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アルトのアメリカ大冒険 - Route 69 -6.6
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そう…聖院学院教育部に在籍する男子生徒の配給を受けた財務女官ですが、実のところはこの生徒、女官の頑張りに対して今一つ、反応が悪いようなのです。
その理由たるや「僕の好みの女性とちょっと違う」という違和感に尽きる模様。
女官の方は、日頃の鬱屈を晴らしたいが故に野獣化しかけているのですが、相手の少年はどちらかと言えば草食動物…それも、聖院学院の教育部…旧・高等部に進学した部類の子です。
(今は聖院学院初等部相当の福祉部でも圧縮高速学習が入るから、1年で卒業するのよ…で、成績のいい子は高校3年から大学の課程に相当する教育部に進むか、神学部のある茸島分校に行くか、はたまた還俗して就職するか事情罪人か…どっちにしても、その子の年齢だと従来は初等部在籍で福祉部寮扱いだった子だから…)
(つまり、たの…熟女の肉食獣なおめこを迫ると純真な生徒とか、学究の徒のような子には逆効果…)
(そういうこと…本当なら、例の厚労局のちんぽマッチングシステムがこの組み合わせを弾いてしまうから、こんなことはあまり起きない筈なんだけど…)
(何か理由があってこの組み合わせになったのかも知れないわね…でも、これだと精気授受成績が乗るどころか、下手すると少年への性交の無理強いになってマイナス採点がつくわよ…)
そうです、逆レイプやそれに近い無理性交、少年の心とちんぽにED傾向を与える事になりかねませんので、失敗した場合は女官の成績にマイナス査定がつくどころか、下手をすれば文教局または厚労局呼び出しとなってしまうのです…。
(これがあるから逆レイプのプロたるおねショタ同好会の面子に限定してたのよね、元来の少年相手…)
しかし、それではあまりにかわいそうと言う感情を持ったのが、美と愛を司る神話神種族の神様アフロディーテが本来の姿であるアフロちゃん。
で、これまた密かに呼びつけられているのが痴女皇国・文教局長のエロスさん。
(エロスは元々、私の配下にあって男女の仲を取り持つのが職務の神ですので…)
(確かに、子孫を残してもらわないと私の本来の姿の栄養ももらえませんので…)
そう、現行の黒薔薇騎士団長であるペルセポネーゼちゃんも、元来の姿は冥界神ペルセポネ。
いわば、ギリシャ神話のあの世を司る神様です。
人が冥界に落ちてもらわないと困ると言う事は、寿命で死ぬ人口が欲しい…それだけあの世に行く人が多くなるからという理屈で、出産数の増加を歓迎する部類なのです。
しかし、困った事に聖院学院教育部の学生さんです、この財務女官に宛てがわれたお相手。
では、なぜ欲求不満を全身で表すがごとき、紫色の穴開き股開きエロ下着姿で迫っておるのに男子学生の反応が微妙なのか。
いえ、若い分、ちんぽは元気ではありますよ。
ただ、こちらから見ておりますと、微妙に硬さが足りないと申しますか…どうも、10代後半の男子に期待できる勃起の力強さと性欲全振りの思考が微妙に感じられないのです。
(Δεν είναι η γυναίκα που αρέσει σε αυτόν τον άντρα.…)
(Καταρχάς, δεν είναι ο τύπος που τρελαίνεται με το σεξ.)
(Σε αυτή την περίπτωση, θα την κάνω γυναίκα που της αρέσουν οι άντρες.)
