雲は遠くて

おとぐろ・いっぺい

文字の大きさ
上 下
40 / 57

179章 Dear C.D.ルーイス さま( 英国の 詩人・推理 作家 )

しおりを挟む
179章 Dear C.D.ルーイス さま( 英国の 詩人・推理 作家 )

 2021年3月2日。
 
 強風と雨の中、川口信也は、モリカワの本部から、
歩いて 5分の マンションに まっすぐに 向かった。

 下北沢の 店の ネオンを ぼんやり 見ながら、

《 日ごろから、ごく自然に あたりまえのように、
みんなが、愛とか 詩とかを、心から 大切に 感じたり、思ったりする、
そんな 世の中にならないと、真の 世界の 平和や 幸福 は
実現 しない のだろうなあ・・・ 》

 信也は、そんなことを、思って、家路をいそいだ。 

 外食産業大手の モリカワの 本部も、
信也の マンションも 東京の 世田谷区の 下北沢にある。

 自宅すると、すぐに、信也は、作りかけている歌
『Dear C.D.ルーイス さま( 英国の 詩人・推理 作家 )』を完成させて、
自分の Youtube にアップした。

 最近の信也は、よく、2万円くらいで買った、
MTR(マルチ トラック レコーダー・多重録音機器)で、歌つくりをして、遊んでいる。

 MTRを使えば、簡単に、たったひとりで、ビートルズ のような サウンドが 作れる 。

 ボーカルでも ギターでも ベースでも ドラムでも ピアノでも、多重録音できて
セルフ・レコーディングが可能だ。パソコンも 不要というのが、うれしい。

 今回の歌の「C.D.ルーイス 」は、英国の詩人だ。

 現在、日本国内では、彼の「 詩を読む 若き人々のために 」という本が購入可能だ。

 信也は、おそらく購入不可能となっている
「 詩を どう 読むか 」という本も 持っている。
株式会社ダヴィッド社の発行だ。アマゾンの古書で買った。

 詩とは何かを、とてもわかりやすく語っていて、
歌の詞を書くのにも、役立つので、ルーイスの この2冊は 信也の大切な 愛読書だ。

セシル・デイ=ルイス( C.D.ルーイス )
(Cecil Day-Lewis, CBE, 1904年4月27日 - 1972年5月22日)は、
アイルランド生まれのイギリスの詩人・作家・推理作家である。
1967年から1972年までイギリスの桂冠詩人。
別名ニコラス・ブレイク(Nicholas Blake)。
息子は俳優のダニエル・デイ=ルイス。
詩人のオリヴァー・ゴールドスミスは母方の傍系の親類にあたる。

1904年アイルランドの牧師の家に生まれる。
一家はまもなくロンドンに移住した。
オックスフォード大学ウォダムカレッジ在学中にW・H・オーデンと出会い、
生涯の友となった。在学中から詩作の才能を示し、卒業後は教師として働いた。
1925年に発表した詩集 "Beechen Vigil" で詩人としての地位を確立し
以後多くの詩を発表した。第二次世界大戦中は政府の情報部に勤め、
戦後は母校の教授に迎えられた。
1967年にはジョン・メイスフィールドの死去に伴って
イギリスの詩人としては最高の地位である桂冠詩人に任命された。
1972年アイルランドで死去した。
一方ニコラス・ブレイクのペンネームでは多くの推理小説を遺した
(日本ではこちらのほうが有名である)。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ーーーーー

Dear C.D.ルーイス さま( 英国の 詩人・推理 作家 )
作詞・作曲 川口 信也

詩人のルーイスさんは 「 詩を読む 若き人々のために 」の
21ページ では「 言葉は おたがいの 
心の コミュニケーションの 大切な ツールです 」とか
「 詩とは 言葉に対して じゅうぶんな 注意と 尊敬と
正確さ を 持って あつかう 芸術です 」と 語っていますよね
ぼくも そんな 詩的 想像力が 人生には大切だと思います

詩や 愛は 心に 芽生(めば)える 種子(しゅし)のようなもので
それを 大切に 育てることが 幸せに 生きる 道だと 思います

詩人のルーイスさんは 「 詩を どう 読むか 」の
42ページ では「 詩人が この世にあるのは
愛の 原理を 示すためと いえるでしょう 」とか
「 愛こそは この ゆたかな めぐみの 大自然のなかで
幸せに 生きるための 1番の 言葉であり
愛こそは 詩の 源(みなもと)や 情熱である 」
という お話にも 共感します。

詩や 愛は 心に 芽生(めば)える 種子(しゅし)のようなもので
それを 大切に 育てることが 幸せに 生きる 道だと 思います

☆参考文献☆
<1>「 詩を読む 若き人々のために 」C.D.ルーイス  筑摩書房
<2> 「 詩を どう 読むか 」C.D.ルーイス  株式会社ダヴィッド社
<3> Dear C.D.ルーイス さま( 英国の 詩人・推理 作家 ) 乙黒一平
https://youtu.be/yPCjXPlpg40

≪ つづく ≫ --- 179章 おわり ---
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

【ショートショート】おやすみ

樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
◆こちらは声劇用台本になりますが普通に読んで頂いても癒される作品になっています。 声劇用だと1分半ほど、黙読だと1分ほどで読みきれる作品です。 ⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠ ・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します) ・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。 その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。

彼女は処女じゃなかった

かめのこたろう
現代文学
ああああ

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

[恥辱]りみの強制おむつ生活

rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。 保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

処理中です...