そのままの君が

フルーツパフェ

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1章: 店のアイドル

更にその次は女装警官

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 おもちゃの拳銃を突き付けながら、今日は少々荒っぽいお客さんが僕に命じた。
「そこに座れ! 動くなよ」
「はい・・・・・・」
 女性もののスーツを着た僕は警察官役で、囮捜査のために女装して犯人グループのアジトに乗り込んだが、そこで潜入がバレて捕まってしまうというのが今回のシナリオ。
「おい! ブツはまだか!」
「入金があるまでは渡せないとのことで」
 店主が姿を見せずに犯人グループの一員役を演じる。
「ちっ! お前のせいで取引がおじゃんになったじゃねえか! どう責任を取ってくれるんだ!」
 そう言いながら、男はタイトスカートを履いている僕の両足を広げる。
「おっ!! お前! 男じゃねえか!」
 結局いつものパターンで僕が男だったとバレる。
「さては女装して潜り込んでいやがったな!」
「どうしますか! 頭!」
――それ、いつの時代の犯罪者?
「だがお前、よく見たら随分と色っぽいじゃねえか。パンツまで際どいの付けやがってよ」
 今日僕が身に着けているのはお客さんが僕にはいてくれと持ち込んできた代物だ。かなり布地面積の少ないタイプで、当然僕の全てを隠し通せるはずもなく、履いている間にずれて間から毛と嚢がだらしなくはみ出ている。
「こうなったらてめえの身体で慰めてもらおうじゃねえか!」
 お客さんは強引に僕に履かせた下着を剥ぎ取り、僕は尻を突き出す格好でベッドの上で裏返しにされる。
 露わになった臀部の奥に、僕は何かが突き刺さるのを感じた。
「あ、これはダメな奴だ」
 男同士では本来、突き出たもの同士が噛み合わないから、代わりに一方が尻をさらけ出すことになる。
 お客さんは下半身を振るって、僕の尻に押し込んだそれをしごき続けた。
 徐々に広がる尻の穴が、僕に嫌悪感を抱かせる。
「止めて!」
 僕はベッドから飛び上がり、部屋の隅で小さくうずくまった。
 お客さんはティッシュペーパーを手にゆっくりと立ち上がる。
「悪い、少しやり過ぎた」
 危うく僕は、本当にされてしまうところだった。

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