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「ぬぇぇぇぇぇぇぇぇええぇぇぇぇ!!!」
神の部屋?から出て行った瞬間、おっさんを襲う、強烈な浮遊感。
「あ、ちょ、は、はぎぞう」
もちろんこんなことに慣れていないおっさんは…
「オロロロロロ」
見事にリバース。吐瀉物が転送管にぶちまけられ…
バチバチ…ピーーー ボン
「何なんですか!?この音!明らかに故障では?」
胃酸で喉を焼かれながらも懸命に二発目を耐えているおっさん。輸送管から聞こえる懐かしい音に反応した。
「これって、昔、車に排気管に石を詰めた時に似てますね。え?やばいのでは?」
おっさんの若き良き頃。いたずら小僧だった頃。旧式の車の排気管に泥と石を混ぜたものを詰め、故障させたことがある。
今からしてみれば、とんでもない、いたずらだが、運良く、排気管に穴があいていた。さらに、スクラップ寸前であったことから、強く咎められはしなっかったが、ひどく罰をーーー半日間逆さまに釣り上げられたーーー受けたことにより、トラウマ化してしまったのである。
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ」
イィィィィィンンン バシュゥ
________________
神様視点
「ふぃー。送り出すのも辛いもんですね」
「え?ちゃびちぃいのぉ?ぷぷぷ」
「また殴られたいのですか?」
「ちょごめん!だから、うん、やめて!冷たく微笑まないで!」
「次やったら、本当に嬲り殺すからね?」
「ラ、ラジャー!」
ピィピィピィ!
「なんですか今度は!?」
「まさか、さっきの南無が、仏様の怒りを買ったのでは!?」
「え!?嘘!?」
「ゆ、輸送管にエラー!?」
「ファツ!?」
「神造のものにエラー!?ありえない!?」
「解析だ!」
「………」
「…ゲロ?」
「そのようだね」
「マンマミーア」
「そのネタは古い」
「ゑゑゑゑゑゑゑ!!!!???」
「とりあえず、よごれ落としましょう」
「ん」
ペコン!ペコン!
「また!?」
「いや違うぞ。これは、転移者が所定の位置から大幅に離れた時の音だ」
「え?」
___________
「ぬァァァァァァァデロォォォォォプィィィィィ」
意味不明な言葉を叫びながら、地面に激突する物体。
なんだろう?
おっさんである。
「うーいてて。最後にこんな高さから落ちたのは、高校生以来ですかねー」
このおっさん、高校生の時に校舎の窓(4階)から飛び出し、無傷で生還したことのあるおっさんである。
「痛みは引いたけど、ここどこなんです?」
周りは乾いた大地にわずかな木々。そして、巣である。
「洞窟かなぁー。まっ、行ってみるか!」
おっさんはポジティブなのである。
「お米探検隊出発ー」
いや、ポジティブではない。打ち所が悪く、気が狂ってしまったのだ。
「隊員1号よ。つっこめー!」
いい精神科をオススメしたいと思う、このごろ。
「我ガ地に足を踏ミ入れルノは誰ダ」
なんとそこには、最強種の龍さんが眠っているではありませんか。
さらに猛烈な威圧感を放っている。普通の人なら、チビってもおかしくいような、恐ろしい覇気を放っている。
「こんにちはー。良いお天気ですねー」
しかし、そんなことは、頭のネジが外れているおっさんに分かるわけなく。
「ヌウ。我が威圧二耐えシものヨ。ソナタの名はなント申す」
「んーーーーー。わっかんない!」
おっさんついでに脳内幼児化まで発症してしまったのである。おっさんの姿をした幼児など、不快の極みである。
「我をからかッテイルのカッ!」
「ぽわわーん」
「おーい。イキテルかー」
ついに龍までもに心配されてしまった。
「わぁ。かっこいいウロコーー」
「フフン。ソウじゃろ。なんせ吾輩ハ、灼熱華炎覇龍ジャからな」
「触ってもいい?」
「よカろう。だだし…「これ逆さまだよ?」」
おっさんは触ってはいけない、竜の逆鱗(この場合は、龍の逆鱗か)に触ってしまったのである。
もちろん、龍は……
「グルガァァァァァァァァァ!!!!!」
怒り狂う。
「シネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネ」
圧倒的呪詛を吐きながら、口に膨大な魔力を凝縮させていく。それは、ドラゴン種全てに共通する、必殺技と呼んでもいい、息吹である。
恐ろしい程の魔力が込められていくが、おっさんは、そんなこと知るわけもなく、わぁきれいだなー、とか思いながら眺めている。
そして、これ以上ないほど魔力が集まった瞬間、白炎がおっさんを直撃した。
力の暴力。それを体現したようなブレスが、おっさんの身体を融解させ、気化させていく。
ブレスが放たれたあとは、生命の鼓動の全く感じられない、焦土になっていった。
「やっちまったぜ☆」
残った龍は後悔し、寝た。
_______________
りんご
早速おっさん死にました。
