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ジェットの家族
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次の日
「ふわ~~~・・・」
大きなあくびをして目を覚ました
「いてて・・・もう・・・」
昨日噛まれた跡が痛い
「・・・」
隣ではクルスさんが大きな口を開けて寝ている
「はぁ・・・」
あの後、ジェットが用意してくれたお茶を飲んで疲れていたから寝て・・・今に至る・・・
「・・・起きよう」
僕は起き、キッチンに向かった
ジェット「おはようございます!」
「おはよう!いてて・・・」
ジェット「?昨日もでしたが、どうされたのですか?」
「ん?ちょっとね~」
ジェット「・・・スキャンによりますと負傷箇所を数か所確認。坊ちゃん・・・嘘はいけませんよ?」
「嘘は言ってないよ?ちょっと・・・ごまかしただけで・・・」
ジェット「言い訳は結構です。手当てしますのでお洋服を脱いでください」
「はい・・・」
僕は上着を脱いだ
ジェット「これは・・・」
「・・・」
ジェット「クルス様ですね?」
「・・・うん」
ジェット「こんなに噛み跡を・・・痛かったでしょう?」
「ん?まぁね」
そういい消毒スプレーを吹きかけ包帯を巻いてくれた
「ありがとう」
ジェット「いえ!いいのです!それより・・・」
と、いいジェットが階段のほうを見た
そこにはクルスさんが頭とお腹を搔きながら降りてきていた
クルス「ん?おはよう」
ジェット「クルス様。少し大切なお話があります。そこにお座りになってください」
クルス「ん?なんだ?」
ジェット「いいですから!早くお座りになってください!」
「!?」
クルス「!?お、おう・・・」
あまりの勢いに僕も驚いてしまった
ジェット「クルス様」
クルス「は、はい」
ジェット「坊ちゃんはまだ子供でございます」
クルス「あ、ああ。わかってるよ」
ジェット「わかっておりません!」
そういいテーブルと叩くジェット
ジェット「いいですか?まだ子供の坊ちゃんに噛み跡を付けたり、夜遅くまで求めるのはお控えください!」
クルス「あ、ああ・・・す、すまない・・・」
ジェット「クルス様が坊ちゃんを愛しているのはよく理解しています。理解していますとも、ですが!それとこれとは話が別です!」
クルス「・・・すみません・・・」
ジェット「熊獣人の性欲は計り知れないとは理解しています。ですが、坊ちゃんは人間、それも子供です!規則正しい生活と健康のためにも大人であるクルス様がお手本にならなければなりません!それを・・・」
ジェットの小言?お説教?は止まらない
ジェット「旅に出ている間はわかりませんが、ここにいるときはほぼ毎日ではありませんか。それも朝方まで・・・それでは坊ちゃんだけではなくクルス様まで体調を壊してしまいます」
クルス「そ、そうだな・・・」
ジェット「愛している人がいればお傍に居たくなる。お傍に居れば求めてしまう。それはよく理解しているつもりです。ですが!愛しているからこそ!規則正しい生活を心がけ、健康に生きることが大切だと私は思います!」
クルス「そ、その通りだ・・・」
ジェット「それに今回は坊ちゃんにこんなに噛み跡を・・・さすがの私も口出しをしてしまいました!」
クルス「あの~・・・そろそろ朝食を・・・」
ジェット「まだお話は終わっていません!」
僕はこっそり外に抜け出した
「ジェットがあそこまで・・・」
あそこまで言うのを初めて聞いた
「システムの異常?それともそういう設定?」
でも、今まではそんなことなかったし・・・
「・・・後でメンテナンスしようかな」
そして僕は畑に向かった
「そろそろ収穫できそう!」
ジャガイモの芽は大きくなっていて、トマトも赤くなっている物があった
畑の世話をしているときに
クルス「まいったな~・・・」
クルスさんはやっとジェットに解放してもらえたらしい
「お疲れ様!」
クルス「急に言われて驚いたよ・・・」
「そうだね・・・」
それは僕も同感・・・
クルス「どうやらお前に噛み跡を残したことが気に入らなかったらしい・・・」
あ。なるほど。
防衛システムが起動したんだ
「なるほどね・・・」
僕や両親などが傷ついたとき、攻撃あるいは話し合いをするようにシステムで設定されてるからね
「攻撃されなかっただけよかったじゃん!」
クルス「攻撃?なんでだ?」
「それは・・・」
僕はジェットのシステムを説明した
クルス「なるほど・・・話し合いが可能な相手には話し合いで解決すると・・・あれは話し合いなのか?」
「話し合いではないね」
どちらかと言えば・・・一方的な文句だね
クルス「う~~ん・・・どうしたものか・・・」
「ん?」
クルス「お前を抱きたい。でも、やりすぎるとジェットの小言が・・・」
「やりすぎなければいいのでは?」
クルス「それは・・・たぶん無理だ」
「え・・・?」
クルス「抱いても抱いても抱き足りない!」
「そ、そうですか~・・・」
僕はそれ以上何も言えなかった
嬉しいけど・・・なんか・・・複雑な心境・・・
ジェット「お二人とも!朝ごはんですよ!」
クルス「!はい!」
クルスさんはジェットが怖いのかな?
