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4章 チート×幼女
【箸休め】神は幼女です〜②
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神に招待されて陽菜がやってきたのは、青空が広がる高原。そこには、古(いにしえ)のヨーロッパ系貴族や異世界物でお馴染み?の令嬢が使っているようなティーセットが置かれていた。
「さて、とりあえず座りなさい。ここら辺のお茶とかお菓子は自由に食べたりしていいわよ。どうせ無限に生成できるんだし」
「う、うん」
ここは神が作った領域。基本的には人間より五段階くらい上の種族しか入れることはできず、人間は入った瞬間に死滅してしまうはずなのだが……どういうことか、陽菜はその姿を保っていた。が、当の本人はそんなことはさっぱり気にしていない様子だった。
「それじゃあ陽菜、貴方に与えられた属性『厨二病』について説明するわ」
陽菜はよくわからないお茶をすすりながら、神のお話を聞く事にした。
「あなたは【六華の使い魔】に選ばれ、様々な次元(ディメンション)を繋ぐ存在なの。この、【六華の使い魔】というのは、私を含む各次元(ディメンション)の神々が選んだ女の子達で構成されたチームなの。」
「ふむふむ……」
「そのメンバーは【黒の巫女】【黒の農家】【黒の吸血姫】【黒の剣姫】【黒の勇者】【黒の魔王】よ。貴方がこの世界……【新世界グリモニア】で果たすべき使命を終えることができたら、会えるようになる人たちだわ。もっとも、既に【黒の巫女】とは接触を果たしているみたいだけどね。」
「【黒の巫女】……姫ちゃんのこと?」
陽菜が【異世界エルタニア】にいたころに出会った女の子で、メイドのようなフリルが各所にちりばめられた黒い巫女服を着ていた。
姫ちゃん曰く、元々は髪が白色だったとの事。そこらへんも含めて少し異質なオーラを漂わせている娘である
「それで【黒の農家】である貴方に与えられたのは、普通の人間のスペックを大幅に上回った力なのよ。貴方が普通の人間を演じていた時でも、二段ジャンプ位は普通にできたでしょ?」
陽菜は答える
「うん。誰もいないところでやってたよ。毎回バレないかビクビクしてた。」
二段ジャンプとは、空中でジャンプをすることである。普通の一段ジャンプでは登れないところにも上れたりする、アクションゲームではお馴染みの人も多いかもしれない。
「それにしても……なんで私を選んだの?」
「さて、とりあえず座りなさい。ここら辺のお茶とかお菓子は自由に食べたりしていいわよ。どうせ無限に生成できるんだし」
「う、うん」
ここは神が作った領域。基本的には人間より五段階くらい上の種族しか入れることはできず、人間は入った瞬間に死滅してしまうはずなのだが……どういうことか、陽菜はその姿を保っていた。が、当の本人はそんなことはさっぱり気にしていない様子だった。
「それじゃあ陽菜、貴方に与えられた属性『厨二病』について説明するわ」
陽菜はよくわからないお茶をすすりながら、神のお話を聞く事にした。
「あなたは【六華の使い魔】に選ばれ、様々な次元(ディメンション)を繋ぐ存在なの。この、【六華の使い魔】というのは、私を含む各次元(ディメンション)の神々が選んだ女の子達で構成されたチームなの。」
「ふむふむ……」
「そのメンバーは【黒の巫女】【黒の農家】【黒の吸血姫】【黒の剣姫】【黒の勇者】【黒の魔王】よ。貴方がこの世界……【新世界グリモニア】で果たすべき使命を終えることができたら、会えるようになる人たちだわ。もっとも、既に【黒の巫女】とは接触を果たしているみたいだけどね。」
「【黒の巫女】……姫ちゃんのこと?」
陽菜が【異世界エルタニア】にいたころに出会った女の子で、メイドのようなフリルが各所にちりばめられた黒い巫女服を着ていた。
姫ちゃん曰く、元々は髪が白色だったとの事。そこらへんも含めて少し異質なオーラを漂わせている娘である
「それで【黒の農家】である貴方に与えられたのは、普通の人間のスペックを大幅に上回った力なのよ。貴方が普通の人間を演じていた時でも、二段ジャンプ位は普通にできたでしょ?」
陽菜は答える
「うん。誰もいないところでやってたよ。毎回バレないかビクビクしてた。」
二段ジャンプとは、空中でジャンプをすることである。普通の一段ジャンプでは登れないところにも上れたりする、アクションゲームではお馴染みの人も多いかもしれない。
「それにしても……なんで私を選んだの?」
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