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激闘!缶詰王女VS缶切り娘!

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「ふん…あたしにゴタク抜かすなんざ百年早いってんだよ…おら、お残しは禁止だって聖院学院かどっかで習わなかったのかよ…」

「熱い熱い熱い!それに悪魔の魚ダイブルスヴィスなんざ入ってるものなんて食えるわけないでしょ!」

「おい…ありゃ何だよ…てめぇと同じパツキンのはずなのに、普通に食べてくれてるけどな」

ええ。

そこには、私が焼いたアツアツのコナモンをパクパクと口の中に収めるベラ子陛下が。

(てぃあらちゃん、あとであたくしにも)

(アルトさんはソース生姜海苔でいいですかー)

(おしょうゆあじでのり)

(へぃっありあとやっしたー)

「マ、マリアヴェッラ陛下、それは悪魔の味…」

「ああ…マルハちゃんは知らないのですね…高木の家に代々伝わるこの金属の円盤の由来を…」

ええ、勿体つけてベラ子陛下が指差す先には、カセットコンロの上に載った、すなわち半球形のへこみを幾つもつけられた鋳鉄の黒い鉄板が。

「これは関西人の家庭には常備されたもの…そして白いもんはあかんのですが、この味には勝てないくらいに麻薬性が高いのです…マルハちゃん…うちのジーナ母様がどこで育ったか思い出すのです…」

「え…初代聖母様はルシーシェフラウろしあのおんなのひとでは…」

「確かにうちの母親は東欧系ロシア人です。しかし、ロシア語なぞもはや頭から半分以上消え去り、キリル文字より漢字ひらがなカタカナを書いた数の方が遥かに多いとか豪語しよる存在なのです。こういう女性を東方聖母教会の聖女として祀る是非はともかく、聖院第二公用語が通常の日本語とは若干異なるのも、あの母親が育った地域の特殊性ゆえなのです…」

(ロシアの事を身体の祖国、大阪の事を頭の祖国というくらいに日本にどっぷり浸かってるからな…フォークより箸持った回数の方が多いとか抜かしやがるし…何より、わかめの味噌汁普通に食うんだよ…どこで消化酵素貰ったんだあれ…)

(ヨウ素製剤不要なんですよね、かーさまの食事…)

(オリューレです。っていうかマルハ、茸島の盆踊りの屋台にそれ、出てるわよ)

(えええええ)

「ちなみにあたしは実質的にコテコテの大阪人たるジーナ母様はもちろん、ルクレツィア母様めっちゃいたりあんの方でもタコを食べる習慣があるので、タコイカは普通に食べられるのです…」

(あたくしは普通にたべます。あっらーあくばるとかいうしゅうきょうはちじょ皇国の世界ではなかったことになっているうえに、あたくしがむかし、何をしておったかおもいだすのです…)

(暴力海女の姉はともかく、私も九鬼のお家どころか志摩じゃ普通に水揚げされますからね。壺を使ってわざわざそれ、取ることもありますし)

(あんなウマイモン食べナイノハ人生の時間ノ損失デスネー。今ハアメリカでもワリト普通ニタベルヒト多イデスネー)

(えーとね、あたしらアイリッシュかブリテン系が多いけどさ、ヨシフミとティアラのおかげなのもあるけど、万一難破した時とかさ、いざって時に食えるもんは食えるようにしてるせいもあるから、オクトパスもスクィードも普通に食うぜ…)

(ヨシフミがさばき方や食い方広めてるんだよね…浜の屋台でもオデンにイカ焼き出してるし…海賊酒場でも頼めばスルメ、出てくるよ…)

(ちなみに本宮でもみんな普通に食べてるわよ。居酒屋罪人じゃイカ刺しとかイカソーメン出るし)

(田中家はあたしももちろんだけど、娘二人も実質ギリシャ人だし、この子たち日本人の味覚も引き継いでるから刺身に寿司にギリシャ料理でも食べるわね…)

ええ、痴女宮では「食べられる」人の方が遥かに多数派なのですよ…。

で、このダッチワイフじゃねぇ…オランダ女が何を嫌がっているのか、もはや皆様はお察しでしょう。

そうです…タコ焼きですよ…。

「ぐぐぐぐぐ…懲罰よこんなの!食べ物粗末にしてんのはあんたじゃない!」

(こらーマルハちゃん…流石にそれはうちの不肖の母親の前で言わねぇ方がいいぞ…なんたってあのおばはんのハートに火をつける禁則行為のうち一つが、関西由来の食いもんにケチをつけることだからな…)

