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柑橘島の甘い恋 -oranje eiland- 5

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「あのー、アルトリーゼ閣下ってもしかして、方向音痴…」

「いえいえいえいえこのあたくしにかぎってそそそそそそそんなことわぁああああああ」

「あのですねぇ…しかも処理者保管室に入り込みますか普通…ここのベヴェイリジングセキュリティどないなっとんねん…」

「マルハちゃん…思い出すのです…アルトさんは百億卒で将軍…あたし同様に“入れない場所”から探す方が早い部類の人物なのです…」

ええそうですよ、アルト閣下、このボロブドゥール寺院の機密施設の一つである「処理待ち罪人の保管室」に入り込んでたんです…。

ここってまだ処理かかってない女体化罪人を仮死処置した後で保管しとく部屋やろ…言うたらここに置いとかれてる罪人、勝手に叩き起こして解放したらえらいことになる奴ばっかりなんですわ…。

(アルト閣下の比丘尼国における役位職位が限定的な理由が理解できた。確かに閣下をイセ・ジングウで放置すればあらぬ場所に入りかねないだろう…)

(これが痴女宮ならまだしも、ボロブドゥールとアトスは壊滅的にまずいことやってる上にゲート常設ですからな…)

コープシェフ・ジョスリーヌからも呆れた感想が返る始末。

しかし、ここでワイ…マルハレータ様にはひらめくもんがありました。

マドゥラ族のサリムはついさっき偽女種化されたとは申せど、基本はマドゥラ族の男の子。

つまり、どっちかっちゅーと頭の固い部類のお子です。

そして、このボロブドゥールで致しておることを知ったが最後、ワイら南洋王国…そして痴女皇国関係者を悪人視しかねません。

ですが、アルト閣下が変な場所に迷い込んだのをよいことに、どうせ教えるなら今教えておくほうが良かろうと。

(この子らカリブ行かしますやん。そしたらグァンタナモとかロワイアル諸島の存在、いずれ知る可能性がありますわ。その時になって騙されたとか思われるより、今ここである程度の情報を開示したる方がええんちゃいますかね、メフラウにへーか)

(確かにマルハレータに一理あり、へーか、如何なさいます…?)

(ちょいと失礼…わかりました。マルハちゃんにお任せしてみましょう)

(おいおいマルハ…レオノールはまだしもサリムはちょっとまずいんじゃねーの?)

(ふっ、アニサ…やべー奴の収納庫なのがかえって幸いしとるのや…ここはこのマルハレータに任せるのや…)

そう、この場におる面子で一番こういう悪党方面の思考が出来るのは正直、ワイかメフラウやと思うとります。

そのワイの悪知恵に任せれや。

んで、事情をある程度知っとるレオノールはまぁともかく、サリムにはちょうどええからこれ見とけということで、ディードに頼んで再度地下最深部に近い、この予備在庫しょぶんまちの収納ざいにんを区画ねかしてるばしょに来てもろうております。

「ええー、アルト閣下、ここ知らんかったんですか…しゃあないなぁ…」

(ええですか、一切無駄口や反論とかしたらあきませんよ…良く言えば純朴純情、悪く言えば単純思考なマドゥラ男児のサリムですからな…)

(ううううう、まるはちゃんにおまかせせざるをえないのです…ぺるせぽねーぜちゃんからもじょすりんからもきつくくぎを刺されたのです…)

そう、ペルセポネーゼ団長やコープシェフ自体は黒薔薇騎士団長資格者でアルトさんからすれば2階級くらいは格下の方ですが、同時に皇帝直轄親衛隊兼・秘密工作部隊の指揮官であり、双方ともにかなり無茶なことが出来る権限を与えられた人物でおます。

それに両方とも、このボロブドゥールでやってる事…更にはロワイヤル島とアトスと…南洋王国管内では亀地獄島、そして他ならぬこのボロブドゥールの罪人最終処分場の構築にも関わったお立場です。

つまり、どちらの御仁も「ここで何やっとるか知ってる偉い人」かつ、アルトさんからすれば直属の部下なのです…。

その強大な権力を背景に、お説教をぶっ込んでもろうたのです…。

「でなぁ、サリム。このボロブドゥールやねんけど、こうして地下に広大かつ深い設備を置いているには理由がある。そして、わざわざあの鉄道というものを引き込んでおるのもな…」

と、この保管室…中に入ってる在庫品、すなわち元・連邦世界の凶悪な罪人が外から見える筒がいくつも横倒しにして置かれている場所ですけど、この部屋を管理している管制室というお部屋が存在しますので、そこへサリムとレオノール、そしてアルトさんを連れ込んでおります。

「はぁ…で、ディードリアーネ橙騎士団長、今まさにワイらがおる場所やねんけど、ここに格納されておる女性の来歴、見ることはできるんかいな」

「マルハレータ、これをご覧下さい」

と、管制室を管理している技術女官という人物が数名働いておるのですが、そのうちの一人に声をかけて、壁に設置されたいくつもの画面の一つを切り替えてもらっとります。

で、表示されたのは今の状態…つまり若い女にされた際の顔と、元の顔と名前。

そして何より「何でこんなことになってここにおるのかの理由」たる、犯罪の来歴。

そう、ワイはこいつらの犯罪歴を見せたかったのです。

「見てみサリム、こいつは君くらいの年齢の少年を犯して殺した変態ほも野郎や。しかも一人や二人とちゃうのや…」

えええええっと驚いておるサリム。

うん、予想通り。

「そしてこいつなんかひどいぞ。金持ちの家に仲間と押し入ってその家の人ら全員殺して家に火を放って証拠を隠滅しようとしたんや…」

「マルハレータさま、つまり、こいつらは…」

「サリム。この窓の向こうにある筒の中の女性は…全てこうした悪事…それも大悪事を働いて捕まった者たちばかりなのですよ…そうですね、マルハレータ殿下、ディードリアーネ団長」

「まぁ、そういうこっちゃ。でな、従来ならこういう悪人の上にも悪人な悪人、ここなアルト閣下が仕切っとる痴女宮の付属施設で罪人寮という場所があって、そこで生かして働かせることで罪を償わせておったんや」

と、ここで気を利かせてくれた職員が、その罪人寮や罪人工場の様子を画面に出してくれます。

「ところが、わたくしたちのなかまになってくださっている国がふえるにつれて、わたくしたちがあずかるわるい人もふえたのです」

ふむふむと頷くサリム。

「しかも…サリム、この私も実はこの罪人寮や罪人工場の監督をした経験があるんだが、罪人たちは見ての通りに悪そうなやつばかりだろう。まぁ実際には見た目はともかく、そんなに悪いことをしていない奴もいるんだが、ここで私は君に聞きたい。人を喧嘩で殴った程度のやつと、さっきマルハレータ陛下が言われたような悪人の上にも悪人な奴、同じ場所で働かせていいと思うか」

このディードの質問には、流石にサリムも気づきました。

「だめ…ではないでしょうか…そんな悪いことができるやつは色々な悪いことを思いついたり、ためらうことなく人を殺す気がします」

「となるとサリム,何でこいつらが女にされてここに仕舞い込まれてるんか、想像つかんか。何より君らマドゥラ族自体が一回、ワイらの言うこと真面目に聞いてくれへんから言うて女にされかけた立場やろ…」

「で、ですねぇ…つまりこいつらは悪すぎて、ぼくたちのように普通のくらしにもどすことなんて絶対むりな連中ばかりなのですか…」

「そういうこっちゃ、ようそこに考えが及んでくれたな」

えらいえらいとサリムを褒めておきます。

そして、これはスメネプの初等教舎でサリム達を教えていたレオノールを間接的に褒める話でもあるのです。

「マルハレータさま、こんな奴らはマドゥラではチャロックどころか、一族の恥として死を選ばせていたと思うのです。こいつらが悪いことをしていた国では、こんな悪いやつをお仕置きすることはしていなかったのでしょうか」

うんうん。

やっぱりそうなるよなぁ、とニンマリするワイ。

「ところがですね…まず、わたくしたち痴女皇国は、そのぜんしんの聖院の女官をしきるおきてをひきついでいます。そのおきての一つに、こういうわるものがいた場合でも死刑にせず、ひとりころしたら一人を生かせるように、または一人の人が生きられるようにと働かせるばつを与えることときめられておるのです」

「聖院女官不殺の掟というものがあるのです…これは、慈母寺の尼僧や私のような教務者も痴女皇国の女官ですから従う必要があるのですが、人を殺すのは基本、禁止です」

と、アルトさんに引き続いてレオノールがサリムを諭してくれます。

「ああ…それでチャロックをとりあげたり、切れなくして飾るのはいいけど持ち歩くなとかいうはなしになったのですね…」

「そういうこっちゃ。ただなぁ…ある事情でワイらでも手を焼くような悪人ワルが運び込まれるようになったんや…」

「はっきりいいますと、死刑にしたほうがよいれんちゅうの始末をたのまれたとおもってください。しかし、わたくしたちにそれをたのんできた国は、おもて立ってはわたくしたちどうようにしけいにできないのです。ふふふ、これはちょっとおかしくはないでしょうか」

と、意地悪く考えてみーやというニマニマ顔をされるアルトさん。

「めんどうごとをぼくたちにおしつけただけではないのですか」

「でな、サリム。なぜこいつら、見ての通りに男のはずが女になったのか。マドゥラ族の君ならわかるだろ…」

「ああああああ!ディードリアーネさま…こいつらはおとこだと悪いことをするから女にされたのですね…」

「ふほほほほほ。そして、おんな、それもわかい女になってしまえば、なにをさせることができますか…ふふふふふ、さりむくんもさっきそれをやったばかりなのですよね…」

「そ、それは…セックしてこどもを産ませることですか…」

「その通りやサリム。んで、つい先ほど、レオノールが入ったと思ったらほんの僅かの間におなかを大きくするどころか、大きくなった子供…ラウシュミちゃんが出てきたあれ、あるやん。あの大きな筒。あれで何かを出来るとは思わんか…ふふふふふ」

「わ、わかりました…さっきのおきてでは一人ころしたら一人生かせ、でしたよね…つまりこいつらはひとごろしをした分、こどもをつくらされるのですか…」

「そういうこっちゃ。でな…ディード、スマランからの処理工程の教育動画ってここで見れたっけ」

「見れるようにしましょう」

で、その教育動画…実はレオノールは尼僧研修で既に見ているのですけど、これは黙っておけと念押ししておきました。

港に入っているアークロイヤル級らしい軍艦から降ろされる、オレンジ色の服を着たいかにも悪そうな男は男、女は女でひとかたまりにされた集団。

こいつらは身体の自由を奪われ、無理からに動かされているのでしょう。

整列して、船の前に停められた列車に乗り込んで行きます。

そして、かめらは車内に。

「この罪人たちはスメネプ港から約1時間をかけてボロブドゥールへ運ばれます。列車で運んでいる理由は…」

いつしか、眠りこける罪人たち。

その身体に、劇的な変化が訪れます。

そう…サリムはよくわかっているはず。

若 い 女 に さ れ る のです、この列車に乗っている間に。

で、ボロブドゥールの地下駅に着いた列車から降ろされる罪人たち。

順番に一人ずつ、筒の中に入っていきます。

そして筒の中では勝手に服が消滅し、全裸の状態となって別の場所に運ばれていくのが図と映像を併用して説明されます。

「もうわかるやろ…こいつらはこいつら自身が犯した罪を反省して立ち直るよりも、こいつらが産む子供に未来を期待された立場なわけやねん…」

「で、では…スメネプの百姓村でも、新しく来たおんなのひとがいました。それが…」

「せや。あれが、こいつらみたいな焼かんと治らんような悪人が産まされた子供なんや…」

そしてダメ押し。

こいつらの犯した犯罪、記憶を遡ったり過去に遡って撮られた記録映像で再現して見せてやります。

「ええかサリム…これは大変に衝撃的なもんや…恐らく気分が悪くなるとは思うから、ワイとレオノールが精気を渡して治すか正気を保たせたる…言い換えれば、それだけ人の恐ろしさや罪深さを記録したものなのや…」

ええ。見慣れているはずのディードやアルト閣下までもが嫌そうーーーーーーな顔をする代物です。

むろん、このワイとて喜んで見たくなるものではありません。

「これに類することをやらかしたおっさんがおってな。マグデブルグの劫掠ゆうて、その時の被害者で聖院に身を寄せて女官になった人も決して少なくはないのや…三万人も住んでおった町民が最終的には五百人を切ったんや…」

「で、それを指揮していた指揮官は後に戦死した。だが、同じようなことを痴女皇国の管理下にある町に仕掛けた馬鹿がいてな…」

「そのおっさんはいま、あるぜんちんちんで他のわるいひとと同じくむぎをつくらされております。おまえがころした人の数だけひとのおなかをふくらませろとなったのです…」

「ただ、麦畑で働いたり牛を飼うのが嫌とか言い出した悪い奴がおった場合にどうするんかやな…。アルト閣下、ついでやから偽女種おかまとはどういうものか、サリムも指導偽女種になったわけやし、ここで教えといてよろしいですやろか」

「ふむふむなるほど、たしかにさりむくんはおかまになりましたね、今はおとこのこですが…べらこへいか、れいのここでやってるあれをさりむくんにみせた方がいいのではと、まるはちゃんはもうしております」

(そうですね…アニサちゃん、何人か対象を用意することはできますか…せっかくだからサリムくんとレオノールさん、そしてラウシュミちゃんに体験してもらいましょう…)

(あ、メフラウとカルノとベテハリはまだこれやらしたらあきまへんで…せやな、えーとアルトさんとベラ子陛下とディードとレオノールとサリムとラウシュミ、そしてワイで7人か。アニサー、あんたもおってくれー、8人おったら罪人4人起こしての教育工程が出来るやろ…)

で、実際に罪人再生プラントを動かしての実演と相成りました。

総指揮と見届けはメフラウに任せるとして、まずはベラ子陛下・アルトさん・ディード・アニサの4人が礼拝堂に並びます。

(ううううう、なんであたしまでもが…)

(陛下はサルスエラとか文化科学宮殿とかで散々似たような事をしとるでしょう…経験者も経験者ですやん…それに汎用精子使うん、忘れんといてくださいよ…)

(あたくしもやらされるのですね…)

(変なとこ入り込んだからには仕方おまへんやろ…それに、この行為は痴女皇国の正義やゆうてサリムにわからせるのにちょうどよろしやん…)

(罪人の在庫は…ああ、まだ充分にあるわね…)

(昼からの処理ぶんを前倒しにしたかて充分やでディード…在庫から7人分前倒しで出荷したかて、どういうことはないはずや…)

そう、このボロブドゥールの地下にはの女体化罪人、常時一万人以上がされとるのです…いや、もっとおるか…。

で、定期的に生産しているだけでなく、臨時に人をくれという話がうちら南洋王国や開拓を委託された流刑地だの、果ては比丘尼国だのから注文が入ると都度ラインを動かして臨時に子作りさせておるのですわ…。

で、ワイはサリムとレオノールとラウシュミを連れて見学。

(では4名分、臨時稼働させまーす)

(よろしくね…)

ぴーぴーと警報が鳴って、向こう側の壁の黄色い回転灯が回り出しますと、壁が開いて姦淫台にくくりつけられた女体化罪人がこちらに向かって運ばれて来ます。

「本式の処理儀式やったら、ここに尼僧や指導偽女種がずらっと並ぶんや。で、反対側にも同じようなラインっちゅうねんけど、処理を行う列が作られとるやろ…最大で25人かける4列を設置できるから、一度に100人を種付けしてまえるんや、この部屋やと…」

その規模に驚くサリム。

「まぁ見とき…」

で、淫蟲下着を装着されている罪人の強制起床を兼ねて、ここの北側庭園…効果淫こかいん絶林檎ちんちんにーるの林を経由して集められた雨水が罪人たちを洗います。

(レオノール…サリムはもちろんやろけど、恐らくラウシュミも反応するはずや…ちんぽ見とけよ…)

と、密かにレオノールだけに心話を送っておきます。

「では、始めて下さい」

メフラウの言葉で、ベラ子陛下を筆頭に4人が罪人を犯し始めます。

それぞれのエロ衣装が食い込んだ尻を眺めておるワイらですが…。

(あ、せんせいもちんぽ出してますね…)

(ああそうか…レオノール、性教育で自分のちんぽ見せてたよな…)

ええ、ワイはレオノールがサリムと二人の時はちんぽを収納して完全な女体で相手してるのを知っておりました…。

そしてのために教室で見せつけたり、女生徒にちんぽを使っていたのも…。

(それでアンジャニがやたらちんぽ扱いに慣れてたんか…)

(すみません、変態教育をしてしまったようで…)

(ま、まぁええやろ…おかげで今、スメネプもマドゥラ島以外の地域同様、女も男もケツを出す状態で暮らすのが基本になっとるしな…)

そう、腰布をまとう文化があったのですよ、南洋一帯…ただし痴女皇国が手を入れたり関わった地域には淫蟲下着を順次、普及させています。

「ああっオメコっオメコっ!」

「チンポいいっチンポもっとチンポぉおおおおおおお!」

で。

相変わらず、処女状態でPikちんぽ突っ込まれてからからものの1分でこの有様という、罪人への種付け作業。

しかし、先程とは打って変わってサリムは単純に興奮しております。

理由。

こいつらがやってきた事を見せたせいで、この処理をしているのを理解してくれたから。

(マドゥラだともっときびしいです…たとえばいま、ベラこさまが犯しているやつ…マドゥラでこれをしてつかまったばあい、こいつにころされた人の親きょうだいしんせき、そしてせわになった人でかこんでいっせいにチャロックをぬくことになると思います…こいつもチャロックをもたされますけど、何人にもかこまれますから…)

ええ。

むしろ、甘い処分ではないのか。

サリムの意識は、もはやこいつらが今受けている罰とやらでは甘いも甘い、大甘じゃないのかとまで考えるようになっています。

(な、なるほど…サリムくんにここでしていることはただしいと思わせるのですね…)

(確かに犯罪者としての罪歴を見せるのは衝撃的ですが、凶悪な存在だからこんな仕打ちをされるのだと…うーむ、マルハちゃんもやりますね…)

(しかもマドゥラって復讐が正義なんですよ…ねぇディード…)

(それゆえに自分たちでカタをつけたがるんですが、ベラ子陛下、それにオリューレにアニサ…これ逆にここでしてる話を隠すんじゃなくて、悪いことをするやつはボロブドゥールで死ぬよりひどい目に遭わされるって話を広めた方がマドゥラ族を含めてうまくいくんじゃない?しかも騎士や尼僧を志願すれば優秀ならこうして罰を与える側に回れるよってすれば、リクルートにもいいじゃない…)と、ディードも強い賛意を示してくれます。

(しかも痴女皇国のえらいさんが率先して罪人を犯してはずかしめ、あげくはらませとる訳ですやん…ふふふふふ、アニサやディードはもちろん、皇帝陛下や将軍様の権威も保たれるし、何よりお楽しみになれるゆう寸法ですがな…それにサリムだけやのうて、ラウシュミも聖母教会の尼僧として贖罪担当をする立場ですやろ…これに興奮して勃起エラクシしてもらわんと…)

で、レオノールとサリムには既にPikを出させてシコらせとります。

そして熱帯仕様聖母教会尼僧服なる助平服を着ておるラウシュミにも心話で「父母に倣ってチンポを刺激しとくんや…ただ、まだ射精はあかんぞ…」と伝えております。

で、ベラ子陛下たちが中出しして罪人女から離れると、再び黄色の回転灯が回り出して警告を受けます。

『懐妊処理終了。即成栽培設備に移送します』

(これがためにあたしが皆の射精を制御しろと言われたのですか…)

(そうですわ、同時にぬふぅと達してもらわんと)

(確かにあたしたちは男を片手で持ち上げるくらい怪力を出せますし、何よりちんぽ生やせますけど…)

ちなみにこのお話ではタダナガ・トクガワは痴女種の妾を貰ってはいませんね…って何を言わせるのですか。

(かーさんはあたしばかり悪しざまに言うが、ベラ子も大概なネタ女だと思うんだよ…)

(マリアリーゼ陛下の悲しみは何となくわかりますねんけど、ワイもあの、モードのアカい蟹光線を撃たされましたからな…)

で、射精した方々はお疲れ様なのですが、わしらはまだお憑かれ様なのです。

大体がデカマラ装備の痴女皇国皇族や幹部のヌーケンおめこです。

大迫力なのです。

ですので、わしらもやることやらして欲しいのです。

というわけで、ワイはレオノール一家を伴って、教育処置室なるお部屋に行きます。

で、このお部屋は何をする部屋か。

生まれてきた子供に対して、初期の教育を施す部屋です。

普通ならさっき孕んだ罪人女の子供が送り込まれるのです。

でまぁ、広さは大礼拝堂と同じですが、天井は低め。

そこで待っていると、大礼拝堂と同じように姦淫台に載った女が送り込まれて来るのです。

「よし、サリムは確か偽女種になって初めてやな…ええ機会や、驚くなよ…」

ええ、ワイの方の操作で偽女種になってもらいます。

既にサリムには聖母教会姦官仕様の制服が渡されています。

この制服、熱帯仕様の尼僧用と同じ…つまり尼僧頭巾から下はヒモだけなのですが、その乳首の下あたりに横ひもが渡されております。

単純に申し上げますと、∀を2つ重ねた、れいやーどびきにに近い状態。

そして左右の胸を2本の縦紐が挟み、その間に横紐が通っておるとお考えください。

で、レオノールとラウシュミには当然ながらおっぱいが存在します。

この時、横ひもはその形状を変化させております。

いくつかの形状があるようですが、不透明な布でおっぱいを支えることもあれば、赤薔薇騎士団の制服のような網目になって乳首が見える上に網から飛び出す鬼仕様だったり、はたまた下から乳房を支えるような状態だったりと。

今はレオノールもラウシュミも、くぉーたーかっぷぶら状態…つまり乳房を下から支えられている状態です。

つまり、下半身の三角形の小ささでチンポも丸見えな上に、女二人は乳房も丸見えという…どこが尼さんやねんという姿です。

しかし、これに臆してもろうては困るのです。

まぁレオノールが堂々としてくれておるのでよいのですが。

そして海の男の息子たるサリムも、ちんぽを隠しては逆に男の恥とばかりに頑張って立っています。

(股間も勃起していますね)

(ま、まぁ、そやけど…)

で。

ここでも黄色の回転灯火が回り出して、女が運ばれて来ます。

ですが、その運ばれた女たちを見たワイはあれ?と思いました。

「こ、これ…マドゥラ族やないか…」

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