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名前を言えない謎のリゾート「マン◯ラ:愛の波しぶき」・3.1
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皆様、ご機嫌よう。
前回に引き続いて、淫化帝国皇帝クシの皇妃となりましたこのコイリュルが、マンコラの修道院からお送りいたします。
しかし、ベラ子陛下の差し金で…いえ、配慮と言うべきでしょうか。
我々夫妻を歓待する式典を兼ねた夕食には、長く山あいで暮らしていた典型的な淫化人の私たちには珍しい海の産物を主体とした料理や、高地ではなかなかに望めない熱い汁物が並びました。
(標高三千から五千メートルの土地でもご飯が炊けたり汁物が作れるよう、事故の起きにくい安全型圧力鍋の開発中なのです…)
(確かにあのお鍋は面倒なものですね…)
ええ、確かにその圧力鍋とやら、水の煮える熱さが変わる高地の黄金神殿に配備されております。
ただし、調理前の密封確認や、調理後の蒸気抜きが面倒な上に「一度蓋を閉めると調理完了まで基本的には蓋を開ける事ならず」という、ある意味では無理難題が立ちはだかるしろもの。
で、途中で蓋を開けられない件はともかく、お鍋自体の扱いをもう少し簡単にはできないかということで試作品をクスコで試験中のようです。
それはともかく、ベラ子陛下やマルハレータ殿下、そしてレオノール大司教にサリム様が知恵を捻ったというその料理の内容、私たち夫婦を感動させる内容であったのはもちろん、聖母教会の流儀で「皆が同じものを食べる」として見習いの少年少女にも同じ献立の皿が振るわまれたのです。
もちろん、時ならぬご馳走に喜ぶ者ばかり。
…しかし、その料理に、男も女も股ぐらが元気になってしまうものが混ぜられていたのです。
いえ、混ざっている事が多いのは私たちが日頃、離魔や挿入器具で頂いておりました食事や、果ては効果茶がそうでした。
しかし…今回の混ぜ物、普段から私も慣れ親しんでいるものとはいささかに違っていたようなのですよ…。
-----------------------------
なんという事なのでしょうか。
先ほどまで、修道院寮の食堂で皆が舌鼓を打った食事。
それに、男を性獣に変える猛毒茸が入っていたとは。
(毒でもないのですよ。あと、痴女種にも効きます。基本は千人卒以上向けですが…)
あ、と私は思いました。
この修道院寮の食堂、男と女で着席する卓が分かれております。
すなわち、百人卒未満の女子修道学生と、男または偽女種状態の男子生徒…神学部では尼僧や僧侶を志す見習い学生を助修士や修練士と称するそうですが…に、配るものが分けられるのです。
(ふふふ、明察ですよコイリュルちゃん…男の子には勃起力を上げる乾燥淫棒茸と絶林檎が効きますが、百人卒未満の女の子には効果淫が含まれた快感王ショコラータを多用したドルチェが運ばれたのです…。
ええ…男の子と千人卒痴女種以上に振る舞われた菓子皿、緑色のアイスクリームとかいう氷菓子主体だったのですが、女生徒たちには快感王が多いように思えたのです。
(ぐふふふふふふ、レオノールさん、うまくやってくれましたね…)
(ええ、陛下お持ち込みの乾燥インポタケ粉末スープの素に、そして快感王ショコラテに絶林檎フーゴ…よく効きます事…ただ、わたくしにも効き過ぎております…)
どうやら、我々が朝、マンコラに到着して絶頂乃巣やタララの巡察に行った間に、陛下から修道院に対して調味料などを受け取っておられた様子。
(ふほほほほほ、ですがまずは我々以上に辛抱ならない修練士や助修士をこれ以上辛抱させないよう計らうのです…)
ええ、表情は変えておられぬベラ子陛下とレオノール大司教ですが、その内心はある悪だくみの成功を確信しておられるようなのです。