「フフフ!」
そして僕とクルスさんは朝ごはんを食べ・・・
「ジェット!メンテナンスしてあげるよ!」
ジェット「そうですか?ではお言葉に甘えて・・・」
僕はジェットをメンテナンスした
「・・・」
回路の確認、システムメンテナンス、などなど・・・
「・・・これか」
僕は端末でシステムを確認し今朝の行動システムを発見した
「・・・」
なんとか変更できないか試したが・・・
「・・・?」
いくら変えようとしてもエラーが起きて変えられなかった
ジェット「坊ちゃん?無駄ですよ?」
「え・・・?」
ジェット「その防衛システムは私の重要項目に含まれています。それを変更することはできませんよ?」
「そ、そうなんだ・・・」
ジェット「・・・私も反省してます」
「え?」
ジェット「システムとはいえ、クルス様にあのようなことを言ってしまったことを・・・反省しています。ですが、ご理解いただきたいのです。私の役目はご家族をお守りすること・・・坊ちゃんをお守りすることなのです・・・」
「・・・」
ジェット「ですので・・・どうか、システムの変更はしないでください・・・私を・・・私としていさせてください・・・」
「・・・うん!そうだよね!ジェットはジェットだよね!」
そういい僕はメンテナンスを終わらせた
ジェット「ありがとうございます!」
そしてジェットは家事をするために行ってしまった
「・・・ごめんね・・・ジェット・・・」
僕は一つだけ・・・変更した
防衛システムの中にクルスさんも対象にするプログラムを入れたのだ
小言を・・・言われないわけではないだろうけど、あそこまで厳しくされることはなくなるだろう
「ジェット・・・クルスさんも大切な家族なんだよ・・・それも理解してね?」
そう囁き僕は外に向かった
外に出るとクルスさんはトレーニングをしていた
クルス「フッ!フッ!」
「・・・」
システム変更したことは言わなくてもいいよね
いつか・・・気づく時が・・・来る・・・はず・・・きっと・・・たぶん・・・
クルス「おう!どうした?」
「なんでもないよ!」
クルス「そうか?じゃあ、俺の上に乗ってくれ!」
「うん!」
僕はクルスさんの上に乗った・・・
・・・ジェット視点・・・
「システムにクルス様を追加されましたか・・・」
私のシステムです
私がわからないはずがありません
ですが、坊ちゃんはそれを知らず、私に黙って追加した
「・・・クルス様も大切な家族・・・そういうことですね?」
私は窓からクルス様の上に乗られている坊ちゃんを見ながら囁く
「・・・これからはクルス様も大切な家族の一員ですね!」
それを嬉しく思う自分がいた
それはシステムによるエラーなのか・・・
それとも人格を構成するシステムのせいなのか・・・
「・・・まぁいいでしょう!さぁ!お洗濯にお掃除に・・・やることはたくさんあります!」
私は家事に取り掛かった
システムの奥深くにある『嬉しい』という感情を抱えながら・・・
「ふわ~~~・・・」
大きなあくびをして目を覚ました
「いてて・・・もう・・・」
昨日噛まれた跡が痛い
「・・・」
隣ではクルスさんが大きな口を開けて寝ている
「はぁ・・・」
あの後、ジェットが用意してくれたお茶を飲んで疲れていたから寝て・・・今に至る・・・
「・・・起きよう」
僕は起き、キッチンに向かった
ジェット「おはようございます!」
「おはよう!いてて・・・」
ジェット「?昨日もでしたが、どうされたのですか?」
「ん?ちょっとね~」
ジェット「・・・スキャンによりますと負傷箇所を数か所確認。坊ちゃん・・・嘘はいけませんよ?」
「嘘は言ってないよ?ちょっと・・・ごまかしただけで・・・」
ジェット「言い訳は結構です。手当てしますのでお洋服を脱いでください」
「はい・・・」
僕は上着を脱いだ
ジェット「これは・・・」
「・・・」
ジェット「クルス様ですね?」
「・・・うん」
ジェット「こんなに噛み跡を・・・痛かったでしょう?」
