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嫌な視線
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次の日
「・・・」
僕は食堂で奏汰と食事をしていた
狼獣人「ようwオメガ!もしあれだったら夜、俺の部屋に来ないか?w」
「いえ。結構です」
猪獣人「なんだよ~。いいじゃんか!あ!この狼が毎晩のお相手か?w」
「・・・」
お母さんが言ってしまったことで軍全体に広がってしまった
そのせいで朝からずっとこの調子だ
狼坂「いい加減にしてください!陽翔はそんな奴じゃないです!」
猪獣人「そう吠えるなってw取られたくないのはわかったからw」
そういいどこかへ行ってしまった
狼坂「ムカつくな・・・」
「まぁ・・・仕方ないよ」
こう言われることは学生の頃もよくあった
だから慣れている
狼坂「でも・・・」
「・・・」
周りの視線が痛い
すごく気持ち悪くて・・・ドロドロした視線だ
「・・・気にしない。気にしてたらきりがない」
僕は食器を片づけるため席を立つと
「・・・っ!?」
いきなりお尻を触られた
振り向くと牛獣人が気持ち悪い笑みを浮かべていた
「・・・」
僕はその手を払い除けて食器を片づけた
「・・・気持ちわるっ・・・」
奏汰と廊下を歩きながら囁いた
狼坂「ホント・・・全員気持ち悪い目線で・・・」
「奏汰も迷惑だよね・・・」
狼坂「俺は大丈夫w陽翔の方が心配だな・・・」
「僕は大丈夫だよwいつものことだもんw」
そして5番隊の部屋に来た
「食事から戻りました!」
熊岡「おう。戻ったか」
豹入「おかえり!」
そしてデスクに座り溜息が出た
「はぁ・・・マジキモイ・・・」
熊岡「なにかあったのか?」
「・・・なんでもありません」
豹入「・・・」
相談なんて・・・できないよ・・・
迷惑かけるし
熊岡「そうか?じゃあ、午後の活動内容を確認するぞ」
そして午後の仕事を始めた
午後の仕事も終わり
狼坂「う~~~ん!終わった!」
豹入「座りっぱなしって辛いね~」
熊岡「ああ」
「・・・」
そして四人で食堂に向かった
食事をしている間も嫌な視線を感じる
「・・・食欲ないから部屋に戻ります」
僕はそう言い残し部屋に戻った
戻る廊下で
牛獣人「よう!オメガ!」
昼にお尻を触ってきた牛獣人に声をかけられた
「なにか御用ですか?」
牛獣人「俺さ~溜まってるんだよね~」
「そうですか。処理頑張ってください」
そういい隣を通り過ぎようとしたとき
「っ!」
腕を掴まれた
牛獣人「鈍いのかじらしてるのか知らないが俺の口から言わせるのか?w」
「離してください。意味は分かってます。わかった上で言ってるんです」
牛獣人「じゃあいいよな?お前もやりたいだろう?」
「やりたくないです」
牛獣人「オスしかいない環境でずっと我慢してたんだろう?俺のさ~自慢になっちまうが大きいんだぞ?w」
「そうですか。それは良かったですね」
そういい腕を振りほどいた
犬獣人「おいおいw抜け駆けはなしだろう?w」
豹獣人「そうですよwずるいですよw」
「・・・」
どこから湧いたのか・・・
次々と他部隊の人達が出てきた
「なんですか?」
豹獣人「前からかわいい子だなって思ってたんだよね~」
犬獣人「なんとなくオメガな気がしてたんだが・・・ホントにそうだったんだなw」
「そうですか。それは鋭い観察眼をお持ちですね。では、僕は失礼します」
牛獣人「まぁまぁw独占できなくなったのは残念だが楽しめるのは変わらないんだwいいだろう?w」
「お断りします」
そういい歩き出した時、道を塞がれた
「・・・どいてください」
犬獣人「オメガって誰とでもやるんだろう?wならいいだろう?w」
