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「そ、それで、何をするつもりなんだ?」
しかし、なぜいきなりこんなものを取り出してきたのだろうか。もしや、ローション相撲でもやろうというのだろうか。
そんなことを考えていたのだが、菊臣がやりたいことは僕の想像を軽く越えていた。
「大丈夫! 精志郎はたぶんまだ初めてだろうから、そっちはまだやるつもりはないから! だから、大丈夫!」
そう言われるが、何が大丈夫なのか全く分からない。
混乱する僕だが、菊臣はなぜか興奮気味だ。
そんな僕たち二人の元に三人目の登場人物が現れた。
「やれやれ、これだからチェリーボーイは……」
そうやって僕を馬鹿にしながら現れたのは、あの全裸悪魔だった。馬鹿にされたことで、少し目つきを鋭くして悪魔を睨んだが、肩をすくめるだけで臆する様子はない。
「別に君だけにいったんじゃないよ? 君と、そこにいる菊臣君にも言ったんだ。まあ、もちろん、私の声は聞こえていないんだけどね」
この悪魔の声は、僕と同じように悪魔と契約していないと聞こえないらしい。さらに、姿も見えない。なので、菊臣がこの悪魔の存在を知ることはない。僕が説明したところで信じないだろうし、居ないものとしてあつかった方がいい。できれば、の話だが……。
「この菊臣君は積極性というものをはき違えてるようだね。まあ、彼にとっても初めての経験なのだろうから仕方がないのかもしれないけど。でも、それなら、リードするのは君の仕事だよ」
そう言われるが、僕だって何も分からない初心者だ。菊臣がローションを取り出した理由すら分からない。
そんな僕の感情を悪魔は読みとった。
「なるほど、君は菊臣君よりも知識がないのか。まあ、チェリーボーイだから仕方ないか。なら! 説明しよう! 菊臣君が今から何をしようとしているのかを!」
大げさにそんなことを言うが、この声は僕にしか聞こえていないので、あまり大きな声を出さないでほしい。
しかし、それを指摘する事もできないので、不本意ながら悪魔をこのまま好き勝手にさせるしかない。
それに、僕も菊臣が何をしたいのか、興味がある。
「菊臣君はね、今から君とセックスしようとしてるんだよ!」
その言葉を聞いて、驚かずにはいられない。しかし、菊臣に変に思われてしまうので、声や行動には何とか出さすにすんだ。
「まあ、君が驚くのも仕方のないことか。でも、君だって菊臣君の家にほいほい付いてきたんだから、菊臣君だって期待しちゃうだろ?」
そうかもしれないが、でも、僕は菊臣の家に何度も行っている。まさか、そんなことになるなんて思わなかった。
しかし、なぜいきなりこんなものを取り出してきたのだろうか。もしや、ローション相撲でもやろうというのだろうか。
そんなことを考えていたのだが、菊臣がやりたいことは僕の想像を軽く越えていた。
「大丈夫! 精志郎はたぶんまだ初めてだろうから、そっちはまだやるつもりはないから! だから、大丈夫!」
そう言われるが、何が大丈夫なのか全く分からない。
混乱する僕だが、菊臣はなぜか興奮気味だ。
そんな僕たち二人の元に三人目の登場人物が現れた。
「やれやれ、これだからチェリーボーイは……」
そうやって僕を馬鹿にしながら現れたのは、あの全裸悪魔だった。馬鹿にされたことで、少し目つきを鋭くして悪魔を睨んだが、肩をすくめるだけで臆する様子はない。
「別に君だけにいったんじゃないよ? 君と、そこにいる菊臣君にも言ったんだ。まあ、もちろん、私の声は聞こえていないんだけどね」
この悪魔の声は、僕と同じように悪魔と契約していないと聞こえないらしい。さらに、姿も見えない。なので、菊臣がこの悪魔の存在を知ることはない。僕が説明したところで信じないだろうし、居ないものとしてあつかった方がいい。できれば、の話だが……。
「この菊臣君は積極性というものをはき違えてるようだね。まあ、彼にとっても初めての経験なのだろうから仕方がないのかもしれないけど。でも、それなら、リードするのは君の仕事だよ」
そう言われるが、僕だって何も分からない初心者だ。菊臣がローションを取り出した理由すら分からない。
そんな僕の感情を悪魔は読みとった。
「なるほど、君は菊臣君よりも知識がないのか。まあ、チェリーボーイだから仕方ないか。なら! 説明しよう! 菊臣君が今から何をしようとしているのかを!」
大げさにそんなことを言うが、この声は僕にしか聞こえていないので、あまり大きな声を出さないでほしい。
しかし、それを指摘する事もできないので、不本意ながら悪魔をこのまま好き勝手にさせるしかない。
それに、僕も菊臣が何をしたいのか、興味がある。
「菊臣君はね、今から君とセックスしようとしてるんだよ!」
その言葉を聞いて、驚かずにはいられない。しかし、菊臣に変に思われてしまうので、声や行動には何とか出さすにすんだ。
「まあ、君が驚くのも仕方のないことか。でも、君だって菊臣君の家にほいほい付いてきたんだから、菊臣君だって期待しちゃうだろ?」
そうかもしれないが、でも、僕は菊臣の家に何度も行っている。まさか、そんなことになるなんて思わなかった。
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