これこれお三方、神話神種族語で会話されると、わたくし室見がスパッと理解できないだけでなく、聖院第二公用語として日本語の普及を推進しているまりりが、またしてもキレて怒りますよ。
(ええとですね、彼の好みの女じゃないようですね、あの財務女官…正直、体型矯正をしてあげるべきかも)
(更には草食動物とやらの傾向があるようで)
(男が見かければ野獣の如く突っ込みたくなるような女にすべきでは、と提案いたします)
つまり、男子学生よりも財務女官を矯正補正すべきという意見で、神話神種族出身の3名の意見は一致を見たようです。
つまり、財務女官の肉欲の欲望を叶えてやる方向で願望成就を考えるならば、体型矯正が必要な部類っちゅうことです。
これは、わたくし室見理恵から見ても、やはり財務女官のカイゼンの方が急務という気がします。
というのも、この室見とて経験があるのですが、地味子というのはやはり、どこかに地味子と申しますか、微妙に人間のメスとしての要素が欠落脱落しておるというもの。
体型や容貌はもちろんのこと、歯並びを直す歯列矯正や、肌のシミそばかすニキビですとか、ちょっとした細かい部分までに手を入れたくなる部類だったのです。
しかぁし。
ここで、私とマリアリーゼ上皇の共通の友人であり、財務局にあってはこの女官の上司でもある田野瀬麻里子の意見が。
(あのさぁ…りええも知ってるでしょ…財務女官に限っては、若返るのはまだしも身体矯正は積極的に行わないって…職務の性質上、ちんぽに狂い過ぎると困るってことで両替処時代から精気授受はリモートドレインだの、おめこ環境から遠ざけるのが元来の方針じゃないの…)
(と、ベラちゃんと初代様のちんぽ漬けだった女が)
(うっさいっ。それはともかく、その人確かどっかの会社の経理屋さんだったんでしょ…で、社長のお手つきだったけど会社がコケて云々とか)
(ええと、ちょっと氏名はマスキングされてるけど日本の人よね。で、経理資格はあるから次の就職には困らなかったけど、前職社長の愛人期間がそれなりで見事に婚期をすっぱーんと逃して、テンプレス・ブライダルの門を叩いたと…)
(たの、これ、職場にも問題がある部類だぞ…財務の子は色気二の次が基本じゃん…だからこの人でも痴女種化と若返り措置以外では体をいじってないはずだぜ…)
な、なんと。
良縁を求めてテンプレス・ブライダルの東京支店の門を叩いた際に、だったらNB国籍取って痴女皇国に送り込んだらという形でこっちに来た人みたいですね。
そして、経理経験者ということで、一般女官ではなく財務局に引っ張られたのが運の尽き、とも…。
うぬぬ。
で、わたくし室見のように、美人にしてくれやと言ってんのに、いつの間にか体型がある程度は戻ってしまっていたり、はたまた親に娘の理恵だと認識してもらえないまでに顔を変えられるのはちょっと困るって理由があるならまだしも、この方は元来ならば身体矯正も希望してたんじゃなかったのでしょうか。
(それやると財務の採用基準に引っかかるからね…財務に来る前に一般女官の経験がそれなりにあったら、一般女官経験期間中に体型補正を受けられてたと思うんだけど…)
(あー…速攻で財務に引っ張られて一般女官研修を短期で済ませた部類か…)
そう、かつて痴女皇国の広報部に引っ張られて、現在では紫薔薇騎士団英国支部分室におられる山内博子さんの、いわば同類。
あの人も売春業務の従事経験、短期間で終わってたはずなんですよね…。
(うぬぬ…つまりは実体験と欲望が噛み合ってない…助平心と技能が合致してないのも原因と…)
(ま、まぁ…一度に全てを矯正するのも困難では…とりあえず容姿から変更をですね)
(ペルセちゃん…それ、ダメなの…あまりにお色気が過ぎる身体変更はNGなの…もしもそっちを優先するなら、財務局の勤務を外れてもらう事になるのよ…)
それ何やねん、どういうこっちゃいと、たのに聞きますと。
(さっきも言ったでしょ…一般女官から転属された場合には、美人を敢えてぶっさいくに整形することはやりません。しかし、財務にいる間は、美人に整形はしてもらえないのよ…)
つまりは、男好みの女を志向することを優先するならば、他部署に行ってもらわざるを得ないようです。
ですが、経理屋さんというのは、元来は他の仕事をさせ辛い性質があったのでは。
(文教局長してた経理屋というかマルサの女がいるけどな、ここに)
(あれは言い出しっぺに責任取らせる必要もあったからでしょ…まぁ、たのだからこそ務まってたってのもあるけど…)
そう、たの…田野瀬麻里子さんは、孤児の少年少女を一つ屋根の下に住まわせて精気収入がっぽがっぽ、ついでに美人の保母さんといちゃいちゃさせて精気収入がっぽがっぽという思いつきを披露した女です。
そして、言い出しただけでなく、実際にその環境を実現しろとなって、修学宮という呼称だった聖院付属の教育施設、孤児院を兼ねた聖院学院にハッテンさせてその運営指揮を取るために、文化教育局長という椅子に座らされた過去があるのです…。
(鉄道ヲタ趣味がバレて国土局の指揮を取ってる女に言われとうない…)
(あれはうちの父親の汚い英才教育のせい…絵本や漫画を買ってもらったり、服をせがんだりした場合に鉄道関係の書籍を読ませられるのとバーターだったせいで否応なく鉄の世界に染まったのよ…豊橋や名古屋に行くにしても絶対にミャー鉄かJRってくらいに車、使わんかったし…いくら外れと言っても、自動車王国の愛知県でこれがどれだけ異常な行動かわかる?)
