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「ふぁぁ……ッ?……やぁ……ッ……っ!?」
 
「可愛いアルブレヒト……俺の……俺だけのものだ……」
 
「やぁ……っロヴィス……そんな奥擦ったら、欲しくなっちゃう……からっ……」
 
「欲しがれよ……ほら、もっと……」
 
「ひ?……ッあァァッ!?……らめ、ろびす……ぁぁあ」
 
「かわいい……」

 指の動きは容赦なくアルブレヒトを翻弄する。
 だけどその先の絶頂までは到達できなくて。
 
「奥、切なくて……じんじんするぅ……やだ……ロヴィス……」
 
「俺も、我慢の限界だ」

 ロヴィスははちきれんばかりのペニスをアルブレヒトの窄まりにあてがった。
 
 しかしアルブレヒトはそれはいけないと、ふるふると首を横に振った。
 
「だ、だめロヴィス……まだ起きたばかりで病み上がりなんですから」
 
「お前を前にして我慢なんてできるはずがない」
 
「でも……怪我が悪化したら……」
 
「じゃあアルブレヒト、お前が上に乗って動いてくれるか?」
 
「ぼ、僕が……?」
 
「ああ、そうしたらあまり怪我に負担をかけずにできるだろう?」
 
「ですけど……僕、そんなこと……」

 (そんなことしたこがない)
 
「お願いだアルブレヒト……お前の中に入りたくてたまらないんだ……」

 切ない声で瞳で見つめられると断れない。
 アルブレヒトはこのロヴィスの顔に弱かった。
 
「わ、わかり、ました……けど、傷口が痛くなったらすぐに言ってくださいね?」
 
「ああ、わかった」

 ロヴィスはアルブレヒトの閉じ気味だった股を開く。

「はっ……すごいな」
 
「いやぁ……みないで……」

 ふるふると羞恥に悶えるようにアルブレヒトのペニスが震えた。
 
「こんなに前を勃ち上がらせて……まだいってもいないのに先っぽはぬるぬるだな」
 
 指の甲で竿部分を撫でられるとぞくぞくとした感覚が走る。
 優しく指先で小さな穴をいじくられると、そこからまたぬるぬるとした蜜がこぼれた。
 
「っ……ぁ……いわないでぇ……」
 
「挿入前からだらだらと蜜を垂れ流して、大洪水だ……大変だなアルブレヒト」
 
「うぅ……っ……ああぁ」
 
「挿入したら、どうなってしまうのかな?」
 
「っ……~~ッ!」
 
 快感への期待にアルブレヒトの息が詰まる。
 アルブレヒトはお尻を浮かせてロヴィスのものに手を添えた。
 ロヴィスの手が逃げないようにかアルブレヒトの腰を掴んでいる。

 恐る恐る腰を落としていく。

「怖がるな、大丈夫だ……ゆっくりと、奥まで……っ……そうだ……いい子だ」

 だけど最後の最後で、奥まで座り込むのが怖くて腰が引けてしまっていた。
 ロヴィスは遠慮なく、アルブレヒトの腰を支えていた手に力をいれて、ずん!と押し付けた。
 
「ひぁ?! ――ッッ゛!」

 ぐっぽりと奥まで押し込まれて、その拍子にアルブレヒトは軽く達してしまった。
 ビュルッと白濁を飛ばしてロヴィスの割れた腹筋を汚す。

「くく、挿入しただけで達したのか?」
 
「やぁ……ロヴィスのいじわるっ……!」
 
「恥ずかしがる姿もたまらないな……ほら、動けよ」

 ゆるゆると下から揺すられるだけで腹奥までじくじくと快感が襲う。
 
「ああん……ひぁ……っまってぇ……僕、まだいったばかりだから……」
 
「アルブレヒト、俺も気持ち良くさせてくれ」
 
「や、そんな……んンンッ……ふぁぁあ……っ」

 お尻を片手で軽々と持ち上げられて、ずぷぷぅ…ッ!と奥まで押し込まれた。

「……ああァァッ……っこんな……っふかぃっよぉ……」
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