あっ、続くから、(゚д゚)(。_。)_。)ウンウン
これからもよろしくお願いします。
m( _ _ )m
神の部屋?から出て行った瞬間、おっさんを襲う、強烈な浮遊感。
「あ、ちょ、は、はぎぞう」
もちろんこんなことに慣れていないおっさんは…
「オロロロロロ」
見事にリバース。吐瀉物が転送管にぶちまけられ…
バチバチ…ピーーー ボン
「何なんですか!?この音!明らかに故障では?」
胃酸で喉を焼かれながらも懸命に二発目を耐えているおっさん。輸送管から聞こえる懐かしい音に反応した。
「これって、昔、車に排気管に石を詰めた時に似てますね。え?やばいのでは?」
おっさんの若き良き頃。いたずら小僧だった頃。旧式の車の排気管に泥と石を混ぜたものを詰め、故障させたことがある。
今からしてみれば、とんでもない、いたずらだが、運良く、排気管に穴があいていた。さらに、スクラップ寸前であったことから、強く咎められはしなっかったが、ひどく罰をーーー半日間逆さまに釣り上げられたーーー受けたことにより、トラウマ化してしまったのである。
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ」
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神様視点
「ふぃー。送り出すのも辛いもんですね」
「え?ちゃびちぃいのぉ?ぷぷぷ」
「また殴られたいのですか?」
「ちょごめん!だから、うん、やめて!冷たく微笑まないで!」
「次やったら、本当に嬲り殺すからね?」
「ラ、ラジャー!」
ピィピィピィ!
「なんですか今度は!?」
「まさか、さっきの南無が、仏様の怒りを買ったのでは!?」
「え!?嘘!?」
「ゆ、輸送管にエラー!?」
「ファツ!?」
「神造のものにエラー!?ありえない!?」
「解析だ!」
「………」
「…ゲロ?」
「そのようだね」
「マンマミーア」
「そのネタは古い」
「ゑゑゑゑゑゑゑ!!!!???」
「とりあえず、よごれ落としましょう」
「ん」
ペコン!ペコン!
「また!?」
「いや違うぞ。これは、転移者が所定の位置から大幅に離れた時の音だ」
「え?」
___________
「ぬァァァァァァァデロォォォォォプィィィィィ」
意味不明な言葉を叫びながら、地面に激突する物体。
なんだろう?
おっさんである。
「うーいてて。最後にこんな高さから落ちたのは、高校生以来ですかねー」
このおっさん、高校生の時に校舎の窓(4階)から飛び出し、無傷で生還したことのあるおっさんである。
「痛みは引いたけど、ここどこなんです?」
周りは乾いた大地にわずかな木々。そして、巣である。
「洞窟かなぁー。まっ、行ってみるか!」
おっさんはポジティブなのである。
「お米探検隊出発ー」
いや、ポジティブではない。打ち所が悪く、気が狂ってしまったのだ。
「隊員1号よ。つっこめー!」
いい精神科をオススメしたいと思う、このごろ。
「我ガ地に足を踏ミ入れルノは誰ダ」
なんとそこには、最強種の龍さんが眠っているではありませんか。
さらに猛烈な威圧感を放っている。普通の人なら、チビってもおかしくいような、恐ろしい覇気を放っている。
「こんにちはー。良いお天気ですねー」
しかし、そんなことは、頭のネジが外れているおっさんに分かるわけなく。
「ヌウ。我が威圧二耐えシものヨ。ソナタの名はなント申す」
「んーーーーー。わっかんない!」
おっさんついでに脳内幼児化まで発症してしまったのである。おっさんの姿をした幼児など、不快の極みである。
「我をからかッテイルのカッ!」
「ぽわわーん」
「おーい。イキテルかー」
ついに龍までもに心配されてしまった。
「わぁ。かっこいいウロコーー」
「フフン。ソウじゃろ。なんせ吾輩ハ、灼熱華炎覇龍ジャからな」
「触ってもいい?」
「よカろう。だだし…「これ逆さまだよ?」」
おっさんは触ってはいけない、竜の逆鱗(この場合は、龍の逆鱗か)に触ってしまったのである。
もちろん、龍は……
「グルガァァァァァァァァァ!!!!!」
怒り狂う。
「シネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネ」
圧倒的呪詛を吐きながら、口に膨大な魔力を凝縮させていく。それは、ドラゴン種全てに共通する、必殺技と呼んでもいい、息吹である。
恐ろしい程の魔力が込められていくが、おっさんは、そんなこと知るわけもなく、わぁきれいだなー、とか思いながら眺めている。
そして、これ以上ないほど魔力が集まった瞬間、白炎がおっさんを直撃した。
力の暴力。それを体現したようなブレスが、おっさんの身体を融解させ、気化させていく。
ブレスが放たれたあとは、生命の鼓動の全く感じられない、焦土になっていった。
「やっちまったぜ☆」
残った龍は後悔し、寝た。
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