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本編
番外編・守護者の秘密 猫編
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猫「ふぅ・・・こいつら・・・しつけぇな・・・」
「随分と派手に暴れましたねw」
猫「!?学園長・・・」
「こんにちわ!」
そこにはいろいろな獣人が転がっていた
死んではいないみたいで安心した
猫「な、なにかようですか?」
「いえ、君は逃げないのかと」
猫「逃げるって・・・どこに・・・」
「隣町とか」
猫「行ってもしょうがねぇよ」
「そうなんですか?」
猫「親戚も親も俺を置いて先に避難しちまった・・・もう・・・」
「あきらめているわりには抗ってますね?」
猫「生きる希望はねぇが死ぬつもりもないんです」
「なるほど・・・」
猫「で、学園長は避難しないんですか?」
「私は学園とこの土地を守る責任がありますのでw」
猫「学園は・・・わかるが、土地を守るって・・・」
「私は礎の守護神になりましたからねw」
猫「・・・!?伝説の!?」
「はい」
猫「じゃあ、早くなんとかしてくださいよ!」
「そうですね・・・そのためにはまだ足りない部分があるんですよ」
猫「足りない・・・!?守護者?」
「よくわかりましたね!」
猫「まぁ・・・そういう話が好きなので・・・」
「なら話が早いですね!どうですか?守護者になるのは?」
猫「は?俺が?」
「ええ!君には資格があります!」
猫「・・・」
「無理にとはいいません。決めるのは君自身です」
猫「・・・」
「猶予は明後日。それまでに決めてくださいね」
猫「質問いいですか?」
「はい。どうぞ?」
猫「なんで俺なんですか?」
「資格者だからですね」
猫「なんで俺が資格者なんですか?」
「君にはほかの人にはない『抗う勇気』があります。それと『守りたいという想い』ですねw」
猫「そんなの俺には・・・」
「ではなぜ抗うのですか?」
猫「・・・」
「それは守りたい何かがあるのでしょう?」
猫「・・・」
「それが何かは私にはわかりません・・・でも、その気持ちは誰よりも強い。それは変わりません」
猫「・・・俺の守りたいものは・・・」
「言わなくてもいいですよ。そういうことは心に秘めておくものです」
猫「・・・」
「もし、守護者になる覚悟ができたなら学園の地下に来てください」
猫「地下?地下なんてあるんですか?」
「ええ。南階段の所にありますよ」
猫「知らなかった・・・」
「普段使われない場所ですからね・・・倉庫みたいになってるくらいですねw」
猫「・・・」
「あ、一応伝えますね」
猫「???」
「守護者の力を手に入れたら君の時は止まります。もう普通に人としては生きられません」
猫「化け物になる・・・ってことですか?」
「いえw見た目は今のままですw歳をとらないんですよ。それと役目も果たさないといけません」
猫「役目?」
「礎を守るため命を犠牲にする覚悟でいないといけないんです」
猫「・・・」
「若い君にこんなことを言うのは辛い思いをさせるだけだとは思っています。でも、資格者は君なんです」
猫「もし断ったらどうなりますか?」
「どうにもなりませんよ。ただ・・・土地を救うのが難しくなるくらいです」
猫「それ、俺断れないじゃないですか・・・」
「いえ、嫌なら断ってもらって構いませんよ」
猫「え・・・」
「若人の未来を守るのが私の目指した学園ですからw無理に君みたいな若者をこの土地に縛りたくはありません」
そういい猫の頭を撫でた
猫「・・・」
「君は好きなように生きればいいんですよ?君にはその資格があるんですから!」
そういい私は背を向けた
猫「・・・しい」
「ん?」
猫「ほしいです・・・」
「え」
猫「守護者の力がほしいです!」
「いいのかい?」
猫「はい。恩を返したいですし」
「恩?」
猫「覚えてないですか?俺が入学したばかりの頃・・・いじめでやられっぱなしだった俺に行った一言・・・」
「・・・あきらめるくらいなら死ぬ気で抗ってみてはどうかな?ってやつかな?」
猫「はい。俺はその言葉に救われました。格闘技も習って・・・強くなりました」
「暴力はあまりよろしくないけどねw」
猫「すみません・・・」
「まぁ、君が選んだことなら」
そういい光の玉を作り渡した
猫「不思議な感じ・・・」
「君の能力は『力』だから」
猫「力・・・」
「まぁ・・・そのうち使い方もわかるだろうw」
猫「これから・・・どうするんですか?」
「私は学園に戻る。そして土地を浄化して人々の心も浄化する」
