしいらしい。
「俺抜きで話を進めるな!」
「あら、真里様を連れてきてくださる事、隠していたのでしょ!? ひどいじゃありませんか! わたくしずっとお会いしたかったんですよ!」
ユキが僕の肩を持って引き寄せてくるのだけど、目の前の女の子は僕の手を離さない。
なにより驚きなのは、ユキが普通に女の子と会話をしている事だ。ちょっとぶつかっただけで、大量の魔力を嘔吐する程、女性に拒否反応を示すユキが……!
そして並んでみてもそっくりだ! めちゃくちゃ好きな顔に挟まれて、正直……すごく幸せを感じてる!
「大体、なんですかその髪は! こちらに来る時は短くして下さいと申し上げたでしょう!?」
「お前もなんだそのスカートは! 短すぎるだろ! 足が見えてる!」
「あにっ……お兄様はもう少し世間に」
「おにいさまあああ!?」
お、お兄様って言った……!?
いや、でも、似過ぎているから他人ではないと思ってたけど……!
「……っ!? もしかして、わたくしの事自体お話ししてないのですか!?」
「……あぁ」
「ひどいです!」
ぷうっと頬を膨らませて、ユキの胸をドンドンと叩く女の子が……ユキと同じ顔をしているのに、ユキと全然違う仕草で……もう、可愛くて仕方がない。
思わず笑いを堪えられなくなって、頬が緩むのが止まらなくて、くふっと笑ってしまった。
ユキが驚いたようにこっちを見たので、確かにちょっと空気を読まなかったかなって思ったけど。
「ごめん、あまりにも可愛くて……妹がいたんだね」
ユキの妹という事は、相手は千歳を超えているわけだけど……失礼だとは思いつつも、思わずにやけちゃうのを我慢できないほど可愛い。
背が低くて幼い見た目なのも、理由の一つではあるけど。
「こはるさん……来てしまったんですね」
晃臣さんがユキの後ろから姿を現した。大体予想はしていたけれど、晃臣さんの反応からしてユキの妹は天界の住人らしい。
「晃臣様、今日の事秘密にしていたんですね……って、アナタもそんな長い髪のまま……! 少しは馴染むよう努力してください!」
「お前は馴染みすぎだ!」
ユキはとにかくミニスカートが気に入らないらしい。ユキが家族の話をすることなんて殆どないから、僕はそんな一面が見れたことが本当に嬉しくて……。
「真里様、あにう……お兄様がいつもお世話になってます。妹の木春子と申します」
「あっ、真里です……!」
「ふふっ、存じております」
少し照れるように、もう一度僕の手を握る彼女に……つられてニコッと笑ってしまう。
「私のことは椿とお呼びください」
「えっ……でも、こはるさんなんですよね!?」
晃臣さんもこはるさんって呼んでたし。
「椿は兄上……お兄様が呼んでくださっている呼び名なんです」
「呼び慣れないなら兄上でいいだろ」
ユキが少し呆れるようにしながらも、表情は穏やかで、兄妹の仲の良さを感じた。
「真里様には……椿と呼んでいただきたいのですが……ダメですか?」
「えっと……じゃあ、椿さん」
「さんは要りません、ただ、つばきと……」
これはヤバい。
下からユキと同じ顔で見上げられたら、なんでもお願いを聞いてあげたくなってしまう!
「でも、僕の方がずっと年下で……」
「お兄様の伴侶なのですから、真里様もわたくしのお兄様です」
伴侶って! 僕とユキがそういう仲だというのは知られてるんだ。
「じゃあ……あの、椿……」
「はいっ!」
ウッ……そんな嬉しそうな声で返事をされたら、可愛すぎて思わず頭を撫でたりしたくなる!
さすがに失礼すぎるから我慢しないと……!
「あの、僕も呼び捨てで呼んでもらえますか?」
「それはダメです!!」
間髪入れずにダメって言われた! ユキがワハハって笑っていて、僕と椿のやりとりが面白くて仕方ないらしい。
「せめて、様は……あの、距離を感じるので」
「えっ! それはいけませんね! では……あの、さん付けでも……よろしいですか……? あぁっ、いいんでしょうか!?」
ソワソワするように椿がユキを見上げていて……。
「呼べばいいだろ」
ユキも笑いを堪えるようにしていて、ユキと二人で椿を微笑ましく眺めてしまう。
「じゃあ、あの……真里……さん」
「はい」
「きゃああっ、言ってしまいました! どうしましょう!」
「こはるさんって……真里さんのファンなんですか? 知りませんでした」
晃臣さんが、真面目な顔をして椿を見下ろしているのがまたおかしくて……!
