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とんでもないイスタンブール -昔の名前で出ていません-・8

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ええ、絶叫する者が。

「とととととととトイレットペーパー、ないんですか?」

ありません。

論より証拠とばかりに、寮階の一角にあるそれを見せてあげます。

ここで痴女皇国仕様の便器が置かれているのは共用の洗面室区画になるそうです。

理由。

水が貴重だからです。

確かに、この滅姦めっかの近くに人工湖ができたおかげでカイゼンはされておると伺ってますよ。

しかし、そもそも雨が降らないから砂漠半島であろうと。

ちなみに時ならぬにわか雨に街が水没しかけたドバイのニュースを報道する立場でしたし、この滅姦に該当するリヤドの降水量も調べられますよ。

年間降水量72~75mmですか。

離魔りまとほとんど、変わらんじゃないですか。

いっそこの女ども、離魔と大して変わらない降水量のチンボテに放り込んで偽女種たちの好きにさせるか、さもなくば悪魔島にでもと思いかける私。

「ふーむ、しかし、この便器がどのような理由でこうなっているのか疑問に思って質問の一つもするならばまだしも、ただ単に、それまでの暮らしとあまりに違うからと騒ぐわ、拒否しかねぬとは…」

ぎろり、と睨むシェヘラザード様。

「姉様。元来は雨すらまともに降らぬ場所ばかりのこの砂漠半島。そこにようやっと緑の地を増やす手立てに成功した私ども、ふんだんな水の使用に至るまではまだまだというにこの贅沢。捨ておけましょうや」

ダニヤザード様も、そして口にこそ出されませんけど、ラービア様も怒ってますよ。

ええ、こいつら、砂漠地帯在住者の虎の尾を踏んだのです。

そしてこのフランシスカも、チンボテなどの淫化海岸地帯…さらには連邦世界のチリやボリビアの大半が雨に遠遠いのを知っておりますし、何より祖国のメヒコ自体が北側のチワワ砂漠などを抱えておるのですよ。

水は無料タダやないんやで。

「まぁまぁ、どのようにこの便器を使うのか、見てもらいましょうよ」と申されるベラ子陛下。

で、万卒級の典院司祭が4名、呼ばれて来ます。

あと、奉仕偽女種2名。

で、シェヘラザード様と、ダニヤ様、ラービア様…そして私に、その便器というか浴槽の中に座れと申されるベラ子陛下。

ああ、あれをやれと申されるのですか。

正直、嫌なのですけどね。

「正直も度が過ぎると馬鹿正直というのです…」

と、いささか不機嫌そうに申されるベラ子陛下ですけどね、こればかりは嫌なのです。

「まぁまぁ、めきしこと申す国の方々は直情の傾向があると聞いております。それ故に女同士の格闘も受けようもの…それに、フランシスカ様はいわゆるの部類」

それを言うとこの場の百万卒以上の全員がそうでは。

まぁともかく、我々は全員、ベラ子陛下の慰みもの…いえ、人間便器になるのを実演させられる羽目に。

ええ、全員の顔に満遍なく浴びせられる精液と、そして小便。

(どうせ騒ぐと思ったので、この女の人たちは黙らせてますよ)

(それが正解です…)

ええ、このフランシスカのみならず、他の3名も嫌な顔してます。

しかし、その嫌な顔で口を開くシェヘラザード様。

「女たち、見ての通りにこの穢らわしい行為は本来、人であれば誰とて嫌でしょう。しかし、痴女皇国女官では正しい行為なのです…」

と、聖環の精気流動画面を見せて説明なさいます。

「マリアヴェッラ陛下の性欲処理を担当した女官は、それだけで大きな加点となるのです。ただ…そなた達にも影響が出ておりますし、今呼びつけた尼僧や偽女種たちの逸物が見ての通りな事で分かる通り、陛下の発情は周囲に多大な影響を及ぼします」