(都内育ちの私にそれを聞くなっ)
たのとの醜い争いはともかく、要はこの財務女官さん、もっと青少年ウケのよい姿になるには、どうやら強制的な転勤転属がセットになってついて回るようなのです。
では、もっともっと肉食獣のような男をあてがうわけには。
はい、たの。
(財務女官は茸島渡航回数制限があるんじゃ…更には職務の性質上、罪人のちんぽを充当するにも年齢や経歴制限が入るからこその、ちんぽ斡旋システム導入でしょうが…)
ええ、東電OL殺人事件とかいう、エリート女性社員がよりによって立ちんぼ売春をやっていた事例を引き合いに出すまでもなく、今は財務局の女官は簡単に淋の森で売春ができなくなっておるのです。
つまり、この財務女官の方、財務局以外の機密が緩い他部署に回るか…いっそ聖母教会へ、という手もあるな…。
(ふむ…室見殿、ところでその女官、財務に置いておくにはいささか頭が硬いようにも見受けるが…田野瀬部長、いかが)
げ。
デルフィリーゼ財務局長ではないですか、この心話…。
(アフロディーテ、そしてペルセポネ…良いですか、その財務局員は百人卒者…つまり、千人卒以上への昇格の岐路に立つ者でしょう…しかし、当人は財務局に来て2年以上が経過しながら、昇格の恩恵に与れぬ身…我が財務局の掟、ご存知か)
(ええ…元来は聖母記念銀行職員を養成するためもあり、在籍後2年以上を経過して詮議の上、千人卒昇格が叶わない場合は聖母教会職員尼僧または一般女官への転属または還俗とする…ですね)
(そう…聖院時代の両替処同様、財務局の業務を経験することは女官の育成過程の一つでもあるが…恐らくその女官では財務局に残る事が叶わないと見られます。従って、他部署への配転か還俗が妥当…)
(田野瀬です。つまり、ある程度の金銭計算や取り扱いが出来る方なら、聖母教会の方が使い道はいくらでもある部類なんですよ。それに聖母教会尼僧であれば、容姿矯正を受けてからの赴任になりますし…で、りええ…そっちの男子生徒だけど…正直、成績的にはこのまま教育部に残っても、欧州の大学への研究学士や教員としてのあっせんの内申書が出せるかは微妙なのよね…だったら、これまたある程度は賢い子なんだし、その財務女官のお姉さんともども聖母教会行きが一番いいんじゃないかって思うのよ…)
(室見局長…デルフィリーゼだが…それと、日本国から派遣されたそちらの国土局長のミネという女がいるだろう。あの女と同時期に移籍してきたミネの部下2名。彼女たちが送り込まれた真の理由は知っているであろう…)
(ええ…日本国、というよりは所属政党のスパイですね。痴女皇国と日本の合同事業に口を出し、所属政党母体の宗教団体が痴女皇国に関与すること…下手をすれば乗っ取り工作すら画策されている件でしょう。これ、東京支部の乳上の分体だけでなく、阿波内侍さんやマリアンヌちゃんたちからも、逆に向こうを内定した情報もらってますし…)
(ペルセポネです。なれば、その峯とかいう女と配下、ちょうど良いでしょう。財務女官と教育学生の聖母教会配属適正化のための資源に使い、ついでに苗床で彼女たちも矯正してやるというのはいかがですか、キリア・ムロミ…)
-------------------------------------------
りええ「でええええええ」
ぺるせ「つまり、財務女官も生徒も、呼ばれるべくして呼ばれた可能性がありますねぇ(ふふふ)」
あふろ「まぁ、私たちならば生きる道を与えられるでしょう(ふふふ)」
ぺるせ「更にはキリア・ムロミにとって獅子身中の虫たる女3人をまとめて始末するに良い機会…(ふっふっふっ)」
りええ「というわけで、ここから先は少々えげつない話になるかも知れないということで、闇堕ちマリア枠に移るかも知れません」
しすか「元々この6.*という小数点以下の話はアメリカ編の余談らしいのですが」
りええ「あたしや痴女宮の最近の事情を伝える内容なので、小数点以下の数字の話は読み飛ばしても本編の内容が通るようにするそうですけど…」
あると「だからはやく、そのもんもん教とかいうしゅうきょうがひらいたまちのおはなしにもどりましょうよ…べらこへいかもおまちですよ…」
りええ(アルトさん!その宗教名は出さないように…ほほほ(汗))
その理由たるや「僕の好みの女性とちょっと違う」という違和感に尽きる模様。
女官の方は、日頃の鬱屈を晴らしたいが故に野獣化しかけているのですが、相手の少年はどちらかと言えば草食動物…それも、聖院学院の教育部…旧・高等部に進学した部類の子です。
(今は聖院学院初等部相当の福祉部でも圧縮高速学習が入るから、1年で卒業するのよ…で、成績のいい子は高校3年から大学の課程に相当する教育部に進むか、神学部のある茸島分校に行くか、はたまた還俗して就職するか事情罪人か…どっちにしても、その子の年齢だと従来は初等部在籍で福祉部寮扱いだった子だから…)
(つまり、たの…熟女の肉食獣なおめこを迫ると純真な生徒とか、学究の徒のような子には逆効果…)
(そういうこと…本当なら、例の厚労局のちんぽマッチングシステムがこの組み合わせを弾いてしまうから、こんなことはあまり起きない筈なんだけど…)
(何か理由があってこの組み合わせになったのかも知れないわね…でも、これだと精気授受成績が乗るどころか、下手すると少年への性交の無理強いになってマイナス採点がつくわよ…)
そうです、逆レイプやそれに近い無理性交、少年の心とちんぽにED傾向を与える事になりかねませんので、失敗した場合は女官の成績にマイナス査定がつくどころか、下手をすれば文教局または厚労局呼び出しとなってしまうのです…。
(これがあるから逆レイプのプロたるおねショタ同好会の面子に限定してたのよね、元来の少年相手…)
しかし、それではあまりにかわいそうと言う感情を持ったのが、美と愛を司る神話神種族の神様アフロディーテが本来の姿であるアフロちゃん。
で、これまた密かに呼びつけられているのが痴女皇国・文教局長のエロスさん。
(エロスは元々、私の配下にあって男女の仲を取り持つのが職務の神ですので…)
(確かに、子孫を残してもらわないと私の本来の姿の栄養ももらえませんので…)
そう、現行の黒薔薇騎士団長であるペルセポネーゼちゃんも、元来の姿は冥界神ペルセポネ。
いわば、ギリシャ神話のあの世を司る神様です。
人が冥界に落ちてもらわないと困ると言う事は、寿命で死ぬ人口が欲しい…それだけあの世に行く人が多くなるからという理屈で、出産数の増加を歓迎する部類なのです。
しかし、困った事に聖院学院教育部の学生さんです、この財務女官に宛てがわれたお相手。
では、なぜ欲求不満を全身で表すがごとき、紫色の穴開き股開きエロ下着姿で迫っておるのに男子学生の反応が微妙なのか。
いえ、若い分、ちんぽは元気ではありますよ。
ただ、こちらから見ておりますと、微妙に硬さが足りないと申しますか…どうも、10代後半の男子に期待できる勃起の力強さと性欲全振りの思考が微妙に感じられないのです。
(Δεν είναι η γυναίκα που αρέσει σε αυτόν τον άντρα.…)
(Καταρχάς, δεν είναι ο τύπος που τρελαίνεται με το σεξ.)
(Σε αυτή την περίπτωση, θα την κάνω γυναίκα που της αρέσουν οι άντρες.)