「他のオメガの方がどうかは知りません。でも、僕は誰とでもやるようなことはしません。そういうことなのでどいてください」
これ以上の相手は時間の無駄だ
それに不愉快だ
「・・・っ!」
牛獣人「そういうこと言ってるけど、ホントはやりたいんだろう?」
僕は牛獣人に腕を掴まれ壁に押さえつけられた
「は、離してください!」
犬獣人「もういいじゃんw脱がしちまおうぜw」
豹獣人「ここでですか?w」
牛獣人「他の奴らもやりたがってるんだwここでやってれば集まってくるだろうw」
そういい僕のベルトに手をかけてきた
「や、やめろ!」
僕は暴れたが牛獣人に両手を掴まれた
牛獣人「まぁ暴れるなってw痛いのは嫌だろう?w」
「・・・」
僕は暴れるのをやめた
犬獣人「最初からそうしてればいいんだよ」
「そうですね・・・最初からこうしておけばよかった・・・」
僕は床を蹴り牛獣人の顎に蹴りを入れた
牛獣人「グハッ!」
「仲間だからって思ってましたが・・・こんなことする人たちを仲間なんて思えません。なので今後は敵と見なします」
獣人たち「!?」
僕は全員をボコボコにした
「・・・」
床に転がっている獣人たち
「不愉快です。オメガだからって誰もがそういう行為が好きだと思わないでください」
部屋に戻ろう・・・
そう思い歩き出した時
「うわっ!?」
僕は足を引っ張られた
牛獣人「てめぇ・・・優しくしてればつけあがりやがって!!」
床に全体重をかけて抑えられた
さすがの僕でも抵抗できない
「は、離せ!!」
牛獣人「てめぇが大人しくしてればよかったんだよ!!痛い思いしてもいいんだよな!」
そういい乱暴に軍服を破かれた
牛獣人「いい身体してんじゃねぇか」
「やめろ!!離せ!!」
暴れるが大型獣人の全体重には勝てない
牛獣人「乱暴なのは好きじゃないが仕方ないよな?お前がそういうのがお好みなんだから!」
ベルトを外され下も破かれた
そして・・・
「や、やだ・・・」
牛獣人のがお尻に当たる
牛獣人「歯を食いしばれよ?一気に行くからな?w」
嫌だ・・・
嫌だよ・・・
なんで・・・なんで・・・
誰か・・・助けて・・・
牛獣人「夜は長いからなw他の奴らが目を覚ますまで二人っきりで楽しもうぜ?w」
助けて・・・
熊岡隊長!!
牛獣人「ガハッ!」
その時、牛獣人は僕の上を吹き飛んで行った
熊岡「俺の大切な部下に何をする」
「た、隊長!!」
熊岡隊長はすごく怖い顔をしていた
そして熊岡隊長の後ろから豹入副隊長が飛び出し牛獣人を取り押さえた
狼坂「陽翔!大丈夫か!?」
「う、うん・・・大丈夫・・・」
奏汰も来てくれたみたいで僕のところに駆け寄ってきてくれた
熊岡「これを着ろ」
そういい熊岡隊長の軍服の上着をかけてくれた
熊岡「俺のサイズなら全部隠せる」
「あ、ありがとうございます・・・」
豹入「大人しくしろ・・・!」
牛獣人は抵抗しているみたいだ
牛獣人「お前たちもやりたいだろう!」
熊岡「・・・」
牛獣人「ならみんなで楽しめばいいだろう!!」
熊岡「・・・反吐が出るな」
そういい牛獣人の胸倉を掴み上げた
牛獣人「!?」
熊岡「市原はお前のような奴が触れていい奴じゃないんだよ。このことは査問できっちり決着をつけてやる。覚悟しておけ!」
そういうと手を離した
牛獣人「な、なんだよ!お前だってやりたいだろう!」
熊岡「お前と一緒にするな!同意のない行為は軍人として・・・いや、人として間違ってるだろうが!!」
牛獣人「!?」
熊岡「今後、市原に近づくな!次は査問で済むと思うなよ!」
そういうと熊岡隊長は僕に近づいてきた
熊岡「大丈夫か?立てるか?」
そういい手を差し伸べてきた
「!?」
英雄『大丈夫か?立てるか?』
僕はあの時の光景を思い出した
その顔は・・・熊岡隊長だった
英雄『辛かったな・・・でも、もう大丈夫だ!』
熊岡「辛かったな・・・でも、もう大丈夫だ!」
憧れの英雄と熊岡隊長が重なる
「だ、大丈夫・・・です・・・」
僕は手を取り立ち上がった
英雄『安全な場所まで連れて行こう』
熊岡「部屋まで俺が着いて行こう」
「・・・」
そんな・・・はずない・・・
熊岡隊長が・・・僕の英雄のはずが・・・
熊岡「どうした?」
「な、なんでもありません」
豹入「俺はこいつらを連れて行く。査問にかけるんだからな」
狼坂「俺は副隊長と一緒にこいつらを連れて行きます」
熊岡「わかった。あとは任せた」
僕は熊岡隊長に背中を押され部屋に向かった
「・・・」
熊岡「大丈夫か?」
「はい」
熊岡「入れられた・・・か?」
「いえ、隊長のおかげで・・・」
熊岡「そうか・・・よかった・・・」
「・・・はい」
部屋に着き中に入った
熊岡「一人で・・・大丈夫か?」
「はい。部屋なら・・・」
熊岡「・・・そうか。じゃあ俺は豹入のところに行くが・・・ホントに大丈夫か?」
「はい・・・大丈夫です」
そういうと熊岡隊長は部屋を出て行った
「・・・うぅ・・・」
熊岡隊長がいなくなった瞬間、僕は泣き崩れた
「うぅ・・・う・・・」
怖かった・・・
初めて恐怖を感じた・・・
熊岡隊長が来てくれなかったら・・・今頃・・・
「うぅ・・・うっ・・・」
熊岡「市原・・・」
「!?た、隊長・・・」
そこには心配そうな顔の隊長がいた
熊岡「やっぱり心配でな・・・辛かったよな・・・」
「うぅ・・・隊長!!」
僕は熊岡隊長に抱き着いた
「うぅ・・・うっ・・・」
熊岡隊長は僕を抱きしめてくれた
何を言うわけでもなく、ただ抱きしめてくれていた・・・
「・・・」
僕は食堂で奏汰と食事をしていた
狼獣人「ようwオメガ!もしあれだったら夜、俺の部屋に来ないか?w」
「いえ。結構です」
猪獣人「なんだよ~。いいじゃんか!あ!この狼が毎晩のお相手か?w」
「・・・」
お母さんが言ってしまったことで軍全体に広がってしまった
そのせいで朝からずっとこの調子だ
狼坂「いい加減にしてください!陽翔はそんな奴じゃないです!」
猪獣人「そう吠えるなってw取られたくないのはわかったからw」
そういいどこかへ行ってしまった
狼坂「ムカつくな・・・」
「まぁ・・・仕方ないよ」
こう言われることは学生の頃もよくあった
だから慣れている
狼坂「でも・・・」
「・・・」
周りの視線が痛い
すごく気持ち悪くて・・・ドロドロした視線だ
「・・・気にしない。気にしてたらきりがない」
僕は食器を片づけるため席を立つと
「・・・っ!?」
いきなりお尻を触られた
振り向くと牛獣人が気持ち悪い笑みを浮かべていた
「・・・」
僕はその手を払い除けて食器を片づけた
「・・・気持ちわるっ・・・」
奏汰と廊下を歩きながら囁いた
狼坂「ホント・・・全員気持ち悪い目線で・・・」
「奏汰も迷惑だよね・・・」
狼坂「俺は大丈夫w陽翔の方が心配だな・・・」
「僕は大丈夫だよwいつものことだもんw」
そして5番隊の部屋に来た
「食事から戻りました!」
熊岡「おう。戻ったか」
豹入「おかえり!」
そしてデスクに座り溜息が出た
「はぁ・・・マジキモイ・・・」
熊岡「なにかあったのか?」
「・・・なんでもありません」
豹入「・・・」
相談なんて・・・できないよ・・・
迷惑かけるし
熊岡「そうか?じゃあ、午後の活動内容を確認するぞ」
そして午後の仕事を始めた
午後の仕事も終わり
狼坂「う~~~ん!終わった!」
豹入「座りっぱなしって辛いね~」
熊岡「ああ」
「・・・」
そして四人で食堂に向かった
食事をしている間も嫌な視線を感じる
「・・・食欲ないから部屋に戻ります」
僕はそう言い残し部屋に戻った
戻る廊下で
牛獣人「よう!オメガ!」
昼にお尻を触ってきた牛獣人に声をかけられた
「なにか御用ですか?」
牛獣人「俺さ~溜まってるんだよね~」
「そうですか。処理頑張ってください」
そういい隣を通り過ぎようとしたとき
「っ!」
腕を掴まれた
牛獣人「鈍いのかじらしてるのか知らないが俺の口から言わせるのか?w」
「離してください。意味は分かってます。わかった上で言ってるんです」
牛獣人「じゃあいいよな?お前もやりたいだろう?」
「やりたくないです」
牛獣人「オスしかいない環境でずっと我慢してたんだろう?俺のさ~自慢になっちまうが大きいんだぞ?w」
「そうですか。それは良かったですね」
そういい腕を振りほどいた
犬獣人「おいおいw抜け駆けはなしだろう?w」
豹獣人「そうですよwずるいですよw」
「・・・」
どこから湧いたのか・・・
次々と他部隊の人達が出てきた
「なんですか?」
豹獣人「前からかわいい子だなって思ってたんだよね~」
犬獣人「なんとなくオメガな気がしてたんだが・・・ホントにそうだったんだなw」
「そうですか。それは鋭い観察眼をお持ちですね。では、僕は失礼します」
牛獣人「まぁまぁw独占できなくなったのは残念だが楽しめるのは変わらないんだwいいだろう?w」
「お断りします」
そういい歩き出した時、道を塞がれた
「・・・どいてください」
犬獣人「オメガって誰とでもやるんだろう?wならいいだろう?w」
「他のオメガの方がどうかは知りません。でも、僕は誰とでもやるようなことはしません。そういうことなのでどいてください」
これ以上の相手は時間の無駄だ
それに不愉快だ
「・・・っ!」
牛獣人「そういうこと言ってるけど、ホントはやりたいんだろう?」
僕は牛獣人に腕を掴まれ壁に押さえつけられた
「は、離してください!」
犬獣人「もういいじゃんw脱がしちまおうぜw」
豹獣人「ここでですか?w」
牛獣人「他の奴らもやりたがってるんだwここでやってれば集まってくるだろうw」
そういい僕のベルトに手をかけてきた
「や、やめろ!」
僕は暴れたが牛獣人に両手を掴まれた
牛獣人「まぁ暴れるなってw痛いのは嫌だろう?w」
「・・・」
僕は暴れるのをやめた
犬獣人「最初からそうしてればいいんだよ」
「そうですね・・・最初からこうしておけばよかった・・・」
僕は床を蹴り牛獣人の顎に蹴りを入れた
牛獣人「グハッ!」
「仲間だからって思ってましたが・・・こんなことする人たちを仲間なんて思えません。なので今後は敵と見なします」
獣人たち「!?」
僕は全員をボコボコにした
「・・・」
床に転がっている獣人たち
「不愉快です。オメガだからって誰もがそういう行為が好きだと思わないでください」
部屋に戻ろう・・・
そう思い歩き出した時
「うわっ!?」
僕は足を引っ張られた
牛獣人「てめぇ・・・優しくしてればつけあがりやがって!!」
床に全体重をかけて抑えられた
さすがの僕でも抵抗できない
「は、離せ!!」
牛獣人「てめぇが大人しくしてればよかったんだよ!!痛い思いしてもいいんだよな!」
そういい乱暴に軍服を破かれた
牛獣人「いい身体してんじゃねぇか」
「やめろ!!離せ!!」
暴れるが大型獣人の全体重には勝てない
牛獣人「乱暴なのは好きじゃないが仕方ないよな?お前がそういうのがお好みなんだから!」
ベルトを外され下も破かれた
そして・・・
「や、やだ・・・」
牛獣人のがお尻に当たる
牛獣人「歯を食いしばれよ?一気に行くからな?w」
嫌だ・・・
嫌だよ・・・
なんで・・・なんで・・・
誰か・・・助けて・・・
牛獣人「夜は長いからなw他の奴らが目を覚ますまで二人っきりで楽しもうぜ?w」
助けて・・・
熊岡隊長!!
牛獣人「ガハッ!」
その時、牛獣人は僕の上を吹き飛んで行った
熊岡「俺の大切な部下に何をする」
「た、隊長!!」
熊岡隊長はすごく怖い顔をしていた
そして熊岡隊長の後ろから豹入副隊長が飛び出し牛獣人を取り押さえた
狼坂「陽翔!大丈夫か!?」
「う、うん・・・大丈夫・・・」
奏汰も来てくれたみたいで僕のところに駆け寄ってきてくれた
熊岡「これを着ろ」
そういい熊岡隊長の軍服の上着をかけてくれた
熊岡「俺のサイズなら全部隠せる」
「あ、ありがとうございます・・・」
豹入「大人しくしろ・・・!」
牛獣人は抵抗しているみたいだ
牛獣人「お前たちもやりたいだろう!」
熊岡「・・・」
牛獣人「ならみんなで楽しめばいいだろう!!」
熊岡「・・・反吐が出るな」
そういい牛獣人の胸倉を掴み上げた
牛獣人「!?」
熊岡「市原はお前のような奴が触れていい奴じゃないんだよ。このことは査問できっちり決着をつけてやる。覚悟しておけ!」
そういうと手を離した
牛獣人「な、なんだよ!お前だってやりたいだろう!」
熊岡「お前と一緒にするな!同意のない行為は軍人として・・・いや、人として間違ってるだろうが!!」
牛獣人「!?」
熊岡「今後、市原に近づくな!次は査問で済むと思うなよ!」
そういうと熊岡隊長は僕に近づいてきた
熊岡「大丈夫か?立てるか?」
そういい手を差し伸べてきた
「!?」
英雄『大丈夫か?立てるか?』
僕はあの時の光景を思い出した
その顔は・・・熊岡隊長だった
英雄『辛かったな・・・でも、もう大丈夫だ!』
熊岡「辛かったな・・・でも、もう大丈夫だ!」
憧れの英雄と熊岡隊長が重なる
「だ、大丈夫・・・です・・・」
僕は手を取り立ち上がった
英雄『安全な場所まで連れて行こう』
熊岡「部屋まで俺が着いて行こう」
「・・・」
そんな・・・はずない・・・
熊岡隊長が・・・僕の英雄のはずが・・・
熊岡「どうした?」
「な、なんでもありません」
豹入「俺はこいつらを連れて行く。査問にかけるんだからな」
狼坂「俺は副隊長と一緒にこいつらを連れて行きます」
熊岡「わかった。あとは任せた」
僕は熊岡隊長に背中を押され部屋に向かった
「・・・」
熊岡「大丈夫か?」
「はい」
熊岡「入れられた・・・か?」
「いえ、隊長のおかげで・・・」
熊岡「そうか・・・よかった・・・」
「・・・はい」
部屋に着き中に入った
熊岡「一人で・・・大丈夫か?」
「はい。部屋なら・・・」
熊岡「・・・そうか。じゃあ俺は豹入のところに行くが・・・ホントに大丈夫か?」
「はい・・・大丈夫です」
そういうと熊岡隊長は部屋を出て行った
「・・・うぅ・・・」
熊岡隊長がいなくなった瞬間、僕は泣き崩れた
「うぅ・・・う・・・」
怖かった・・・
初めて恐怖を感じた・・・
熊岡隊長が来てくれなかったら・・・今頃・・・
「うぅ・・・うっ・・・」
熊岡「市原・・・」
「!?た、隊長・・・」
そこには心配そうな顔の隊長がいた
熊岡「やっぱり心配でな・・・辛かったよな・・・」
「うぅ・・・隊長!!」
僕は熊岡隊長に抱き着いた
「うぅ・・・うっ・・・」
熊岡隊長は僕を抱きしめてくれた
何を言うわけでもなく、ただ抱きしめてくれていた・・・
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