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とにかくやるしか
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マイコンにソフトウェアを書き込むための道具は既に会社の方で用意してくれていた。
USBケーブルにつないで、後はマニュアルの通りにドライバソフトを設定すればいい。
ここまでの作業はもっと簡単だった。
私は説明書通りに今しがた作ったプログラムをコンパイル。
エラーは出なかった。
「じゃあ、行きます」
あとはソフトウェアを玩具のメモリに読み込ませれば、電源作動の度にプログラムが動いて完成だ。
「・・・・・・プログラム成功。出来ました」
「どれどれ・・・・・・」
社長が早速スイッチを入れてみる。
まだ私、心の準備が出来ていなかったけど。
「どうですか?」
「・・・・・・おかしいな。何もつかないよ」
「え?」
とりあえず、コンパイルした時には何もエラーは出なかったのに。
私はもう一度プログラムを読み返してみる。
おかしな点は見当たらないはずだった。
「まあ、まだ納期までには時間があるから。その試作品はしばらく預けておくよ。じゃあね」
そう言って社長は別の仕事に入った。
私はもう一度プログラムを作り直すことにした。
USBケーブルにつないで、後はマニュアルの通りにドライバソフトを設定すればいい。
ここまでの作業はもっと簡単だった。
私は説明書通りに今しがた作ったプログラムをコンパイル。
エラーは出なかった。
「じゃあ、行きます」
あとはソフトウェアを玩具のメモリに読み込ませれば、電源作動の度にプログラムが動いて完成だ。
「・・・・・・プログラム成功。出来ました」
「どれどれ・・・・・・」
社長が早速スイッチを入れてみる。
まだ私、心の準備が出来ていなかったけど。
「どうですか?」
「・・・・・・おかしいな。何もつかないよ」
「え?」
とりあえず、コンパイルした時には何もエラーは出なかったのに。
私はもう一度プログラムを読み返してみる。
おかしな点は見当たらないはずだった。
「まあ、まだ納期までには時間があるから。その試作品はしばらく預けておくよ。じゃあね」
そう言って社長は別の仕事に入った。
私はもう一度プログラムを作り直すことにした。
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