猫「じゃあ、お供します」
「ありがとうございますw」
そして私たちは学園に向かった・・・
「随分と派手に暴れましたねw」
猫「!?学園長・・・」
「こんにちわ!」
そこにはいろいろな獣人が転がっていた
死んではいないみたいで安心した
猫「な、なにかようですか?」
「いえ、君は逃げないのかと」
猫「逃げるって・・・どこに・・・」
「隣町とか」
猫「行ってもしょうがねぇよ」
「そうなんですか?」
猫「親戚も親も俺を置いて先に避難しちまった・・・もう・・・」
「あきらめているわりには抗ってますね?」
猫「生きる希望はねぇが死ぬつもりもないんです」
「なるほど・・・」
猫「で、学園長は避難しないんですか?」
「私は学園とこの土地を守る責任がありますのでw」
猫「学園は・・・わかるが、土地を守るって・・・」
「私は礎の守護神になりましたからねw」
猫「・・・!?伝説の!?」
「はい」
猫「じゃあ、早くなんとかしてくださいよ!」
「そうですね・・・そのためにはまだ足りない部分があるんですよ」
猫「足りない・・・!?守護者?」
「よくわかりましたね!」
猫「まぁ・・・そういう話が好きなので・・・」
「なら話が早いですね!どうですか?守護者になるのは?」
猫「は?俺が?」
「ええ!君には資格があります!」
猫「・・・」
「無理にとはいいません。決めるのは君自身です」
猫「・・・」
「猶予は明後日。それまでに決めてくださいね」
猫「質問いいですか?」
「はい。どうぞ?」
猫「なんで俺なんですか?」
「資格者だからですね」
猫「なんで俺が資格者なんですか?」
「君にはほかの人にはない『抗う勇気』があります。それと『守りたいという想い』ですねw」
猫「そんなの俺には・・・」
「ではなぜ抗うのですか?」
猫「・・・」
「それは守りたい何かがあるのでしょう?」
猫「・・・」
「それが何かは私にはわかりません・・・でも、その気持ちは誰よりも強い。それは変わりません」
猫「・・・俺の守りたいものは・・・」
「言わなくてもいいですよ。そういうことは心に秘めておくものです」
猫「・・・」
「もし、守護者になる覚悟ができたなら学園の地下に来てください」
猫「地下?地下なんてあるんですか?」
「ええ。南階段の所にありますよ」
猫「知らなかった・・・」
「普段使われない場所ですからね・・・倉庫みたいになってるくらいですねw」
猫「・・・」
「あ、一応伝えますね」
猫「???」
「守護者の力を手に入れたら君の時は止まります。もう普通に人としては生きられません」
猫「化け物になる・・・ってことですか?」
「いえw見た目は今のままですw歳をとらないんですよ。それと役目も果たさないといけません」
猫「役目?」
「礎を守るため命を犠牲にする覚悟でいないといけないんです」
猫「・・・」
「若い君にこんなことを言うのは辛い思いをさせるだけだとは思っています。でも、資格者は君なんです」
猫「もし断ったらどうなりますか?」
「どうにもなりませんよ。ただ・・・土地を救うのが難しくなるくらいです」
猫「それ、俺断れないじゃないですか・・・」
「いえ、嫌なら断ってもらって構いませんよ」
猫「え・・・」
「若人の未来を守るのが私の目指した学園ですからw無理に君みたいな若者をこの土地に縛りたくはありません」
そういい猫の頭を撫でた
猫「・・・」
「君は好きなように生きればいいんですよ?君にはその資格があるんですから!」
そういい私は背を向けた
猫「・・・しい」
「ん?」
猫「ほしいです・・・」
「え」
猫「守護者の力がほしいです!」
「いいのかい?」
猫「はい。恩を返したいですし」
「恩?」
猫「覚えてないですか?俺が入学したばかりの頃・・・いじめでやられっぱなしだった俺に行った一言・・・」
「・・・あきらめるくらいなら死ぬ気で抗ってみてはどうかな?ってやつかな?」
猫「はい。俺はその言葉に救われました。格闘技も習って・・・強くなりました」
「暴力はあまりよろしくないけどねw」
猫「すみません・・・」
「まぁ、君が選んだことなら」
そういい光の玉を作り渡した
猫「不思議な感じ・・・」
「君の能力は『力』だから」
猫「力・・・」
「まぁ・・・そのうち使い方もわかるだろうw」
猫「これから・・・どうするんですか?」
「私は学園に戻る。そして土地を浄化して人々の心も浄化する」
猫「じゃあ、お供します」
「ありがとうございますw」
そして私たちは学園に向かった・・・
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