(うちの前で広島焼き言うくらいヤバいからやめとくんが無難やき…ただ、広島焼き言うんだけはジーナ様でも困るき…)

りんちゃん、諦めるのです…あの母親は焼きそばを入れたものはかたくなにお好み焼き扱いしないのです…)

(あの人の前でもんじゃって言っても、同様に命はなさそうですよね…)

ええ、この女には次に何かしたら、稚内名物のタコしゃぶを振る舞いましょう。

あ、たこめしでもいいかも。

(ティアラちゃん今度作ってー)

(へいっ室見局長っ)

「ぐ、ぐぐぐ…」

(しかし何で、マルハちゃんの試験機能が働かないんだろうな…)

(ねーさん、何か仕込んだんですか…)

(うん。あの子より格上の女官と揉めたら、相手が自動パワーダウンして同格になる機能。だからマルハちゃん、お前を相手して無事だったんだよ…)

(何を本人の承諾もなく装備してるんですか…しかし、おかしいですね。普通なら絶対に同格であればマルハちゃんがあっさり拘束束縛されるわけはないはずですけど…)

Margareta van Oranje マルハレータ Thousand Suction. 千人卒 Slut Visual. 痴女外観 Orange rosy kinghts. Mother budda denomination, Imperial of Temptress. 橙騎士団 Oranje ridder, Borobudur Nanyang Mercy Mother-tempel. (Ridders van het paleis van Jakarta) 南洋慈母寺僧兵(ジャカルタ宮殿所属)

Tiara Nakai. 中井ティアラ Ten thousand Suction.(Limited Million)一万卒(限定百万卒) Slut Visual. 痴女外観 The Three white rosy Musketeers, Holy Order knights, Imperial of Temptress. 聖隷騎士団

(わかった。あの子、中井さん…お父さん経由でイザベルさんから包丁、貰ってるだろ…比丘尼国から流出した室町時代の返しなしの短刀みたいなやつで恐らく神社か朝廷の儀式用儀礼包丁…あれ、初代村正だ…)

(えええええっ…)

へぇ。

そんな業物わざものってものですか、これ。

(アルトのリトルクロウと同じだ。うちの国だと銘刀って一種の補助身分証みたいなもんでな。雅美さんに保管してもらってる前田藤四郎とかアンヌマリーの黒漆剣くろうるしごしらえとかナディアさんの長光…熊野三所くまのさんしょ権現長光ごんげんながみつなんかもそうだけど、特命派遣者扱いされるんだよ)

(なるほど、それでパワーダウン機能が働かなかったんですか…)

ええ。

あの後、車の中で、てめぇ何言ってやがるちょっと降りろやこらとなりまして。

そうです…うちの父親の中井義文がまさにその典型例なのですが、包丁人=脊髄反射系&体育会系の傾向、この中井ティアラにも引き継がれております…。

で、さすがの私も普段の聖隷騎士団の仮面を外しまして。

そして、その場で車から引きずり下ろして板場ちゅうぼうの喝入れと同じで一発ぶっ込んでやるかと思ったのですが…そこで閃いたのが、この女が…球根詐欺人…つまりバキバキの白人種で、しかもバルト海に面したオランダ人の王女だってことです。

で、こいつも、もしかしたらアレかなと思ってはりせんをムチモードにして縛り上げてから、殴らないから殴らないから、ついでにベラ子陛下をよしよししてちんぽも突っ込ませてあげますからと懐柔してですね。

そう…ジーナ様のお部屋には絶対常備しているはずのたこ焼き器と薄力粉を探してもらったら…ええ、山芋とか既に混ざってるたこ焼き専用粉まで出てきましてね。

そして、アルトさんに頼んでタコを用意してもらい、ちゃっちゃとサバいてその場で鍋に入れたそばで放熱して茹でて頂きまして。

(ふふふ、あたくしをこんろあつかいするなど本当はゆるしがたいのですが、てぃあらちゃんのたのみであれば…このたこはおいしそうなのです…あのいかのひとたちもこうなるかもしれなかったのです…)

ええ。美食は正義なのです。

仮にも三ツ星貰ったこともある上に花板いたちょうの代理を務めたこともある一番板経験者の料理人の娘、なめんじゃねぇよ。

あのまずいダイオウイカでも、スルメにしたなら何とかなるのですよ。

元々塩がきついので塩抜きにコツがいるのですが、幸か不幸かあの烏賊族の人はカリブ界隈に手を出さないと誓ったので、私の包丁のサビにはなりませんでしたけどね、任せてもらえたらそれなりに整えて食卓に出してましたよ?

(ああそうか…ティアラちゃんはバッキバキの東京人だ…しかも江戸前系だったな…)

(痴女皇国にご厄介になる前の東京の暮らし、ほとんど覚えてませんし影響はないはずなんですけどねぇ、育ちは隠せねぇって父にも言われます…海賊が父の店で酔っ払って暴れた時、あたしがいたら呼ばれてそいつシメる役なんです…)

「はい陛下麦茶。でさ…あんたの言い分もわかんなくはないけど、さっき陛下が見てたステータスを見なよ…まぁ、聖隷騎士団白薔薇三銃士としての顔で言ってあげましょう。私とアンヌマリー、それからジニアリーネはあくまでも聖院学院の神学部女子生徒を主体とした聖隷騎士団の指揮官が元来の身分です。ですから、この灸場きゅうばにいるのも、あなたも視察した愛の砂糖きび畑で働いている少年少女、特に少女の方に聖母教会でのしきたりを教えたり社会奉仕活動をさせるのが元来の姿なのよ…」

と、顔はやめなボディだよという表情から、普段の特殊公務員…女性議員のようにとりつくろってあげます。

(陛下、これで間違ってませんよね…というよりこれ決めたのリンジー学部長と陛下じゃないですか…)

(そ、それはそうだけど…)

「そして、特に成績優秀な3名はベラ子陛下の親衛騎士として活動するのが本来の姿のはずです。はずなのです…」

(というか北欧いけにえ村の三人を三銃士にしてくれてたらモメることなかったんですよね…)

「で、ではメフラウ・オリューレを助けようとは思わないのですか?」

「思ってても動ける時と動けない時があるのよ。現に私は私で、南米尻出国とか、中南米各国の聖母教会担当臨時応援要員でもあるのだから…言いたいことはわかるけど、既に私は聖院学院神学部の補助教務員としての仕事があるから、あなたほど南洋王国のために動けないのよ…ましてやそっちは慈母宗でしょ?宗教違いの行政管区にハイハイと簡単に出かけて暴れ倒せる立場じゃないの…」

(本当はあたしの聖環で黒薔薇資格者状態にすれば問答無用で行けるのは内緒で)

(私は皇帝じゃないんですから自分で自分のステータス制限を外せませんっ)

(ひぃいいいいっ)

ええ、この場でナマ言われたら流石に私は陛下と言えど、容赦しませんよ。

そのラスプーチンちん、三枚におろしますよ…食べませんけど。

(もしかすると美味しいかも…痴女種同等のMIDIボディだから再生もかかるはず…)

(その精力剤を提供するような顔はやめてくださいっ。某包丁人漫画で自分のエンコをその場で落として天ぷらにして闇の帝王とかなんとかに食べさせる天ぷら職人がいましたけどね、その手のドン引き系発想ですよそれ…)

(おいしいかも知れないのに…)

(あか○げ薬局に売ったら高く売れるかも知れませんね…)

(あたしのちんぽをオットセイか何かのように扱わないで…)

「で、これは私からの助言です、もしもマルハレータ殿下が本当にオリューレ局長を何とかしてあげたいなら、自分自身が強くなるべきじゃないかしら…その、パワーダウン機能とかが本当だとしてもですよ、今のままでは相手に手加減を強要しているだけ…王女殿下自身は1ランクも強くなっていない訳でしょう?」

「うぐぐぐぐ…」

「それにこの灸場はあくまでもスペインが後見支部ですし、もう一つ言っておくと米大陸統轄本部の所轄です。そこの長がどこのどなたかを思い出すのと、開発許可や領有宣言にはどこのどなたの認可が必要か、考えてみるべきです…海賊たちが怒ってオランダに遠征とか言い出す前に、もっと怖い人が動くからね…」

(でしょ陛下。カリブとフロリダがアレーゼ本部長肝入りの事業区域だって知らないんですかねこの子…欧州向けの輸出の最前線なのに…)

(マルハちゃんはその辺知らなかったみたいですね…または、好きに出来たと思ってたかも)

「自由にやっていいと思ったのに…」

うん。やっぱり植民地時代に美味しい思いをした国の発想でした…。

「痴女皇国がこの辺に手を入れる前は有効でした。しかし、今、それをやると取り潰し覚悟の支部間抗争となるのです。…だから余計にオリューレ局長に迷惑がかかる話になるのよ? しかしですねぇ」

と、ここでベラ子陛下の方を見ます。

「皇帝勅令があれば話は全く別です。現に、尻出国と他の南米諸国の管理支部についてはあたしと姉が基本案を出した上でアレーゼ本部長の承認を頂いていますよ」

「だから、もしも灸場の経営をカイゼンしたいというのなら、視察結果のレポートとして出す方が無難よ。これを見て効果がありそうだって思う人がいたら採用される可能性はゼロじゃありません。個人の発想や着想を無下にしない痴女皇国で握り潰しは、あり得ないからね…」

「それと、効果があると思うなら南洋行政局管内で試すのが先だと思うのです。今現在栽培を推奨しているのは、チンポネックス促成栽培に対応して短期間で樹液糖度を極限にまで引き上げる強力な量産仕様株ですから、あとは灸場と南洋の土壌条件差くらいと思えるのです…」

で、ここまで言われてしゅん、となっている勝ち気な王女様ですが、ちょっとくらいはボコる代わりにここまで頭を打たせておいてもいいでしょう。

それに、あたしが敢えて厳しめに言っておくことで、ある目論みを達成できるかも知れないと思いましてね。

(ベラ子陛下…この子、元がかなり気のきついタイプでしょ…陛下がしばいて泣かせたらいい声上げるかも知れませんよ…しかも第一王女でしょ?)

(またティアラちゃんはあたしを回避するっ。約束はどうなったのですかぁっ)

(まぁまぁまぁまぁ。この子はそもそも、あれだけ果敢な色気と泣き落としに及ぶほど切羽詰まってもいたわけでしょう。これを見過ごして私を襲うのも結構ですけど…皇帝として南洋王国の実態を把握しておく必要もあるんじゃないでしょうか…)

(ぐ、ぐぬぬぬ…それを言われると痛いものがあるのです…)

(更に陛下、この子マジ泣きしてましたよ…ここはひとつ絶対にこの子を相手してあげてですね、必要があればラスプーチンちんが使える工事をすべきじゃないですか…もしも南洋側で急な昇格ダメとか言われるのが嫌なら、準備工事に留めてリミッターかけてしまう手もあるでしょ…)

と、皇帝の行為として後ろ指をさされないようにする振る舞いをそそのか…いえ、お教えしていきます。

ふふふふふ、青二才の小娘風情めぇっ。

なにせ、ベラ子陛下の操縦に関してはこっちに1日の長があるのです。

そして陛下にはクソ生意気な小娘、しかも一応はそれなりの国の王女様なのでえらいさんを当てがう機会なのです。

その貴族どころか王族の娘をちんぽで犯して自分の女にするのはどうですか。

(ふふふふふ、局長…これでベラ子陛下はマルハレータ王女をいそいそと犯すはず…)

(雅美さんに頼んで堕天使の方に依頼しておいて正解だったわね…まぁマルハの言い分も正しいと言えば正しいんだけど、それをティアラに言うのは筋が違っていたわ…せめてジャンヌ団長か、オマリー陛下への上奏であれば良かったんだけど…)

(まぁ、そちらの事情については陛下がマルハから吸い上げてくれるでしょう…アルトさん、私はこっそりハバナに戻りますから、私の姿を隠してくださいね…)

そうです。私ではベラ子陛下から身を隠せませんけど、アルトさんの手助けがあれば、話は全然変わってしまいます。

で、その報酬…もうお分かりでしょう。

(がってんでございます。たこやき道具はちゃんともっていかれるのですよ…)

(ふふふ、キャンプやバーベキューセットの後片付けはちゃんとすべきですねっ)

ええ。マルハレータ王女には悪いんですけど、この私にナマ言いくさりやがった懲罰を兼ねてベラ子陛下とずこばこ…いえもとい、南洋王国に関する相談事をしっかりと語り合って頂きましょう。

そして私はハバナで屋台を開きたこ焼き職人になることで忙殺されるかも知れませんが、それでもベラ子陛下の相手をしてラスプーチンちんをずこばこされるよりは遥かにマシというもの。

そうですよ、夏の浜辺といえばやっぱり屋台、屋台の食べ物なのです!

