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本編
ギリギリ・・・
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今日は白夜の試験の日
警察学校は難関で合格率が高い
そんな中に飛び込んでいく一人の白豹・・・
白夜「いける・・・俺なら・・・散々勉強したんだ・・・」
「そう緊張しないで行ってきなってw」
豹谷父「そうだぞ!緊張してたらいい結果は出せない!」
白夜「そ、そうだよな・・・」
豹谷父「もし落ちたら来年また受ければいいんだ!」
白夜「それは恥ずかしいな・・・」
豹谷父「そんな奴なんてたくさんいるんだ!気にせず行ってこい!」
白夜「・・・うん!行ってくる!」
そういい家を出て行った
「どうか・・・受かりますように・・・」
豹谷父「大丈夫だろう。落第点ギリギリではあるが、行けるはずだ」
豹谷母「受験資格がもらえたからね。あとはミスをしなければ大丈夫でしょう」
瞳「ハク兄ちゃん・・・今まで見たことないぐらい緊張してたね・・・」
光「今までが適当過ぎたんだよ」
豹谷母「そうかもねwさぁ、お茶でも飲んで朗報を待とう」
夕方・・・
白夜が帰ってきた
白夜「ただいま・・・」
「おかえり!・・・どうだった?」
白夜「・・・ダメかも・・・」
そういい玄関で崩れ落ちた
豹谷父「そんなに?」
白夜「緊張しすぎて頭が真っ白になってた・・・どうやって帰ってきたのかもわからない・・・」
豹谷母「緊張しすぎだよ・・・」
白夜「やばい・・・気持ち悪い・・・」
そういい白夜はトイレに駆け込んだ
豹谷父「あれはかなりだな・・・」
豹谷母「うん・・・初めて見たよ・・・」
「・・・」
しばらくすると白夜がトイレから出てきた
白夜「・・・」
「だ、大丈夫?」
白夜「ごめん・・・落ちたら・・・ご、めん・・・」
白夜は泣き出した
「そ、そんな泣くほど?」
白夜「俺・・・早く警察官になって・・・お前たちを養わないといけないのに・・・情けないよ・・・」
「ま、まだ落ちたって決まったわけじゃないんだよ?そんな弱気にならなくても・・・」
白夜「でも・・・絶対落ちたよ・・・頭の中真っ白で・・・問題すら覚えてないんだ・・・」
「で、でも、ちゃんとできたかもしれないじゃん?」
白夜「いや・・・絶対できてない・・・白紙の可能性だってある・・・」
「・・・」
僕は白夜の両頬を優しく掴み持ち上げた
「大丈夫だよ」
白夜「え?」
「白夜の今までの苦労は無駄じゃないんだから」
白夜「でも・・・」
「大丈夫!白夜はいつもノリと勢いでなんでも乗り越えてきたんでしょう?」
白夜「でも、今回は・・・」
「今回も大丈夫!きっと受かってるよ!」
白夜「もし・・・落ちてたら・・・」
「そしたら来年もう一回受ければいいじゃん!」
白夜「でも・・・」
「豹谷さんも言ってたじゃん。ね?だからそんなに落ち込まないで?もう過ぎたことなんだから。結果を見てからでも遅くないでしょう?」
白夜「・・・すまない・・・胸を・・・貸してほしい・・・」
「うん!」
僕は白夜の顔を抱きしめた
白夜は僕の胸で泣いていた
「大丈夫。大丈夫だよ」
白夜「うぅ・・・」
白夜の頭を撫でながら耳元で囁く
白夜は僕にしがみつき泣く
豹谷父「結果次第だが、今日はお疲れ様!ゆっくり休め」
白夜「ああ・・・」
しばらく泣いた後、スッキリしたのかいつもの白夜に戻っていた
・・・数日後・・・
合格発表の封筒が届いた
全員「・・・」
なぜか全員して封筒を囲って正座をしていた
白夜「で、では・・・開けます・・・」
そういい封筒に手を伸ばす
白夜「・・・」
ビリッ!ビリッ!
封筒を破き中を取り出す
白夜「・・・」
「ゴクッ・・・」
そして紙を開いた
白夜「・・・!」
僕は横から覗いてみた
「えっと・・・合格・・・!!合格!!!」
白夜「ああ!合格だ!!」
瞳「やった!」
光「ドキドキさせないでよ・・・」
豹谷父「やったな!!」
白夜「ああ!」
豹谷母「ギリギリだったけどね?」
そういいパソコンを見せて来た
画面には白夜の点数が表示されていた
豹谷父「うわ~wホントギリギリ・・・」
豹谷母「身体能力は優秀だからねwそこも考慮された結果この点数みたい」
点数は50点ギリギリ・・・
一問でも間違えていたら落ちていたかもしれない・・・
「おめでとう!」
白夜「ああ!」
豹谷父「一か月後には白夜は寮生活か・・・」
警察学校は寮生活が絶対らしい
休みの日は外出ができるからここに帰ってくるって言ってた
白夜「寂しいな・・・」
「でも休みの日は帰ってくるって言ってたじゃん?」
白夜「でも、寮で何年も過ごすんだぞ?麗と誠に顔忘れられたりしたら・・・」
「考えすぎw毎週帰ってくるんだから忘れられるはずないでしょうw」
何はともあれ合格できてよかった
あとは・・・
豹谷父「あとはちゃんと卒業すること!卒業できなかったら意味ないからな?」
白夜「わかってる!頑張る!」
あとは卒業のみ
僕は通信でやってるから問題ない・・・と思うし
豹谷母「準備が忙しくなるね!」
豹谷父「ああ!寮生活と言っても必要な物は多いからな・・・」
これから一か月は準備に忙しくなりそう
白夜「卒業式は一週間後!」
「その後は少しの休みの後に白夜は警察学校か・・・」
白夜「悠斗は育児に専念しろよ?」
「うん!」
白夜「絶対だからな?」
「わかってるよw」
そして僕たちは卒業式を迎えた・・・
警察学校は難関で合格率が高い
そんな中に飛び込んでいく一人の白豹・・・
白夜「いける・・・俺なら・・・散々勉強したんだ・・・」
「そう緊張しないで行ってきなってw」
豹谷父「そうだぞ!緊張してたらいい結果は出せない!」
白夜「そ、そうだよな・・・」
豹谷父「もし落ちたら来年また受ければいいんだ!」
白夜「それは恥ずかしいな・・・」
豹谷父「そんな奴なんてたくさんいるんだ!気にせず行ってこい!」
白夜「・・・うん!行ってくる!」
そういい家を出て行った
「どうか・・・受かりますように・・・」
豹谷父「大丈夫だろう。落第点ギリギリではあるが、行けるはずだ」
豹谷母「受験資格がもらえたからね。あとはミスをしなければ大丈夫でしょう」
瞳「ハク兄ちゃん・・・今まで見たことないぐらい緊張してたね・・・」
光「今までが適当過ぎたんだよ」
豹谷母「そうかもねwさぁ、お茶でも飲んで朗報を待とう」
夕方・・・
白夜が帰ってきた
白夜「ただいま・・・」
「おかえり!・・・どうだった?」
白夜「・・・ダメかも・・・」
そういい玄関で崩れ落ちた
豹谷父「そんなに?」
白夜「緊張しすぎて頭が真っ白になってた・・・どうやって帰ってきたのかもわからない・・・」
豹谷母「緊張しすぎだよ・・・」
白夜「やばい・・・気持ち悪い・・・」
そういい白夜はトイレに駆け込んだ
豹谷父「あれはかなりだな・・・」
豹谷母「うん・・・初めて見たよ・・・」
「・・・」
しばらくすると白夜がトイレから出てきた
白夜「・・・」
「だ、大丈夫?」
白夜「ごめん・・・落ちたら・・・ご、めん・・・」
白夜は泣き出した
「そ、そんな泣くほど?」
白夜「俺・・・早く警察官になって・・・お前たちを養わないといけないのに・・・情けないよ・・・」
「ま、まだ落ちたって決まったわけじゃないんだよ?そんな弱気にならなくても・・・」
白夜「でも・・・絶対落ちたよ・・・頭の中真っ白で・・・問題すら覚えてないんだ・・・」
「で、でも、ちゃんとできたかもしれないじゃん?」
白夜「いや・・・絶対できてない・・・白紙の可能性だってある・・・」
「・・・」
僕は白夜の両頬を優しく掴み持ち上げた
「大丈夫だよ」
白夜「え?」
「白夜の今までの苦労は無駄じゃないんだから」
白夜「でも・・・」
「大丈夫!白夜はいつもノリと勢いでなんでも乗り越えてきたんでしょう?」
白夜「でも、今回は・・・」
「今回も大丈夫!きっと受かってるよ!」
白夜「もし・・・落ちてたら・・・」
「そしたら来年もう一回受ければいいじゃん!」
白夜「でも・・・」
「豹谷さんも言ってたじゃん。ね?だからそんなに落ち込まないで?もう過ぎたことなんだから。結果を見てからでも遅くないでしょう?」
白夜「・・・すまない・・・胸を・・・貸してほしい・・・」
「うん!」
僕は白夜の顔を抱きしめた
白夜は僕の胸で泣いていた
「大丈夫。大丈夫だよ」
白夜「うぅ・・・」
白夜の頭を撫でながら耳元で囁く
白夜は僕にしがみつき泣く
豹谷父「結果次第だが、今日はお疲れ様!ゆっくり休め」
白夜「ああ・・・」
しばらく泣いた後、スッキリしたのかいつもの白夜に戻っていた
・・・数日後・・・
合格発表の封筒が届いた
全員「・・・」
なぜか全員して封筒を囲って正座をしていた
白夜「で、では・・・開けます・・・」
そういい封筒に手を伸ばす
白夜「・・・」
ビリッ!ビリッ!
封筒を破き中を取り出す
白夜「・・・」
「ゴクッ・・・」
そして紙を開いた
白夜「・・・!」
僕は横から覗いてみた
「えっと・・・合格・・・!!合格!!!」
白夜「ああ!合格だ!!」
瞳「やった!」
光「ドキドキさせないでよ・・・」
豹谷父「やったな!!」
白夜「ああ!」
豹谷母「ギリギリだったけどね?」
そういいパソコンを見せて来た
画面には白夜の点数が表示されていた
豹谷父「うわ~wホントギリギリ・・・」
豹谷母「身体能力は優秀だからねwそこも考慮された結果この点数みたい」
点数は50点ギリギリ・・・
一問でも間違えていたら落ちていたかもしれない・・・
「おめでとう!」
白夜「ああ!」
豹谷父「一か月後には白夜は寮生活か・・・」
警察学校は寮生活が絶対らしい
休みの日は外出ができるからここに帰ってくるって言ってた
白夜「寂しいな・・・」
「でも休みの日は帰ってくるって言ってたじゃん?」
白夜「でも、寮で何年も過ごすんだぞ?麗と誠に顔忘れられたりしたら・・・」
「考えすぎw毎週帰ってくるんだから忘れられるはずないでしょうw」
何はともあれ合格できてよかった
あとは・・・
豹谷父「あとはちゃんと卒業すること!卒業できなかったら意味ないからな?」
白夜「わかってる!頑張る!」
あとは卒業のみ
僕は通信でやってるから問題ない・・・と思うし
豹谷母「準備が忙しくなるね!」
豹谷父「ああ!寮生活と言っても必要な物は多いからな・・・」
これから一か月は準備に忙しくなりそう
白夜「卒業式は一週間後!」
「その後は少しの休みの後に白夜は警察学校か・・・」
白夜「悠斗は育児に専念しろよ?」
「うん!」
白夜「絶対だからな?」
「わかってるよw」
そして僕たちは卒業式を迎えた・・・
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