で、尼僧たちの誘導で、男女の僧侶見習い生徒の名前が心話で呼ばれ、一人づつ食堂から出て行きます。
(あの子たちが向かうのはマンコラの砂浜。絶林檎と椰子の防砂林の中に、水場や姦淫椅子の倉庫がありますので…)
(レオノールさんが言う通りなのです、クシくんにコイちゃん…このマンコラを女官や神官のおめこリゾートにするための工事、実はあらかた終わっていて、あとは実際に保養所としての運用を始めるばかりなのです…)
(うふふふふふ、いわば本日のクシ陛下とコイリュル妃訪問歓迎式典、実質的なマンコラ保養所の開所式でもあるのです…)
で、我々は淫化帝国の神殿制度の頂点…神使扱いであるロッテ様とイリヤさんを代表とする方々がいらっしゃいますが、制度の上では炸砕岩満神殿のあるじ…皇帝と皇妃を任じられた立場です。
(罰姦聖母教会の歩くご神体たるこのあたしが、痴女皇国皇帝の立場を兼ねて淫化皇帝夫妻を聖母教会様式の痴女皇国保養所に招待した形でもあるのです…で、エマネちゃんは本来、クシくんとコイちゃん同様に来賓の立場ですが、クシくんかサリムくんの精液で孕むのですよ…)
(で、私が孕まされた子種は、クシとコイリュルの種と同じで、このマンコラの苗床に与えるということですか…)
(そういうことなのです…俗界淫化人の上玉を生産する場所としてこのマンコラの苗床を使用するための下準備なのです…)
つまり、私とクシの巡察、このマンコラから始める理由の一つがこれ…苗床への子種提供なのだそうです。
しかし、我々には先ほど出て行った少年少女の行為の視察も申し渡されていたはず。
いえ、それだけではありません。
食事の後片付けをした修道尼たちに至るまで、このマンコラ教会や修道院の男女全員、この後は交代で砂浜に出て性交するのだそうですが、それも視察対象であると言われます。
(早い男女は既におめこを始めていますよ…)
では、とレオノール大司教とカリムさんの案内で、私とクシはベラ子陛下に続いて砂浜に向かうことに。
後にはエマネ様や、そして私どもの従者たるニスカとワヤチャ、行幸の区間侍従でもあるアナワルキも続いています。
あれ…。
一人、知らない方がいらっしゃいます。
マンコラ修道院の前の海、そして砂浜とを隔てる椰子と絶林檎の林ですが、その木々の間には石畳が敷かれております。
ここを歩けば足元が確かな上に、水場や用具倉庫への道のりでもあるとレオノール様から教えられますが、その道はところどころに設けられた灯りが照らすだけの薄暗い状態。
振り返っても、列の最後尾をついてくる男性らしい姿しか見えません…いえ、目をこらせばカリムさんと似たような姿。
(ラウシュミ、無理を申しましたね…)
(いえレオノール母様、お招きを頂きまして…)
え。
私の知らぬ気配、二つに増えておりました。
LautSume ラウシュミ Ten Thousand Suction (Limited Hundred Thousand) 一万卒(限定十万卒) Slut Visual 痴女外観 Nederlands Orange rosy kinghts. Imperial of Temptress. 橙騎士団球根詐欺分団 Gouverneur-generaal Caribisch Gebied van de Nederlandse Afdeling, Imperial of Temptress. 球根詐欺支部カリブ海領土総督
(クシ帝とコイリュル妃には初めてお目にかかりますかと…我が母レオノールと父サリムの娘たるラウシュミと申します。この度は父と共にこのマンコラを見学せよとのマルハレータ殿下、そしてベラ子陛下のおいいつけで伺わせて頂きました…)
(というかマルハレータ殿下、なんでラウシュミまでも)
(あれからすったもんだあってマクシミリアンを本国に戻して愚妹のウィレミの相手さしとんの知っとるやろが、レオノール…あのウィレミ、カリブ総督すら務まらんとは…)