「そして陛下の精液や汚液を進んで処理した功徳、仮にそなたたちが受けておれば一気に万卒級への昇格すら起きる場合があるのです…ただ、命があれば、ですがね」

「ほほほほほ、陛下の便器となるだけでも十万卒未満には命がけなのです…」

ええ、アラブのお三方が言われる通りです。

「で、このフランシスカのちんぽはもちろん、ここな御三方のちんぽですら一般の女官にはご馳走なのです。どうご馳走か、見せてよろしいですか、陛下」

頷くベラ子陛下。

で、私たちは4つの便器に分かれて再度、配置されます。

今度は、便器の中に入り、我々のちんぽを咥える典院司祭たち。

更には、典院司祭の後ろに回る偽女種。

シェヘラザード様を担当する司祭には、セリム陛下が。

私の担当司祭には、6919号が偽女種状態でちんぽを入れています。

ええ、我々の逸物に奉仕しながら、偽女種の精液を搾り取るというのがこの、典院司祭たちの役目なのです。

で、ベラ子陛下が我々やその、典院司祭たちの精気流動グラフ画面を聖環から出して頂いてますよ。

(何してんのよこいつら…頭おかしいわよやっぱり…)

(それもあるけど、マリアヴェッラって人のチンポ、あれ何よ…あれだけで凶器じゃん…)

(他の女連中に生えてんのもめっちゃデカかったわよ…)

(こいつら一体何もんなのよ…)

あかん、あかんわこいつら。

やっぱり苗床。

私はそう、思いました。

しかし、苗床に送るにしてもそれまでの道順があると密かに申されるベラ子陛下。

(だってフランシスカさん、皆さんがバスク系とかアラブ系だっていうの馬鹿にしてたじゃないですか。じゃ、お返しでこの子達こそが馬鹿にされて…そして、性欲処理のための豚にするしかないよねっていう事を反論できないまでに教えるのが妥当だと思うんですよね)

(ありがたきご配慮…)

(もはや小便なぞ、飲ませるばかりが普段の我々ですからねぇ…この者たちはそれすらもわかっておらぬ様子)

(文字通りに便器にされるのがどういうことか、身体で解らせましょうや)

うわぁ…やっぱり怒っておられますねぇ、皆さん。

(家族会承認も取りました。というか二代目様が来たがってます)

(くぅらあああああベルナルディーゼ…あなたは本宮でそれがおできになるでしょうがぁっ)

(テルナリーゼ母様。マリアヴェッラの体を拝借してあれこれしている事実をバラしましょうか?)

まぁ、二代目様は二代目様で大層にお厳しい人なの、存じてますしねぇ…。

あ、本宮送りもいいかも知れません。

あそこだと罪人相手のエベントイベントが毎日、発生しますしね。

で、我々のちんぽ咥えてる尼僧たち。

嫌々やってるのかと申しますと。

(嫌です)

(嫌です。しかし、嫌であってもお勤め)

(更にはシェヘラザード様やダニヤザード様、更にはラービア様のお力を頂ける好機)

(フランシスカ様に至っては黒薔薇の方。この機会を逃す馬鹿、果たして十万卒未満の女官におるものやら)

そうです、不肖このフランシスカ含めて、ちんぽを咥えられておるのは幹部も幹部なのです。

熱心に奉仕すればするほど、見返りがあるから真面目に真剣にフェラシオネスをするのです。

(あなた方が私たちを不潔とか穢らわしいとか言ってなきゃ、この場で千人卒…司祭級に引き上げられたんですけどね…このフランシスカにはその権限がありますよ…いえ、シェヘラザード様はもちろん、ダニヤ様もラービア様もその権力をお持ちです。ベラ子陛下だけじゃないんですよ、そういう引き上げ処理が出来るのは…)

ああ、この阿呆どもイディオータ、やっと気づいたようです。

逃した魚、とんでもなく大きいことに。

そして、知らぬうちに地雷を踏んづけていたことに。

「そもそも聖院は聖娼神殿」

「この滅姦めっか立方かーば聖殿も聖院を継承した痴女皇国の施設なる」

「すなわち、その中の行いは聖なる力をさずくるためぞ」

ええ、お三方、本心を見せていますね。

「そしてこのマリアヴェッラの力ならば、フランシスカさんと同じ黒薔薇資格者の地位に皆さんを一気に昇格させることも可能だったんですよ…ただ、さっきやったような人間便器に耐えてもらう必要があるんですけどね…」

と、黒薔薇昇格試練がどういうものかを見せておられるようなベラ子陛下。

連れて来られた女たち、全員が泣きそうです。

いえ、泣いています。

「残念ですがセニョリータたち。ここではこの姦淫地獄に耐える必要があるんですよ。ええ、毎日ファック漬けです。ただ、偉くなればなるほど、犯されるのではなく、犯せるのです」

ここで、4人全員が射精。

偽女種たちも、その快感反応を受けて絶頂中出しに至ります。

そして、私たちの精を受けた司祭の口へとちんぽを突っ込み、更には放尿する我々。

「むろん、この典院司祭たちとてその下に何十何百の女官を尼僧として従える立場」

「場所が変われば存分に、配下の女や偽女種に姦淫を命じることが出来るのです」

「どれ、例を見せておやりなさい」

ええ、私たちが便器から出ると、今度は典院司祭たち、偽女種に命じて自分のちんぽを咥えさせるのです。

ただ、6919号とセリム陛下の担当をした典院司祭のところには、代役の偽女種が1人ずつ便器に入ります。

今度は、司祭たちのちんぽを咥える奉仕偽女種。

数分たたずに、その口から白い精液が司祭達の突き出す、血管を浮かせたちんぽを伝って流れ落ちることに。

更には、半透明の液体が偽女種たちの口からこぼれております。

で、この行為は単に、偽女種の口を便器に使っているだけではありません。

みるみるうちに勃起の角度を取り戻す、偽女種たちのちんぽ。

そして、偽女種たちに与えられるのは…。

そう、女ども。

そして、経産婦で日焼けした生意気そうな美人の女…格闘をかじったのと、肌は白めですが大柄で剣道の心得のある女には、それぞれセリム陛下と6919号が。

いえ、二人の女の股、ダニヤ様とラービア様が開いて強姦しやすくしております。

「ほほほ、少年なれどセリムは皇帝。首尾よく孕めば寵妃に取り立ててやらなくもあらず…」

で、シェヘラザード様はベラ子陛下に奉仕中です。

そして6919号。

いやらしいことに、この男…うだつの上がらないもともとの青年姿に戻ってやがるのです。

この6919号の元の状態、決して醜男ではありません。

しかし、その表情や所作がどことなく両生類や爬虫類を思わせるのです。

そしてその内面はもちろん、外ヅラ通り。

ええ、その考えてることを犯されている当の女に、丸見えにしてやるのが筋でしょう。

(キモ…ガチの変態じゃん!しかもロリペドの癖もあるとか…い、いやああああ!)

ええ、その変態に犯されるどころか、孕まされるのを知って逃げようと抗う女。

しかし、ダニヤ様はもちろん、ラービア様ならば豚状態のこの女たちを操ることは造作もありません。

「ふふふふふ、お前達が不潔だの穢らわしいと心で罵った者たちに孕まされるがよい…」

「これぞ正に、身から出た錆」

「日本の方ですから言っときますとですね、痴女皇国では因果応報が基本の考えです…何かしらの事情があるかも知れないのに、自分たちの狭い見識で断定してしまうような考えの浅い人はもっと世の中の広さを感じてもらおうと思います。それに先立って、みなさんが矯正できるかどうか、あたしは試そうと思いますから」

このベラ子陛下の発言に、何の権利があって、と言いかけた馬鹿ものがいました。

ああ、何てことを、よりによって。

仕方ないので、助け舟を少しだけ出しておきましょう。

(それを言うなら私にも元来はこんな権利はないのだけどね…あなたとは少し違うけど、一応は民主主義の国から来た女として忠告してあげます。この痴女皇国世界では、卒級が1つ違うだけで基本のお返事ははい…YESしかないのよ…)

ええ、ハポネスにほんじん相手だと、割にスペイン語が通じないのです。

仕方ありませんから、英語で言い直してやります。

(フランシスカさんも底意地が悪いですね…あたしもイタリア系だから似たようなもんですけど)

(そりゃあ陛下、私も陛下も、それにアラブの方々も母国語持ちでしょ…)

で、ベラ子陛下がお怒りの理由、もう1つあります。

これは、田中雅美・内務局長がご存知のはず。

(はいはい。ぶっちゃけビューティーツインズの薄い本、今はR18についてはサークルを限定させてもらってます。というか、ビューティーツインズの大きなお友達向けの薄い本をあたしたちに許可なく出したら有明出禁、電子出版や委託販売も不可能なように圧力かけてます)

(で、コスプレも…写真集を出したら、漫画を出してもらってる出版社か、中野社にお呼ばれするようにしたんですよね…)

(そそそ、まぁ言うならセーラー戦士どころか、今や提携番組のプリティな方以上に厳しくしてる感じかな。馬を擬人化した娘さんのレベルね)

つまり、全年齢向けの事をするならば本来の視聴者である幼い少女たちへの宣伝にもなるだろうから、そちらはそのまま。

しかし、大人…特に男性向けを厳しくしたのです。

(百合は認めました)

で、どうなったか。

一時期は敢えてその辺を緩くしておいただけでなく、堕天使の方々を使役してまで猥褻な本や写真集を作らせていたそうですけど、さすがに提携先からもケーハクレームが来て自粛要請をしたという形にした結果…。

(鉄棒ぬらぬら…あたしのサークルとか、ロイヤルストレートフレッシュ名義で出してたビューティーツインズ関係の諸々にプレミアがつく騒ぎになりました。あたしらも一応は自粛した形にしたわけよ)

ただ…このせいで大ブーイングが起きたのです。

特に、儲かると思ってコスプレ写真集を出そうとしていたり、あるいは薄い本とやらを書いていた向きは。

(2,5次元にも二次元界隈にもさ、いわゆる同人ゴロってのがいるんだけどね…流行りに乗っかって儲けようとするの)

そうした方々に一番、ダメージが大きくなる時期を狙って自粛要請を発表したそうです。

その結果、怨嗟の声が市場に溢れることに。

(でさ、今そっちで捕まえてもらってんの、この措置に文句言ってたのが結構いるわけなのよね…それも、ただ文句を言うだけじゃなしにプリティの方やビューティーツインズの健全な描き手やレイヤーさんに嫌がらせをする方向でさ)

そう…どうやら、痴女皇国関係者の商売の邪魔をしたようですね。

(もしも本当にビューティーツインズのコスで(コスプレ)やりたいんなら、採算や収支なんか度外視してるはずなのよ。コスプレってもともとそういうもんだからね。でも…商売のタネにするだけなら困るわけなのよね…だからあっちこっちのツテを使って、業界っていうか二次創作界隈全体を締め上げさせてもらいます。今やあたしたちはそれが出来るだけの権力と資金力を持っているってちょうどいいアピールになるしね…)

この、田中局長の心話に震え上がった女たち、結構いたのですよね…。

しかし、私は思うのです。

そもそもメヒコに逃れて来た日本の共産党員ですとか、あるいは中南米に移民して来た日本人たち。

日本人だから、という理由だけで現地に受け入れられた訳ではありませんよ。

その昔に、欧米を相手に本気の喧嘩をしてそれなりに殴り返していたのを見られていたからこそ、革命を起こして国を樹立した南米諸国でも「あいつらは凄い」という評価になったのですから。

それにペルーでもチリでもブラジルでもメヒコでも、移り住んだハポネスたちはそれなりに苦労して地位を築いたのです。

ルチャプロレスの世界でも、ハポネスたちは戦おうとしたから受け入れられたのです。

だからマサミさんは、本当に表現の自由を得たいならば、己の全てを賭けてでも勝ち取れと言っているのです。

(無償でやってんならあたしも見逃します。ま…どんな人かは密かに調べるけどね)

それと、恐怖されたことや反発されたこと、他にもありました。

(運営に噛んでたの…?)

(運営が特定の作品に肩入れしたり便宜を図るってどうなのよ…)

つまり、あの手のドウジンシとかソクバイカイとかいうもの、的を絞って開催されたものでない限りは全てに平等だというのが基本のようなのです。

(ま、端的に言うとね、あたしたち痴女皇国が連邦世界で堂々活動するための邪魔になったわけよ、あんたら)

(つまり、もはや日本の倫理や法律をかざせしてあたしたちに何かを言える立場じゃないのですよ、皆さんは…)

往生際が悪い者たちに向けられた、この一喝。

「そもそもがここに連れて来られた時点で悟るべきこと」

「もはやそなたたちは、我らに従うのみ」

「これ以上何かを申すならば…苗床で溶けてもらおうぞ」

ええ、シェヘラザード様、抜刀なさいました。

その、ニホントウらしい剣が本物らしいのを悟った女たち、ようやく騒ぐのをやめたようです。

「まぁまぁ姉様…ところでお前たちに言っておこう。我らがお前たちから劣っているように見えるのはともかく、お前たちの世から来た上に、当初は今のお前たちと大して変わらん待遇ながら、姉シェヘラザードに並ばんとする地位にまで短期で登り詰めた御仁がここにいらっしゃるのだが…お前たち、仮にもサムライとかいう高潔な戦士の国から来たんだから、フランシスカ様の後に続こうとか気概を持ってもいいんじゃないか?そんな思いも抱かず喚くだけではこちらの世では大成なぞ、到底思いつかんぞ?」
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