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護衛隊結成!?
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「先輩!!」
獅子丸先輩は赤い鋭い眼光で狸獣人と取り巻きを睨んだ
獅子丸「この数なら・・・1分もかからねぇな」
狸「!?獅子丸・・・なんでここが・・・」
獅子丸「わかったかって?これからボコるやつに話す必要はねぇよ」
そういうとすごいスピードで取り巻きのネズミ獣人を殴り飛ばした
そのまま次々とボコボコにしていき、30秒もしないうちに狸獣人以外が倒れていた
獅子丸「さてと・・・残るはお前だけだ・・・どう料理してやろうか・・・」
狸獣人は腰が抜けたのかその場に尻もちをつき動けないでいた
獅子丸「豹谷。一ノ瀬を頼んだ」
豹谷「は、はい!」
豹谷が僕に駆け寄り自分の上着を僕にかけてくれた
「ありがとう・・・」
豹谷「いや、守れなくてすまない・・・」
そして獅子丸先輩は
獅子丸「狸・・・だから、ここは狸汁がいいか・・・」
狸「い・・・や・・・待って・・・」
獅子丸「そういえば、一ノ瀬になにしようとしてたんだ?」
狸「え・・・あ・・・その・・・」
獅子丸「見た感じ無理やりやろうとしてたようだな?」
狸「そ、それは・・・」
獅子丸先輩は狸獣人の胸倉をつかみ持ち上げ
獅子丸「一ノ瀬は俺の大切な恋人だ・・・つぎ、手を出したらここがなくなると思え」
そういうと片手で狸獣人の玉を握った
狸「いっ!す、すみませんでした!勘弁してください!!!」
獅子丸「これがラストチャンスだ。わかったな?」
そういって手を放し狸獣人は地面に倒れた
獅子丸「一ノ瀬大丈夫か?」
「はい・・・」
先輩は僕を抱きしめた
獅子丸「よかった・・・」
???「おうおう。これまた派手にやったな・・・」
声のするほうをみたら寮長がいた
豹谷「寮長!」
寮長は周りの状況を確認して
寮長「これは校則違反だな・・・」
あ、先輩が暴力をふるったから・・・
このままじゃ先輩が・・・
「先輩は僕を守ろうとしたんです!!だから先輩を罰しないでください!!」
寮長は首をかしげながら言った
寮長「ん?獅子丸じゃなくてこの狸たちだよ。校則で『差別的行為および性的暴力をおかした者は処罰』ってあるんだよ。こいつら、たぶん、両方破ってるだろう。」
僕はそれを聞いて安心した
寮長「でも、獅子丸はちとやりすぎたからそれなりの処罰は受けるだろうがな」
豹谷「処罰って・・・」
寮長「それは学校側が決めることだ・・・」
いやだ・・・僕のためになんで先輩が・・・
先輩はなにも悪いことしてないのに・・・
そうこうしているうちに先生たちがきて狸と取り巻き、獅子丸先輩は連れていかれた
僕は先輩の無実を言ったが、先生になだめられてなにもできなかった・・・
俯く僕に寮長が
寮長「獅子丸は大丈夫だ。たしかに素行がいいとはあまり言えないが、不必要に暴力を振るうやつじゃないことくらいは先生も知ってる。だから、大丈夫だ。お前は獅子丸が帰ってきたときに笑顔で迎えてやれ。」
それを聞いてもやはり心配だ・・・
もし退学なんかになったら・・・
僕の責任でもある・・・
あの時大人しくついていかなければ・・・
豹谷「・・・ひとまず、教室に行こう。今日は午前で終わりだから、午後には寮に帰れる。」
僕は頷き教室に向かった
教室についた僕たちをみたクラスメイトはヒソヒソ話していた
かすかにきこえた『服ボロボロ』『やっぱり淫乱』『校舎裏でやってたらしい』って言葉が僕の心に刺さる・・・
豹谷「気にするな・・・お前は何も悪くない」
その言葉がすごく嬉しかった
でも、気にしないなんて無理だ・・・
そして午前がおわり僕たちは寮に帰ってきた
僕はそのまま部屋に向かった
豹谷が食事を勧めてきたが食欲がないと言い部屋に来た
獅子丸先輩はかえってきていない・・・
僕は獅子丸先輩のベッドに横になり先輩の匂いを感じていた
(こんなことしてたら淫乱って言われてもしかたないよね・・・)
でも、いまはこうしていたい・・・
先輩を感じたい・・・
先輩・・・いなくならないで・・・
僕はそのまま眠ってしまった
何時間たったのだろう・・・
外は暗くなっていた・・・
(寝ちゃった・・・)
電気をつけようとベッドから起き上がろうとしたが身体が重い・・・
(ん?動けない?)