で、このマンコラ保養所は中米行政支局、そしてマルハレータ殿下にとっても無関係ではないため求婚詐欺国のカリブ海領土総督の立場であるラウシュミ様が密かに呼ばれたそうです。
ご自身の父親とともに…。
(ちなみにレオノールが連れてるカリム、そのサリムの弟に当たる子ですからな…)
えええええ。
レオノール様の下半身の関係、相応に爛れておるとはマルハレータ殿下からお聞きしておりましたけど。
(殿下。コイリュル様に何を吹き込んでおられるのですか…このレオノール、あくまでも聖母教会の尼僧ですよ…どっかの球根詐欺国の王女様の差金で慈母寺の僧侶資格も取らされましたけどねっ)
(やかましいわこのどすけべ大司教。お前な、自分の亭主と娘、くっつくの容認するか…)
でぇえええええ。
どうやらレオノール様の反応を見るだに…いえ、記憶を見せて頂いた限りでは事実でした。
特にキュラソーとかいう場所。
なんなのですか、あそこ。
(コイちゃん…灸場のグァンタナモを北米向けの労働者生産主体に切り替えたこともあって、中米向けの少年少女労働者教育をあそこでやるようになってな…助平施設を作らざるを得なかったんですわ…)
しかし、こちらがああだこうだ言える立場かと申しますと…クシーとジャムジュナ妃の話もありますし、更にはアナワルキとクシの関係も。
まぁ、皆様納得ならいいのではないでしょうか…。
で、我々に先立って、この砂浜と絶林檎の林に消えた少年少女。
実のところ、全ての少年少女が同じ服を着ていなかった件が少し気になっておったのです。
そして、先に呼び出されていたのは単純な黄色の装いの者ばかり。
ここで、何かの選別を行うのでは。
そういう予感がします。
(今回の保養所開設に先立ち、グァンタナモから送られて来た少年少女については支給しております下着や服、黄色となります。即ち、豚の扱いとなる部類…)
(え…つまり…)
やはり、私の勘は当たっていたようですが…その時、しゅるしゅると足元を這い回る何かが目に止まりました。
これは…何かの生き物の足、でしょうか。
行為を終えて姦淫椅子に倒れ込んでいるうち、黄色い下着を着けた男女の元に近づくと、その首筋に何かを打ち込んでいるような挙動を見せます。
(レプタ司教、これは…)
(ほほほほほ、この措置をした者たち全て、苗床での再生に回される者ばかり…今から黄色の装いの者は片端から苗床に向かうのです…)
えええええ。
(コイちゃん…これはこの子たちに必要なこと…例えば、同じ悪人気質であっても、生き抜く知恵と体力に恵まれている分、社会に出ても生きていける可能性は高まります…)
(ベラ子陛下、それに欲深い悪党からは濃厚な精気が頂けるのも言うとかんと…ただ、コイちゃん…だからと言って悪事三昧では困りますやんか、悪人以外…いや、悪人同士でも争うか。まぁともかく、悪人が悪さばかりしてたら世の中回りまへんやんか…)
(マルハちゃん。それと悪人は悪人で掟を作ってしまった結果、精気収入に影響甚大だったのが他ならぬ海賊共和国だったでしょう…)
(陛下…それを補うためにワイが苦労したの、ご存じでしょ…)
なるほど…けだものめいた欲望の連中も必要と言うことだったのでしょう。
続いて、下着同然の姿ではありますが、白に金色の装いの子たちが主に使っている場所に来ます。
(この子達も行為の後は苗床に向かいますが、こちらは子種を取り出すのみの措置となります…)
聞けば、修練士となって千人卒尼僧…司祭や司教を目指す部類の女児、もしくはそれを補佐する男子となるべく教育を受けている子たちであるようです。
この子たちが各地の聖母教会の長となるのでしょう。
しかし、先程の黄色い下着の子たちに比べて待遇に格差がありはしないか。
離魔での扱いでもそうですが、端から苗床というような人材でも教えれば何とかなるのではないか。
そう思って尋ねてみましたところ…。
(コイちゃんの言いたい事もわかるのです。しかし、素直に世の中に送り出すとまずい人というのも世の中、確かに存在するのです…あたしたちはそのまずい人…世の中にとって良くない人を資源にするためだけでなく、もう少し人の役に立つ人に変えるお手伝いをしていると考えて欲しいのです…)
と、ベラ子陛下から。
実は私、挿入器具や離魔にいた時から勘付いておりましたが、親に育てられた子とそうでない子の間には人としての出来に少しばかり差があるのではないか。
可能ならばやはり、子供というのは親に育てさせた方が良いのではないか。
こうも考えておりますが、理由は…私は親または親の雇った乳母に育てられた身であるからです。
例えて申し上げれば、食用にできないような芋が採れる反面、大きな芋も蔓の先に作ってくれそうな育て方になるのでは。
(その話は少し後にしましょう。コイちゃんがそう考えるのもわかるのだけどね、まずは労働者として使い物になる人間を育てないと、俗地を切り開くのは難しいと思うわよ…)
エマネ様にも、こう言われましては。
ただ…出来れば、私とクシの子は私たちで育てたいというのも願望です。
そして恐らくは、アナワルキも。
そんな思いを抱いて眺めつつも先へ進みますと。
「ああっ陛下お戯れを!」
「だーめーでーすー。あたしもいい加減溜まってた上に、ラスプーチンちん使用可能な奴隷がちょうどよくここにおっては使わぬが阿呆というもの…」
ええ。思わず木陰に隠れて覗き見してしまう私とクシ,そしてアナワルキ。
ニスカとワヤチャ、あなた方はどこに…と思ったのですが、どうやら少年に捕まった…いえ、捕まえられたというべきなのでしょうか。
(彼女たちにも保養所での接客体験役になって欲しいとのことだ…)
なら仕方がないというべきか。
しかし、何でまた陛下とエマネ様が。
(ふほほほほほ、ここの生徒たちにやることをやらせる為にはあたしがエロエロになるのが一番なのです…)
前回に引き続いて、淫化帝国皇帝クシの皇妃となりましたこのコイリュルが、マンコラの修道院からお送りいたします。
しかし、ベラ子陛下の差し金で…いえ、配慮と言うべきでしょうか。
我々夫妻を歓待する式典を兼ねた夕食には、長く山あいで暮らしていた典型的な淫化人の私たちには珍しい海の産物を主体とした料理や、高地ではなかなかに望めない熱い汁物が並びました。
(標高三千から五千メートルの土地でもご飯が炊けたり汁物が作れるよう、事故の起きにくい安全型圧力鍋の開発中なのです…)
(確かにあのお鍋は面倒なものですね…)
ええ、確かにその圧力鍋とやら、水の煮える熱さが変わる高地の黄金神殿に配備されております。
ただし、調理前の密封確認や、調理後の蒸気抜きが面倒な上に「一度蓋を閉めると調理完了まで基本的には蓋を開ける事ならず」という、ある意味では無理難題が立ちはだかるしろもの。
で、途中で蓋を開けられない件はともかく、お鍋自体の扱いをもう少し簡単にはできないかということで試作品をクスコで試験中のようです。
それはともかく、ベラ子陛下やマルハレータ殿下、そしてレオノール大司教にサリム様が知恵を捻ったというその料理の内容、私たち夫婦を感動させる内容であったのはもちろん、聖母教会の流儀で「皆が同じものを食べる」として見習いの少年少女にも同じ献立の皿が振るわまれたのです。
もちろん、時ならぬご馳走に喜ぶ者ばかり。
…しかし、その料理に、男も女も股ぐらが元気になってしまうものが混ぜられていたのです。
いえ、混ざっている事が多いのは私たちが日頃、離魔や挿入器具で頂いておりました食事や、果ては効果茶がそうでした。
しかし…今回の混ぜ物、普段から私も慣れ親しんでいるものとはいささかに違っていたようなのですよ…。
-----------------------------
なんという事なのでしょうか。
先ほどまで、修道院寮の食堂で皆が舌鼓を打った食事。
それに、男を性獣に変える猛毒茸が入っていたとは。
(毒でもないのですよ。あと、痴女種にも効きます。基本は千人卒以上向けですが…)
あ、と私は思いました。
この修道院寮の食堂、男と女で着席する卓が分かれております。
すなわち、百人卒未満の女子修道学生と、男または偽女種状態の男子生徒…神学部では尼僧や僧侶を志す見習い学生を助修士や修練士と称するそうですが…に、配るものが分けられるのです。
(ふふふ、明察ですよコイリュルちゃん…男の子には勃起力を上げる乾燥淫棒茸と絶林檎が効きますが、百人卒未満の女の子には効果淫が含まれた快感王ショコラータを多用したドルチェが運ばれたのです…。
ええ…男の子と千人卒痴女種以上に振る舞われた菓子皿、緑色のアイスクリームとかいう氷菓子主体だったのですが、女生徒たちには快感王が多いように思えたのです。
(ぐふふふふふふ、レオノールさん、うまくやってくれましたね…)
(ええ、陛下お持ち込みの乾燥インポタケ粉末スープの素に、そして快感王ショコラテに絶林檎フーゴ…よく効きます事…ただ、わたくしにも効き過ぎております…)
どうやら、我々が朝、マンコラに到着して絶頂乃巣やタララの巡察に行った間に、陛下から修道院に対して調味料などを受け取っておられた様子。
(ふほほほほほ、ですがまずは我々以上に辛抱ならない修練士や助修士をこれ以上辛抱させないよう計らうのです…)
ええ、表情は変えておられぬベラ子陛下とレオノール大司教ですが、その内心はある悪だくみの成功を確信しておられるようなのです。
で、尼僧たちの誘導で、男女の僧侶見習い生徒の名前が心話で呼ばれ、一人づつ食堂から出て行きます。
(あの子たちが向かうのはマンコラの砂浜。絶林檎と椰子の防砂林の中に、水場や姦淫椅子の倉庫がありますので…)
(レオノールさんが言う通りなのです、クシくんにコイちゃん…このマンコラを女官や神官のおめこリゾートにするための工事、実はあらかた終わっていて、あとは実際に保養所としての運用を始めるばかりなのです…)
(うふふふふふ、いわば本日のクシ陛下とコイリュル妃訪問歓迎式典、実質的なマンコラ保養所の開所式でもあるのです…)
で、我々は淫化帝国の神殿制度の頂点…神使扱いであるロッテ様とイリヤさんを代表とする方々がいらっしゃいますが、制度の上では炸砕岩満神殿のあるじ…皇帝と皇妃を任じられた立場です。
(罰姦聖母教会の歩くご神体たるこのあたしが、痴女皇国皇帝の立場を兼ねて淫化皇帝夫妻を聖母教会様式の痴女皇国保養所に招待した形でもあるのです…で、エマネちゃんは本来、クシくんとコイちゃん同様に来賓の立場ですが、クシくんかサリムくんの精液で孕むのですよ…)
(で、私が孕まされた子種は、クシとコイリュルの種と同じで、このマンコラの苗床に与えるということですか…)
(そういうことなのです…俗界淫化人の上玉を生産する場所としてこのマンコラの苗床を使用するための下準備なのです…)
つまり、私とクシの巡察、このマンコラから始める理由の一つがこれ…苗床への子種提供なのだそうです。
しかし、我々には先ほど出て行った少年少女の行為の視察も申し渡されていたはず。
いえ、それだけではありません。
食事の後片付けをした修道尼たちに至るまで、このマンコラ教会や修道院の男女全員、この後は交代で砂浜に出て性交するのだそうですが、それも視察対象であると言われます。
(早い男女は既におめこを始めていますよ…)
では、とレオノール大司教とカリムさんの案内で、私とクシはベラ子陛下に続いて砂浜に向かうことに。
後にはエマネ様や、そして私どもの従者たるニスカとワヤチャ、行幸の区間侍従でもあるアナワルキも続いています。
あれ…。
一人、知らない方がいらっしゃいます。
マンコラ修道院の前の海、そして砂浜とを隔てる椰子と絶林檎の林ですが、その木々の間には石畳が敷かれております。
ここを歩けば足元が確かな上に、水場や用具倉庫への道のりでもあるとレオノール様から教えられますが、その道はところどころに設けられた灯りが照らすだけの薄暗い状態。
振り返っても、列の最後尾をついてくる男性らしい姿しか見えません…いえ、目をこらせばカリムさんと似たような姿。
(ラウシュミ、無理を申しましたね…)
(いえレオノール母様、お招きを頂きまして…)
え。
私の知らぬ気配、二つに増えておりました。
LautSume ラウシュミ Ten Thousand Suction (Limited Hundred Thousand) 一万卒(限定十万卒) Slut Visual 痴女外観 Nederlands Orange rosy kinghts. Imperial of Temptress. 橙騎士団球根詐欺分団 Gouverneur-generaal Caribisch Gebied van de Nederlandse Afdeling, Imperial of Temptress. 球根詐欺支部カリブ海領土総督
(クシ帝とコイリュル妃には初めてお目にかかりますかと…我が母レオノールと父サリムの娘たるラウシュミと申します。この度は父と共にこのマンコラを見学せよとのマルハレータ殿下、そしてベラ子陛下のおいいつけで伺わせて頂きました…)
(というかマルハレータ殿下、なんでラウシュミまでも)
(あれからすったもんだあってマクシミリアンを本国に戻して愚妹のウィレミの相手さしとんの知っとるやろが、レオノール…あのウィレミ、カリブ総督すら務まらんとは…)
で、このマンコラ保養所は中米行政支局、そしてマルハレータ殿下にとっても無関係ではないため求婚詐欺国のカリブ海領土総督の立場であるラウシュミ様が密かに呼ばれたそうです。
ご自身の父親とともに…。
(ちなみにレオノールが連れてるカリム、そのサリムの弟に当たる子ですからな…)
えええええ。
レオノール様の下半身の関係、相応に爛れておるとはマルハレータ殿下からお聞きしておりましたけど。
(殿下。コイリュル様に何を吹き込んでおられるのですか…このレオノール、あくまでも聖母教会の尼僧ですよ…どっかの球根詐欺国の王女様の差金で慈母寺の僧侶資格も取らされましたけどねっ)
(やかましいわこのどすけべ大司教。お前な、自分の亭主と娘、くっつくの容認するか…)
でぇえええええ。
どうやらレオノール様の反応を見るだに…いえ、記憶を見せて頂いた限りでは事実でした。
特にキュラソーとかいう場所。
なんなのですか、あそこ。
(コイちゃん…灸場のグァンタナモを北米向けの労働者生産主体に切り替えたこともあって、中米向けの少年少女労働者教育をあそこでやるようになってな…助平施設を作らざるを得なかったんですわ…)
しかし、こちらがああだこうだ言える立場かと申しますと…クシーとジャムジュナ妃の話もありますし、更にはアナワルキとクシの関係も。
まぁ、皆様納得ならいいのではないでしょうか…。
で、我々に先立って、この砂浜と絶林檎の林に消えた少年少女。
実のところ、全ての少年少女が同じ服を着ていなかった件が少し気になっておったのです。
そして、先に呼び出されていたのは単純な黄色の装いの者ばかり。
ここで、何かの選別を行うのでは。
そういう予感がします。
(今回の保養所開設に先立ち、グァンタナモから送られて来た少年少女については支給しております下着や服、黄色となります。即ち、豚の扱いとなる部類…)
(え…つまり…)
やはり、私の勘は当たっていたようですが…その時、しゅるしゅると足元を這い回る何かが目に止まりました。
これは…何かの生き物の足、でしょうか。
