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7.このままじゃだめ
7-①
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雨が降りつづいていた。十一月も半ばを過ぎ、もうすぐ雪の季節がやってくるという気配を、灰色の空と冷たい雨が町じゅうに運んできている。尾板の家々も冬囲いをはじめ、雪おろしの雷が鳴るのを、いまかいまかと待っているような毎日だった。
雪深堂のガラス戸から、外気がひっそりと忍びこんでくるようになっていた。それでも、店内のエアコンがごうごうと音を立てながら風を吐きだしていると、パーカーにエプロンではすこし暑いくらいだった。
「寒いねえ」
「そうですね」
恵美子さんはあいかわらずおしゃべりで、甘ったるい声で話し、町のひとびとの事情にずかずかと土足で踏みこむひとだった。寒くなり客足は遠のくばかりで、手持ちぶさたにしている時間が多かった。道ゆくひとびとを眺めてはそれにひとことずつコメントする恵美子さんに、適当な相槌を返す。
店のまえを、保育園の園児服を着た男の子が通ったときだった。男の子の手を引いて歩くおばあちゃんが、腰を曲げてゆっくり歩いていく。そういえば今日は、もうすぐ定時になりそうなのに帰るように促されない。どうせまたいつもの気紛れだ。そう思いながらぼうっとガラス戸の外を見ていると、恵美子さんが唐突に声をあげた。
「そういえば、あの子どうなったのお」
「あの子って、だれのことですか」
まっすぐまえを向いて座っていた身体を、恵美子さんのほうにずらして返事をする。恵美子さんは、嬉々とした笑みを浮かべて手を頬に当て、声を潜めた。ぐっと近くなった化粧品のにおいが、わたしをすこしうしろに引かせた。
「ほらあ、まゆちゃんの幼なじみの、榎田さんの娘さんよお」
胸が、どくんとひとつ脈を打った。ずっとおなかにしまいこんで鍵をかけていたものを、むりやりこじ開けられた気分だった。恵美子さんに向き直ったことを、心の底から後悔する。どうしていまさら、話を蒸し返そうとするのだろう。
「……どうなったって、どういうことですか」
無意識のうちに棘のある言いかたをしてしまった。自分のその物言いにすら怖気づいて、一段と肩が落ちた。
「結婚するって言ってからずいぶん経つじゃなあい? 結婚式はもうしたのかしらあ」
不快の塊のようなことばだった。結婚式というものが指す、その内容を想像するだけで、吐いてしまいそうだった。真っ白なドレスを着て、ひとびとの注目を浴びながら笑って泣いて、その日が人生でいちばんうつくしくしあわせな日として、川上さんのとなりに並び立つ里恵ちゃん。あるいは、真っ白な被りものをして、赤いお椀でお酒を飲み、普段はしないような緊張した面持ちで、一生を川上さんと過ごすと誓う里恵ちゃん。結婚式に参列したことはなくても、それくらいの知識はわたしにもあった。思い描くだけで、感情という感情のすべてを失くしそうなできごとだ。
「……いえ、してないと思います」
「思います」なんて曖昧な言いかたしかできないことが歯がゆかった。わたしが呼ばれていないので、という台詞は、ぎりぎりのところで飲みこんだ。
夏に結婚報告を受けてからそのあと、里恵ちゃんからきた連絡はひとつ、えるのを紹介してくれたときだけだった。あの日、えるのをわたしに引きあわせた里恵ちゃんは、忙しそうに店を去り、そこにははじめて顔を合わせたえるのとわたしだけが残された。えるのの印象や関係も、里恵ちゃんからは問われてはいない。真登に頼まれたから、仕方なく旦那さんの妹を連れてきただけで、わたしとのやりとりにはなんの興味もないのだと、思い知らされるには十分な時間だった。
「いつお式するかは聞いてないのお?」
また、傷がひどく痛んだ。そんなこと、恵美子さんに関係ないじゃないですか。のどまで出かかったことばを、握ったこぶしで握りつぶした。わたしだってわかっている。「いちばん大事」なわたしに、結婚することはだれよりも最初に教えてくれたわたしに、里恵ちゃんがなにも教えてくれていないこと。里恵ちゃんにとって、わたしがその程度の存在だということ。わたしになにも知らされていないことを、突きつけられているような気がした。
「……知らないです」
ことばにすると、あんまりにも滑稽だった。幼なじみだとえらそうに言っておいて、そのじつなにも知らないのだから。
みじめだった。恵美子さんのほうに向けていた身体を捻るようにしながら立ちあがり、濡れ布巾を手にとる。ショーケースから出て、外気にさらされてひんやりとしたガラス戸を拭く。続く会話から逃げるためには、こうしてなにかほかのことをするしかない。
「もう雪が降るからねえ、春になってからかしらあ」
「……わからないです」
こんなの、世間話だとわかっている。道ゆくひとを見て、「あらあ、あのひとすごい荷物。どこにいくのかしらあ」とか、「いまのひと、年のわりに派手な服だったわねえ」とか、そんなふうにどうでもいい恵美子さんの会話の断片にいちいち心動かされていては、いくつ心があっても足りない。
「たのしみねえ」
わたしの気持ちなんか知らず、恵美子さんがふくふくと笑う。背後の声に返事をしたくなくて、ふと、ガラス戸の外を通った制服姿を見た。
「加奈子……」
それは、まちがいなく前島加奈子だった。視線に気づいたのか、加奈子が手を振り、こちらに向かってくる。
「まゆ! 久しぶり、元気だった?」
ガラス戸を開けて入ってきた加奈子が手を差しだす。布巾をどうすることもできず、なんとなく愛想笑いを浮かべて手をうしろに隠した。
「あらあ、前島さんのところのお」
「その節はお世話になりました」
「いえいえ、ほんとうにご愁傷さまでした」
慣れたようすで、加奈子が恵美子さんに頭をさげた。その節、というのがわからず一瞬首をひねってから、彼女が母親を亡くしたことを思いだす。きっと母親がいなくなってからこのかた、何度もくり返してきたやりとりなのだろう。
「まゆ、元気だった?」
顔をあげた加奈子が、再度おなじことを訊ねる。さっきまで胸に浮かんでいた同情の気持ちはどこかへいって、昔と変わらないお節介に辟易した。気を利かせたつもりなのか、恵美子さんが奥へとさがる。
「うん、加奈子、は、その……大変だったね」
「えへへ、そうなの」
頭を掻いた加奈子は、その茶化した口調とは裏腹に、すこし疲れて見えた。どんなに他人のことに首を突っこんでも、パワフルに立ちまわっていたあのころの面影はない。
そこまで話すと、親戚のおじさんに会ったときのような、久しぶりに再会したひととなにを話したらいいのかわからないくすぐったい気持ちになって、妙な沈黙が流れた。
「あの、加奈子、大学受けるって」
現時点でわたしが彼女について知っていることはふたつだけだった。ひとつは母親を亡くしていること、もうひとつは、受験をすることだ。なにを話すべきか困ったら、自分の話はしてはいけない。相手の話したいことを話すのが最善の策だと、わたしはもう知っている。
「そうなの! でも、どうして知ってるの」
まずい、と思った。だけど、わたしは嘘がつけない。正直に、ありのままを話すことにした。
「……加奈子のおかあさんから、聞いた」
その瞬間、加奈子の顔に浮かんだ表情は、貼りつけられたような笑顔だった。ただ、それが意味しているのが「哀しみ」であるということだけは、わたしにもわかった。
「そっか。そうなんだ」
へへ、と加奈子が鼻をすする。外の冷たい風に当たっていた彼女の鼻の頭は、店に入ってきたときより赤くなっていた。
「あのね、おかあさんがいなくなって、大学いくやめようかなって思ったんだけど、でもおかあさんがそうやって応援してくれてたから、おかあさんのためにも勉強がんばろうって決めたの」
気圧された。加奈子の黒々とした瞳は、つよい意志に満ち満ちていて、まぶしいくらいだった。えるのとおなじ目をしているひとが、この世のなかにはこんなに身近にいるなんて。すごいね、とも、がんばってね、とも言えなかった。ただ、圧倒されて黙りこんでいた。そして、加奈子が大学へいこうとする動機も、わたしにとってはおどろきだった。おかあさんのため、という加奈子の勉強する理由だって、えるのに言わせればきっと、「正しいし、間違ってはいない」のだ。
「まゆは? なにかするの?」
だから、そんなまっすぐな目をしている加奈子に問われても、わたしは彼女が思うのとおなじ決意は持っていなかった。持てるはずがなかった。
「わ、たしは……まだ、決めてない」
絞りだした声はちいさくて、自信の欠片も感じられなかった。あたりまえだ。そんなものあるわけがないのだから。
わたしはなにをしているのだろう。加奈子のまえで、消えてしまいたかった。うつむいたわたしの肩を、加奈子がやさしく叩く。
「いいよ、まだなにもできなくったって。それがまゆのペースなんでしょ」
ゆっくりと、加奈子の顔を見た。昔とおなじ、自信に満ちた表情だった。昔なら、お節介な台詞だと思ったかもしれない。でも不思議と、そんな気持ちは浮かんでこなかった。
「……ありがとう。加奈子も、がんばって」
心から、そう思った。わたしこそありがとね、と鼻の頭にしわを寄せて、加奈子が笑う。「じゃあね、仕事の邪魔してごめんね」と言って、彼女はあっというまに店を去っていった。ガラス戸から入ってきた冷気は、すぐに店内のあたたかな空気と混じって、その厳しさの気配を消した。
雪深堂のガラス戸から、外気がひっそりと忍びこんでくるようになっていた。それでも、店内のエアコンがごうごうと音を立てながら風を吐きだしていると、パーカーにエプロンではすこし暑いくらいだった。
「寒いねえ」
「そうですね」
恵美子さんはあいかわらずおしゃべりで、甘ったるい声で話し、町のひとびとの事情にずかずかと土足で踏みこむひとだった。寒くなり客足は遠のくばかりで、手持ちぶさたにしている時間が多かった。道ゆくひとびとを眺めてはそれにひとことずつコメントする恵美子さんに、適当な相槌を返す。
店のまえを、保育園の園児服を着た男の子が通ったときだった。男の子の手を引いて歩くおばあちゃんが、腰を曲げてゆっくり歩いていく。そういえば今日は、もうすぐ定時になりそうなのに帰るように促されない。どうせまたいつもの気紛れだ。そう思いながらぼうっとガラス戸の外を見ていると、恵美子さんが唐突に声をあげた。
「そういえば、あの子どうなったのお」
「あの子って、だれのことですか」
まっすぐまえを向いて座っていた身体を、恵美子さんのほうにずらして返事をする。恵美子さんは、嬉々とした笑みを浮かべて手を頬に当て、声を潜めた。ぐっと近くなった化粧品のにおいが、わたしをすこしうしろに引かせた。
「ほらあ、まゆちゃんの幼なじみの、榎田さんの娘さんよお」
胸が、どくんとひとつ脈を打った。ずっとおなかにしまいこんで鍵をかけていたものを、むりやりこじ開けられた気分だった。恵美子さんに向き直ったことを、心の底から後悔する。どうしていまさら、話を蒸し返そうとするのだろう。
「……どうなったって、どういうことですか」
無意識のうちに棘のある言いかたをしてしまった。自分のその物言いにすら怖気づいて、一段と肩が落ちた。
「結婚するって言ってからずいぶん経つじゃなあい? 結婚式はもうしたのかしらあ」
不快の塊のようなことばだった。結婚式というものが指す、その内容を想像するだけで、吐いてしまいそうだった。真っ白なドレスを着て、ひとびとの注目を浴びながら笑って泣いて、その日が人生でいちばんうつくしくしあわせな日として、川上さんのとなりに並び立つ里恵ちゃん。あるいは、真っ白な被りものをして、赤いお椀でお酒を飲み、普段はしないような緊張した面持ちで、一生を川上さんと過ごすと誓う里恵ちゃん。結婚式に参列したことはなくても、それくらいの知識はわたしにもあった。思い描くだけで、感情という感情のすべてを失くしそうなできごとだ。
「……いえ、してないと思います」
「思います」なんて曖昧な言いかたしかできないことが歯がゆかった。わたしが呼ばれていないので、という台詞は、ぎりぎりのところで飲みこんだ。
夏に結婚報告を受けてからそのあと、里恵ちゃんからきた連絡はひとつ、えるのを紹介してくれたときだけだった。あの日、えるのをわたしに引きあわせた里恵ちゃんは、忙しそうに店を去り、そこにははじめて顔を合わせたえるのとわたしだけが残された。えるのの印象や関係も、里恵ちゃんからは問われてはいない。真登に頼まれたから、仕方なく旦那さんの妹を連れてきただけで、わたしとのやりとりにはなんの興味もないのだと、思い知らされるには十分な時間だった。
「いつお式するかは聞いてないのお?」
また、傷がひどく痛んだ。そんなこと、恵美子さんに関係ないじゃないですか。のどまで出かかったことばを、握ったこぶしで握りつぶした。わたしだってわかっている。「いちばん大事」なわたしに、結婚することはだれよりも最初に教えてくれたわたしに、里恵ちゃんがなにも教えてくれていないこと。里恵ちゃんにとって、わたしがその程度の存在だということ。わたしになにも知らされていないことを、突きつけられているような気がした。
「……知らないです」
ことばにすると、あんまりにも滑稽だった。幼なじみだとえらそうに言っておいて、そのじつなにも知らないのだから。
みじめだった。恵美子さんのほうに向けていた身体を捻るようにしながら立ちあがり、濡れ布巾を手にとる。ショーケースから出て、外気にさらされてひんやりとしたガラス戸を拭く。続く会話から逃げるためには、こうしてなにかほかのことをするしかない。
「もう雪が降るからねえ、春になってからかしらあ」
「……わからないです」
こんなの、世間話だとわかっている。道ゆくひとを見て、「あらあ、あのひとすごい荷物。どこにいくのかしらあ」とか、「いまのひと、年のわりに派手な服だったわねえ」とか、そんなふうにどうでもいい恵美子さんの会話の断片にいちいち心動かされていては、いくつ心があっても足りない。
「たのしみねえ」
わたしの気持ちなんか知らず、恵美子さんがふくふくと笑う。背後の声に返事をしたくなくて、ふと、ガラス戸の外を通った制服姿を見た。
「加奈子……」
それは、まちがいなく前島加奈子だった。視線に気づいたのか、加奈子が手を振り、こちらに向かってくる。
「まゆ! 久しぶり、元気だった?」
ガラス戸を開けて入ってきた加奈子が手を差しだす。布巾をどうすることもできず、なんとなく愛想笑いを浮かべて手をうしろに隠した。
「あらあ、前島さんのところのお」
「その節はお世話になりました」
「いえいえ、ほんとうにご愁傷さまでした」
慣れたようすで、加奈子が恵美子さんに頭をさげた。その節、というのがわからず一瞬首をひねってから、彼女が母親を亡くしたことを思いだす。きっと母親がいなくなってからこのかた、何度もくり返してきたやりとりなのだろう。
「まゆ、元気だった?」
顔をあげた加奈子が、再度おなじことを訊ねる。さっきまで胸に浮かんでいた同情の気持ちはどこかへいって、昔と変わらないお節介に辟易した。気を利かせたつもりなのか、恵美子さんが奥へとさがる。
「うん、加奈子、は、その……大変だったね」
「えへへ、そうなの」
頭を掻いた加奈子は、その茶化した口調とは裏腹に、すこし疲れて見えた。どんなに他人のことに首を突っこんでも、パワフルに立ちまわっていたあのころの面影はない。
そこまで話すと、親戚のおじさんに会ったときのような、久しぶりに再会したひととなにを話したらいいのかわからないくすぐったい気持ちになって、妙な沈黙が流れた。
「あの、加奈子、大学受けるって」
現時点でわたしが彼女について知っていることはふたつだけだった。ひとつは母親を亡くしていること、もうひとつは、受験をすることだ。なにを話すべきか困ったら、自分の話はしてはいけない。相手の話したいことを話すのが最善の策だと、わたしはもう知っている。
「そうなの! でも、どうして知ってるの」
まずい、と思った。だけど、わたしは嘘がつけない。正直に、ありのままを話すことにした。
「……加奈子のおかあさんから、聞いた」
その瞬間、加奈子の顔に浮かんだ表情は、貼りつけられたような笑顔だった。ただ、それが意味しているのが「哀しみ」であるということだけは、わたしにもわかった。
「そっか。そうなんだ」
へへ、と加奈子が鼻をすする。外の冷たい風に当たっていた彼女の鼻の頭は、店に入ってきたときより赤くなっていた。
「あのね、おかあさんがいなくなって、大学いくやめようかなって思ったんだけど、でもおかあさんがそうやって応援してくれてたから、おかあさんのためにも勉強がんばろうって決めたの」
気圧された。加奈子の黒々とした瞳は、つよい意志に満ち満ちていて、まぶしいくらいだった。えるのとおなじ目をしているひとが、この世のなかにはこんなに身近にいるなんて。すごいね、とも、がんばってね、とも言えなかった。ただ、圧倒されて黙りこんでいた。そして、加奈子が大学へいこうとする動機も、わたしにとってはおどろきだった。おかあさんのため、という加奈子の勉強する理由だって、えるのに言わせればきっと、「正しいし、間違ってはいない」のだ。
「まゆは? なにかするの?」
だから、そんなまっすぐな目をしている加奈子に問われても、わたしは彼女が思うのとおなじ決意は持っていなかった。持てるはずがなかった。
「わ、たしは……まだ、決めてない」
絞りだした声はちいさくて、自信の欠片も感じられなかった。あたりまえだ。そんなものあるわけがないのだから。
わたしはなにをしているのだろう。加奈子のまえで、消えてしまいたかった。うつむいたわたしの肩を、加奈子がやさしく叩く。
「いいよ、まだなにもできなくったって。それがまゆのペースなんでしょ」
ゆっくりと、加奈子の顔を見た。昔とおなじ、自信に満ちた表情だった。昔なら、お節介な台詞だと思ったかもしれない。でも不思議と、そんな気持ちは浮かんでこなかった。
「……ありがとう。加奈子も、がんばって」
心から、そう思った。わたしこそありがとね、と鼻の頭にしわを寄せて、加奈子が笑う。「じゃあね、仕事の邪魔してごめんね」と言って、彼女はあっというまに店を去っていった。ガラス戸から入ってきた冷気は、すぐに店内のあたたかな空気と混じって、その厳しさの気配を消した。
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