上 下
4 / 16

3

しおりを挟む
展開早すぎて色々置いてけぼりなので2、3回にわけて無理やり整理したいと思います

エロがないです
すみません
__________



意識が戻って目を開けるとそこは予想していた部屋ではなく真っ白な、どこまでも続いていそうな不思議な空間だった。

ここは……夢か

なんだか落ち着く場所だな……

「……、ジ…ード、ジルバード・サフォーク」

俺を呼ぶ声がして辺りをキョロキョロしていると

「上だ、上」

そう言われたので上を向くと
The神みたいなオーラをまとった中性的な青年がいた
浮いてる……

「お、わかりやすくていいな、まぁ、私はお前たちニンゲンの言うところの神様ってやつにあてはまる者だ」

わぁ神様って髭もじゃもじゃでよぼよぼじゃないんだ

「なっ!お前たちニンゲンの想像を押し付けるな
見よ、この、美しき体を!」

うわ、神様痛いやつじゃん。
てか俺喋ってないよな、
頭ん中覗かれてんのかよ……
神様のえっち

「っっ聞こえているぞ貴様!この私を愚弄しおって!せっかく説明しに来てやったと言うのに」

説明?

「そうだ、貴様今記憶が曖昧だろう」

ん?まぁ言われてみれば確かに起き上がってから記憶は戻ったと思うけど全部じゃないし、なんかモヤモヤするし

「そのもやもやの部分を今から貴様の脳を無理やり起こして思い出させる。ついでに今いる世界の常識も一緒に詰め込んでやる。少し痛くて気絶するが害はない。安心しろ。起きたらベットの上だ。起きたら今後のことをゆっくり考えるんだな。時間があるとは思わないが」

いや……え?気絶するほど痛みって絶対「少し痛い」じゃないよな!?な!?
そこ気になるんだけど!後半頭入ってこないよ!神様!?

わかってるはずなのに青年はそうそうに切り上げるつもりか、指を

パチンッ!!

と鳴らした。

その音はやけに響いた気がして、
耳を通り脳に伝わったと感じた途端に

頭の中に激痛が走った。

「っぁがっっ!!あ゛あ゛あ゛あ゛っっっ!!!!」

まるで膨大な情報の量に耐えきれず脳が破裂するような、とてつもない痛みに耐えられず転げ回る

「30年ちょっとの記憶で大袈裟な。やはりニンゲンはもろいな……」

神様が何が言っているの気がして、そこで俺の意識は途絶えた。










「…………………………あなたという方は……何度生まれ変わっても……変わりませんね……」

そこには気絶して倒れている
ジルバード・サフォークに
とても暖かく懐かしそうで悲しそうな目向けた青年がいた。

___________

3話目も読んでいただきありがとうございました。



なんだか無い頭を使った気がしました。


しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

ヤンデレだらけの短編集

BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。 全8話。1日1話更新(20時)。 □ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡 □ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生 □アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫 □ラベンダー:希死念慮不良とおバカ □デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。 かなり昔に書いたもので、最近の作品と書き方やテーマが違うと思いますが、楽しんでいただければ嬉しいです。

ヤンデレBL作品集

みるきぃ
BL
主にヤンデレ攻めを中心としたBL作品集となっています。

言い逃げしたら5年後捕まった件について。

なるせ
BL
 「ずっと、好きだよ。」 …長年ずっと一緒にいた幼馴染に告白をした。 もちろん、アイツがオレをそういう目で見てないのは百も承知だし、返事なんて求めてない。 ただ、これからはもう一緒にいないから…想いを伝えるぐらい、許してくれ。  そう思って告白したのが高校三年生の最後の登校日。……あれから5年経ったんだけど…  なんでアイツに馬乗りにされてるわけ!? ーーーーー 美形×平凡っていいですよね、、、、

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

周りが幼馴染をヤンデレという(どこが?)

ヨミ
BL
幼馴染 隙杉 天利 (すきすぎ あまり)はヤンデレだが主人公 花畑 水華(はなばた すいか)は全く気づかない所か溺愛されていることにも気付かずに ただ友達だとしか思われていないと思い込んで悩んでいる超天然鈍感男子 天利に恋愛として好きになって欲しいと頑張るが全然効いていないと思っている。 可愛い(綺麗?)系男子でモテるが天利が男女問わず牽制してるためモテない所か自分が普通以下の顔だと思っている 天利は時折アピールする水華に対して好きすぎて理性の糸が切れそうになるが、なんとか保ち普段から好きすぎで悶え苦しんでいる。 水華はアピールしてるつもりでも普段の天然の部分でそれ以上のことをしているので何しても天然故の行動だと思われてる。 イケメンで物凄くモテるが水華に初めては全て捧げると内心勝手に誓っているが水華としかやりたいと思わないので、どんなに迫られようと見向きもしない、少し女嫌いで女子や興味、どうでもいい人物に対してはすごく冷たい、水華命の水華LOVEで水華のお願いなら何でも叶えようとする 好きになって貰えるよう努力すると同時に好き好きアピールしているが気づかれず何年も続けている内に気づくとヤンデレとかしていた 自分でもヤンデレだと気づいているが治すつもりは微塵も無い そんな2人の両片思い、もう付き合ってんじゃないのと思うような、じれ焦れイチャラブな恋物語

童話パロディ集ー童話の中でもめちゃくちゃにされるって本当ですか?ー

山田ハメ太郎
BL
童話パロディのBLです。 一話完結型。 基本的にあほえろなので気軽な気持ちでどうぞ。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

処理中です...