周りを確認したらいつの間にか獅子丸先輩が隣で寝ていた
かえってきた!!そう思ったら僕は先輩に抱き着いた
その反動で二人でベッドから落ちた
獅子丸「な、なんだ!?」
先輩は驚いたようだ
獅子丸「い、一ノ瀬。驚かせるなよ・・・」
「先輩・・・!」
僕は先輩の胸で泣いた
寂しかった
怖かった
獅子丸「よしよし。心配かけたな。ごめんな」
先輩は頭を撫でながら言った
「もう・・・会えないかと・・・いなくなるかと・・・」
獅子丸「は?俺がいなくなる?なんで?」
「だって処罰されるって・・・」
獅子丸「あ~、確かに処罰は受けたな・・・」
「そんな・・・」
獅子丸「今後、休み時間は一ノ瀬と過ごす事と反省文」
「え?」
僕と過ごす?反省文?
どういうこと?
「えっと・・・どういうことですか?」
獅子丸「なんであんなことしたのか聞かれたから『付き合ってるから助けた』って言ったらそう言われた」
「え~~!?言ったんですか!?」
獅子丸「嫌なのか?」
「そういうわけじゃないですが・・・」
獅子丸「じゃあ、いいじゃないか」
そういう問題じゃないんですよ・・・
でも、嬉しい・・・な
「は、反省文は書いたんですか?」
獅子丸「まだ・・・俺、そういうの苦手なんだよ」
「体育会系ってやつですね」
獅子丸「まぁ・・・」
「じゃあ、僕が一緒にやります」
獅子丸「それは助かる」
「その前にご飯食べましょう。お腹すきました」
獅子丸「そうだな」
食堂に行きご飯を食べていたら、豹谷と狼里が話しかけてきた
豹谷「先輩、休み時間は一ノ瀬の護衛することになったのってマジですか?」
獅子丸「ああ。誰から聞いたんだ?」
狼里「もう学校で噂になってます。一ノ瀬と獅子丸先輩が付き合ってるって」
はやっ!
色恋沙汰は広まるの早いからな・・・
獅子丸「そうか。」
豹谷「俺も護衛してもいいですか?」
獅子丸先輩は「???」って感じの顔をした
獅子丸「なんでお前が?」
豹谷「それは・・・心配だからっていうか・・・なんというか・・・」
獅子丸「一ノ瀬がいいなら、俺はかまわない」
「僕はべつにいいけど・・・」
豹谷「じゃあ、明日からは俺が護衛してやるよ!先輩がいなくてもしっかり守るので先輩は来なくてもいいですよ!」
獅子丸先輩は一瞬だけ不機嫌な顔をした後
獅子丸「いや、俺が護衛する。俺がいない間だけでいい」
狼里「じゃあ、私も加わろうかな?」
「え、狼里も???なんで?」
狼里「う~ん。面白そうだから!」
面白そうって・・・
まぁいいけどさ・・・
豹谷「よし!!今から一ノ瀬護衛隊結成だな!!」
「ご、護衛隊!?」
豹谷「この命にかえても一ノ瀬様をお守りいたします!w」
そういうと豹谷は僕の前で膝をついた
「や、やめてよ・・・恥ずかしい・・・」
獅子丸「じゃあ、メシも食べたし、そろそろ部屋に帰るぞ」
「あ、はい」
そして部屋に戻った僕と先輩
先輩は机にむかってペンを走らせるがうまくいかないようだ
獅子丸「う~ん」
「暴力を行ったことに関しての反省を書けばいいだけじゃないですか?」
獅子丸「悪いと思ってないから反省のしようがないんだよな・・・」
それはたしかに反省のしようがない・・・
でも、いつまでも書かないのはさすがにまずいよね・・・
「じゃあ、僕が書きますので、それを写してください」
獅子丸「え、いいのか?」
「助けてもらいましたし、それに・・・こ、恋人が困ってるなら・・・た、助け・・・たい、です」
先輩はやさしい顔をして
獅子丸「サンキュー」
と言った
僕は反省文をスラスラ書きそれを先輩が写していった
30分程度で終わり先輩はため息をつく
獅子丸「ふ~~おわった~~」
僕はそれを見ながらふと思った
「先輩は今まで反省文を書いたことはないんですか?そもそもよく進級できましたね」
獅子丸「授業は出てたから進級はできるよ。反省文はこれが初めてだ」
え、意外・・・
