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為を思って
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次の日の朝
ロト「おはよう」
「おはよう!」
二人で僕のベッドで目を覚ました
昨日も寝る前に二回もやってそのまま寝てしまったのだ
「今日の予定は?」
ロト「今日は陛下と魔法の稽古がある。そのあとは武術の稽古」
「魔法はいいんだけど・・・武術は苦手なんだよね・・・」
ロト「でも、ちゃんとやらないといざと言う時に困るぞ?」
「そんなときも魔法で解決するもん!」
ロト「魔法が使えない状態になったらどうするんだ?」
「その時はロトがいるから安心だもん!」
ロト「それはそうだが・・・」
「じゃあ、武術はなしで!」
ロト「ダメだ。ちゃんとやるんだ」
「むぅ~~・・・」
そして僕たちは謁見の間に向かった
「父上、おはようございます」
ロト「おはようございます」
父上「おお、おはよう。じゃあ早速始めようか」
「はい!」
父上「今回は今までのおさらいだ。私の攻撃をどう対処するかよく思い出しながらやるんだぞ?」
「はい!」
そして稽古が終わった
父上「さすがハルトだな!魔法はもう教えることがないな!」
「ありがとうございます!」
ロト「殿下、お疲れさまでした」
「ありがとう!」
ロト「お次は武術のお稽古です」
「う・・・」
ロト「では、まいりましょう」
僕は半ば強引に訓練場に連れてこられた
ロト「今回は私が稽古をいたします」
「え!?なんでロトが!?」
ロト「殿下は武術が苦手と伺っております。なので私が一からお教えいたします」
「ロト・・・なにを企んでるの?」
ロト「私は殿下に武術をしっかり覚えていただきたいだけです」
「絶対なにか企んでるでしょう!」
ロト「・・・では剣をお取りください」
そういうと僕に剣を渡してきた
ガコンッ
「お、重い・・・」
僕が武術が苦手な理由の一つ
剣が重くて持てないからだ
ロト「・・・重いのですか?」
「うん・・・重くて扱えないよ・・・」
ロト「・・・では、木製の剣で・・・それだと武術の稽古になりませんね・・・」
「だから、僕には無理なんだってば!いいじゃん!ロトが居るんだし!」
ロト「もし、私になにかあったら誰が殿下をお守りするのですか?」
「なにかってなに?」
ロト「そうですね・・・私が戦死してしまったり・・・などですね」
「それはありえないね」
ロト「???」
「僕は言ったはずだよ?『僕の許可なく死ぬことは許さない』って?」
ロト「・・・では、私がほかの敵を相手していて殿下をお守りできない状況が起こったとき、どうなさるんですか?」
「魔法で何とでもするよ?」
ロト「・・・稽古を始めますよ」
「ちょっと待って!魔法でなんとかするから!だから武術は・・・」
ロト「行きますよ」
そういうとロトは問答無用で僕に稽古をしてきた
それはもう酷い・・・
酷すぎるスパルタ稽古だった・・・
「はぁはぁ」
ロト「まだですよ。自分の身は自分で守れるくらいにならないといけません」
「ロト・・・ちょっと・・・待って・・・」
ロト「敵は待ってはくれませんよ」
そういうとロトは僕に剣を振り下ろした
そして
コツン!
ロトの振り下ろした木製の剣は僕の頭にクリティカルヒットした
「いっっった~~~い!!」
ロト「あ、ご、ごめん・・・すみません・・・」
「・・・もう・・・酷いよ!」
ロト「しかし・・・稽古ですので・・・」
「稽古でもここまですることないじゃん!痛いな~」
ロト「でも、戦闘では痛いじゃすまないんですよ?」
「それは本物の戦闘の場合でしょう!今は稽古じゃん!」
ロト「稽古でも実戦のようにやるのが稽古なんですよ?」
「・・・実戦・・・でいいの?」
ロト「え、はい。それが稽古ですので・・・」
「わかった・・・じゃあ、本気でいいんだね?」
僕は剣に魔力を送った
剣は魔力で空中に浮かんだ
ロト「!!」
「僕は武術は苦手だけど、魔法は得意だからね。これくらいできるんだよ・・・」
そういうと剣を高速で回転させた
「実戦でいいって言ったのはロトだからね?」
僕は剣をロトに向かって飛ばした
ロトは慌てて剣を防いだが木製の剣は二つに切れた
ロト「!?」
「ロトが言ったんだからね・・・」
ロトは自分の剣を抜き構える
そして僕の剣を防いでいる
僕の剣の動きを読むのは難しいらしく防ぐので手一杯みたいだ
防御しているロトは体制を崩した
僕はロトの足元に剣を刺そうとしたとき
ガキンッ!
