83 / 163
オカルトハンター渚編
第26話 ハッピーエンド?
しおりを挟む
しばらく街を眺めた後、ふたりはお風呂に入り服を着替えた。
ルカが借りた渚のパジャマはツルツルの生地の大人っぽい物で、ルカの体型では幅も長さも余っていた。
ブカブカのパジャマを着て困ったようにする姿が可愛くて、渚はつい抱きしめてしまう。
ルカは困ったような顔をさらに困らせながら、その温かな腕の中でそっと目を閉じる。
そうして脱衣所から部屋まで移動し、ソファへと運ばれる。
そのまま膝の上に乗せられ、背後からドライヤーで髪を乾かして貰った。
さらさらになったルカの髪に渚は手を触れ、その感触と香りを楽しむ。
手触りの良さもさることながら、ルカからいつも自分が使っているシャンプーの匂いがするのが嬉しくて、渚は思わず顔を付けて匂いを嗅いでしまう。
そんな渚の様子に恥ずかしそうにしながらも、ルカは胸をときめかせていた。
夜が来てから、ふたりは無言だった。
その視線と表情でコミュニケーションは取っているものの、お互い声は出さなかった。
夜空は幽世村での出来事を思いださせ、ふたりに色々な感情を抱かせる。
終わってから特に強く感じるのは、行雄に関する後悔とあの場所に関する疑問。
そして、その事で色々と変わってしまった自分自身の事だ。
幽世村はあまりにも大きな変化をもたらし、行く前と後とでは全くの別人になってしまった。
行く前に抱えていた焦燥感や不安は消え、代わりにパートナーが居る事による安心感や、その人に必要にされる事から得られる自己肯定感、幸福感を持ち帰った。
人生を好転させるきっかけのようなそれを、ふたりはどう受け止めたら良いかわからなかった。
良い事だったとも、悪い事だったとも割り切れない。
全てが解決したハッピーエンドなら良い事だったんだろう。
あるいは、自分たちだけの事を考える身勝手な人間ならこれもハッピーエンドだったのかも知れない。
その結果を招いたのが自分たちの選択である以上、このわだかまりはやはり一生解けないのであろう。
アンニュイな表情を浮かべたルカの体に、優しく渚の手が触れる。
服の上から乳房の縁を撫で、わざとくすぐったさを与えるようにするその手付きは、ルカをからかっての物だろう。
「もう、渚さんはすぐエッチな事するんだから」
身を乗り出した渚はルカの顔を覗き込む。
渚の黒く大きな瞳が迫り、ルカは吸い込まれそうになる。
「こんなエッチな体してて襲わない方が無理だよ」
ルカは胸も大きく無ければお尻も小さく、女性らしい丸みも殆どない。
渚と比べればメリハリもなく、ガリガリに痩せている訳でもない。
ルカにとっては特に思い入れもないその体を、渚はエッチだと言って愛おしそうに撫で回している。
その事がルカには嬉しくて、じゃれ合う中にも情欲が顔を見せ始めてしまった。
幽世村で変わってしまった事の中で特に大きな物は、間違いなくこの情欲だろう。
今まで感じた事のなかった快感や性欲を教え込まれ、それを得る方法すら教育された。
今後、似たような場面に遭遇するたびに身を焦がすような快感を思い出すのだろう。
お風呂に入る時、ホテルへ行った時、強い光を向けられた時、配信をしている時、マッサージを受ける時、満員の電車に乗った時。
自分が実際に体験したのかどうかすらも怪しい、夢の中の出来事のような物もある。
めくるめく快楽の中でゆっくりと意識を失い、死んでしまったような記憶すら残っている。
夢か現かもわからないその記憶はどちらであろうとも、ふたりの体に確かな快楽の記憶を刻み込んでいた。
「私たち、エッチになっちゃいましたよね」
「そうだね、こんな風になるとは思ってなかったかも」
頭と体、両方に刻み込まれた記憶が完全に消える事は無いだろう。
もう元に戻る事は無いのだというその確信がふたりに不安を感じさせるが、ふたりであれば問題ない。
お互いの記憶にある快楽をなぞり、発散させれば良いだけだ。
ルカへと触れる渚の手付きがいやらしい物へと代わり、ルカはこれから与えられるであろう快楽を想像し身を震わせた。
一度火のついた渚は止められない。