なんだろう、僕は今、すごく楽しくて仕方がない。
「椿……お前、なんでこっちに来たんだ?」
「お兄様が暴れてたからですよ、何かあったんですか?」
それはユキが起こした嵐を感知したって事だろうか? すごい兄妹センサーだ。
「真里さんに暴力を振おうってやつが居たので、ユキさんがひと暴れしてしまったんですよ」
「それは許せません! どこのどいつですか、わたくしからも一発お見舞いしてきます!」
晃臣さんが答えて、それにぷんぷんと怒る椿の姿が本当に可愛い……! 僕のことで怒ってくれるのもすごく嬉しい。
「何事もないみたいで、良かったです」
ユキを見上げて微笑む姿に、本当に心配していたんだなって伝わってきた。
人を探すように歩いていたのは、きっとユキを探していたんだろう。
思わずユキを見上げたら、穏やかに微笑んでいて……ユキが家族と仲がいいのが嬉しかった。
僕はあの地獄みたいな生活と母親に捨てられてからというもの、義両親に愛情深く育てられて幸せだった。
だから、助けてあげられなかったユキに、ずっと後ろめたさのようなものを感じていたんだ。
でも、ユキの表情を見ていたら……自由に出来ない生活の中でも、幸せがあったのだと感じた。
きっと生前から、二人はとても仲が良かったんじゃないだろうか。
ふと椿と目が合ってお互い微笑み合うと、僕まで兄妹の空気に迎えられたみたいで、この場所に家族みたいな暖かい空気が流れた。
「……椿さんってユキさんと顔そっくりですけど、笑い方は真里さんと似てるんですね」
そんな晃臣さんの一言に、僕と椿は思わず目を合わせてパチパチと瞬きをした。
「晃臣……いつまで混ざってるつもりだ?」
ユキが不機嫌そうな顔になって、晃臣さんがやっちゃった……みたいな顔をした。
「お前、そろそろ店に入れよ」
「えっ、もしかして何か地雷踏みました!?」
今の会話のどの辺りに、ユキの気に触るようなことがあったんだろうか……。
戸惑う僕と晃臣さんとは裏腹に、椿はクスクスと楽しそうに笑っていた。
思わず口に出して言ってしまった。
性別が違う、年齢も違う……だけど顔が似すぎている!
ユキだったらこのくらいの変化、やってのけるだろうと思う。僕にさっきできると言ってみせたから、驚かせようとしてる!?
でも違う、何かが違う……!
そうだ、笑い方が違うんだ。
ユキと同じ顔で、純真で愛らしい笑顔を僕に向ける女の子……。
「ふふっ、いらしてたんですね」
一直線に僕のところに向かってきて、その子は僕の手を両手で包んできた。
「お会いしたかったです」
見上げてくるその顔は、近くで見てもユキによく似ていた。
「あの、君は……」
見た目を自在に変化させる悪魔はいる。聖華なんか若返りに関しては自由自在だし、直血のハルキさんは、魔王様そっくりの影武者になる。
もしかしてユキの熱烈なファン!? そんな事も思ったけど、僕の心がそれを否定した。
一瞬、頭に艶やかに咲く花の姿が浮かび上がった。
濃く赤い花弁の中央に、鮮やかな黄色……白い雪の中でも凛と咲く姿。
「つばき……?」
「――っ!! そうです! 椿です!」
「えっ……」
「待て待て待て待て!」
遠くからユキのよく通る声が聞こえた。
ユキが脇道から、競歩かというくらいの勢いで飛び出してきた。それでも走らないあたり、魔界でのクセが出ているみたいだ。
少し視線を横にずらせば、創造主二人はこっちをニヤニヤしながら見ていた。なるほど、今のこの状況は二人にとっておいしいらしい。
「俺抜きで話を進めるな!」
「あら、真里様を連れてきてくださる事、隠していたのでしょ!? ひどいじゃありませんか! わたくしずっとお会いしたかったんですよ!」
ユキが僕の肩を持って引き寄せてくるのだけど、目の前の女の子は僕の手を離さない。
なにより驚きなのは、ユキが普通に女の子と会話をしている事だ。ちょっとぶつかっただけで、大量の魔力を嘔吐する程、女性に拒否反応を示すユキが……!
そして並んでみてもそっくりだ! めちゃくちゃ好きな顔に挟まれて、正直……すごく幸せを感じてる!
「大体、なんですかその髪は! こちらに来る時は短くして下さいと申し上げたでしょう!?」
「お前もなんだそのスカートは! 短すぎるだろ! 足が見えてる!」
「あにっ……お兄様はもう少し世間に」
「おにいさまあああ!?」
お、お兄様って言った……!?
いや、でも、似過ぎているから他人ではないと思ってたけど……!
