アルトリーネさんのいけない修行の日々

すずめのおやど

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柑橘島の甘い恋 -oranje eiland- 9

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瓦礫がれきの中で立ち尽くす人たち。

一体、何が起きたのかと茫然ぼうぜんとしておられます。

キュラソー赴任後、わずか数日にして起きた地震襲来。

耐震構造を採用していた聖母教会とアムステルダムとりで以外の建物は大半がもろくも崩れ落ちてしまっています。

しかし、ここにアルト閣下がおられたのは不幸中の幸いでした。

(まきこまれてしんだ人はいないはず…です)

そう、地震発生を予見したアルト閣下の指示で、人々はアムステルダム砦または聖母教会敷地内に避難させられていたのです。

(ただ…このじしんはあるば島とボネールしまもおそっていますね…)

(アルト、そっちはどうなってる…)

(痴女皇国がつくったかてを入れたたてもの以外はぜんめつに近いです…とりあえず、せいぼ教会でたきだしをはじめさせていますが…)

マリア様との会話、アルト閣下が流して下さいましたが、救援船が来るまで持ちこたえて欲しいとも。

(マルハレータです。マリア様、アルト閣下。このまま島3つに分散した状態で救援を待たせても船の数が足らんだけですわ。転送でキュラソーに人を送り込んでもらう方が効率はええかと)

(食料とか足りるか?)

(幸い、ハリケーン復興の基地にしていたから物資は来てるはずですわ。備蓄倉庫もやられてないな…)

(アルト、ウィレムスタットの岸壁に異常がないか確認頼む。あそこ確かクルーズ船仕様で浚渫してるはずだからテンプレス級なら何とかなるはずだ…)

(くずれてなければよしとしますよ…)

どうもアルトさんは、かなり遠く…そして、普通の人間はもちろん、私程度の痴女種でも死角になりそうな場所も見る事ができるようです。

(本気を出さないと割と普通の人間と変わらないんだけどな。まぁ、今のところは大丈夫そうか…マルハちゃん、アルバ島とボネール島の聖母教会には、住民を集めるように連絡した)

(ありがとうございます。レオノール…人数を把握しだい、アムステルダム要塞内に転送してもらうで、ええか)

(了解です。炊き出しの必要調理量の件がありますので、必ず人数はこちらへお願いします)

(両島合わせて絶対に千人にもならねぇはずだ。ボネールは自生していた毒林檎マンチニール絶林檎ちんちんにーるの林に変えたから林業関係者と製材設備があるとしても、アルバは今、ろくな産業がないから漁業関係者くらいだろ、マルハちゃん)

(ですわ…レオノール、この人たちはとりあえず水と食事、そして寝るところやな…幸い、雨にやられんように気象制御を入れさえすれば野宿でも充分に寝れる土地柄やさかい、屋根やハンモック程度で何とかなるはずや…)

そして、マルハレータ陛下がこちらにやってきます。

(ふぅ…しかし、ハリケーン・コーニョの舌の根の乾かん内に今度は地震とは…)

(造船所の方々も途方に暮れています…)

(いやな、ワイが此処に来さしてもろたんは他でもない…今後の復旧の一件や…ちょっと聞かれたらまずい話をするから、ワイに付き合うて被災地視察をするふりをするんやで…アルト閣下、よろしければご同行願えますやろか…心話範囲をワイとレオノール・サリム・ラウシュミ…そして閣下とマリアリーゼ陛下だけに…)

(りょうかいでございます。まぁ、これだけはでにいろいろこわれたら、逆におおがかりにつくりなおすことをかんがえてもよいかもしれません…あたくしでも、すなおにもとどおりのまちにするか、キュラソーのまちをみてからかんがえるでしょう)

でまぁ、アムステルダム砦を出てセント・アンナ湾の方に歩いて行く事にします。

(ぶっちゃけワイはこのキュラソーの造船施設、必要かどうか疑問や。なぜならばこのキュラソーの気候ではチンポネックスをがしがし使うだけやなくて、造船に適した木を大量に植樹するか、さもなくば新型船に対応した造船所に作り替えるか、なんらかの改革は必要やったと思うのや)