「ん?まぁね」
そういい消毒スプレーを吹きかけ包帯を巻いてくれた
「ありがとう」
ジェット「いえ!いいのです!それより・・・」
と、いいジェットが階段のほうを見た
そこにはクルスさんが頭とお腹を搔きながら降りてきていた
クルス「ん?おはよう」
ジェット「クルス様。少し大切なお話があります。そこにお座りになってください」
クルス「ん?なんだ?」
ジェット「いいですから!早くお座りになってください!」
「!?」
クルス「!?お、おう・・・」
あまりの勢いに僕も驚いてしまった
ジェット「クルス様」
クルス「は、はい」
ジェット「坊ちゃんはまだ子供でございます」
クルス「あ、ああ。わかってるよ」
ジェット「わかっておりません!」
そういいテーブルと叩くジェット
ジェット「いいですか?まだ子供の坊ちゃんに噛み跡を付けたり、夜遅くまで求めるのはお控えください!」
クルス「あ、ああ・・・す、すまない・・・」
ジェット「クルス様が坊ちゃんを愛しているのはよく理解しています。理解していますとも、ですが!それとこれとは話が別です!」
クルス「・・・すみません・・・」
ジェット「熊獣人の性欲は計り知れないとは理解しています。ですが、坊ちゃんは人間、それも子供です!規則正しい生活と健康のためにも大人であるクルス様がお手本にならなければなりません!それを・・・」
ジェットの小言?お説教?は止まらない
ジェット「旅に出ている間はわかりませんが、ここにいるときはほぼ毎日ではありませんか。それも朝方まで・・・それでは坊ちゃんだけではなくクルス様まで体調を壊してしまいます」
クルス「そ、そうだな・・・」
ジェット「愛している人がいればお傍に居たくなる。お傍に居れば求めてしまう。それはよく理解しているつもりです。ですが!愛しているからこそ!規則正しい生活を心がけ、健康に生きることが大切だと私は思います!」
クルス「そ、その通りだ・・・」
ジェット「それに今回は坊ちゃんにこんなに噛み跡を・・・さすがの私も口出しをしてしまいました!」
クルス「あの~・・・そろそろ朝食を・・・」
ジェット「まだお話は終わっていません!」
僕はこっそり外に抜け出した
「ジェットがあそこまで・・・」
あそこまで言うのを初めて聞いた
「システムの異常?それともそういう設定?」
でも、今まではそんなことなかったし・・・
「・・・後でメンテナンスしようかな」
そして僕は畑に向かった
「そろそろ収穫できそう!」
ジャガイモの芽は大きくなっていて、トマトも赤くなっている物があった
畑の世話をしているときに
クルス「まいったな~・・・」
クルスさんはやっとジェットに解放してもらえたらしい
「お疲れ様!」
クルス「急に言われて驚いたよ・・・」
「そうだね・・・」
それは僕も同感・・・
クルス「どうやらお前に噛み跡を残したことが気に入らなかったらしい・・・」
あ。なるほど。
防衛システムが起動したんだ
「なるほどね・・・」
僕や両親などが傷ついたとき、攻撃あるいは話し合いをするようにシステムで設定されてるからね
「攻撃されなかっただけよかったじゃん!」
クルス「攻撃?なんでだ?」
「それは・・・」
僕はジェットのシステムを説明した
クルス「なるほど・・・話し合いが可能な相手には話し合いで解決すると・・・あれは話し合いなのか?」
「話し合いではないね」
どちらかと言えば・・・一方的な文句だね
クルス「う~~ん・・・どうしたものか・・・」
「ん?」
クルス「お前を抱きたい。でも、やりすぎるとジェットの小言が・・・」
「やりすぎなければいいのでは?」
クルス「それは・・・たぶん無理だ」
「え・・・?」
クルス「抱いても抱いても抱き足りない!」
「そ、そうですか~・・・」
僕はそれ以上何も言えなかった
嬉しいけど・・・なんか・・・複雑な心境・・・
ジェット「お二人とも!朝ごはんですよ!」
クルス「!はい!」
クルスさんはジェットが怖いのかな?
「フフフ!」
そして僕とクルスさんは朝ごはんを食べ・・・
「ジェット!メンテナンスしてあげるよ!」
ジェット「そうですか?ではお言葉に甘えて・・・」
僕はジェットをメンテナンスした
「・・・」
回路の確認、システムメンテナンス、などなど・・・
「・・・これか」
僕は端末でシステムを確認し今朝の行動システムを発見した
「・・・」
なんとか変更できないか試したが・・・
「・・・?」
いくら変えようとしてもエラーが起きて変えられなかった
ジェット「坊ちゃん?無駄ですよ?」
「え・・・?」
ジェット「その防衛システムは私の重要項目に含まれています。それを変更することはできませんよ?」
「そ、そうなんだ・・・」
ジェット「・・・私も反省してます」
「え?」
ジェット「システムとはいえ、クルス様にあのようなことを言ってしまったことを・・・反省しています。ですが、ご理解いただきたいのです。私の役目はご家族をお守りすること・・・坊ちゃんをお守りすることなのです・・・」
「・・・」
ジェット「ですので・・・どうか、システムの変更はしないでください・・・私を・・・私としていさせてください・・・」
「・・・うん!そうだよね!ジェットはジェットだよね!」
そういい僕はメンテナンスを終わらせた
ジェット「ありがとうございます!」
そしてジェットは家事をするために行ってしまった
「・・・ごめんね・・・ジェット・・・」
僕は一つだけ・・・変更した
防衛システムの中にクルスさんも対象にするプログラムを入れたのだ
小言を・・・言われないわけではないだろうけど、あそこまで厳しくされることはなくなるだろう
「ジェット・・・クルスさんも大切な家族なんだよ・・・それも理解してね?」
そう囁き僕は外に向かった
外に出るとクルスさんはトレーニングをしていた
クルス「フッ!フッ!」
「・・・」
システム変更したことは言わなくてもいいよね
いつか・・・気づく時が・・・来る・・・はず・・・きっと・・・たぶん・・・
クルス「おう!どうした?」
「なんでもないよ!」
クルス「そうか?じゃあ、俺の上に乗ってくれ!」
「うん!」
僕はクルスさんの上に乗った・・・
・・・ジェット視点・・・
「システムにクルス様を追加されましたか・・・」
私のシステムです
私がわからないはずがありません
ですが、坊ちゃんはそれを知らず、私に黙って追加した
「・・・クルス様も大切な家族・・・そういうことですね?」
私は窓からクルス様の上に乗られている坊ちゃんを見ながら囁く
「・・・これからはクルス様も大切な家族の一員ですね!」
それを嬉しく思う自分がいた
それはシステムによるエラーなのか・・・
それとも人格を構成するシステムのせいなのか・・・
「・・・まぁいいでしょう!さぁ!お洗濯にお掃除に・・・やることはたくさんあります!」
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システムの奥深くにある『嬉しい』という感情を抱えながら・・・
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