空から来た少年

ジャム

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本編

ヒート

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次の日
「白夜?」

白夜「・・・」

僕は先に起き制服を着て白夜を起こした
でも、白夜は起きない
いつもなら元気よく起きるんだけど・・・
それになんか・・・部屋が少し熱いし・・・獣臭い

「具合悪いの?」

白夜「・・・ヒート」

「ん?」

白夜「ヒートだから・・・休む」

「え?どういうこと?」

白夜「・・・父さんと母さんに言えば伝わるから」

「わ、わかった」

僕は部屋を出てリビングに向かった

「おはようございます」

豹谷父「おう!おはよう!」

豹谷母「おはよう!あれ?白夜は?」

「よくわかりませんが・・・ヒートって言えばわかるって・・・」

豹谷父「・・・そうか・・・」

豹谷母「来ちゃったんだ・・・よく耐えたね・・・」

豹谷父「ああ。我慢強いな・・・」

「???」

二人が何を言っているのかわからなかった

豹谷母「悠斗くんは気にしなくていいよ!いつものことだから!」

「いつもの・・・こと?」

豹谷父「さぁご飯を食べよう!学校に遅れてしまうよ?」

僕はご飯を食べて玄関に向かった

豹谷父「一人で大丈夫?」

「はい。大丈夫です」

豹谷父「そうか。まぁ迷子になるような距離でもないからなw」

「はいwでは、行ってきます!」

そして僕は学校に向かった・・・


・・・白夜視点・・・
「・・・はぁ・・・な、なんとか・・・耐えた~・・・」

俺はベッドから起き上がった

「あっち~・・・まいったな~・・・」

俺はヒート・・・すなわち、発情期だ

「よく・・・襲わなかったな・・・」

俺の腕の中で寝てる悠斗を・・・襲わなかった・・・
よかった・・・
いや、やりたかったよ?
でも、無理やりとか・・・そういうのは・・・ね
好きだから大切にしたし、傷つけたくない

コンコン

「ん?は~い」

父「俺だ」

父さんが部屋に入ってきた

「なに?」

父「薬は?」

「飲んだ」

父「それでも・・・辛かっただろう?」

「まぁねwでも、俺は耐えたぞ!w」

父「そうかwお前はすごいなw」

「へへん!大切な奴を傷つけたくないからな!」

父「・・・そうだな。お前は本当にすごいよ・・・」

そういうと父さんは部屋を出て行った

「父さん?」

父さんの顔はなんか悲しそうだった
まぁ・・・いいけど・・・
それより・・・

「・・・どうするかな・・・」

俺の下は・・・元気だ
それはもうすごいぐらい
薬を飲んでるから我慢できるが・・・今日は今までよりもつらい・・・
きっと悠斗が傍に居たからだろう

「・・・寝よう。折角学校休むんだし、だらだらしよう」

俺はベッドに寝た

「・・・悠斗・・・」

悠斗の匂いが・・・ベッドに沁みついてる・・・
それが俺の性欲を掻き立てる

「・・・ダメだ・・・」

俺はズボンとパンツを脱いだ

「ハァ・・・ハァ・・・悠斗・・・」

悠斗の匂いを嗅ぎながら動かす

「ダメ・・・イク・・・うっ!!」

俺はベッドに液体をぶちまけた

「う・・・な、んだ・・・?すごい・・・まだ・・・出る!!」

液体が止まらない
たくさん出てくる

「!!!!!・・・はぁはぁはぁはぁ・・・一体・・・何だったんだ?」

今までなんかより何倍・・いや、何十倍も気持ちよかった

「・・・うわ・・・液体がすごいな・・・」

液体がベッドの真ん中にたくさん出ていて、まるで池みたいだ・・・
真っ白な・・・池だ・・・

「・・・タオル・・・どこだっけな・・・」

俺はタオルを探し、後片付けをした
そして新しいタオルをベッドに敷いて

「ん・・・あ・・・」

また動かす
ヒートの時はいくら出しても収まらない
でも、今回はそれを更に上回る感じだ

「悠斗・・・悠斗・・・うっ!!!」

タオルの上に液体を出す
今回もすごい量だった

「すげぇな・・・」

こんな量の液体・・・
悠斗の中に出したらどんな反応するかな?

「喜びは・・・しないだろうなw」

でも・・・出したい・・・

「はぁ・・・オメガならな・・・」

悠斗がオメガなら中に出して孕ませて・・・
そして・・・

「そのまま結婚できるのにな・・・」

そんなことを考えながら、三回目を開始した・・・

・・・夕方・・・
・・・悠斗視点・・・
「ただいま~」

僕は学校から帰宅した

豹谷父「あ、悠斗くん!おかえり!」

「はい!・・・?どこかにお出かけですか?」

目の前には遥人さんと光くんと瞳ちゃんを連れた豹谷さんがいた

豹谷父「うんwちょっと出かけてくるねw」

豹谷母「白夜は部屋にいるからね?」

瞳「ハク兄ちゃんをよろしくね!」

光「兄ちゃんをよろしく」

そういうとみんなは行ってしまった

「???」

僕は不思議に思ったがとりあえず部屋に向かった

「白夜?」

白夜「悠斗か?」

「うん。大丈夫?」

白夜「ああ。でも、今は部屋に入ってこないでくれよ?」

「え?なんで?」

白夜「ヒートでいろいろなwだから今はダメなんだw」

「そうなんだ・・・」

僕はキッチンに向かった
ソファに座り一息つく

「・・・」

僕は学校での出来事を思い出していた

・・・学校・・・
狼井「あれ?豹谷は?」

「なんかヒートって言ってたよ?」

牛飼「マジか・・・大変だな・・・」

「そうなの?」

狼井「そうだろう?ヒートなんだから」

「ヒートって何?」

狼井・牛飼「え!?!?」

「!?」

いきなり二人が声を上げた

「な、なに?」

狼井「お前、ヒートを知らないのか!?」

「う、うん」

牛飼「・・・授業は全部寝てたのか?」

「???」

狼井「ヒートって言うのはな・・・俺たち獣人の発情期の事だよ。まだ浸透してない言葉だがな」

「はつ・・・え・・・」

発情期・・・?
あの・・・動物が欲情状態のあれ?

牛飼「でも、まだ先って言ってなかったか?」

狼井「ああ。まぁ・・・ずれることはよくあることだし・・・」

「・・・詳しく教えてくれない?」

狼井「え?」

「そのヒートのこと!」

牛飼「お、おう・・・」

そして僕は二人からヒート・・・発情期のことを聞いた

・・・現在・・・
「・・・」

狼井『いいか?ヒートを迎えた獣人は性欲をコントロールするのが難しくなるんだ』

『うんうん・・・』

牛飼『でも、今は薬もあるから通学、通勤もできるんだが・・・稀にそれも難しいときもあるんだ』

『それってどういうとき?』

牛飼『そうだな・・・薬を飲んでなければもちろんそうだし・・・後は・・・運命のつがいが傍に居る時・・・かな?』

『運命のつがい・・・』

狼井『おいおい・・・さすがに運命のつがいは知ってるよな?w』

『う、うん。知ってるよ』

狼井『よかった・・・それも説明しないといけないと思った・・・』

牛飼『ハハハwさすがにそれは有名だからなwでも、豹谷・・・薬飲んでなかったのか?』

『わ、わからない・・・』

狼井『もしかして・・・運命のつがいに出会ってたりして!』

牛飼『お~!それはめでたいな!!あの豹谷にもとうとう・・・』

狼井『俺は嬉しいぞ・・・』

そういい二人は涙を流す演技をしていた

「・・・」

僕がいるから・・・ヒートになったの?
ちゃんとお薬は飲んだかな?

「・・・」

僕は気になり部屋に向かった
扉を叩こうとしたら

白夜「あ・・・ん・・・」

中から声が聞こえる

「・・・」

どうしよう・・・
どうしたらいいんだろう・・・
豹谷さんも遥人さんもいないし・・・

「・・・うん!」

僕は扉を開けた
モワっとするほどの匂いと熱気が部屋から出てきた

白夜「おわっ!は、悠斗!?いきなり開けるなよ!」

白夜は慌てて布団を被った

「ご、ごめん・・・その・・・お薬は飲んだのかなって思って・・・」

白夜「!それ・・・誰から聞いた?」

「狼井と牛飼から・・・」

白夜「・・・はぁ・・・あいつら・・・このまま黙っとくつもりだったのに・・・」

「僕が聞いたんだよ」

白夜「・・・そうか。じゃあわかるだろう?俺は今・・・忙しい」

「うん・・・」

白夜「だから・・・部屋から出て行ってくれないか?一週間ぐらいで収まるからさ。そしたら一緒に過ごそう?」

「・・・」

僕は部屋に入り扉を閉めた

白夜「悠斗?」

「・・・」

ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!

心臓が爆発しそうなぐらい動いている

「僕・・・白夜の・・・つがい・・・なんだよね?」

白夜「え?ああ。そうだよ」

「じゃ、じゃあ・・・少しは・・・頼ってほしいな・・・」

白夜「え・・・?」

僕は白夜に近づいた

「僕・・・助けられてばっかだからさ・・・僕にできることがあるなら・・・やるよ?」

白夜「お前・・・意味・・・わかって言ってるんだろうな?」

「・・・うん!」

白夜「・・・俺がお前を抱きたいって言ったら・・・抱かせてくれるのか?」

「・・・うん」

白夜「・・・こいよ」

僕はベッドに乗った

白夜「いいんだな?これ以上先に行ったらもうやめないぞ?」

「うん・・・構わないよ。僕が・・・白夜と・・・やりたいから」

白夜「・・・そうか」

そういうとキスをしてきた

「ん・・・」

そのまま制服を脱がしてきて

「あ・・・ん・・・」

ざらざらな舌が胸を這う

白夜「もっと・・・声を出せよ」

「ん・・・あ・・・ん・・・」

そして・・・
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