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4.わたしは言えない
4-③
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寒い日だった。公園の桜並木から茶の葉っぱが飛んできて、風にもてあそばれている。地面の近くで渦を巻く木の葉が、足元に絡みついては離れ、またどこからかやってきては離れをくり返す。前に進むちからを奪われそうなのに、それでもわたしは歩きつづけている。葉の一枚いちまいが、わたしの胸のなかにあるもやもやの実像みたいだ。
外からやってくる、攻撃ともとれる刺激から身体を丸めて心を守る。アーケード街を歩き、震えながら雪深堂のガラス戸を引いた瞬間、待ちきれないようすで恵美子さんが顔を出した。
「まゆちゃん聞いたあ?」
面食らって、返事がひと呼吸遅れる。
「聞いたって、なにをですか」
近ごろ、なんだかずっと不調だった。このまえみたいに風邪をひいているわけではないけれど、頭がぼうっとして身体が重く、倒れこんでしまいたい衝動がつねにまとわりついていた。だからわたしは機嫌が悪くて、声が尖ってしまう。
「あらあ、知らないのお?」
わたしのあとを追って、恵美子さんがついてくる。ブルゾンを脱ぎ、エプロンを身につけているわたしを覗きこむように、赤茶のパーマが揺れた。
「なにってえ、榎田さんのところの娘さん、結婚するんでしょお?」
手が、止まった。
「……それ、どこから聞いたんですか」
「あらあ、みんな言ってるわよお。尾板は横のつながりが強いんだからあ」
誇らしげに、恵美子さんはべたつく笑みを浮かべている。いつにも増して、不快な顔だった。
「……そうですか」
尾板は、人口七千人のちいさな町だ。真登とわたしの同級生だって、たった六十人しかいない。若者の結婚というニュースは、瞬く間にこの狭い町を駆け抜ける。だれかがだれかの知り合いで、ひとりに秘密が知られれば、秘密の魔法は効かなくなり、事実へと変わってしまう。
わたしを置いてけぼりにして、世界は確かな形を作りながらどんどん進む。里恵ちゃんの結婚が、いまこの瞬間にも事実としての輪郭を帯びていくことが、足元からひっそりと恐怖を連れてくる。
髪を結い、奥の工場にあいさつをしにいく。背後には、まだ話し足りないようすの恵美子さんがぴったりついてきていた。その姿が見えたのか、職人さんたちに指示を飛ばしていた花本さんが、「おはよう」の声とともに申し訳なさそうな表情を浮かべる。恵美子さんに厳しい花本さんのふるまいですら、いまはただつらい。軽く会釈をして、店先へ出る。
ショーケースの内側、丸椅子に座ろうとすると、恵美子さんも丸椅子を出して横に腰かけた。いつもならすぐに奥へさがっていくのに、腰が椅子に触れるまえからことばを続ける。
「榎田さんのご主人も、まゆちゃんのお父さんと同級生だったわよねえ。昔はよくその結婚するっていう子とあそんでたんですってえ?」
「……そうです」
昔は。そのひとことが、こんなにも胸に痛い。まるで、いまは遠く離れているみたいな物言いだ。
「だいぶ年上よねえ」
「五歳離れてます」
「というと二十代前半? お仕事はしてらっしゃるのかしらあ」
これが聞きたかったのか、と思う。話しぶりからして里恵ちゃんのことは知らないようだし、噂でしか知らない里恵ちゃんがどんな人間なのか、詮索したいのだ。
「ちゃんと働いてます」
ちゃんと、の部分にちからがこもった。店内は狭く、逃げ場所もなかった。たとえ必要とされていなくても、わたしはここに座っていることでお給料をもらっている。普段はこなくていいとすら思っているお客さんが、いまはひどく恋しい。
「あらあ、そうなのねえ。結婚したらお仕事は辞めるのかしらねえ」
怒りではらわたが煮えてしまいそうだ。ケーキを作る仕事は、里恵ちゃんがずっと大切にしてきた、身体を壊しても手放さなかったものなのに。結婚したくらいで捨てられるほど、簡単なものじゃないことは、離れていたわたしにだってわかる。
「里恵ちゃんは、そんなことしないと思います」
「そうかしらあ。でも子どもができると女のひとは変わるわよ。赤ちゃんはいるのお?」