これこれお三方、神話神種族語で会話されると、わたくし室見がスパッと理解できないだけでなく、聖院第二公用語として日本語の普及を推進しているまりりが、またしてもキレて怒りますよ。
(ええとですね、彼の好みの女じゃないようですね、あの財務女官…正直、体型矯正をしてあげるべきかも)
(更には草食動物とやらの傾向があるようで)
(男が見かければ野獣の如く突っ込みたくなるような女にすべきでは、と提案いたします)
つまり、男子学生よりも財務女官を矯正補正すべきという意見で、神話神種族出身の3名の意見は一致を見たようです。
つまり、財務女官の肉欲の欲望を叶えてやる方向で願望成就を考えるならば、体型矯正が必要な部類っちゅうことです。
これは、わたくし室見理恵から見ても、やはり財務女官のカイゼンの方が急務という気がします。
というのも、この室見とて経験があるのですが、地味子というのはやはり、どこかに地味子と申しますか、微妙に人間のメスとしての要素が欠落脱落しておるというもの。
体型や容貌はもちろんのこと、歯並びを直す歯列矯正や、肌のシミそばかすニキビですとか、ちょっとした細かい部分までに手を入れたくなる部類だったのです。
しかぁし。
ここで、私とマリアリーゼ上皇の共通の友人であり、財務局にあってはこの女官の上司でもある田野瀬麻里子の意見が。
(あのさぁ…りええも知ってるでしょ…財務女官に限っては、若返るのはまだしも身体矯正は積極的に行わないって…職務の性質上、ちんぽに狂い過ぎると困るってことで両替処時代から精気授受はリモートドレインだの、おめこ環境から遠ざけるのが元来の方針じゃないの…)
(と、ベラちゃんと初代様のちんぽ漬けだった女が)
(うっさいっ。それはともかく、その人確かどっかの会社の経理屋さんだったんでしょ…で、社長のお手つきだったけど会社がコケて云々とか)
(ええと、ちょっと氏名はマスキングされてるけど日本の人よね。で、経理資格はあるから次の就職には困らなかったけど、前職社長の愛人期間がそれなりで見事に婚期をすっぱーんと逃して、テンプレス・ブライダルの門を叩いたと…)
(たの、これ、職場にも問題がある部類だぞ…財務の子は色気二の次が基本じゃん…だからこの人でも痴女種化と若返り措置以外では体をいじってないはずだぜ…)
な、なんと。
良縁を求めてテンプレス・ブライダルの東京支店の門を叩いた際に、だったらNB国籍取って痴女皇国に送り込んだらという形でこっちに来た人みたいですね。
そして、経理経験者ということで、一般女官ではなく財務局に引っ張られたのが運の尽き、とも…。
うぬぬ。
で、わたくし室見のように、美人にしてくれやと言ってんのに、いつの間にか体型がある程度は戻ってしまっていたり、はたまた親に娘の理恵だと認識してもらえないまでに顔を変えられるのはちょっと困るって理由があるならまだしも、この方は元来ならば身体矯正も希望してたんじゃなかったのでしょうか。
(それやると財務の採用基準に引っかかるからね…財務に来る前に一般女官の経験がそれなりにあったら、一般女官経験期間中に体型補正を受けられてたと思うんだけど…)
(あー…速攻で財務に引っ張られて一般女官研修を短期で済ませた部類か…)
そう、かつて痴女皇国の広報部に引っ張られて、現在では紫薔薇騎士団英国支部分室におられる山内博子さんの、いわば同類。
あの人も売春業務の従事経験、短期間で終わってたはずなんですよね…。
(うぬぬ…つまりは実体験と欲望が噛み合ってない…助平心と技能が合致してないのも原因と…)
(ま、まぁ…一度に全てを矯正するのも困難では…とりあえず容姿から変更をですね)
(ペルセちゃん…それ、ダメなの…あまりにお色気が過ぎる身体変更はNGなの…もしもそっちを優先するなら、財務局の勤務を外れてもらう事になるのよ…)
それ何やねん、どういうこっちゃいと、たのに聞きますと。
(さっきも言ったでしょ…一般女官から転属された場合には、美人を敢えてぶっさいくに整形することはやりません。しかし、財務にいる間は、美人に整形はしてもらえないのよ…)
つまりは、男好みの女を志向することを優先するならば、他部署に行ってもらわざるを得ないようです。
ですが、経理屋さんというのは、元来は他の仕事をさせ辛い性質があったのでは。
(文教局長してた経理屋というかマルサの女がいるけどな、ここに)
(あれは言い出しっぺに責任取らせる必要もあったからでしょ…まぁ、たのだからこそ務まってたってのもあるけど…)
そう、たの…田野瀬麻里子さんは、孤児の少年少女を一つ屋根の下に住まわせて精気収入がっぽがっぽ、ついでに美人の保母さんといちゃいちゃさせて精気収入がっぽがっぽという思いつきを披露した女です。
そして、言い出しただけでなく、実際にその環境を実現しろとなって、修学宮という呼称だった聖院付属の教育施設、孤児院を兼ねた聖院学院にハッテンさせてその運営指揮を取るために、文化教育局長という椅子に座らされた過去があるのです…。
(鉄道ヲタ趣味がバレて国土局の指揮を取ってる女に言われとうない…)
(あれはうちの父親の汚い英才教育のせい…絵本や漫画を買ってもらったり、服をせがんだりした場合に鉄道関係の書籍を読ませられるのとバーターだったせいで否応なく鉄の世界に染まったのよ…豊橋や名古屋に行くにしても絶対にミャー鉄かJRってくらいに車、使わんかったし…いくら外れと言っても、自動車王国の愛知県でこれがどれだけ異常な行動かわかる?)