(マルハレータ陛下、しかしそれではこの島の住民の中でも貴重な精気資源を喪失することに…造船労働者は男性ばかりですよ…)

(まぁまぁ。そもそもこの造船所、中型や小型の帆船を建造するためのドックやからあまり大きな船は作れんわな。確かに、球根詐欺支部のための島として使えるなら何がなんでも絶対に造船所は残せー!!!111!!!て、ワイも青筋を立てておったやろ。しかし、これから先は木造でも完全動力船を建造するならばまだしも、純粋帆船を建造する技術は果たして保護すべきか。痴女皇国の船でも、あと10年もしたら帆船については今後を考えるという話が出てるやろ?)

(マルハちゃんのはなしにつけくわえると、はんせんは帆をはるためのほばしらをひつようとしますよね。ならば、ほばしらにかかる風のちからでほがおれたりしないように、ほばしらはかならず船のりゅうこつやこっかくにしっかりとつながれるひつようがあるのです…では、そのほばしらはどこにたっていますか、さりむくん)

(えーと、船のちゅうしんでしょうか。すくなくともふねのまんなかからたてにせんをひいたそのせんから生やす必要があると思います)

(では、そんなばしょ、おふねの船倉…ものをつんだり、あるいはおきゃくさんをのせるじゃまにはなりませんか)

(おもいっきり…じゃまになりますね…)

(つまり、きはんせん…機帆船というものでなければ、ほばしらはたっていてもじゃまなのです。ですので、こんごすうじゅうねんかけて、いまのすいりゅうジェットえんじんのようなふねをすすませるしかけをつけることを前提にしてせっけいしたおふねをふやしていかないと、いろいろとむだがおおくなるのです…)

(アルト閣下が海の女で助かりますわ…せやからレオノール、今の帆船建造技術を持った船大工、今後はこのキュラソーではいらんか、もう少し小さい船をつくる程度の人数と設備で良いことになるんやわ…この界隈を走る船の建造、それから修理や点検のためにドックは必要やろけど)

(では、今、ここに住んでいる船大工たちはどうなるのでしょう)

(大半にはアムステルダムか、はたまた灸場きゅうばの新型船対応造船場への研修移住を推薦することになる。…そして造船職人だけやあらへん…ワイはこのキュラソーとアルバ,それからボネールから、一旦はほとんどの人の移住を進めて限りなく無人島に戻してまうつもりや…)

えええええっ。

さすがに、これには私も驚くしかありません。

ですが、マルハレータ陛下はこうも申されます。

(ほれ、南洋島を出る前に、ワイは構想を語ったやないか…ああ、レオノールが寝てた時もあったな…よし、ちょうどええわ)

そして、この地震を契機に、改めて語られるマルハレータ陛下の旧・球根詐欺支部領土についての更新計画補正版。

それは…最終的にはエクアドルから偽穴ぎあなまでの南米大陸北部における快感王産地の農業開発を含んだ、中米行政支局全体のカイゼン案とも言えるものでした。

(ゆうとくけど、なんぼワイでも喜んでこの案を実行するわけとちゃうからな…復旧復興まず優先、そして海賊共和国の経営基盤を安定させるためや…そして、それは球根詐欺支部の安定化にもつながるのや…)

(すでにバハマのオマリーへいか、そしてスペインのイザベルへいかのりょうしょうはあたくしがとりつけました。アレーゼさまですら、これはしかたがない…と)

(アレーゼだ。ただし条件がある。単純労働者以外の道を常に用意すること。私からの条件はこれだけだ。これを守らないと、無気力になるか、欲望を満たすしか頭にない労働者を量産することになるからな…)

(がってんしょうちでございます…マルハちゃんもいいですね…)

(すみません本部長、無理をゆいまして…ウィレミーナの成長を期待するよりも、これが早くて確実なのは申し上げた通りですわ…)

(マイレーネも渋面していたからな…だがマルハレータ、敢えて聞くぞ。君の取り分は何だ?)