こういう人はよく書いてるイメージがあった
獅子丸「いままで誰がどうなろうと知ったことじゃないしな。でも、今は一ノ瀬が大切だから、つい手が出ちまった・・・後悔はしてない。」
「そ、そうなんですか・・・ありがとうございます」
先輩は真剣な顔で語ってくれた
そして
「うわっ!」
先輩は僕をベッドに押し倒した
「せ、先輩!?」
獅子丸「昨日は遠慮してできなかったが、今日はやるつもりだった」
「・・・いいんですか?・・・僕・・・ほかのオスに・・・中に出されたし・・・」
獅子丸「いやだ・・・」
「え・・・」
獅子丸「ほかのオスの色に染まるのは耐えられない。だから、俺の色に染めてやる。全部。」
そういうと僕の服を脱がしてきた
先輩も脱いだ
獅子丸「晴斗・・・生でやらせてくれないか?」
「え・・・」
獅子丸「お前を俺で・・・俺の種で満たしたい・・・」
「・・・ください・・・先輩の種を・・・」
獅子丸「ありがとう」
そういうと先輩はキスをしてきた
そして先輩のをいれようとしてきた
「先輩、待ってください・・・」
獅子丸「やっぱ嫌か?」
「違います・・・その・・・目を・・・赤くしてもらえませんか?」
獅子丸「それは・・・」
「ダメですか?」
獅子丸「昨日話したように目が赤いときは身体能力も高くなっている・・・だから晴斗の身体にすごい負担がかかる・・・もしかしたらケガさせてしまうかもしれない・・・」
「でも、僕はあの目で犯されてみたい・・・あのルビーのような綺麗な目で・・・」
先輩は覚悟を決めたのか目の色が赤くなった
獅子丸「ほんとにいいんだな?」
「はい」
獅子丸「痛くても止められないからな?」
「覚悟はできてます」
そういうと先輩はゆっくり入れてきた
生・・・あのときは痛くて気持ち悪くて嫌だったけど
先輩のはとても暖かくて気持ちいい・・・
大きさも太さも先輩のほうが上だ・・・
さすが百獣の王・・・
「ん・・・あ・・・」
獅子丸「やば・・・生ってこんなに気持ちいいのか」
「僕も気持ちいいです・・・」
先輩は腰を振り始めた
部屋には僕の喘ぎ声といやらしい音が響く
獅子丸「晴斗・・・」
「はい?痛っ!!!」
先輩は僕の首をいきなり噛んできたのだ
「せ、先輩!?痛いです!!」
獅子丸「ふーーふーー」
先輩は興奮しているようだ・・・
痛いけど・・・なんだろう・・・すごく気持ちいい・・・
牙が肌に食い込む・・・
先輩の腰は早くなる・・・
獅子丸「イキそう・・・中に出したい・・・」
僕も中にほしい・・・
発情期も終わったし、妊娠することはないだろう・・・
「中にください・・・」
獅子丸「いいのか?」
「発情期じゃないので妊娠はしないはずです・・・」
獅子丸「・・・じゃあ、中にだすぞ!」
そういうと先輩の腰がさらに早くなる
獅子丸「もう・・・我慢できない!イく!!!!」
そういうと奥に腰を打ち付けた
あったかい・・・
先輩の・・・誠の種が僕を満たしていく・・・うれしい・・・
「暖かい・・・」
僕もいつの間にかイっていたようだ
お腹の上に僕の白い液が出ていた
獅子丸「へへ、晴斗もイッたのか!かわいいやつだ!」
そういうとまた腰を動かした
「先・・・輩・・・あ、ん・・・」
獅子丸「一回で済まないぜ?まだまだ満たしてやる。俺だけのものにしてやる」
「もう・・・僕は・・・先輩だけのものですよ・・・」
獅子丸「へへ。そうだな。でも、続けるからな」
そうして夜中まで何回も中に出されて繋がったまま眠りについた
中に先輩の暖かい種を感じながら・・・
その日の夢は先輩の子供ができる夢をみた・・・
いつかはこの夢が叶うといいな・・・
獅子丸先輩は赤い鋭い眼光で狸獣人と取り巻きを睨んだ
獅子丸「この数なら・・・1分もかからねぇな」
狸「!?獅子丸・・・なんでここが・・・」
獅子丸「わかったかって?これからボコるやつに話す必要はねぇよ」
そういうとすごいスピードで取り巻きのネズミ獣人を殴り飛ばした
そのまま次々とボコボコにしていき、30秒もしないうちに狸獣人以外が倒れていた
獅子丸「さてと・・・残るはお前だけだ・・・どう料理してやろうか・・・」
狸獣人は腰が抜けたのかその場に尻もちをつき動けないでいた
獅子丸「豹谷。一ノ瀬を頼んだ」
豹谷「は、はい!」
豹谷が僕に駆け寄り自分の上着を僕にかけてくれた
「ありがとう・・・」
豹谷「いや、守れなくてすまない・・・」
そして獅子丸先輩は
獅子丸「狸・・・だから、ここは狸汁がいいか・・・」
狸「い・・・や・・・待って・・・」
獅子丸「そういえば、一ノ瀬になにしようとしてたんだ?」
狸「え・・・あ・・・その・・・」
獅子丸「見た感じ無理やりやろうとしてたようだな?」
狸「そ、それは・・・」
獅子丸先輩は狸獣人の胸倉をつかみ持ち上げ
獅子丸「一ノ瀬は俺の大切な恋人だ・・・つぎ、手を出したらここがなくなると思え」
そういうと片手で狸獣人の玉を握った
狸「いっ!す、すみませんでした!勘弁してください!!!」
獅子丸「これがラストチャンスだ。わかったな?」
そういって手を放し狸獣人は地面に倒れた
獅子丸「一ノ瀬大丈夫か?」
「はい・・・」
先輩は僕を抱きしめた
獅子丸「よかった・・・」
???「おうおう。これまた派手にやったな・・・」
声のするほうをみたら寮長がいた
豹谷「寮長!」
寮長は周りの状況を確認して
寮長「これは校則違反だな・・・」
あ、先輩が暴力をふるったから・・・
このままじゃ先輩が・・・
「先輩は僕を守ろうとしたんです!!だから先輩を罰しないでください!!」
寮長は首をかしげながら言った
寮長「ん?獅子丸じゃなくてこの狸たちだよ。校則で『差別的行為および性的暴力をおかした者は処罰』ってあるんだよ。こいつら、たぶん、両方破ってるだろう。」
僕はそれを聞いて安心した
寮長「でも、獅子丸はちとやりすぎたからそれなりの処罰は受けるだろうがな」
豹谷「処罰って・・・」
寮長「それは学校側が決めることだ・・・」
いやだ・・・僕のためになんで先輩が・・・
先輩はなにも悪いことしてないのに・・・
そうこうしているうちに先生たちがきて狸と取り巻き、獅子丸先輩は連れていかれた
僕は先輩の無実を言ったが、先生になだめられてなにもできなかった・・・
俯く僕に寮長が
寮長「獅子丸は大丈夫だ。たしかに素行がいいとはあまり言えないが、不必要に暴力を振るうやつじゃないことくらいは先生も知ってる。だから、大丈夫だ。お前は獅子丸が帰ってきたときに笑顔で迎えてやれ。」
それを聞いてもやはり心配だ・・・
もし退学なんかになったら・・・
僕の責任でもある・・・
あの時大人しくついていかなければ・・・
豹谷「・・・ひとまず、教室に行こう。今日は午前で終わりだから、午後には寮に帰れる。」
僕は頷き教室に向かった
教室についた僕たちをみたクラスメイトはヒソヒソ話していた
かすかにきこえた『服ボロボロ』『やっぱり淫乱』『校舎裏でやってたらしい』って言葉が僕の心に刺さる・・・
豹谷「気にするな・・・お前は何も悪くない」
その言葉がすごく嬉しかった
でも、気にしないなんて無理だ・・・
そして午前がおわり僕たちは寮に帰ってきた
僕はそのまま部屋に向かった
豹谷が食事を勧めてきたが食欲がないと言い部屋に来た
獅子丸先輩はかえってきていない・・・
僕は獅子丸先輩のベッドに横になり先輩の匂いを感じていた
(こんなことしてたら淫乱って言われてもしかたないよね・・・)
でも、いまはこうしていたい・・・
先輩を感じたい・・・
先輩・・・いなくならないで・・・
僕はそのまま眠ってしまった
何時間たったのだろう・・・
外は暗くなっていた・・・
(寝ちゃった・・・)
電気をつけようとベッドから起き上がろうとしたが身体が重い・・・
(ん?動けない?)