行為を終えて姦淫椅子に倒れ込んでいるうち、黄色い下着を着けた男女の元に近づくと、その首筋に何かを打ち込んでいるような挙動を見せます。
(レプタ司教、これは…)
(ほほほほほ、この措置をした者たち全て、苗床での再生に回される者ばかり…今から黄色の装いの者は片端から苗床に向かうのです…)
えええええ。
(コイちゃん…これはこの子たちに必要なこと…例えば、同じ悪人気質であっても、生き抜く知恵と体力に恵まれている分、社会に出ても生きていける可能性は高まります…)
(ベラ子陛下、それに欲深い悪党からは濃厚な精気が頂けるのも言うとかんと…ただ、コイちゃん…だからと言って悪事三昧では困りますやんか、悪人以外…いや、悪人同士でも争うか。まぁともかく、悪人が悪さばかりしてたら世の中回りまへんやんか…)
(マルハちゃん。それと悪人は悪人で掟を作ってしまった結果、精気収入に影響甚大だったのが他ならぬ海賊共和国だったでしょう…)
(陛下…それを補うためにワイが苦労したの、ご存じでしょ…)
なるほど…けだものめいた欲望の連中も必要と言うことだったのでしょう。
続いて、下着同然の姿ではありますが、白に金色の装いの子たちが主に使っている場所に来ます。
(この子達も行為の後は苗床に向かいますが、こちらは子種を取り出すのみの措置となります…)
聞けば、修練士となって千人卒尼僧…司祭や司教を目指す部類の女児、もしくはそれを補佐する男子となるべく教育を受けている子たちであるようです。
この子たちが各地の聖母教会の長となるのでしょう。
しかし、先程の黄色い下着の子たちに比べて待遇に格差がありはしないか。
離魔での扱いでもそうですが、端から苗床というような人材でも教えれば何とかなるのではないか。
そう思って尋ねてみましたところ…。
(コイちゃんの言いたい事もわかるのです。しかし、素直に世の中に送り出すとまずい人というのも世の中、確かに存在するのです…あたしたちはそのまずい人…世の中にとって良くない人を資源にするためだけでなく、もう少し人の役に立つ人に変えるお手伝いをしていると考えて欲しいのです…)
と、ベラ子陛下から。
実は私、挿入器具や離魔にいた時から勘付いておりましたが、親に育てられた子とそうでない子の間には人としての出来に少しばかり差があるのではないか。
可能ならばやはり、子供というのは親に育てさせた方が良いのではないか。
こうも考えておりますが、理由は…私は親または親の雇った乳母に育てられた身であるからです。
例えて申し上げれば、食用にできないような芋が採れる反面、大きな芋も蔓の先に作ってくれそうな育て方になるのでは。
(その話は少し後にしましょう。コイちゃんがそう考えるのもわかるのだけどね、まずは労働者として使い物になる人間を育てないと、俗地を切り開くのは難しいと思うわよ…)
エマネ様にも、こう言われましては。
ただ…出来れば、私とクシの子は私たちで育てたいというのも願望です。
そして恐らくは、アナワルキも。
そんな思いを抱いて眺めつつも先へ進みますと。
「ああっ陛下お戯れを!」
「だーめーでーすー。あたしもいい加減溜まってた上に、ラスプーチンちん使用可能な奴隷がちょうどよくここにおっては使わぬが阿呆というもの…」
ええ。思わず木陰に隠れて覗き見してしまう私とクシ,そしてアナワルキ。
ニスカとワヤチャ、あなた方はどこに…と思ったのですが、どうやら少年に捕まった…いえ、捕まえられたというべきなのでしょうか。
(彼女たちにも保養所での接客体験役になって欲しいとのことだ…)
なら仕方がないというべきか。
しかし、何でまた陛下とエマネ様が。
(ふほほほほほ、ここの生徒たちにやることをやらせる為にはあたしがエロエロになるのが一番なのです…)
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