ベッドへと運ばれたルカは、結局気を失ったかのように眠りにつくまで、渚の手で可愛がられ続けた。
大学の正門前に、軽自動車が停まった。
一限前の忙しい時間帯に、優雅に登場したその車からふたりの女性が降りてくる。
相変わらず黒一色で地雷系メイクのルカと、シャツとロングパンツのシンプルな格好にほとんどノーメイクの渚だ。
「じゃあ、またお昼一緒に食べましょうね」
「うん、いつもの時間に」
笑顔で手を振り、ルカは構内へ、渚は車内へと別れていく。
この大学ではもはや日常と化した朝の風景だ。
初めの頃こそ中堅配信者である渚の元にファンが集まったりもしたが、嫉妬を感じたルカが見せつけるようにいちゃついたおかげもあってすっかり沈静化してしまった。
ルカの方はルカの方で、突然見知らぬ女性に送り迎えされるようになったのもあって姉妹説が流れたりもしたが、きっぱりと恋人だと言い放って羽を凍らせたりもした。
しかし慣れとは怖いもので、そんな生活が一ヶ月も過ぎた頃には誰も気にしなくなっていた。
そのおかげでルカはこうして大学へと通い、渚と一緒にお昼ごはんを食べる事も出来ている。
単調な物から楽しい物へと変わったキャンパスライフは、ルカの性格をさらに明るく活発に変えていた。
家に帰ると聞かされる友達との話は渚の嫉妬心を強めたが、それも夜のベッドで解消された。
「生物学の教授が面白くて、土を掘って菌を探してるらしいんです。 それで乳酸菌の会社からお金を貰った事もあるとか……」
「あっ♡ そこっ♡ もうイっちゃいますっ♡
渚さんもっ♡ 渚さんも一緒にぃっ♡」
同じ、可愛らしいルカの声でも昼と夜でその表情は大きく変わる。
楽しそうに大学での出来事を話してくれるその声も、淫らに乱れ、切なさを含んだ甘いその声も、渚は両方堪らなく好きだった。
自分だけが知るルカのその対極にあるふたつの姿が、自分という存在がルカにとっての特別であると実感させてくれている。
ルカを送り迎えする事も、友達との楽しげな話を聞く事も、まわりの人間から奇異の目で見られるのも全く苦にはならなかった。
自信を得た渚の配信は徐々に人気を取り戻し始め、もうあの会社の名前を借りずとも以前の水準へと戻る事が出来た。
「はい、今日は特別編。 ふたりの好きな、エッチなシチュエーションについて話していきますよー」
「ルカはお風呂でいちゃいちゃでしょ?」
「いきなり何言ってるんですか配信中ですよ配信中!」
それにはルカの功績が大きく、落ち着いていた渚の配信に勢いと華を持たせてくれた。
また、女性ふたりが際どい話をするというスタンスも世間にうけ、現在は飛躍的に視聴者数を増やしている。
一日平均一万人程度を前にして、渚とルカはただ話したい事を面白おかしく話していた。
全てが順調で不安もなく、楽しい毎日。
時間が経つに連れ幽世村の記憶は薄れ、ふたりには遠い思い出のようになっていく。
行雄の事は相変わらずルカを苦しめたが、それももう以前とは比べ物にならないくらい弱いものだ。
新しい生活にも慣れ始めると、テレビでは心霊サークルの集団行方不明事件が取り上げられるようになった。
総勢五名の心霊サークルが幽世村へ行くと言ったきり全員消えてしまったという物で、現在も捜査は難航しているそうだ。
渚は一度ルカの両親は心配していないのかと尋ねたが、ルカが言うにはもう母親との電話は済ませてあり、渚と同棲する事に関しても特に何も言われ無かったそうだ。
やはり幽世村での事を思い出すのは辛いようで、ニュースが始まるとルカはすぐにチャンネルを変えてしまった。
捜索願が出されたサークルのメンバーにはやはり行雄の名前もあり、脱出出来なかったのだとわかった。
他のメンバーについてはわからないが、遥の名前が無かった事からも捜索願が出されていないのは本当のようだ。
それにしても、いくら地方のローカルニュースとはいえ全員行方不明なんて誤報を飛ばすとは。
ほとんどテレビを見ない渚はよけいにテレビへの不信感を募らせて、数回ニュースを見たきりもう点けすらしなくなってしまった。
そんな渚の様子を、ルカはいつものようにニコニコと見つめていた。
ルカが借りた渚のパジャマはツルツルの生地の大人っぽい物で、ルカの体型では幅も長さも余っていた。