(都内育ちの私にそれを聞くなっ)
たのとの醜い争いはともかく、要はこの財務女官さん、もっと青少年ウケのよい姿になるには、どうやら強制的な転勤転属がセットになってついて回るようなのです。
では、もっともっと肉食獣のような男をあてがうわけには。
はい、たの。
(財務女官は茸島渡航回数制限があるんじゃ…更には職務の性質上、罪人のちんぽを充当するにも年齢や経歴制限が入るからこその、ちんぽ斡旋システム導入でしょうが…)
ええ、東電OL殺人事件とかいう、エリート女性社員がよりによって立ちんぼ売春をやっていた事例を引き合いに出すまでもなく、今は財務局の女官は簡単に淋の森で売春ができなくなっておるのです。
つまり、この財務女官の方、財務局以外の機密が緩い他部署に回るか…いっそ聖母教会へ、という手もあるな…。
(ふむ…室見殿、ところでその女官、財務に置いておくにはいささか頭が硬いようにも見受けるが…田野瀬部長、いかが)
げ。
デルフィリーゼ財務局長ではないですか、この心話…。
(アフロディーテ、そしてペルセポネ…良いですか、その財務局員は百人卒者…つまり、千人卒以上への昇格の岐路に立つ者でしょう…しかし、当人は財務局に来て2年以上が経過しながら、昇格の恩恵に与れぬ身…我が財務局の掟、ご存知か)
(ええ…元来は聖母記念銀行職員を養成するためもあり、在籍後2年以上を経過して詮議の上、千人卒昇格が叶わない場合は聖母教会職員尼僧または一般女官への転属または還俗とする…ですね)
(そう…聖院時代の両替処同様、財務局の業務を経験することは女官の育成過程の一つでもあるが…恐らくその女官では財務局に残る事が叶わないと見られます。従って、他部署への配転か還俗が妥当…)
(田野瀬です。つまり、ある程度の金銭計算や取り扱いが出来る方なら、聖母教会の方が使い道はいくらでもある部類なんですよ。それに聖母教会尼僧であれば、容姿矯正を受けてからの赴任になりますし…で、りええ…そっちの男子生徒だけど…正直、成績的にはこのまま教育部に残っても、欧州の大学への研究学士や教員としてのあっせんの内申書が出せるかは微妙なのよね…だったら、これまたある程度は賢い子なんだし、その財務女官のお姉さんともども聖母教会行きが一番いいんじゃないかって思うのよ…)
(室見局長…デルフィリーゼだが…それと、日本国から派遣されたそちらの国土局長のミネという女がいるだろう。あの女と同時期に移籍してきたミネの部下2名。彼女たちが送り込まれた真の理由は知っているであろう…)
(ええ…日本国、というよりは所属政党のスパイですね。痴女皇国と日本の合同事業に口を出し、所属政党母体の宗教団体が痴女皇国に関与すること…下手をすれば乗っ取り工作すら画策されている件でしょう。これ、東京支部の乳上の分体だけでなく、阿波内侍さんやマリアンヌちゃんたちからも、逆に向こうを内定した情報もらってますし…)
(ペルセポネです。なれば、その峯とかいう女と配下、ちょうど良いでしょう。財務女官と教育学生の聖母教会配属適正化のための資源に使い、ついでに苗床で彼女たちも矯正してやるというのはいかがですか、キリア・ムロミ…)
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りええ「でええええええ」
ぺるせ「つまり、財務女官も生徒も、呼ばれるべくして呼ばれた可能性がありますねぇ(ふふふ)」
あふろ「まぁ、私たちならば生きる道を与えられるでしょう(ふふふ)」
ぺるせ「更にはキリア・ムロミにとって獅子身中の虫たる女3人をまとめて始末するに良い機会…(ふっふっふっ)」
りええ「というわけで、ここから先は少々えげつない話になるかも知れないということで、闇堕ちマリア枠に移るかも知れません」
しすか「元々この6.*という小数点以下の話はアメリカ編の余談らしいのですが」
りええ「あたしや痴女宮の最近の事情を伝える内容なので、小数点以下の数字の話は読み飛ばしても本編の内容が通るようにするそうですけど…」
あると「だからはやく、そのもんもん教とかいうしゅうきょうがひらいたまちのおはなしにもどりましょうよ…べらこへいかもおまちですよ…」
りええ(アルトさん!その宗教名は出さないように…ほほほ(汗))
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