父上「そこまでだ!」
父上が剣で僕の剣を防いだ
父上「ハルト。やりすぎだ・・・」
「・・・」
僕の剣は地面に音を立てて落ちた
父上「なぜこんなことになった?」
「それは・・・」
僕は説明をした
父上「・・・なるほど。たしかにロトは少し厳しすぎたかもしれない。でも、お前が魔法で剣を操ってまですることか?私が来なかったらお前はロトを殺していたかもしれないんだぞ?」
「殺すつもりはなかったよ!ただ・・・ちょっと仕返しを・・・」
父上「お前は魔法の扱いはここの誰よりも優れている。でも武術に関しては素人同然なんだぞ?あの勢いで剣を刺したらロトはケガをしていたんだぞ?もしかしたら死んでいたかもしれない」
「・・・ごめんなさい・・・」
父上「それにロト」
ロト「はい・・・」
父上「人には得意不得意がある。ハルトは武術が得意ではない。それを無理やり教えようとしても無理というものだ」
ロト「ですが・・・」
父上「お主の気持ちもわかる。でも、ハルトには武術は無理なのだ。そこをわかってやってくれ」
ロト「・・・申し訳ありません・・・」
父上「ハルトはいざとなればこのように戦うことができる。それでいいじゃないか」
ロト「・・・はい」
そして父上は城内に入って行った
「・・・」
ロト「・・・」
僕たちは無言で僕の部屋に向かった
「・・・」
ロト「・・・すまなかった・・・」
「僕の方こそ・・・ご、ごめ、んなさい・・・」
ロト「!泣くなよ・・・」
「でも・・・僕・・・ロトを・・・傷つけ、る、ところだった・・・」
ロトは僕を抱き締めてくれた
ロト「俺が悪かった。俺になにかあったときお前は自分を守らなくちゃいけない。そう思ったら・・・厳しくしてしまった・・・ホントにすまない。悪かった」
「っ・・・命令、だ・・・」
ロト「ん?」
「死なないで・・・僕を、一人に、しないで・・・」
ロト「・・・」
「ロトは僕にとって、大切な存在なんだ・・・だから、ずっとそばに居て・・・死なないで・・・」
ロト「・・・わかりました!絶対にお傍にいます!だから、もう泣くな!な?」
そういうとロトは僕の涙を拭いた
ロト「ハルトには笑顔が一番だ!」
「うん!」
ロト「それに、俺のために泣くとほかのやつのためにも泣かないといけなくなるぞ?それは俺が嫌だ!」
「そうだね・・・でも、二人きりの時は・・・ロトのためだけに泣かせてよ?」
ロト「俺の腕の中でならいいぞ?」
そういうとロトは強く抱きしめてきた
僕も強く抱きしめた
そして
「ん・・・」
ロト「ん」
僕たちはキスをした
「・・・はぁ・・・」
ロト「ハルトとキスするのは飽きないな!」
「・・・いつも思ってたんだけど・・・」
ロト「ん?」
「なんでそんなに身長高いの!キスするたび首が痛いよ!」
ロト「え!?そんなこと言われても・・・」
「・・・フッ!ハハハハハ!」
ロト「え?なんで笑うの?」
「ロトの困った顔が・・・可愛くて!」
ロト「・・・」
ロトは僕を持ち上げた
「うわっ!」
ロト「俺は可愛いって言われるより、かっこいいって言われたい!」
僕の目線とロトの目線が同じ高さになっている
「ロトは元からかっこいいでしょ?」
ロト「そうか?」
「うん!ロトは僕の自慢の『旦那』だよ?」
ロト「!そうか!」
そういうとまたキスをしてきた
口を離して僕は周りを見渡した
「これがロトが見ている景色・・・なんか高いね~」
ロトは僕を下ろし僕の視線の高さに自分の目線を合わせる
ロト「ハルトの目線は・・・小人になった気分だな!」
「小人って・・・そこまで小さくないもん!!」
ロト「ハハハハハ!」
最近よくロトは笑うようになった
ほかの人がいると笑わないけど、二人きりだと笑っている
それは僕にとってとても特別なロトのもう一つの顔なのだ・・・
ロト「おはよう」
「おはよう!」
二人で僕のベッドで目を覚ました
昨日も寝る前に二回もやってそのまま寝てしまったのだ
「今日の予定は?」
ロト「今日は陛下と魔法の稽古がある。そのあとは武術の稽古」