(うちはここが安定したら南洋に帰るか…ワイの計画が万事上手く行けば、ここは少なくともレオノール、あんたら一家と…そしてウィレミの息子のマクシミリアンの居場所になるはずや…はずですのや…)

(マルハレータ、私はさまようオランダ人、見たくはないのだがな…まぁいい、君は南洋に戻りたいという当座の希望があると思っておこう。そして…私だけが聞いたのであれば、君の計画は絶対に通していなかったのだ…)

えええええ…アレーゼ様がどういう方かは、さすがに赴任に際して聞いておりました。

この方がダメと言えば、いくらマルハレータ様でも絶対にダメなはずなのです…。

(だが、アルトだけじゃない…マリアも、マリアヴェッラもオリューレも…マルハレータ、君の話を聞いた支部長以上は全員、君の計画の試行実施を懇願してきたんだよ。これにはさしもの私も「やらせてみるか」としか言えなかったのだ。ああ…やってみたまえ。失敗した場合のリカバリーも含めて立案されている君の計画だ。オマリー陛下も海賊への協力を指示しているし、彼らですら復興を最優先にせざるを得ない実態がある以上、ひとつ、このカリブに君の絵を描いてみるがいいだろう)

(よかったですね…マルハちゃん)

(そして、アルトが君についている理由は単にマリアたちが復旧で忙殺されているからだけじゃないぞ。色々と力押しが必要だからでもあるんだ…任せたぞ)

ええ、どうやら…マルハレータ陛下の構想を実現するためにはかなり大掛かりな事をする必要があるからこそ、アルト閣下が横につくようなのです…。

「で、アルト閣下…さっそくですけどな。このプンダ地区と言わず、ウィレムスタットで潰れた家のある場所、あらかた更地にしてまいましょか」

どええええええええ…いいのでしょうか…。

(安心せぇ、金目のもんは回収してもらうし持ち主に渡せるやろ。あとな、ほれ…売春婦連中の新しいシノギの場所、案内せなあかんやろ…娯楽館かて潰れてもうたし、だいいち、今仮に売春業を再開してもそもそも客がおらんやないか…)

-------------------

さて、それから半年程度の期間が過ぎた辺りのお話、させて頂きましょうか。

このウィレムスタッドの街は小規模ですが、復興がなされました。

しかし、キュラソー島…それからアルバ島とボネール島の産業は大きく変わりました。

まず、マルハレータ陛下の構想通り、このキュラソーの主要産業の一つだった造船所。

新規の船の建造よりも、修理や点検の仕事でドックを使うことが増えたのです。

そしてオレンジ栽培だけでなく、レモンも産品に加わりました。

(新鮮な果実の供給は船員に必須やからな…)

それと、重要な変化があったのは島の住民の構成。

まず、ハリケーン・コーニョによって島に被害を受けたボネールと、もともと砂漠化が進んでいたアルバについては一旦は無人島にしてしまうほどの住民移住が実施されました。

ですが、ボネール島最大の街たるクラレンディクや、アルバ島のオラニエスタッドの聖母教会は移築され、しかも大型化されたのです。

そして更にはこの町にも新しいコロニアル風…というのですか、色とりどりの三階建てくらいの住宅めいたものがいくつも建設されています。

これは同様に、このキュラソーはウィレムスタットの町のプンダ地区と呼ばれる東側を中心に、同じ処置が行われています。

更にアムステルダム砦から見て、セント・アンナ湾への水道を挟んだ反対…西側のオトロバンダ地区に残存していたリフ要塞を改装して、行政庁舎や修道院としてしまう工事が入りました。

これで、セント・アンナ湾を挟んで東側のアムステルダム砦の中のフォート教会と併せ、ウィレムスタットには2つの聖母教会が存在する状態が維持された事になります。

すなわち、旧来からこのキュラソーに存在した2つの聖母教会、実のところは一つが従来の聖母教会だったのですが、もう1つは修道院機能…つまり住民向けの初等教育学舎を兼ねていたのですが、この2つの機能は損ねずに場所を移してしまったのです。

ええ…こちらのお話で、童話を用いた尼僧教育を施しておりましたが、まさにその現場たるオトロパンダ修道院はこの時に建設されております。
https://ncode.syosetu.com/n6615gx/157/

そしてこのオトロパンダ修道院、罰姦聖母教会と茸島の聖院学院神学部から分校認定を受けまして、一般女性または男性を修練して修練士または助修士に教育する修練過程、そして修練士または助修士を修道助祭・そして司祭の道を進ませるための初等教育を施す場所とされました。

すなわち、この地域の聖母教会に必要な人材の基礎教育、この地で進めてよしとなったのです…。

千人卒ちんぽもち司祭には任命できるようにしたったからな…)

そう、千人卒への任命能力が、このレオノールに与えられたのです。

Leonor (Amália Rebordão) レオノール Ten Thousand Suction (Limited Hundred Thousand) 一万卒(限定十万卒) Slut Visual 痴女外観 Nederlands Orange rosy kinghts. Imperial of Temptress. 橙騎士団球根詐欺分団 Non lesgeven, Bisschop van Curaçao, Nederlands filiaal, Imperial of Temptress.キュラソー教育司教・カリブ球根詐欺所轄地域聖母教会司教

Salem サリム Single Suction(Limited Hundred Suction)一人卒(限定百人卒) Pure male Visual.(variable tranny gender changer ) 男性外観(偽女種可変)Central American Pirate Republic Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国中米支部 Nederlands vestigingsmanagement Curaçaose kerk dienaar. 球根詐欺支部管理島教育教会用人

LautSume ラウシュミ Ten Thousand Suction (Limited Hundred Thousand) 一万卒(限定十万卒) Slut Visual 痴女外観  Nederlands Orange rosy kinghts. Imperial of Temptress. 橙騎士団球根詐欺分団 Gouverneur-generaal Caribisch Gebied van de Nederlandse Afdeling, Imperial of Temptress. 球根詐欺支部カリブ海領土総督

それと、ラウシュミ。

この子の今後については、もう少し時を先に進めて語る必要がありそうです…。

と申しますのも。

「さてレオノール…ラウシュミが支度できたら行くで。マクシミリアンもそろそろ近海に入るはずや…」

「本当にあれで行くのですか…」

「しゃあないやろ、あの浮き橋、こんなもんで渡ったら一瞬にして沈むからな…」

ええ。

マルハレータ陛下がこのキュラソーでの足にしていた、6つの車輪がついた青い車の後ろに、正装した私と…そしてラウシュミを押し込みます。

ぱっこん、と勝手にその後ろの坂道と蓋が閉まり、私たちは暗い…でもないですか、一応は照明がついた室内に閉じ込められたかのごとき状況。

で、マルハレータ陛下がこの後、何をやるか想像はついております…。

ええ、陛下の隣の椅子に座れと言われたサリム、陛下に何かいらんこと、しろと言われているようですから…。

「ええかサリム、ワイの指示があったらここを開けて上半身を出すんや。そのためにこの椅子は足で踏んでもええ材質の座面になっとるんやからな…」

なんとこの車、湖や海に浮かぶばかりか、お尻から水を出して船のように走るそうなのです…。
https://twitter.com/725578cc/status/1694386390606495755?s=20
https://twitter.com/725578cc/status/1694387056490020870?s=20
https://twitter.com/725578cc/status/1694387538067341714?s=20

そして、こんなもんを引っ張り出した理由。

この、セント・アンナ湾と水道によって東西に隔てられたに等しいウィレムスタットの街ですが、ここにかかっている橋、この青いくるまで渡ると橋が落ちかねないのだそうです。
https://twitter.com/725578cc/status/1694384140051947987?s=20

そう…我々はなんと、この青い車でリフ要塞から先の海へ入るようです。

そして…サンタ・マリアヴェッラ号でこのキュラソーに来航するウィレミーナ陛下とマクシミリアン殿下、更には後見人のメーテヒルデ様をこの青い車で出迎え、水先案内人の船よろしく対岸のアムステルダム砦の最寄り岸壁に誘導するそうなのです…!
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