「……っ!? もしかして、わたくしの事自体お話ししてないのですか!?」
「……あぁ」
「ひどいです!」
ぷうっと頬を膨らませて、ユキの胸をドンドンと叩く女の子が……ユキと同じ顔をしているのに、ユキと全然違う仕草で……もう、可愛くて仕方がない。
思わず笑いを堪えられなくなって、頬が緩むのが止まらなくて、くふっと笑ってしまった。
ユキが驚いたようにこっちを見たので、確かにちょっと空気を読まなかったかなって思ったけど。
「ごめん、あまりにも可愛くて……妹がいたんだね」
ユキの妹という事は、相手は千歳を超えているわけだけど……失礼だとは思いつつも、思わずにやけちゃうのを我慢できないほど可愛い。
背が低くて幼い見た目なのも、理由の一つではあるけど。
「こはるさん……来てしまったんですね」
晃臣さんがユキの後ろから姿を現した。大体予想はしていたけれど、晃臣さんの反応からしてユキの妹は天界の住人らしい。
「晃臣様、今日の事秘密にしていたんですね……って、アナタもそんな長い髪のまま……! 少しは馴染むよう努力してください!」
「お前は馴染みすぎだ!」
ユキはとにかくミニスカートが気に入らないらしい。ユキが家族の話をすることなんて殆どないから、僕はそんな一面が見れたことが本当に嬉しくて……。
「真里様、あにう……お兄様がいつもお世話になってます。妹の木春子と申します」
「あっ、真里です……!」
「ふふっ、存じております」
少し照れるように、もう一度僕の手を握る彼女に……つられてニコッと笑ってしまう。
「私のことは椿とお呼びください」
「えっ……でも、こはるさんなんですよね!?」
晃臣さんもこはるさんって呼んでたし。
「椿は兄上……お兄様が呼んでくださっている呼び名なんです」
「呼び慣れないなら兄上でいいだろ」
ユキが少し呆れるようにしながらも、表情は穏やかで、兄妹の仲の良さを感じた。
「真里様には……椿と呼んでいただきたいのですが……ダメですか?」
「えっと……じゃあ、椿さん」
「さんは要りません、ただ、つばきと……」
これはヤバい。
下からユキと同じ顔で見上げられたら、なんでもお願いを聞いてあげたくなってしまう!
「でも、僕の方がずっと年下で……」
「お兄様の伴侶なのですから、真里様もわたくしのお兄様です」
伴侶って! 僕とユキがそういう仲だというのは知られてるんだ。
「じゃあ……あの、椿……」
「はいっ!」
ウッ……そんな嬉しそうな声で返事をされたら、可愛すぎて思わず頭を撫でたりしたくなる!
さすがに失礼すぎるから我慢しないと……!
「あの、僕も呼び捨てで呼んでもらえますか?」
「それはダメです!!」
間髪入れずにダメって言われた! ユキがワハハって笑っていて、僕と椿のやりとりが面白くて仕方ないらしい。
「せめて、様は……あの、距離を感じるので」
「えっ! それはいけませんね! では……あの、さん付けでも……よろしいですか……? あぁっ、いいんでしょうか!?」
ソワソワするように椿がユキを見上げていて……。
「呼べばいいだろ」
ユキも笑いを堪えるようにしていて、ユキと二人で椿を微笑ましく眺めてしまう。
「じゃあ、あの……真里……さん」
「はい」
「きゃああっ、言ってしまいました! どうしましょう!」
「こはるさんって……真里さんのファンなんですか? 知りませんでした」
晃臣さんが、真面目な顔をして椿を見下ろしているのがまたおかしくて……!
なんだろう、僕は今、すごく楽しくて仕方がない。
「椿……お前、なんでこっちに来たんだ?」
「お兄様が暴れてたからですよ、何かあったんですか?」
それはユキが起こした嵐を感知したって事だろうか? すごい兄妹センサーだ。
「真里さんに暴力を振おうってやつが居たので、ユキさんがひと暴れしてしまったんですよ」
「それは許せません! どこのどいつですか、わたくしからも一発お見舞いしてきます!」
晃臣さんが答えて、それにぷんぷんと怒る椿の姿が本当に可愛い……! 僕のことで怒ってくれるのもすごく嬉しい。
「何事もないみたいで、良かったです」
ユキを見上げて微笑む姿に、本当に心配していたんだなって伝わってきた。
人を探すように歩いていたのは、きっとユキを探していたんだろう。
思わずユキを見上げたら、穏やかに微笑んでいて……ユキが家族と仲がいいのが嬉しかった。
僕はあの地獄みたいな生活と母親に捨てられてからというもの、義両親に愛情深く育てられて幸せだった。
だから、助けてあげられなかったユキに、ずっと後ろめたさのようなものを感じていたんだ。
でも、ユキの表情を見ていたら……自由に出来ない生活の中でも、幸せがあったのだと感じた。
きっと生前から、二人はとても仲が良かったんじゃないだろうか。
ふと椿と目が合ってお互い微笑み合うと、僕まで兄妹の空気に迎えられたみたいで、この場所に家族みたいな暖かい空気が流れた。
「……椿さんってユキさんと顔そっくりですけど、笑い方は真里さんと似てるんですね」
そんな晃臣さんの一言に、僕と椿は思わず目を合わせてパチパチと瞬きをした。
「晃臣……いつまで混ざってるつもりだ?」
ユキが不機嫌そうな顔になって、晃臣さんがやっちゃった……みたいな顔をした。
「お前、そろそろ店に入れよ」
「えっ、もしかして何か地雷踏みました!?」
今の会話のどの辺りに、ユキの気に触るようなことがあったんだろうか……。
戸惑う僕と晃臣さんとは裏腹に、椿はクスクスと楽しそうに笑っていた。
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