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24.依頼者は怪しい
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俺たちは、商人の護衛の依頼を受けた。
サモンさんからいろいろと話を伺うと、どうやら大手の商会で番頭として働いていたらしいが、訳あって商会を辞めて自分の店を出して今に至るらしい。
俺的には、訳あっての訳を知りたいところなんだがな。
「では、明日の明朝に街を出ますので西門前で待ち合わせでお願いします。」
「わかった。因みに野営の時の食事やテントは各自で用意をするでいいんだよな?」
俺は、野営の時の食事は自分で作って食べたい!あんな、パサパサの干し肉なんて食べられるか!
それに、サモンは怪しいしあいつに飯なんて食べさせたくない!!
「もちろんそうさせて頂きます。」
︵ふふふ、、、冒険者なんて干し肉に味の薄いスープが関の山だろう。俺は、マジックバッグがあるからたくさん買い込んであいつらに見せびらかしてやる!まぁ、時間停止機能はついてないから火起こしをしなきゃならんのがめんどいがな。︶
「わかった。それじゃあ、明日からよろしく。」
俺は、サモンとわかれフェンリースが待っている噴水広場へ向かって歩きだした。
広場に着くと買い出しが終わって待っているフェンリースがいた。
荷物は俺が渡した時間停止機能が付いたマジックバックを渡してあるから全部その中にあるのだろう。
そう言えば、時間停止付きのマジックバッグはかなり高くて市場に出回ってないんだよな。
普通のマジックバッグでも金貨何百枚も必要だから、冒険者でも高ランクパーティーしかもってないんじゃないかな?
俺は、神様から貰った無限収納があるから必要ないし、このマジックバッグも俺のお手製である。
以前、マジックバッグが高額で取引されているのをしって普通のマジックバッグを売って稼ごうと思ったらフェンリースに止められた。
『こんなにマジックバッグを売ったらいろいろと大変な事になりますよ!しかも、普通のマジックバッグを作れる錬金術師は、あまりいないのに時間停止機能付きのマジックバッグも作れる御主人様は喉から手が出るほど欲しい人材です。国に囲まれるかも知れませんよ!?』
と、フェンリースの本気の目を見て売るのを辞めた。
「フェンリース!お待たせ!買い出しありがとうな。出発は明朝、西門前で待ち合わせになった。あと、気付いてると思うが俺は変なやつにつけられている。」
大体、誰の差し金かは分かっている。きっと、サモンが雇ったやつだろう。
「御主人様、殺りますか?一瞬で塵にできますよ?」
だから!君ね?怖いよ!!カワイイ笑顔で何、言っちゃってるのー!
「······いや、塵しなくていいよ︵汗︶依頼者に対して大事な話があるから移動しよう。」
==================
投稿がかなり空いてしまい申し訳ありませんでした。
不定期になりますが、できる限り投稿の回数を増やせるように頑張りますのでよろしくお願いします!
サモンさんからいろいろと話を伺うと、どうやら大手の商会で番頭として働いていたらしいが、訳あって商会を辞めて自分の店を出して今に至るらしい。
俺的には、訳あっての訳を知りたいところなんだがな。
「では、明日の明朝に街を出ますので西門前で待ち合わせでお願いします。」
「わかった。因みに野営の時の食事やテントは各自で用意をするでいいんだよな?」
俺は、野営の時の食事は自分で作って食べたい!あんな、パサパサの干し肉なんて食べられるか!
それに、サモンは怪しいしあいつに飯なんて食べさせたくない!!
「もちろんそうさせて頂きます。」
︵ふふふ、、、冒険者なんて干し肉に味の薄いスープが関の山だろう。俺は、マジックバッグがあるからたくさん買い込んであいつらに見せびらかしてやる!まぁ、時間停止機能はついてないから火起こしをしなきゃならんのがめんどいがな。︶
「わかった。それじゃあ、明日からよろしく。」
俺は、サモンとわかれフェンリースが待っている噴水広場へ向かって歩きだした。
広場に着くと買い出しが終わって待っているフェンリースがいた。
荷物は俺が渡した時間停止機能が付いたマジックバックを渡してあるから全部その中にあるのだろう。
そう言えば、時間停止付きのマジックバッグはかなり高くて市場に出回ってないんだよな。
普通のマジックバッグでも金貨何百枚も必要だから、冒険者でも高ランクパーティーしかもってないんじゃないかな?
俺は、神様から貰った無限収納があるから必要ないし、このマジックバッグも俺のお手製である。
以前、マジックバッグが高額で取引されているのをしって普通のマジックバッグを売って稼ごうと思ったらフェンリースに止められた。
『こんなにマジックバッグを売ったらいろいろと大変な事になりますよ!しかも、普通のマジックバッグを作れる錬金術師は、あまりいないのに時間停止機能付きのマジックバッグも作れる御主人様は喉から手が出るほど欲しい人材です。国に囲まれるかも知れませんよ!?』
と、フェンリースの本気の目を見て売るのを辞めた。
「フェンリース!お待たせ!買い出しありがとうな。出発は明朝、西門前で待ち合わせになった。あと、気付いてると思うが俺は変なやつにつけられている。」
大体、誰の差し金かは分かっている。きっと、サモンが雇ったやつだろう。
「御主人様、殺りますか?一瞬で塵にできますよ?」
だから!君ね?怖いよ!!カワイイ笑顔で何、言っちゃってるのー!
「······いや、塵しなくていいよ︵汗︶依頼者に対して大事な話があるから移動しよう。」
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投稿がかなり空いてしまい申し訳ありませんでした。
不定期になりますが、できる限り投稿の回数を増やせるように頑張りますのでよろしくお願いします!
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