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まるは「中井ティアラ許すまじ。いつか絶対にぶっ◯す」

べらこ「中井ティアラ許すまじ。いつか絶対にぶち犯す」

てぃあら「二人がすう斬暗屯子ざんあんとんこになっています」

まるは「笑い事じゃねぇよ…何よあの凶器…」

てぃあら「どっちのことよ(一の腕と二の腕を叩く)」

まるは(無言で二の腕)

てぃあら「よく生きてたわね」

まるは「あんたね…あたしを生贄にしやがって…○す、絶対に○す」

てぃあら「あのねぇ、そんなん言ってたら痴女宮皇帝室の伊藤課長なんかベラ子陛下を何回○さなくちゃなんないのよ…伊藤課長だけじゃなくて文教局の田野瀬局長も被害者よ?3桁回は突っ込まれてんじゃないかな、ラスプーチンちん」

まるは(化け物を見る目)

てぃあら「更に言うとね、初代聖母様もあれ装備でさ、国土の室見局長みたいに親子経験ある人いるよ」

べらこ「今だからバラします。かーさまと二人でパイセンを挟んだことが」

りええ(こらこらこらこらこらこらこら何をバラしとんのじゃこの尻軽口軽皇帝はぁっ)

まるは(もはや異生物対狩猟者を見る目)

りええ(ねぇ…せめて狩猟者VS盲目の侠客程度の扱いで)

べらこ(あの人ほどの剣の達人なら騎士兼務職1級ですね、今頃は)

りええ(べらちゃんのいじわるううううううううううううう)

てぃあら(なーかしたーなーかしたー)

べらこ(ティアラちゃんも泣かしますよ…)

てぃあら「それはいいとしてマルハレータ殿下、わかりましたか。黒薔薇扱いされる以前に、痴女皇国には色々な強敵が次々と現れるのです。一筋縄ではいかないのですよ…口だけでは勝てないのです…」

べらこ(よくない…)

まるは「約束とか契約って商人の基本じゃないですか!」

てぃあら「痴女皇国は商売でメシ食ってません。売春でメシ食ってる国ですよっ」

べらこ(精気収入に関して言えば単純売春だけじゃないんですけどね、もはや…)

てぃあら「性交の強要はよくない風潮ですよっ」

べらこ「それはまず南洋王国に言うべき話…はっ!」

てぃあら「気づきましたね。南洋王国を指導すればベラ子陛下が私を無理やり犯せなくなるのです…ふふふ」

べらこ「灸場の指導から先にしましょう」

てぃあら「海賊共和国を潰す気ですか。アレーゼさまー」

べらこ「ぐぎぎぎぎぎぎ」

まるは「陛下、あのような女などより南洋をですね…(そしてスパーニャより球根詐欺国をですね…)」

じょすりん「プランセス・マルハレータ…パスタ女を籠絡するよりももっと楽な道もあるんだぞ?」

べらこ「カエル女の言うことなど信用に値せず。ベッドの上の約束と同じくらいはかないのです…」

てぃあら「穿いてるくせに」

べらこ「誰がうまいこと言えと。座布団の代わりにティアラちゃんを肉布団にしますよっ」

マリア「おめーら…それはいいから視察が終わったらちゃっちゃと仕事戻れ…あとベラ子は当分あたしとNBな」

べらこ「ええええええっ」

マリア「えええじゃねぇ。アグネスおばさまとジーナかーさんの選挙の手伝いだ。ほれ行くぞ」

べらこ「いやああああああああ」

てぃあら「わかったわね…あたしに勝ちたいなら実力磨いてからにしなさい…」

まるは「このうらみはらさでおくべきか」

おりゅーれ(まぁ、マルハレータは案外出世が早い部類、ティアラと並ぶか追い抜く可能性もあるのですよね…ティアラも余裕ぶっていると追い抜かれますよ…)

てぃあら(そんなぁああああああ)

おりゅーれ(ちなみにこの数年後には確実に並んでるか追い抜いてるんですよ、マルハレータ…)
https://novel18.syosetu.com/n0112gz/218/

まるは「と言う訳で南洋島で私が暴れる話に続くそうです…Bedankt, ga verder(引き続きよろしくなのです)…」
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