周りを確認したらいつの間にか獅子丸先輩が隣で寝ていた
かえってきた!!そう思ったら僕は先輩に抱き着いた
その反動で二人でベッドから落ちた
獅子丸「な、なんだ!?」
先輩は驚いたようだ
獅子丸「い、一ノ瀬。驚かせるなよ・・・」
「先輩・・・!」
僕は先輩の胸で泣いた
寂しかった
怖かった
獅子丸「よしよし。心配かけたな。ごめんな」
先輩は頭を撫でながら言った
「もう・・・会えないかと・・・いなくなるかと・・・」
獅子丸「は?俺がいなくなる?なんで?」
「だって処罰されるって・・・」
獅子丸「あ~、確かに処罰は受けたな・・・」
「そんな・・・」
獅子丸「今後、休み時間は一ノ瀬と過ごす事と反省文」
「え?」
僕と過ごす?反省文?
どういうこと?
「えっと・・・どういうことですか?」
獅子丸「なんであんなことしたのか聞かれたから『付き合ってるから助けた』って言ったらそう言われた」
「え~~!?言ったんですか!?」
獅子丸「嫌なのか?」
「そういうわけじゃないですが・・・」
獅子丸「じゃあ、いいじゃないか」
そういう問題じゃないんですよ・・・
でも、嬉しい・・・な
「は、反省文は書いたんですか?」
獅子丸「まだ・・・俺、そういうの苦手なんだよ」
「体育会系ってやつですね」
獅子丸「まぁ・・・」
「じゃあ、僕が一緒にやります」
獅子丸「それは助かる」
「その前にご飯食べましょう。お腹すきました」
獅子丸「そうだな」
食堂に行きご飯を食べていたら、豹谷と狼里が話しかけてきた
豹谷「先輩、休み時間は一ノ瀬の護衛することになったのってマジですか?」
獅子丸「ああ。誰から聞いたんだ?」
狼里「もう学校で噂になってます。一ノ瀬と獅子丸先輩が付き合ってるって」
はやっ!
色恋沙汰は広まるの早いからな・・・
獅子丸「そうか。」
豹谷「俺も護衛してもいいですか?」
獅子丸先輩は「???」って感じの顔をした
獅子丸「なんでお前が?」
豹谷「それは・・・心配だからっていうか・・・なんというか・・・」
獅子丸「一ノ瀬がいいなら、俺はかまわない」
「僕はべつにいいけど・・・」
豹谷「じゃあ、明日からは俺が護衛してやるよ!先輩がいなくてもしっかり守るので先輩は来なくてもいいですよ!」
獅子丸先輩は一瞬だけ不機嫌な顔をした後
獅子丸「いや、俺が護衛する。俺がいない間だけでいい」
狼里「じゃあ、私も加わろうかな?」
「え、狼里も???なんで?」
狼里「う~ん。面白そうだから!」
面白そうって・・・
まぁいいけどさ・・・
豹谷「よし!!今から一ノ瀬護衛隊結成だな!!」
「ご、護衛隊!?」
豹谷「この命にかえても一ノ瀬様をお守りいたします!w」
そういうと豹谷は僕の前で膝をついた
「や、やめてよ・・・恥ずかしい・・・」
獅子丸「じゃあ、メシも食べたし、そろそろ部屋に帰るぞ」
「あ、はい」
そして部屋に戻った僕と先輩
先輩は机にむかってペンを走らせるがうまくいかないようだ
獅子丸「う~ん」
「暴力を行ったことに関しての反省を書けばいいだけじゃないですか?」
獅子丸「悪いと思ってないから反省のしようがないんだよな・・・」
それはたしかに反省のしようがない・・・
でも、いつまでも書かないのはさすがにまずいよね・・・
「じゃあ、僕が書きますので、それを写してください」
獅子丸「え、いいのか?」
「助けてもらいましたし、それに・・・こ、恋人が困ってるなら・・・た、助け・・・たい、です」
先輩はやさしい顔をして
獅子丸「サンキュー」
と言った
僕は反省文をスラスラ書きそれを先輩が写していった
30分程度で終わり先輩はため息をつく
獅子丸「ふ~~おわった~~」
僕はそれを見ながらふと思った
「先輩は今まで反省文を書いたことはないんですか?そもそもよく進級できましたね」
獅子丸「授業は出てたから進級はできるよ。反省文はこれが初めてだ」
え、意外・・・
こういう人はよく書いてるイメージがあった
獅子丸「いままで誰がどうなろうと知ったことじゃないしな。でも、今は一ノ瀬が大切だから、つい手が出ちまった・・・後悔はしてない。」
「そ、そうなんですか・・・ありがとうございます」
先輩は真剣な顔で語ってくれた
そして
「うわっ!」
先輩は僕をベッドに押し倒した
「せ、先輩!?」
獅子丸「昨日は遠慮してできなかったが、今日はやるつもりだった」
「・・・いいんですか?・・・僕・・・ほかのオスに・・・中に出されたし・・・」
獅子丸「いやだ・・・」
「え・・・」
獅子丸「ほかのオスの色に染まるのは耐えられない。だから、俺の色に染めてやる。全部。」
そういうと僕の服を脱がしてきた
先輩も脱いだ
獅子丸「晴斗・・・生でやらせてくれないか?」
「え・・・」
獅子丸「お前を俺で・・・俺の種で満たしたい・・・」
「・・・ください・・・先輩の種を・・・」
獅子丸「ありがとう」
そういうと先輩はキスをしてきた
そして先輩のをいれようとしてきた
「先輩、待ってください・・・」
獅子丸「やっぱ嫌か?」
「違います・・・その・・・目を・・・赤くしてもらえませんか?」
獅子丸「それは・・・」
「ダメですか?」
獅子丸「昨日話したように目が赤いときは身体能力も高くなっている・・・だから晴斗の身体にすごい負担がかかる・・・もしかしたらケガさせてしまうかもしれない・・・」
「でも、僕はあの目で犯されてみたい・・・あのルビーのような綺麗な目で・・・」
先輩は覚悟を決めたのか目の色が赤くなった
獅子丸「ほんとにいいんだな?」
「はい」
獅子丸「痛くても止められないからな?」
「覚悟はできてます」
そういうと先輩はゆっくり入れてきた
生・・・あのときは痛くて気持ち悪くて嫌だったけど
先輩のはとても暖かくて気持ちいい・・・
大きさも太さも先輩のほうが上だ・・・
さすが百獣の王・・・
「ん・・・あ・・・」
獅子丸「やば・・・生ってこんなに気持ちいいのか」
「僕も気持ちいいです・・・」
先輩は腰を振り始めた
部屋には僕の喘ぎ声といやらしい音が響く
獅子丸「晴斗・・・」
「はい?痛っ!!!」
先輩は僕の首をいきなり噛んできたのだ
「せ、先輩!?痛いです!!」
獅子丸「ふーーふーー」
先輩は興奮しているようだ・・・
痛いけど・・・なんだろう・・・すごく気持ちいい・・・
牙が肌に食い込む・・・
先輩の腰は早くなる・・・
獅子丸「イキそう・・・中に出したい・・・」
僕も中にほしい・・・
発情期も終わったし、妊娠することはないだろう・・・
「中にください・・・」
獅子丸「いいのか?」
「発情期じゃないので妊娠はしないはずです・・・」
獅子丸「・・・じゃあ、中にだすぞ!」
そういうと先輩の腰がさらに早くなる
獅子丸「もう・・・我慢できない!イく!!!!」
そういうと奥に腰を打ち付けた
あったかい・・・
先輩の・・・誠の種が僕を満たしていく・・・うれしい・・・
「暖かい・・・」
僕もいつの間にかイっていたようだ
お腹の上に僕の白い液が出ていた
獅子丸「へへ、晴斗もイッたのか!かわいいやつだ!」
そういうとまた腰を動かした
「先・・・輩・・・あ、ん・・・」
獅子丸「一回で済まないぜ?まだまだ満たしてやる。俺だけのものにしてやる」
「もう・・・僕は・・・先輩だけのものですよ・・・」
獅子丸「へへ。そうだな。でも、続けるからな」
そうして夜中まで何回も中に出されて繋がったまま眠りについた
中に先輩の暖かい種を感じながら・・・
その日の夢は先輩の子供ができる夢をみた・・・
いつかはこの夢が叶うといいな・・・
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