「……いない、と思います」
立ち上がり、そばに置いてある布巾を手に取る。まだだれも触れていないショーケースを、前に出て執拗に拭いた。どこに持っていけばいいのかわからない感情をぶつけるように、腕にちからを入れる。悔しい。悔しい。自分が情けない。里恵ちゃんのことなんてなにも知らないのだと、恵美子さんから問いを投げかけられるたび思い知らされる。そして同時に、焦る。なにも知らずに彼女のことを語る資格が、わたしのどこにあるのだろう。
わたしの知らない里恵ちゃんが、わたしのなかに形作られていく。里恵ちゃんは、こんなにも遠いひとじゃなかったのに。
「ずいぶん慕ってるのねえ。話しぶりでわかるわあ」
「……っ」
思わず息が詰まる。はじめて里恵ちゃんの話をした恵美子さんにすら、そんなことを言われてしまうなんて。
「年上のおねえさんに憧れるのは女の子だけの特別な気持ちよお。わたしにもあったもの」
だれにでもある、女の子だけの特別な気持ち。ショーケースを磨く手がうまく動かせなくて、そのまま止まる。
「でもだんだん男のひとに愛されるよろこびを知って大人になっていくもんだものお。まゆちゃんだってそうでしょお?」
そうだ。里恵ちゃんは、男のひとに愛されて、わたしの手の届かないひとになってしまった。幼いころに面倒を見ていた妹分のことなんか忘れて、川上さんのもとにいってしまった。それが、「大人になる」ということなんだろうか。
わたしの知っている里恵ちゃんは、どこかにいってしまった。わたしのことをかわいがってくれて、いっしょに土手でおままごとをしてくれて、誕生日にはケーキを作ってくれて、「好きがわからない」と言っていた里恵ちゃんは、もう、どこにもいない。
胸のなかに、すっと風が流れこんでくる。なにかを失ったような気がして、でも失ったものがなんなのか、うまくことばにすることができない。
「まゆちゃん、どうしたのお?」
恵美子さんが立ちあがり、手を伸ばす。それに応えようと口を開きかけると同時に、店先のガラス戸が音を立て、お客さんが入ってきた。ガラス戸の隙間から、木の葉が一枚、店内に舞いこむ。
「いらっしゃいませ」
笑顔を作り、頭をさげる。ずっと待ちわびていたお客さんだ。恵美子さんが接客しているのを横目に、床に落ちた木の葉を拾い、ごみ箱に捨てた。
外からやってくる、攻撃ともとれる刺激から身体を丸めて心を守る。アーケード街を歩き、震えながら雪深堂のガラス戸を引いた瞬間、待ちきれないようすで恵美子さんが顔を出した。
「まゆちゃん聞いたあ?」
面食らって、返事がひと呼吸遅れる。
「聞いたって、なにをですか」
近ごろ、なんだかずっと不調だった。このまえみたいに風邪をひいているわけではないけれど、頭がぼうっとして身体が重く、倒れこんでしまいたい衝動がつねにまとわりついていた。だからわたしは機嫌が悪くて、声が尖ってしまう。
「あらあ、知らないのお?」
わたしのあとを追って、恵美子さんがついてくる。ブルゾンを脱ぎ、エプロンを身につけているわたしを覗きこむように、赤茶のパーマが揺れた。
「なにってえ、榎田さんのところの娘さん、結婚するんでしょお?」
手が、止まった。
「……それ、どこから聞いたんですか」
「あらあ、みんな言ってるわよお。尾板は横のつながりが強いんだからあ」
誇らしげに、恵美子さんはべたつく笑みを浮かべている。いつにも増して、不快な顔だった。
「……そうですか」
尾板は、人口七千人のちいさな町だ。真登とわたしの同級生だって、たった六十人しかいない。若者の結婚というニュースは、瞬く間にこの狭い町を駆け抜ける。だれかがだれかの知り合いで、ひとりに秘密が知られれば、秘密の魔法は効かなくなり、事実へと変わってしまう。
わたしを置いてけぼりにして、世界は確かな形を作りながらどんどん進む。里恵ちゃんの結婚が、いまこの瞬間にも事実としての輪郭を帯びていくことが、足元からひっそりと恐怖を連れてくる。
髪を結い、奥の工場にあいさつをしにいく。背後には、まだ話し足りないようすの恵美子さんがぴったりついてきていた。その姿が見えたのか、職人さんたちに指示を飛ばしていた花本さんが、「おはよう」の声とともに申し訳なさそうな表情を浮かべる。恵美子さんに厳しい花本さんのふるまいですら、いまはただつらい。軽く会釈をして、店先へ出る。
