上 下
17 / 25

4-3

しおりを挟む
 脚を突っ張ってまた俺のオナニー躾けから逃れようとするので、さらに強くGスポットに指を押し込んだ。すると彼女の身体は最も簡単に頂上へと昇りつめ、派手にビシャァァッと潮噴きして彼女のお尻が浮いてびくんびくんと身体を激しく震わせ絶頂を迎えた。

 自身のズボンの前をくつろげて、パンツから猛々しくそびえる剛直を取り出す。先ほどの潮噴きと絶頂により汗ばんだ彼女の顔に、仕事終わりの、シャワーをまだ浴びていない、むわっとした雄臭い陰茎を押し付ける。ふっくらとしたほっぺを先でつついて唇に亀頭を塗りつけた。
 
「…………んむぅ…」

 口を開けさせて無理矢理中に入れ込んで頬張らせる。
 
「上手に飲めたらご褒美あげるよ」
「ん……、む…ん……ふ、…ンッンッんっーー!」
「俺のおちんぽミルク全部飲んでね」
 
 彼女の顔に馬乗りになり、ぐぽぐぽと彼女の喉奥までバキバキに勃起した陰茎を出し入れして射精してやった。

 喉奥を突くと苦しそうに嗚咽を漏らす。出された粘度のある白濁が、ぐぷりと彼女の小さい口から漏れ出た。喉に絡みついて飲みにくそうにしながらもゴクリと喉を鳴らて飲み込んだ。

 残りの精子を最後まで搾り取って飲ませるために、彼女の唾液でぬるいつた己をしごく。出てきた精子を彼女の口元に出して、入り切らずに溢れてしまったものを指で絡め取って口の中に押し込む。

 最初は喉奥に入れられるのも辛そうにして、精液も中々飲み込めずにごほごほと咳き込んで吐き出してしまっていた。今ではきちんと飲み込めるまでになっている。
 
 生で入れたいが、まだその時ではないと、コンドームをつけた。そのまま柔らかく濡れそぼった膣内にゆっくりと大きく腫れ上がった陰茎を挿入する。

 これから彼女に挿入するが、これはセックスじゃない。彼女の身体を使ったオナニー、俺の自慰行為だ。俺の有り余る性欲を自慰行為によって彩綾にぶつけて、彩綾の身体を俺に繋ぎ止める。俺にだけ反応して、もう俺でしか満足できない身体するためこうやって毎晩調教している。もう逃げるなんて、さよならなんて考えてられないようにしてやる。
 俺も性欲を自慰することで発散できるし、同時に彩綾の身体を躾けられる完璧な俺の最善策だった。
 
「ご褒美の時間だよ。おちんぽ入れるよ?……いいよね?っ………あ゛~…」
「ぁ、ん、ん、……」
「はぁ、吸い付きヤバいな。めっちゃ気持ちいい。あったかくて、俺のこと締めつけてくる」
「んんんッッ……………っ!」
「全部入っちゃったよ?俺のちんぽが彩綾の中に」
 
 ずずすっと彩綾の中に入りこみ、抵抗もなく全てがずっぽりと包み込まれた。抜けるギリギリの所まで引くと、またゆっくりと奥まで押し込んでゆすりながら耳元で囁く。

「ぁんン…ぁぅっ……ぁん……っ」
「気持ちいねえ。俺のちんぽ好き?」
「ぁ~………ぁっ、……ん、…ん、………っ!」
「もう彩綾のここ、俺のちんぽの形になっちゃってるよ。毎晩何回も何回も入れてるから」
「っ……ぁ…」
「恥ずかしがらないでよ。彩綾はただ俺を受け入れてくれればいいから」
「ぁ、ぅ、……ん、ぁ、ぁ……んん」
「かわいい、すきっ、だいすきッ。さあやも俺のこと好きだよね?ね?」
 
 子宮口を虐めながら彼女の耳元で好きだ、愛してると伝え続けながらピストンを繰り返す。彩綾の身体は俺を全て受け入れるように収縮する。彼女の脚を持ち上げで鈍く腰を揺らし、引き抜いては奥を狙って前後に揺さぶり続けた。
 
「ぁん………んっ、……んっ…」
「さあや…ッ、イけっ、イーけ……ッ」
 
 腰を振って陰茎が膣内に入るたび、中の愛液の行き場がなくなって卑猥な音を出しながら外に溢れ出る。俺が奥を突き上げると汗ばんだ肌と肌が音を立てて暗がりに鳴り響く。その音ですらも心地よく、快感の一部となって耳の奥に溶け込む。夢中で腰を振ると彼女の背筋が反り返ってピクピクと痙攣しながら絶頂を迎えた。

「俺もイくよ……っ、くっ……」

 俺は膜越しに精液を彩綾の中に注いだ。俺の雄の欲望を全て従順に受けとめ、搾り取ろうと膣内が締め付けてくる。
 
 彩綾は愛液が垂れる穴を晒しながら、ぐったりとベッドの上で倒れている。
 
 使用済みのコンドームの先を縛って次の袋を開け、すでに立ち上がった己の先にあてがい装着する。
 
 ハァ、ハァ、と上がった息を整えながら恍惚とした表情でまた彼女の上に覆いかぶさった。

 まだまだ時間はたっぷりある。


 


 




 今日のオナニー躾けも終わりだ。
 
 さっきコンドームに出した精液を袋から搾り取って眠っている彩綾の口の中に入れる。口を閉じてやると、大人しくごくんと喉を鳴らして飲み込む。

 今日は4回イったので精液の入ったコンドームが他に3つある。それらの先っぽを破いてそれも同じように彼女に飲ませた。

 精液と愛液まみれでベタベタの陰茎も、彩綾の顔にべちりとあたり頬に精液をなすりつけ、最後にぐぽりと口の中に押し込む。

「んしょっと、最後におちんぽのお掃除してね」

 ぐったりと眠っている彼女は全く動かない。仕方がないので自分で動いて彩綾の口の中にまだ萎えきっていない陰茎を出し入れすると苦しそうに眉根を寄せた。だが、それ以上嫌がる様子はなく口内を出入りするそれを受け入れていた。

 一緒にいる時は見せない恍惚とした顔をしながら、満足そうに彼女の頭を優しく撫でた。

 

 あの時自分が浮気をした理由がわかった。

 頬を染めて笑う彼女の顔も好きだけど、その笑顔が苦痛に歪んで潤んだ瞳で見つめられると興奮する。
 自分がそんな顔を彼女にさせていると思うと征服欲が満たされる。

 彼女は俺がすっかり変わったと思っているみたいだが、そんなことはない。根底のクズな部分は変わらない。

 だからこうやって夜な夜な彩綾の身体を暴いて、もう逃さないよう身体から堕とそうとしている。


 もう二度と、さよならなんて言わせない。

 愛してるよ、彩綾。


END

 
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

僕メリー君、今君のベッドの中なの

BL / 完結 24h.ポイント:63pt お気に入り:37

世界の中心は君

BL / 完結 24h.ポイント:78pt お気に入り:40

チョロイン2人がオイルマッサージ店でNTR快楽堕ちするまで【完結】

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:63pt お気に入り:295

転生したら好きなドラマの中でした。

恋愛 / 完結 24h.ポイント:63pt お気に入り:78

悪い子には悪戯します

恋愛 / 完結 24h.ポイント:42pt お気に入り:86

冤罪で殺された聖女、生まれ変わって自由に生きる

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:1,876pt お気に入り:535

本当に醜いのはあなたの方では?

恋愛 / 完結 24h.ポイント:534pt お気に入り:247

処理中です...