ブカブカのパジャマを着て困ったようにする姿が可愛くて、渚はつい抱きしめてしまう。
ルカは困ったような顔をさらに困らせながら、その温かな腕の中でそっと目を閉じる。
そうして脱衣所から部屋まで移動し、ソファへと運ばれる。
そのまま膝の上に乗せられ、背後からドライヤーで髪を乾かして貰った。
さらさらになったルカの髪に渚は手を触れ、その感触と香りを楽しむ。
手触りの良さもさることながら、ルカからいつも自分が使っているシャンプーの匂いがするのが嬉しくて、渚は思わず顔を付けて匂いを嗅いでしまう。
そんな渚の様子に恥ずかしそうにしながらも、ルカは胸をときめかせていた。
夜が来てから、ふたりは無言だった。
その視線と表情でコミュニケーションは取っているものの、お互い声は出さなかった。
夜空は幽世村での出来事を思いださせ、ふたりに色々な感情を抱かせる。
終わってから特に強く感じるのは、行雄に関する後悔とあの場所に関する疑問。
そして、その事で色々と変わってしまった自分自身の事だ。
幽世村はあまりにも大きな変化をもたらし、行く前と後とでは全くの別人になってしまった。
行く前に抱えていた焦燥感や不安は消え、代わりにパートナーが居る事による安心感や、その人に必要にされる事から得られる自己肯定感、幸福感を持ち帰った。
人生を好転させるきっかけのようなそれを、ふたりはどう受け止めたら良いかわからなかった。
良い事だったとも、悪い事だったとも割り切れない。
全てが解決したハッピーエンドなら良い事だったんだろう。
あるいは、自分たちだけの事を考える身勝手な人間ならこれもハッピーエンドだったのかも知れない。
その結果を招いたのが自分たちの選択である以上、このわだかまりはやはり一生解けないのであろう。
アンニュイな表情を浮かべたルカの体に、優しく渚の手が触れる。
服の上から乳房の縁を撫で、わざとくすぐったさを与えるようにするその手付きは、ルカをからかっての物だろう。
「もう、渚さんはすぐエッチな事するんだから」
身を乗り出した渚はルカの顔を覗き込む。
渚の黒く大きな瞳が迫り、ルカは吸い込まれそうになる。
「こんなエッチな体してて襲わない方が無理だよ」
ルカは胸も大きく無ければお尻も小さく、女性らしい丸みも殆どない。
渚と比べればメリハリもなく、ガリガリに痩せている訳でもない。
ルカにとっては特に思い入れもないその体を、渚はエッチだと言って愛おしそうに撫で回している。
その事がルカには嬉しくて、じゃれ合う中にも情欲が顔を見せ始めてしまった。
幽世村で変わってしまった事の中で特に大きな物は、間違いなくこの情欲だろう。
今まで感じた事のなかった快感や性欲を教え込まれ、それを得る方法すら教育された。
今後、似たような場面に遭遇するたびに身を焦がすような快感を思い出すのだろう。
お風呂に入る時、ホテルへ行った時、強い光を向けられた時、配信をしている時、マッサージを受ける時、満員の電車に乗った時。
自分が実際に体験したのかどうかすらも怪しい、夢の中の出来事のような物もある。
めくるめく快楽の中でゆっくりと意識を失い、死んでしまったような記憶すら残っている。
夢か現かもわからないその記憶はどちらであろうとも、ふたりの体に確かな快楽の記憶を刻み込んでいた。
「私たち、エッチになっちゃいましたよね」
「そうだね、こんな風になるとは思ってなかったかも」
頭と体、両方に刻み込まれた記憶が完全に消える事は無いだろう。
もう元に戻る事は無いのだというその確信がふたりに不安を感じさせるが、ふたりであれば問題ない。
お互いの記憶にある快楽をなぞり、発散させれば良いだけだ。
ルカへと触れる渚の手付きがいやらしい物へと代わり、ルカはこれから与えられるであろう快楽を想像し身を震わせた。
一度火のついた渚は止められない。
ベッドへと運ばれたルカは、結局気を失ったかのように眠りにつくまで、渚の手で可愛がられ続けた。
大学の正門前に、軽自動車が停まった。
一限前の忙しい時間帯に、優雅に登場したその車からふたりの女性が降りてくる。