ショーケースの内側、丸椅子に座ろうとすると、恵美子さんも丸椅子を出して横に腰かけた。いつもならすぐに奥へさがっていくのに、腰が椅子に触れるまえからことばを続ける。
「榎田さんのご主人も、まゆちゃんのお父さんと同級生だったわよねえ。昔はよくその結婚するっていう子とあそんでたんですってえ?」
「……そうです」
昔は。そのひとことが、こんなにも胸に痛い。まるで、いまは遠く離れているみたいな物言いだ。
「だいぶ年上よねえ」
「五歳離れてます」
「というと二十代前半? お仕事はしてらっしゃるのかしらあ」
これが聞きたかったのか、と思う。話しぶりからして里恵ちゃんのことは知らないようだし、噂でしか知らない里恵ちゃんがどんな人間なのか、詮索したいのだ。
「ちゃんと働いてます」
ちゃんと、の部分にちからがこもった。店内は狭く、逃げ場所もなかった。たとえ必要とされていなくても、わたしはここに座っていることでお給料をもらっている。普段はこなくていいとすら思っているお客さんが、いまはひどく恋しい。
「あらあ、そうなのねえ。結婚したらお仕事は辞めるのかしらねえ」
怒りではらわたが煮えてしまいそうだ。ケーキを作る仕事は、里恵ちゃんがずっと大切にしてきた、身体を壊しても手放さなかったものなのに。結婚したくらいで捨てられるほど、簡単なものじゃないことは、離れていたわたしにだってわかる。
「里恵ちゃんは、そんなことしないと思います」
「そうかしらあ。でも子どもができると女のひとは変わるわよ。赤ちゃんはいるのお?」
「……いない、と思います」
立ち上がり、そばに置いてある布巾を手に取る。まだだれも触れていないショーケースを、前に出て執拗に拭いた。どこに持っていけばいいのかわからない感情をぶつけるように、腕にちからを入れる。悔しい。悔しい。自分が情けない。里恵ちゃんのことなんてなにも知らないのだと、恵美子さんから問いを投げかけられるたび思い知らされる。そして同時に、焦る。なにも知らずに彼女のことを語る資格が、わたしのどこにあるのだろう。
わたしの知らない里恵ちゃんが、わたしのなかに形作られていく。里恵ちゃんは、こんなにも遠いひとじゃなかったのに。
「ずいぶん慕ってるのねえ。話しぶりでわかるわあ」
「……っ」
思わず息が詰まる。はじめて里恵ちゃんの話をした恵美子さんにすら、そんなことを言われてしまうなんて。
「年上のおねえさんに憧れるのは女の子だけの特別な気持ちよお。わたしにもあったもの」
だれにでもある、女の子だけの特別な気持ち。ショーケースを磨く手がうまく動かせなくて、そのまま止まる。
「でもだんだん男のひとに愛されるよろこびを知って大人になっていくもんだものお。まゆちゃんだってそうでしょお?」
そうだ。里恵ちゃんは、男のひとに愛されて、わたしの手の届かないひとになってしまった。幼いころに面倒を見ていた妹分のことなんか忘れて、川上さんのもとにいってしまった。それが、「大人になる」ということなんだろうか。
わたしの知っている里恵ちゃんは、どこかにいってしまった。わたしのことをかわいがってくれて、いっしょに土手でおままごとをしてくれて、誕生日にはケーキを作ってくれて、「好きがわからない」と言っていた里恵ちゃんは、もう、どこにもいない。
胸のなかに、すっと風が流れこんでくる。なにかを失ったような気がして、でも失ったものがなんなのか、うまくことばにすることができない。
「まゆちゃん、どうしたのお?」
恵美子さんが立ちあがり、手を伸ばす。それに応えようと口を開きかけると同時に、店先のガラス戸が音を立て、お客さんが入ってきた。ガラス戸の隙間から、木の葉が一枚、店内に舞いこむ。
「いらっしゃいませ」
笑顔を作り、頭をさげる。ずっと待ちわびていたお客さんだ。恵美子さんが接客しているのを横目に、床に落ちた木の葉を拾い、ごみ箱に捨てた。
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