「魔法はいいんだけど・・・武術は苦手なんだよね・・・」
ロト「でも、ちゃんとやらないといざと言う時に困るぞ?」
「そんなときも魔法で解決するもん!」
ロト「魔法が使えない状態になったらどうするんだ?」
「その時はロトがいるから安心だもん!」
ロト「それはそうだが・・・」
「じゃあ、武術はなしで!」
ロト「ダメだ。ちゃんとやるんだ」
「むぅ~~・・・」
そして僕たちは謁見の間に向かった
「父上、おはようございます」
ロト「おはようございます」
父上「おお、おはよう。じゃあ早速始めようか」
「はい!」
父上「今回は今までのおさらいだ。私の攻撃をどう対処するかよく思い出しながらやるんだぞ?」
「はい!」
そして稽古が終わった
父上「さすがハルトだな!魔法はもう教えることがないな!」
「ありがとうございます!」
ロト「殿下、お疲れさまでした」
「ありがとう!」
ロト「お次は武術のお稽古です」
「う・・・」
ロト「では、まいりましょう」
僕は半ば強引に訓練場に連れてこられた
ロト「今回は私が稽古をいたします」
「え!?なんでロトが!?」
ロト「殿下は武術が苦手と伺っております。なので私が一からお教えいたします」
「ロト・・・なにを企んでるの?」
ロト「私は殿下に武術をしっかり覚えていただきたいだけです」
「絶対なにか企んでるでしょう!」
ロト「・・・では剣をお取りください」
そういうと僕に剣を渡してきた
ガコンッ
「お、重い・・・」
僕が武術が苦手な理由の一つ
剣が重くて持てないからだ
ロト「・・・重いのですか?」
「うん・・・重くて扱えないよ・・・」
ロト「・・・では、木製の剣で・・・それだと武術の稽古になりませんね・・・」
「だから、僕には無理なんだってば!いいじゃん!ロトが居るんだし!」
ロト「もし、私になにかあったら誰が殿下をお守りするのですか?」
「なにかってなに?」
ロト「そうですね・・・私が戦死してしまったり・・・などですね」
「それはありえないね」
ロト「???」
「僕は言ったはずだよ?『僕の許可なく死ぬことは許さない』って?」
ロト「・・・では、私がほかの敵を相手していて殿下をお守りできない状況が起こったとき、どうなさるんですか?」
「魔法で何とでもするよ?」
ロト「・・・稽古を始めますよ」
「ちょっと待って!魔法でなんとかするから!だから武術は・・・」
ロト「行きますよ」
そういうとロトは問答無用で僕に稽古をしてきた
それはもう酷い・・・
酷すぎるスパルタ稽古だった・・・
「はぁはぁ」
ロト「まだですよ。自分の身は自分で守れるくらいにならないといけません」
「ロト・・・ちょっと・・・待って・・・」
ロト「敵は待ってはくれませんよ」
そういうとロトは僕に剣を振り下ろした
そして
コツン!
ロトの振り下ろした木製の剣は僕の頭にクリティカルヒットした
「いっっった~~~い!!」
ロト「あ、ご、ごめん・・・すみません・・・」
「・・・もう・・・酷いよ!」
ロト「しかし・・・稽古ですので・・・」
「稽古でもここまですることないじゃん!痛いな~」
ロト「でも、戦闘では痛いじゃすまないんですよ?」
「それは本物の戦闘の場合でしょう!今は稽古じゃん!」
ロト「稽古でも実戦のようにやるのが稽古なんですよ?」
「・・・実戦・・・でいいの?」
ロト「え、はい。それが稽古ですので・・・」
「わかった・・・じゃあ、本気でいいんだね?」
僕は剣に魔力を送った
剣は魔力で空中に浮かんだ
ロト「!!」
「僕は武術は苦手だけど、魔法は得意だからね。これくらいできるんだよ・・・」
そういうと剣を高速で回転させた
「実戦でいいって言ったのはロトだからね?」
僕は剣をロトに向かって飛ばした
ロトは慌てて剣を防いだが木製の剣は二つに切れた
ロト「!?」
「ロトが言ったんだからね・・・」
ロトは自分の剣を抜き構える
そして僕の剣を防いでいる
僕の剣の動きを読むのは難しいらしく防ぐので手一杯みたいだ
防御しているロトは体制を崩した
僕はロトの足元に剣を刺そうとしたとき
ガキンッ!