相変わらず黒一色で地雷系メイクのルカと、シャツとロングパンツのシンプルな格好にほとんどノーメイクの渚だ。
「じゃあ、またお昼一緒に食べましょうね」
「うん、いつもの時間に」
笑顔で手を振り、ルカは構内へ、渚は車内へと別れていく。
この大学ではもはや日常と化した朝の風景だ。
初めの頃こそ中堅配信者である渚の元にファンが集まったりもしたが、嫉妬を感じたルカが見せつけるようにいちゃついたおかげもあってすっかり沈静化してしまった。
ルカの方はルカの方で、突然見知らぬ女性に送り迎えされるようになったのもあって姉妹説が流れたりもしたが、きっぱりと恋人だと言い放って羽を凍らせたりもした。
しかし慣れとは怖いもので、そんな生活が一ヶ月も過ぎた頃には誰も気にしなくなっていた。
そのおかげでルカはこうして大学へと通い、渚と一緒にお昼ごはんを食べる事も出来ている。
単調な物から楽しい物へと変わったキャンパスライフは、ルカの性格をさらに明るく活発に変えていた。
家に帰ると聞かされる友達との話は渚の嫉妬心を強めたが、それも夜のベッドで解消された。
「生物学の教授が面白くて、土を掘って菌を探してるらしいんです。 それで乳酸菌の会社からお金を貰った事もあるとか……」
「あっ♡ そこっ♡ もうイっちゃいますっ♡
渚さんもっ♡ 渚さんも一緒にぃっ♡」
同じ、可愛らしいルカの声でも昼と夜でその表情は大きく変わる。
楽しそうに大学での出来事を話してくれるその声も、淫らに乱れ、切なさを含んだ甘いその声も、渚は両方堪らなく好きだった。
自分だけが知るルカのその対極にあるふたつの姿が、自分という存在がルカにとっての特別であると実感させてくれている。
ルカを送り迎えする事も、友達との楽しげな話を聞く事も、まわりの人間から奇異の目で見られるのも全く苦にはならなかった。
自信を得た渚の配信は徐々に人気を取り戻し始め、もうあの会社の名前を借りずとも以前の水準へと戻る事が出来た。
「はい、今日は特別編。 ふたりの好きな、エッチなシチュエーションについて話していきますよー」
「ルカはお風呂でいちゃいちゃでしょ?」
「いきなり何言ってるんですか配信中ですよ配信中!」
それにはルカの功績が大きく、落ち着いていた渚の配信に勢いと華を持たせてくれた。
また、女性ふたりが際どい話をするというスタンスも世間にうけ、現在は飛躍的に視聴者数を増やしている。
一日平均一万人程度を前にして、渚とルカはただ話したい事を面白おかしく話していた。
全てが順調で不安もなく、楽しい毎日。
時間が経つに連れ幽世村の記憶は薄れ、ふたりには遠い思い出のようになっていく。
行雄の事は相変わらずルカを苦しめたが、それももう以前とは比べ物にならないくらい弱いものだ。
新しい生活にも慣れ始めると、テレビでは心霊サークルの集団行方不明事件が取り上げられるようになった。
総勢五名の心霊サークルが幽世村へ行くと言ったきり全員消えてしまったという物で、現在も捜査は難航しているそうだ。
渚は一度ルカの両親は心配していないのかと尋ねたが、ルカが言うにはもう母親との電話は済ませてあり、渚と同棲する事に関しても特に何も言われ無かったそうだ。
やはり幽世村での事を思い出すのは辛いようで、ニュースが始まるとルカはすぐにチャンネルを変えてしまった。
捜索願が出されたサークルのメンバーにはやはり行雄の名前もあり、脱出出来なかったのだとわかった。
他のメンバーについてはわからないが、遥の名前が無かった事からも捜索願が出されていないのは本当のようだ。
それにしても、いくら地方のローカルニュースとはいえ全員行方不明なんて誤報を飛ばすとは。
ほとんどテレビを見ない渚はよけいにテレビへの不信感を募らせて、数回ニュースを見たきりもう点けすらしなくなってしまった。
そんな渚の様子を、ルカはいつものようにニコニコと見つめていた。
0
お気に入りに追加
91
あなたにおすすめの小説


どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……


こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる