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本編
夏休み・心に残る傷
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次の日
「・・・暑い・・・」
夏だからしょうがないとは思うけど・・・
暑すぎる・・・
「エアコン入れてあるよね・・・」
僕は起き上がろうとしたとき身体がすごく重かった
「???」
そしてその原因もわかった
「先輩・・・」
獅子丸「ZZZ」
先輩がいつの間にか来て添い寝をしてくれていたのだ
それはすごくうれしかった・・・うれしいけど・・・
「・・・窓は閉めてくださいよ・・・」
窓が全開のため部屋が暑くなっているのだ
僕は起き上がり窓を閉めてまたベッドに向かった
(これで少しは寝やすくなるはず・・・)
今考えると、家ではエアコンすら使わせてもらえなかったな・・・
それに比べるとここは天国だな・・・
大好きな先輩とエアコンの効いた部屋で添い寝・・・
これはかなりの贅沢なのでは・・・?
「フフフw僕だけの贅沢w」
そういい僕は先輩に更にくっ付いた
先輩は僕を抱きしめてきた
「起きました?」
獅子丸「・・・」
「???」
獅子丸「ZZZ」
まだ寝ているみたいw
僕ももうひと眠り・・・
・・・・・・・・・
???『おきろ・・・起きろ!!』
『っ!』
父『いつまで寝てやがる・・・邪魔なんだよ!!』
そういい蹴りを入れられる
『うっ・・・』
母『ほら!あんたのご飯だよ!!』
そういい渡されたのは固いパン一個だった
『・・・』
母『なに?文句でもあるの?』
『・・・いえ』
僕はそれを食べた
これまで取られたら・・・
母『はぁ・・・なんでお前みたいな子が生まれたんだろうね・・・』
『・・・』
父『人間ってだけでも世間の目があるのに・・・オメガなんてな・・・』
母『そもそも、子供なんて作る予定なかったのに・・・』
父『仕方ないだろう・・・失敗しちまったんだから・・・』
母『もう少しちゃんとしてよ・・・』
『・・・』
当時の僕には何の話をしてるのかわからなかった・・・
でも、今ならわかる
「失敗」・・・避妊に失敗したということだろう・・・
母『なに見てるのよ!!』
バシンッ!
『・・・』
僕は何度も何度も叩かれる
まるでサンドバックだ・・・
当時の僕はそれをなんとも思わなかった
我慢すれば悪化しない
怒らせなければこれ以上酷いことにはならない
そう思っていた
・・・・・・・・・
???「おい・・・おい!!」
「っ!?・・・先輩?」
獅子丸「よかった・・・大丈夫か?」
「なにが・・・?・・・っ!?」
僕は涙を流していた
それに酷い汗・・・
獅子丸「大丈夫か?」
「はい・・・ちょっと嫌な夢を見てただけです。僕、お風呂入ってきます」
そういい僕は部屋を出た
「・・・っ!」
僕は胸を押さえた
幸せを感じると痛み出す古傷・・・
その傷が僕の幸せを攻撃する・・・
「・・・早く・・・忘れたい・・・」
僕はお風呂場に向かいながら囁いた
そして脱衣所で服を脱いでいたら・・・
獅子丸「邪魔するぞ!」
と全裸の先輩が脱衣場の扉を勢いよく開けた
「え!?部屋から全裸ですか!?」
獅子丸「誰もいないからいいだろう!」
まぁ・・・そうなんだけど・・・
獅子丸「それより、お湯はあるのか?」
「いえ、ないと思いますよ。なので、シャワーだけになると思います」
そういいお風呂場に入ったら
「あれ?お湯がある・・・」
なんで湯舟にお湯が・・・?
獅子丸「なんだ湯舟にあるじゃねぇか!ラッキーだな!」
そういい二人でお風呂に入った
獅子丸「ふぅ・・・で?」
「え?」
獅子丸「なにがあったんだ?嫌な夢って?」
「・・・いいじゃないですか。そんなこと・・・」
獅子丸「いや、そんなことじゃない。重要なことだ」
「・・・」
獅子丸「汗に涙・・・相当辛い夢だったんだろう?」
「・・・」
獅子丸「言えば楽になるかもしれないぞ?」
「・・・昔の夢です」
獅子丸「昔?」
「そうです・・・たぶん小学生くらいの事だったと思います。親に固いパンを一個だけ与えられて、愚痴を聞かされて・・・」
獅子丸「・・・」
「最終的には僕ができたのは失敗ってことですよ」
獅子丸「・・・」
「当時はわかりませんでしたけど、今ならわかります。避妊に失敗したんですよ・・・」
獅子丸「・・・」
「そして・・・叩かれる・・・この記憶が正しいかはわかりません。でも、幸せを感じると時々思い出すんです」
獅子丸「そうか・・・」
「もういいですけどね。じゃあ、上がりましょう!お腹空きましたし!」
そういいお風呂から出て脱衣所で身体を拭いていたら後ろから抱きしめられた
「ん?先輩?」
獅子丸「辛かったよな・・・」
「そうですね。辛かった・・・かな?」
獅子丸「かな?」
「今はそんなに思い出すこともないんですよ?時々思い出す程度ですw古傷が痛む・・・みたいなw」
獅子丸「無理・・・してないか?」
「してないですよw」
獅子丸「ホントか?」
「本当ですw先輩と出会って、先輩が僕を支えてくれてるから大丈夫ですw」
獅子丸「そうか!」
そういい先輩は全裸、僕は服を着て部屋に戻った
「・・・うわっ!せ、先輩!?」
部屋に入った瞬間先輩が僕を抱えたのだ
獅子丸「俺が忘れさせてやるよ!」
そういい僕はベッドに倒された
獅子丸「もう何も過去のことを思い出せなくなるぐらいにな!」
「それは・・・いっその事頭をぶつけて記憶を失った方がいいのでは?w」
獅子丸「そんな危険なこと俺が許すと思ってるのか?w」
そういい僕の服を脱がしてくる
なんだかんだ言ってやりたいんだろうな
まぁ・・・僕も身体を重ねてる間は先輩だけを見てるから嫌なことを思い出すこともないからいいんだけどw
そして僕と先輩は身体を重ねた
獅子丸「俺を見ろ・・・」
「んっ・・・はい・・・」
僕は先輩の目をみた
目は光っていた
「きれい・・・」
そういい僕は先輩の頬を触る
獅子丸「お前だけだな。この目を綺麗というのは」
「そうですか?」
獅子丸「ああwすごくうれしい!」
そういいキスをしてくる
幸せ・・・
僕は今、幸せを感じている
獅子丸「嬉しそうだなw」
「大好きな先輩と身体を重ねてるんですから嬉しくないわけないですよw」
獅子丸「そうかw」
そして外が暗くなっても身体を重ねていた・・・
また身体中が痛くなりそう・・・
~校長視点~
「・・・これで良し!」
私は寮のお風呂の掃除を終えてお湯を入れた
糸色くんが帰ってきたからお風呂の準備をしたのだけど・・・
「夏にお湯に浸かることはしないかな?」
と思ったが一応ねw
「さて・・・そろそろ起こそうかな・・・」
私は糸色くんの部屋に向かった
コンコン
「糸色くん?そろそろ起きないとダメだよ?」
『・・・』
「ん?」
私は不思議に思い扉を開けた
「!!これはこれはw」
ベッドには獅子丸くんと糸色くんが抱き合って寝ていた
「幸せそうに寝てるねw」
これは起こさない方がいいだろう
そして
糸色「ごめんなさい・・・」
「・・・」
糸色くんが寝言を言い涙を流していた
私はその涙を拭った
「・・・かわいそうに・・・」
支えがいるのに思い出してしまうほどに傷ついているのだろう・・・
「大丈夫だよ・・・君には支えがいるのだから・・・」
そういい私は部屋を出た
「・・・」
心の傷・・・
私にもある傷・・・
「大丈夫・・・いつかは癒えて幸せになれるよ・・・」
私が言えたことではないけれど、君はきっと乗り越えられる・・・
そう信じてる・・・
「・・・さて・・・」
私は寮を出てある場所に向かった・・・
「・・・暑い・・・」
夏だからしょうがないとは思うけど・・・
暑すぎる・・・
「エアコン入れてあるよね・・・」
僕は起き上がろうとしたとき身体がすごく重かった
「???」
そしてその原因もわかった
「先輩・・・」
獅子丸「ZZZ」
先輩がいつの間にか来て添い寝をしてくれていたのだ
それはすごくうれしかった・・・うれしいけど・・・
「・・・窓は閉めてくださいよ・・・」
窓が全開のため部屋が暑くなっているのだ
僕は起き上がり窓を閉めてまたベッドに向かった
(これで少しは寝やすくなるはず・・・)
今考えると、家ではエアコンすら使わせてもらえなかったな・・・
それに比べるとここは天国だな・・・
大好きな先輩とエアコンの効いた部屋で添い寝・・・
これはかなりの贅沢なのでは・・・?
「フフフw僕だけの贅沢w」
そういい僕は先輩に更にくっ付いた
先輩は僕を抱きしめてきた
「起きました?」
獅子丸「・・・」
「???」
獅子丸「ZZZ」
まだ寝ているみたいw
僕ももうひと眠り・・・
・・・・・・・・・
???『おきろ・・・起きろ!!』
『っ!』
父『いつまで寝てやがる・・・邪魔なんだよ!!』
そういい蹴りを入れられる
『うっ・・・』
母『ほら!あんたのご飯だよ!!』
そういい渡されたのは固いパン一個だった
『・・・』
母『なに?文句でもあるの?』
『・・・いえ』
僕はそれを食べた
これまで取られたら・・・
母『はぁ・・・なんでお前みたいな子が生まれたんだろうね・・・』
『・・・』
父『人間ってだけでも世間の目があるのに・・・オメガなんてな・・・』
母『そもそも、子供なんて作る予定なかったのに・・・』
父『仕方ないだろう・・・失敗しちまったんだから・・・』
母『もう少しちゃんとしてよ・・・』
『・・・』
当時の僕には何の話をしてるのかわからなかった・・・
でも、今ならわかる
「失敗」・・・避妊に失敗したということだろう・・・
母『なに見てるのよ!!』
バシンッ!
『・・・』
僕は何度も何度も叩かれる
まるでサンドバックだ・・・
当時の僕はそれをなんとも思わなかった
我慢すれば悪化しない
怒らせなければこれ以上酷いことにはならない
そう思っていた
・・・・・・・・・
???「おい・・・おい!!」
「っ!?・・・先輩?」
獅子丸「よかった・・・大丈夫か?」
「なにが・・・?・・・っ!?」
僕は涙を流していた
それに酷い汗・・・
獅子丸「大丈夫か?」
「はい・・・ちょっと嫌な夢を見てただけです。僕、お風呂入ってきます」
そういい僕は部屋を出た
「・・・っ!」
僕は胸を押さえた
幸せを感じると痛み出す古傷・・・
その傷が僕の幸せを攻撃する・・・
「・・・早く・・・忘れたい・・・」
僕はお風呂場に向かいながら囁いた
そして脱衣所で服を脱いでいたら・・・
獅子丸「邪魔するぞ!」
と全裸の先輩が脱衣場の扉を勢いよく開けた
「え!?部屋から全裸ですか!?」
獅子丸「誰もいないからいいだろう!」
まぁ・・・そうなんだけど・・・
獅子丸「それより、お湯はあるのか?」
「いえ、ないと思いますよ。なので、シャワーだけになると思います」
そういいお風呂場に入ったら
「あれ?お湯がある・・・」
なんで湯舟にお湯が・・・?
獅子丸「なんだ湯舟にあるじゃねぇか!ラッキーだな!」
そういい二人でお風呂に入った
獅子丸「ふぅ・・・で?」
「え?」
獅子丸「なにがあったんだ?嫌な夢って?」
「・・・いいじゃないですか。そんなこと・・・」
獅子丸「いや、そんなことじゃない。重要なことだ」
「・・・」
獅子丸「汗に涙・・・相当辛い夢だったんだろう?」
「・・・」
獅子丸「言えば楽になるかもしれないぞ?」
「・・・昔の夢です」
獅子丸「昔?」
「そうです・・・たぶん小学生くらいの事だったと思います。親に固いパンを一個だけ与えられて、愚痴を聞かされて・・・」
獅子丸「・・・」
「最終的には僕ができたのは失敗ってことですよ」
獅子丸「・・・」
「当時はわかりませんでしたけど、今ならわかります。避妊に失敗したんですよ・・・」
獅子丸「・・・」
「そして・・・叩かれる・・・この記憶が正しいかはわかりません。でも、幸せを感じると時々思い出すんです」
獅子丸「そうか・・・」
「もういいですけどね。じゃあ、上がりましょう!お腹空きましたし!」
そういいお風呂から出て脱衣所で身体を拭いていたら後ろから抱きしめられた
「ん?先輩?」
獅子丸「辛かったよな・・・」
「そうですね。辛かった・・・かな?」
獅子丸「かな?」
「今はそんなに思い出すこともないんですよ?時々思い出す程度ですw古傷が痛む・・・みたいなw」
獅子丸「無理・・・してないか?」
「してないですよw」
獅子丸「ホントか?」
「本当ですw先輩と出会って、先輩が僕を支えてくれてるから大丈夫ですw」
獅子丸「そうか!」
そういい先輩は全裸、僕は服を着て部屋に戻った
「・・・うわっ!せ、先輩!?」
部屋に入った瞬間先輩が僕を抱えたのだ
獅子丸「俺が忘れさせてやるよ!」
そういい僕はベッドに倒された
獅子丸「もう何も過去のことを思い出せなくなるぐらいにな!」
「それは・・・いっその事頭をぶつけて記憶を失った方がいいのでは?w」
獅子丸「そんな危険なこと俺が許すと思ってるのか?w」
そういい僕の服を脱がしてくる
なんだかんだ言ってやりたいんだろうな
まぁ・・・僕も身体を重ねてる間は先輩だけを見てるから嫌なことを思い出すこともないからいいんだけどw
そして僕と先輩は身体を重ねた
獅子丸「俺を見ろ・・・」
「んっ・・・はい・・・」
僕は先輩の目をみた
目は光っていた
「きれい・・・」
そういい僕は先輩の頬を触る
獅子丸「お前だけだな。この目を綺麗というのは」
「そうですか?」
獅子丸「ああwすごくうれしい!」
そういいキスをしてくる
幸せ・・・
僕は今、幸せを感じている
獅子丸「嬉しそうだなw」
「大好きな先輩と身体を重ねてるんですから嬉しくないわけないですよw」
獅子丸「そうかw」
そして外が暗くなっても身体を重ねていた・・・
また身体中が痛くなりそう・・・
~校長視点~
「・・・これで良し!」
私は寮のお風呂の掃除を終えてお湯を入れた
糸色くんが帰ってきたからお風呂の準備をしたのだけど・・・
「夏にお湯に浸かることはしないかな?」
と思ったが一応ねw
「さて・・・そろそろ起こそうかな・・・」
私は糸色くんの部屋に向かった
コンコン
「糸色くん?そろそろ起きないとダメだよ?」
『・・・』
「ん?」
私は不思議に思い扉を開けた
「!!これはこれはw」
ベッドには獅子丸くんと糸色くんが抱き合って寝ていた
「幸せそうに寝てるねw」
これは起こさない方がいいだろう
そして
糸色「ごめんなさい・・・」
「・・・」
糸色くんが寝言を言い涙を流していた
私はその涙を拭った
「・・・かわいそうに・・・」
支えがいるのに思い出してしまうほどに傷ついているのだろう・・・
「大丈夫だよ・・・君には支えがいるのだから・・・」
そういい私は部屋を出た
「・・・」
心の傷・・・
私にもある傷・・・
「大丈夫・・・いつかは癒えて幸せになれるよ・・・」
私が言えたことではないけれど、君はきっと乗り越えられる・・・
そう信じてる・・・
「・・・さて・・・」
私は寮を出てある場所に向かった・・・
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