父上「そこまでだ!」
父上が剣で僕の剣を防いだ
父上「ハルト。やりすぎだ・・・」
「・・・」
僕の剣は地面に音を立てて落ちた
父上「なぜこんなことになった?」
「それは・・・」
僕は説明をした
父上「・・・なるほど。たしかにロトは少し厳しすぎたかもしれない。でも、お前が魔法で剣を操ってまですることか?私が来なかったらお前はロトを殺していたかもしれないんだぞ?」
「殺すつもりはなかったよ!ただ・・・ちょっと仕返しを・・・」
父上「お前は魔法の扱いはここの誰よりも優れている。でも武術に関しては素人同然なんだぞ?あの勢いで剣を刺したらロトはケガをしていたんだぞ?もしかしたら死んでいたかもしれない」
「・・・ごめんなさい・・・」
父上「それにロト」
ロト「はい・・・」
父上「人には得意不得意がある。ハルトは武術が得意ではない。それを無理やり教えようとしても無理というものだ」
ロト「ですが・・・」
父上「お主の気持ちもわかる。でも、ハルトには武術は無理なのだ。そこをわかってやってくれ」
ロト「・・・申し訳ありません・・・」
父上「ハルトはいざとなればこのように戦うことができる。それでいいじゃないか」
ロト「・・・はい」
そして父上は城内に入って行った
「・・・」
ロト「・・・」
僕たちは無言で僕の部屋に向かった
「・・・」
ロト「・・・すまなかった・・・」
「僕の方こそ・・・ご、ごめ、んなさい・・・」
ロト「!泣くなよ・・・」
「でも・・・僕・・・ロトを・・・傷つけ、る、ところだった・・・」
ロトは僕を抱き締めてくれた
ロト「俺が悪かった。俺になにかあったときお前は自分を守らなくちゃいけない。そう思ったら・・・厳しくしてしまった・・・ホントにすまない。悪かった」
「っ・・・命令、だ・・・」
ロト「ん?」
「死なないで・・・僕を、一人に、しないで・・・」
ロト「・・・」
「ロトは僕にとって、大切な存在なんだ・・・だから、ずっとそばに居て・・・死なないで・・・」
ロト「・・・わかりました!絶対にお傍にいます!だから、もう泣くな!な?」
そういうとロトは僕の涙を拭いた
ロト「ハルトには笑顔が一番だ!」
「うん!」
ロト「それに、俺のために泣くとほかのやつのためにも泣かないといけなくなるぞ?それは俺が嫌だ!」
「そうだね・・・でも、二人きりの時は・・・ロトのためだけに泣かせてよ?」
ロト「俺の腕の中でならいいぞ?」
そういうとロトは強く抱きしめてきた
僕も強く抱きしめた
そして
「ん・・・」
ロト「ん」
僕たちはキスをした
「・・・はぁ・・・」
ロト「ハルトとキスするのは飽きないな!」
「・・・いつも思ってたんだけど・・・」
ロト「ん?」
「なんでそんなに身長高いの!キスするたび首が痛いよ!」
ロト「え!?そんなこと言われても・・・」
「・・・フッ!ハハハハハ!」
ロト「え?なんで笑うの?」
「ロトの困った顔が・・・可愛くて!」
ロト「・・・」
ロトは僕を持ち上げた
「うわっ!」
ロト「俺は可愛いって言われるより、かっこいいって言われたい!」
僕の目線とロトの目線が同じ高さになっている
「ロトは元からかっこいいでしょ?」
ロト「そうか?」
「うん!ロトは僕の自慢の『旦那』だよ?」
ロト「!そうか!」
そういうとまたキスをしてきた
口を離して僕は周りを見渡した
「これがロトが見ている景色・・・なんか高いね~」
ロトは僕を下ろし僕の視線の高さに自分の目線を合わせる
ロト「ハルトの目線は・・・小人になった気分だな!」
「小人って・・・そこまで小さくないもん!!」
ロト「ハハハハハ!」
最近よくロトは笑うようになった
ほかの人がいると笑わないけど、二人きりだと笑っている
それは僕にとってとても特別なロトのもう一つの顔なのだ・・・
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