61 / 74
両親再来
しおりを挟む
修羅場の旅行から帰ってきて三日・・・
「・・・」
僕は読書をしていた
熊岡「ZZZ」
晴臣さんは僕の膝で寝ている
それもかなり気持ちよさそうに
「・・・よし。次・・・届かない・・・」
本を読み終え次を読もうと手を伸ばすが・・・
あと少しと言うところで手が届かない
「う~~~~ん・・・届かないや」
晴臣さんを起こすのは悪いし・・・
「まぁ・・・いいか」
読書はいつでもできる
でも、晴臣さんの寝顔は今しか見れない
「・・・違うねw」
『今』の寝顔は・・・だね!
晴臣さんの頭を撫でると嬉しそうな顔をしている
熊岡「う~~ん・・・陽翔・・・」
「は~いw」
寝言に答えるが返事は帰って来ない
当たり前だよねw
寝言なんだから
「♪~~♪~」
鼻歌を歌い、窓の外を見る
外は天気が良く、快晴だ・・・と、言いたいが・・・
「台風直撃だもんね・・・」
台風のせいで大雨だ
奏汰とかは
狼坂『訓練が無くなった!!やったぜ!!』
とか言ってたけど・・・
「・・・ちょっと残念だな・・・」
天気がよかったら晴臣さんとデート行くつもりだったのに・・・
旅行で嫌な思いをさせたお詫びにって・・・
でも、御覧の通り・・・台風で外は大荒れ・・・
「・・・楽しみにしてたのに・・・」
父「なにを楽しみにしてたんだい?」
「うわっ!?」
熊岡「フゴッ!な、なんだ?」
父「ん?」
声がして入口を見るとお父さんと・・・
母「やっほ~!来ちゃった~!」
「お、お母さんまで!?」
僕の両親が居た
「な、なんでいるの!?」
父「お前の仕事ぶりを見に来たんだよ。そしたら・・・謹慎って・・・」
母「一体なにをしたのよ・・・」
「え・・・えっと・・・その・・・」
父「自分一人が犠牲になって事件を解決しようとした。だろう?」
「は、はい・・・」
父「お前って言う奴は・・・何を考えているんだ・・・」
「反省してるよ。大切な人達を置いて行こうとしてたし・・・」
熊岡「陽翔・・・」
僕は晴臣さんの手を握る
父「・・・反省してるならいい。今日はちょっと用事があったから来たんだ」
「僕に会いにきたんでしょう?」
父「馬鹿者。お前に会うのはついでだ」
そういうとお父さんはどこかへ行ってしまった
母「お父さんはああいうけど、あなたに会いたがってたのよ?『また無茶をして・・・』って」
「・・・ごめん」
母「私も今回のあなたの行動はよくないと思ってるのよ?」
「わかってるよ・・・」
母「晴臣さんを置いて行くなんて・・・許されないことよ?」
「・・・うん」
お母さんは僕の頭を撫でる
母「頑固なのは親子よね~w」
「・・・」
あまり嬉しくないな・・・
母「さて!奏汰くんに会いに行こうかしら!確か訓練館ってところに居るって聞いたわよ?案内して!」
「一応さ・・・僕、謹慎中だから・・・」
母「あら?なら暇ってことでしょう?ほら!案内してよ!」
「わ、わかったよ・・・」
お母さんに腕を引かれて部屋を出た
もちろん晴臣さんも・・・
二人でお母さんを訓練館・・・雨の日とかに使用する場所に連れてきた
中では隊員が一生懸命訓練に励んでいる
その中にはもちろん奏汰もいる
狼坂「おばさん!!」
奏汰はお母さんを見つけると駆け寄ってきた
母「お・ね・え・さ・ん!」
「歳を考えなよ・・・痛ッ!!」
小声で言ったのに完璧に聞き取ったのか、僕の頭を叩いてきた
母「嫌ね~この子ったら~オホホホホホ!」
狼坂「お、お姉さん!」
母「奏汰くんは優しいわね~」
「奏汰・・・変なこと言わないで・・・つけあがるから・・・」
熊岡「お姉さんはまだ若いですよ!」
「晴臣さん!?変なこと言わないでもらえる!?」
母「あら~いいこと言うわね~今晩は何が食べたいの?」
なんて話をしていたら
父「何を盛り上がっているんだね?」
お父さんがやってきた
司令と共に
司令「ん?にぎやかだね~!」
母「あら~司令さん!こんにちわ!」
司令「こんにちわ!お楽しみのところ申し訳ないのですが・・・市原くん、熊岡くん」
「はい?」
熊岡「?」
司令「休暇はもう終わりだ。今から緊急会議をする。全部隊は第一会議室に集まるように」
「え、はい!」
熊岡「はい!」
休暇だったのか・・・
まぁ・・・遊び歩いてたし・・・
って・・・今はそれどころじゃない!
緊急会議!
それも全部隊って・・・
相当な事態に違いない・・・
「・・・」
僕は読書をしていた
熊岡「ZZZ」
晴臣さんは僕の膝で寝ている
それもかなり気持ちよさそうに
「・・・よし。次・・・届かない・・・」
本を読み終え次を読もうと手を伸ばすが・・・
あと少しと言うところで手が届かない
「う~~~~ん・・・届かないや」
晴臣さんを起こすのは悪いし・・・
「まぁ・・・いいか」
読書はいつでもできる
でも、晴臣さんの寝顔は今しか見れない
「・・・違うねw」
『今』の寝顔は・・・だね!
晴臣さんの頭を撫でると嬉しそうな顔をしている
熊岡「う~~ん・・・陽翔・・・」
「は~いw」
寝言に答えるが返事は帰って来ない
当たり前だよねw
寝言なんだから
「♪~~♪~」
鼻歌を歌い、窓の外を見る
外は天気が良く、快晴だ・・・と、言いたいが・・・
「台風直撃だもんね・・・」
台風のせいで大雨だ
奏汰とかは
狼坂『訓練が無くなった!!やったぜ!!』
とか言ってたけど・・・
「・・・ちょっと残念だな・・・」
天気がよかったら晴臣さんとデート行くつもりだったのに・・・
旅行で嫌な思いをさせたお詫びにって・・・
でも、御覧の通り・・・台風で外は大荒れ・・・
「・・・楽しみにしてたのに・・・」
父「なにを楽しみにしてたんだい?」
「うわっ!?」
熊岡「フゴッ!な、なんだ?」
父「ん?」
声がして入口を見るとお父さんと・・・
母「やっほ~!来ちゃった~!」
「お、お母さんまで!?」
僕の両親が居た
「な、なんでいるの!?」
父「お前の仕事ぶりを見に来たんだよ。そしたら・・・謹慎って・・・」
母「一体なにをしたのよ・・・」
「え・・・えっと・・・その・・・」
父「自分一人が犠牲になって事件を解決しようとした。だろう?」
「は、はい・・・」
父「お前って言う奴は・・・何を考えているんだ・・・」
「反省してるよ。大切な人達を置いて行こうとしてたし・・・」
熊岡「陽翔・・・」
僕は晴臣さんの手を握る
父「・・・反省してるならいい。今日はちょっと用事があったから来たんだ」
「僕に会いにきたんでしょう?」
父「馬鹿者。お前に会うのはついでだ」
そういうとお父さんはどこかへ行ってしまった
母「お父さんはああいうけど、あなたに会いたがってたのよ?『また無茶をして・・・』って」
「・・・ごめん」
母「私も今回のあなたの行動はよくないと思ってるのよ?」
「わかってるよ・・・」
母「晴臣さんを置いて行くなんて・・・許されないことよ?」
「・・・うん」
お母さんは僕の頭を撫でる
母「頑固なのは親子よね~w」
「・・・」
あまり嬉しくないな・・・
母「さて!奏汰くんに会いに行こうかしら!確か訓練館ってところに居るって聞いたわよ?案内して!」
「一応さ・・・僕、謹慎中だから・・・」
母「あら?なら暇ってことでしょう?ほら!案内してよ!」
「わ、わかったよ・・・」
お母さんに腕を引かれて部屋を出た
もちろん晴臣さんも・・・
二人でお母さんを訓練館・・・雨の日とかに使用する場所に連れてきた
中では隊員が一生懸命訓練に励んでいる
その中にはもちろん奏汰もいる
狼坂「おばさん!!」
奏汰はお母さんを見つけると駆け寄ってきた
母「お・ね・え・さ・ん!」
「歳を考えなよ・・・痛ッ!!」
小声で言ったのに完璧に聞き取ったのか、僕の頭を叩いてきた
母「嫌ね~この子ったら~オホホホホホ!」
狼坂「お、お姉さん!」
母「奏汰くんは優しいわね~」
「奏汰・・・変なこと言わないで・・・つけあがるから・・・」
熊岡「お姉さんはまだ若いですよ!」
「晴臣さん!?変なこと言わないでもらえる!?」
母「あら~いいこと言うわね~今晩は何が食べたいの?」
なんて話をしていたら
父「何を盛り上がっているんだね?」
お父さんがやってきた
司令と共に
司令「ん?にぎやかだね~!」
母「あら~司令さん!こんにちわ!」
司令「こんにちわ!お楽しみのところ申し訳ないのですが・・・市原くん、熊岡くん」
「はい?」
熊岡「?」
司令「休暇はもう終わりだ。今から緊急会議をする。全部隊は第一会議室に集まるように」
「え、はい!」
熊岡「はい!」
休暇だったのか・・・
まぁ・・・遊び歩いてたし・・・
って・・・今はそれどころじゃない!
緊急会議!
それも全部隊って・・・
相当な事態に違いない・・・
0
お気に入りに追加
62
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
つまりは相思相愛
nano ひにゃ
BL
ご主人様にイかないように命令された僕はおもちゃの刺激にただ耐えるばかり。
限界まで耐えさせられた後、抱かれるのだが、それもまたしつこく、僕はもう僕でいられない。
とことん甘やかしたいご主人様は目的達成のために僕を追い詰めるだけの短い話です。
最初からR表現です、ご注意ください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
美しき父親の誘惑に、今宵も息子は抗えない
すいかちゃん
BL
大学生の数馬には、人には言えない秘密があった。それは、実の父親から身体の関係を強いられている事だ。次第に心まで父親に取り込まれそうになった数馬は、彼女を作り父親との関係にピリオドを打とうとする。だが、父の誘惑は止まる事はなかった。
実の親子による禁断の関係です。
オメガ修道院〜破戒の繁殖城〜
トマトふぁ之助
BL
某国の最北端に位置する陸の孤島、エゼキエラ修道院。
そこは迫害を受けやすいオメガ性を持つ修道士を保護するための施設であった。修道士たちは互いに助け合いながら厳しい冬越えを行っていたが、ある夜の訪問者によってその平穏な生活は終焉を迎える。
聖なる家で嬲られる哀れな修道士たち。アルファ性の兵士のみで構成された王家の私設部隊が逃げ場のない極寒の城を蹂躙し尽くしていく。その裏に棲まうものの正体とは。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
令息だった男娼は、かつての使用人にその身を買われる
すいかちゃん
BL
裕福な家庭で育った近衛育也は、父親が失踪した為に男娼として働く事になる。人形のように男に抱かれる日々を送る育也。そんな時、かつて使用人だった二階堂秋臣が現れ、破格の金額で育也を買うと言いだす。
かつての使用人であり、初恋の人でもあった秋臣を拒絶する育也。立場を利用して、その身体を好きにする秋臣。
2人はすれ違った心のまま、ただ身体を重ねる。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
淫愛家族
箕田 はる
BL
婿養子として篠山家で生活している睦紀は、結婚一年目にして妻との不仲を悩んでいた。
事あるごとに身の丈に合わない結婚かもしれないと考える睦紀だったが、以前から親交があった義父の俊政と義兄の春馬とは良好な関係を築いていた。
二人から向けられる優しさは心地よく、迷惑をかけたくないという思いから、睦紀は妻と向き合うことを決意する。
だが、同僚から渡された風俗店のカードを返し忘れてしまったことで、正しい三人の関係性が次第に壊れていく――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる