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番外編 これからの事
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「そう言えば、よく俺がここにいるってわかったな!?」
「あっ!そうよ!それそれ!実はね……」
私は、悟を探す時に起こった事について話した。
「なんだって!!スキルが使えたっていうのか?そんなバカな事がある訳がないだろう~!」
由香里が突然訳のわからんことをいいはじめた。
異世界でならまだしも、こっちでスキルが使えたら俺達は無敵すぎだろう!って突っ込んでしまった。
由香里にも、冗談をいう事があるんだなと。
「悟、じゃあ~未来視のスキル使って見てよ!試しにさ~」
未来視のスキルは、指定は出来ないけどわりと役に立ってくれたのだ。
「まぁ、試してもいいけど……。いくぞ!」
『未来視』
スキルを使った瞬間に俺の頭の中に映像が流れてきた。
しかも、俺にとって最悪の映像だった。
「どう?使えた?」
「……………な、な………え……お、終わった……………。」
「えっ?どうしたのよ!?ねぇーってば!スキル使えたの?」
「由香里……スキル、使えたよ。うん。使えた。由香里にお願いがある。勉強教えてください!」
俺がスキルで見たのは、一ヶ月後にあるテストで赤点を三つもとってしまった映像だった。
「悟って勉強ダメダメだもんね~。」
「はぁ~、スキルが使えたのは確認出来たな………。これからどうするかだな。」
子供達も心配だ……。
「正直、こっちに戻れたのは嬉しいけど……私は、やっぱり異世界に帰りたいと思ってるわ!」
だって、十年も住んでたのよ…。私の子供だって……あっちの世界にいるんだもの……。
「まずは、自分たちが何をどこまで使えるかだな。確認しようか。」
「えぇ。確認しましょう。ステータス!!」
「あっ!そうよ!それそれ!実はね……」
私は、悟を探す時に起こった事について話した。
「なんだって!!スキルが使えたっていうのか?そんなバカな事がある訳がないだろう~!」
由香里が突然訳のわからんことをいいはじめた。
異世界でならまだしも、こっちでスキルが使えたら俺達は無敵すぎだろう!って突っ込んでしまった。
由香里にも、冗談をいう事があるんだなと。
「悟、じゃあ~未来視のスキル使って見てよ!試しにさ~」
未来視のスキルは、指定は出来ないけどわりと役に立ってくれたのだ。
「まぁ、試してもいいけど……。いくぞ!」
『未来視』
スキルを使った瞬間に俺の頭の中に映像が流れてきた。
しかも、俺にとって最悪の映像だった。
「どう?使えた?」
「……………な、な………え……お、終わった……………。」
「えっ?どうしたのよ!?ねぇーってば!スキル使えたの?」
「由香里……スキル、使えたよ。うん。使えた。由香里にお願いがある。勉強教えてください!」
俺がスキルで見たのは、一ヶ月後にあるテストで赤点を三つもとってしまった映像だった。
「悟って勉強ダメダメだもんね~。」
「はぁ~、スキルが使えたのは確認出来たな………。これからどうするかだな。」
子供達も心配だ……。
「正直、こっちに戻れたのは嬉しいけど……私は、やっぱり異世界に帰りたいと思ってるわ!」
だって、十年も住んでたのよ…。私の子供だって……あっちの世界にいるんだもの……。
「まずは、自分たちが何をどこまで使えるかだな。確認しようか。」
「えぇ。確認しましょう。ステータス!!」
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